2024年12回目のハゼ釣りは土曜日釣行2024年8月3日。2024年夏シーズン12回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】天気:晴れ釣行時間:5時00分くらい(潮位:175cm下げ1分)〜9時00分くらい(潮位:45cm下げ8分)大潮釣果:マハゼ122匹(8.5cm〜12cm)竿:4.5m(ゼロサム初梅)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アミエビのちベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け週休2日制が当たり前の当然で、もしかすると週休3日制になるかもよ!とも囁かれているこのご時世。そんなゆとり出勤のサラリーマンが大多数が占める中、オッサンは日曜日のみが休日のブラック企業に勤めている。ちなみに週休2日制とは言うものの、『週休2日制』と『完全週休2日制』は違うものらしい。完全週休2日制とは、土日休みとは限らないけど、毎週必ず2日間の休日を設ける制度。ところが、週休2日制の方は、1カ月のうちに少なくとも1回は2日間の休日を設ける週がある制度の事で、必ずしも毎週2日間の休日があるわけではないらしい。例えば、1カ月のうち休日が2日間ある週が1週だけで、残りの3週は1日間しかない場合も「週休2日制」に含まれるということ。なんとも紛らわしく怪しい表現で、この違いに騙された人も多々いると思う。どちらにせよオッサンには全く縁のない羨ましいお話だけど、この表現の違いを逆手に取った経営者も多々いると思う。このような紛らわしい制度はこの世に多々あるので、労働者側もキチンと学習しておかないと「こんなハズじゃなかった!」と痛い目に遭いますよ〜当然ながら、毎週のように通っているハゼ釣りも日曜釣行。そこで感じるのは土曜日の方がハゼが釣れる!という現実。毎週のようにハゼ釣り場で会わざるを得ない釣り仲間から「昨日(土曜日)は良く釣れたよ!」という常套句を嫌々聞かされ続けている。「んなもん分かっとるんじゃ〜!んな事言われても、こちとらは昨日も仕事なんじゃ〜!」と返すのが精一杯。しかし考えてみると、何で土曜日の方が釣れるのか?オッサン思うに、平日は釣り人が少ないからハゼの警戒感も薄れ、餌が豊富な浅場をウロウロしている。その流れで、土曜日のハゼも釣り人の手の届く浅場に多く居座ってて、そんなハゼ達が完全週休2日制の甘ったれたリーマン達に釣られているのではないだろうか?しかし、いくらアホなハゼでも、土曜日には多くの釣り人が来て場を荒らされたら警戒するので、日曜日はスレて釣りにくいという構図になっているのでは?と思うのであります。かくして、日曜日の限定釣行のオッサンは、毎週のように悪戦苦闘なハゼ釣りを余儀なくされているのであります。ブラック企業のみならず、ハゼ釣りまでもブラックなオッサンは、自分自身に同情を禁じ得ない存在なのであります。この世のどんな事柄にも波がある。当然、仕事にもソレは当てはまり、忙しい時もあれば暇な時もある。オッサンの職業柄、世の中の長期休暇の直前直後は忙しくなる。お盆とか年末年始とか。「どうしても休み前までにやってくれ!」という勝手な言い分が多いけど、「そんならもっと早く言えよ!」と言いたいこと山の如しだ。「どうしても間に合わない」と返すと「んなら、休み明けすぐに!」と食い下がって来やがる。「あ〜ん?ソレって、こっちは休みもとらんと準備しとけ!って事かよ!」「おめ〜がモサ〜っと休んでる時は、こっちも休みなんじゃボケ〜!」とは言えないが、こういうふざけた奴に対しては金額も高め設定し、順番も後回しにするのがオッサンのワークスタイルだ。もうすぐお盆休暇なので、その前までにやっつけなければならない仕事が目白押し。ここしばらくは馬車馬のようにビシビシと身体に鞭を打ちながら、昼夜を問わずワーキング!その昔「24時間働けますか?」という栄養ドリンクCMのキャッチフレーズがあったが、オッサン的には「48時間働けますか?」である。さすがにもうフラフラで、空を飛ぶ豚が見えた時は「さすがにコレは不味い!」と思ったので、本日は休みにした。豚が飛んでいるんだから、心身ともにしっかりと休養をとるべきなのだが、ハゼ釣り場へ行くことしか思い浮かばなかった。こうなったのも土曜日はハゼが釣れるという都市伝説を体現するため。土曜休みはとにかくハゼ釣り場へ行け!4.5mの長竿で勝負!朝もまだ薄暗いうちに自宅を出発するが、爽やかな朝とは対極のモア〜っとした湿りがちな暖かい空気。今日も暑くなりそうだ。汗をかきながら愛車を漕ぐが、土曜日は仕事の車両も走っているからいつもよりも通行量が多い。そして、夜中じゅうやっていたであろう道路工事もまだやっていて、日曜日とは違う雰囲気。「土曜日って普通に仕事の人達もまだまだ多いんだな〜」っと痛感するが、だからといってオッサンも土曜の仕事を頑張るという気にはなれんが…いつもの橋からハゼ釣り場を見渡すと、ボチボチの釣り人達が見える。ちなみにこのブログでいつも『いつもの橋』と言っているのは、この橋。なんの変哲もない橋だけど公園内の園路を通っていると、いつもの常連たちは先ほど見えていた【はぜつき磯】に集中していた。【はぜつき磯】でハゼが釣れるようになれば、コチラの方がサイズは大きいので、そうなるだろうて…釣れれば型は良い。釣れればね…サツがてらハゼ釣りの塩梅を伺うが、「アタリはボチボチ程度で、ハゼが小さい」とのこと。ムムム、今日は土曜日のくせに良くないのか?せっかく会社を失敬して来てるのに…興味本位で【夕やけなぎさ】の様子も見に行ってみると、こちらは既に20人ほどのハゼ釣り人がズラリと並んでいた。うわ〜多いな…んでオッサンはどこで釣り糸垂れるかな?安パイならいつもの【はぜつき磯】の深場エリアだけど、先程MR氏とすれ違った時にそちらに行くらしかったので、お互いの足を引っ張り合うのもなんだかな〜なんだかんだでMR氏とは、似たような狙いになるので、釣り場がバッティングすると落とすスポットが”かちあう”から気を使うんだよな〜その上、MR氏は普通にしてても目付きが悪いので、チラリとこちらを見ただけでも凍りつくんだよな〜っという訳で、誰にも迷惑をかけない【しおじ磯】に向かうことにする。【しおじ磯】に到着すると、思ったよりもハゼ釣り人が多かった。まぁ、ハゼ釣りも本格的になってきた8月だからな〜けっこう釣り人が多いな…オッサンの予想だと、ハゼ釣りがいまいちパッとしないのは水温が高いからでは?っとなると、浅場ではなく深場の方が期待できるハズ、ハズ…っという訳で、オッサンお気にな深場エリアへ。ハゼ釣り=短い竿を使った浅場の釣りというイメージだからか、深場でのハゼ釣りは人気が無いというか、深場でのハゼ釣りという発想すら無いだろうからか、深場エリアは誰もいない。例え知っていたとしても、真夏のハゼ釣りを長竿でやろうという風情もヘッタクレも無い行為は、慎むべきかも知れない。とは言え、オッサンだって好きで長竿を使っている訳ではございません!浅場でのハゼ釣りが釣れないから、致し方なく長い竿を使っているのであります。まずは釣りの準備。今現在は満潮から下げ始めた時間帯なので、そこそこに潮位が高い。なので、竿は4.5mの『ゼロサム初梅』をチョイス。秋頃の夜釣りにはこの竿に活躍してもらう予定なので、早くこの竿に慣れるという理由もあるから、使える時は使っておく。早く自分のモノにしないとね当然、仕掛けはいつもの。手が汚くて申し訳ないす餌はいつものベビーボイルホタテの他、アミエビも持ってきた。そろそろハゼサイズも良くなって来たかな?と思って持ってきたんだけど、本日のハゼ情報によるとちょっと厳しいかな?海鮮丼コラボ両餌ともにまだ凍っているから、まずは凍ってても使えるアミエビから使い始める。オッサン的にはアミエビの丸くなった背の部分に針をチョン掛けするだけなんだけど、こだわる人は尻尾をとって刺し通すらしい。こんな感じ長竿の問題点が本日もハゼ釣りスタート!水に立ち込むと、水温はやはりぬるいくらい。コレじゃ〜浅場での釣りは、厳しいでしょうね。うわ〜気持ち悪いまずは実績ポイントへブ〜ン!と振りかぶる。着水して、ス〜っと仕掛けがカーブフォールで落ちてゆき、軟着底。水深はゆうに3.5mはあろうか。すごく深いな〜!4.5mの竿で正解だな!と自画自賛。スンスンと誘うんだけど、全く反応なし。ムムム、そう簡単にはいかないか。何度か入れ替えて広範囲に探ってるんだけど、アタって来ないな〜実は4.5mの竿でも狙いのエリアに届いてなくて、もうちょっと沖なんだよな〜とは言え、これ以上長い竿なんて持ってないので、潮が下がってくれば釣れるようになるかもしんまい。スンスン…と適当に誘っていると、やっとクン!と小さくアタって来た。どう見ても小ハゼの反応だけど、この状況で贅沢は言ってられんので、次で掛けた。やはりこのサイズ次も同じスポットに落とすと二匹目。う〜ん、もうちょっと欲しいなハゼ釣りの基本で、とにかくアタって来る限りはそのスポットを攻め続ける。三匹目はやっとそこそこサイズ。このサイズなら良いね〜このサイズになると、深場から引っ張り上げると暴れるので楽しいね〜!本日はアタって来るスポットが小さいし、それほど多くない感じ。ホットスポットを外さなければ、ある程度の連打は期待できるが、いかんせんハゼが小ぶり…10cmに満たない8〜9cmクラスが多い。しかも喰いが浅いらしく、アタっては来るんだけど針に掛からない。けっこうな頻度で空振りになるんだけど、コレって竿のせいかな?2mとか3.5mの竿なら確実にフッキングしているタイミングでアワセを入れても空振るんだよね〜「ウッキー!」とムキになってアワセてみるんだけど、掛からないんだな〜もしかしてアミエビのせいかな?今日のハゼの感じだと、まだアミエビは時期尚早だったかもしんまい。っと、そろそろ解凍されたホタテを投入すると、すぐに針掛りした。なんだよ!餌のせいじゃんかよ!今まで掛からなかったのはアミエビのせいだ!そうだ!そうに決まった!!というわけで、アミエビは全て海に奉納。釣れない餌を使っても時間の無駄である。そもそもこのアミエビは昨シーズンの使い古しだったらしく、身がポソポソで使いづらかったし。気分を入れ替え、ホタテで爆釣開始!というほど甘くはなかった。ハゼはアタっては来る。アタっては来るんだけど、オッサンがソレに気づかない事が多発。なまじっかホットスポットに落としているから、着底すぐに喰って来ているらしい。ソレに気づかないで、餌をとられたくせにスンスン…と誘い続けていて、「おかしいな?絶対ホットスポットを外してないのに…」と竿を上げると餌が無くなっている恥ずべき釣りになっていた。長竿の特性で、着底すると一度竿先がス〜ン!と跳ねてから安定するんだけど、その間に喰って来られるとアタリが分からない。ハテ?どうするべきか?最初は、ホットスポットの少し沖に落としてから手前に誘って釣ってみたりした。しかし、ハゼも落ちてくる餌を追ってくるから、すぐに沖側が沖で無くなってしまって、着底すぐに喰ってくるようになり、またアタリが分からなくなってしまった。敵がそう来るなら、こちらも考えなければならない。いろいろと試した結果、着底しそうなタイミングで竿を少し手前に引くようにすれば、着底すぐのアタリに対応出来るようになった。人間、日々成長である。ところが、一難去ってまた一難。今度はっというか最初からだったけど、釣り上げたハゼを抜き上げて自分に向かって来て、ビシ!っとカッコよくキャッチできれば良いんだけど、そうはいかなんだ。今使っている『ゼロサム初梅』という竿は柔らかいから、ハゼの重量でブラ〜んと下の方に垂れ下がってしまう。ソレも込みで、道糸を竿よりも20cm短くしていて、小ハゼならキャッチできるが、10cmを超えるクラスになるとキャッチできないくらいに下に垂れ下がる。なので、道糸を掴んでから手繰り寄せることになる。ここでハゼが大人しくしていれば問題ないが、彼奴らも命が掛かってるもんだから、ビクンビクンと暴れる最後のあがきをみせる。んでキャッチする前に針から外れ、意図しないサプライズなリリースとなるのであります。これがまた良型に限って落ちてゆくから、悔しいったらありゃしない!「ウッキー!!ふざけんな〜」今日はこのクラスを何匹落としたことか…この調子だと、秋本番の夜釣りハゼはもっともっと大型だから不味いよね。タモ入れでもするか?マジで…悶々としながら釣り続けるんだけど、ストレスフルなハゼ釣りを余儀なくされるオッサン。小ハゼが多いけど、たまには良型も上がってきて、「落ちるなよ!」と願いながらハゼを手繰り寄せキャッチ!このクラスは暴れるんだ!オラ、何やってるんだろ…っと思うし、終盤には短い竿でも釣れるようになっていたが、今さら竿をチェンジするのも面倒くさいので最後まで4.5mの竿で通した。結局、4時間で122匹と4.5mの竿の割には頑張ったよ俺。ピンボケで申し訳ないっス短い竿で釣れるに越したことはないけど、今季はそんな状況も少ないんだよね。しかし、4時間ぶっ通しで4.5mの竿でやり続けられる事ってスゴいと思うよ!改めて『ゼロサム初梅』って優秀なんだけど、問題はもうちょっと硬くならん?竿が軟らかすぎて、ハゼをキャッチできないのですが…解決するには竿先をカットするのが一番だけど、さすがにこの値段の竿ともなると勇気が出ない。しかし、せっかく釣り上げたハゼが目の前で落ちてゆくのは、いかんともしがたい複雑な心境だ。まぁ、本番で様子をみてから、決めることにしましょう!本日は、期待していた土曜日釣行だったけど、なんかイマイチだったな〜まぁ、自然相手だから、釣れる釣れないはその時次第。ただ、明日もあるさ!と考えている自分もいたから、甘ったれた自分にも問題はあったと思った。オッサンにはやはり日曜のみのハゼ釣りの方が性に合っているのかな。次の記事>>>「2024年13回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは羽田遠征その1」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。