2019年6月2日。2019年夏シーズン1回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:大井ふ頭中央海浜公園(夕やけなぎさ)天気:曇り釣行時間:6時30分(潮位:145cm下げ4分)〜9時30分くらい(潮位:25cm下げ9分)大潮釣果:マハゼ100匹(6cm〜10cm)
竿:2.0m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
いよいよ夏ハゼシーズン到来!
オッサンもこの日をどんなに待ち望んだことか!!っという事はなくて、いつものように布団の中でイモムシになりながら、ハゼ釣りに行くべきか否か葛藤する。
最近はこのノリばかりで、自分の死期が使いからかもしれんが、妙に寝られるもんだから起き出すのが辛い。
せっかくハゼ釣りの開幕日なのにやる気が感じられないオッサン。
時計を見ると5時半過ぎで「まだ寝れる」と二度寝を決め込むが、次に目が覚めたときは6時を廻っていた。
ハゼ釣りに行くならもう起きなきゃならんが、如何せん身体が言うことを聞かない。
いっその事、今日はこのまま安息日にしようかとも思ったが、このブログの片手で数える程の大人数の読者の為にも行かねばなるまい。
準備と言っても数分もあれば出来てしまう程度のアイテム数なので、起床から10分も経たずして愛車を漕ぎ出していた。
早朝なので上着はウィンドブレーカーを着ているが、下半身は水に立ち込み仕様の短パン&サンダル。
”下半身だけすげ〜寒い!”のでスピードアップできなくて、チンタラと現場に向かう。
昨年の開幕日の釣果は150匹ほどで、【しおじ磯→夕やけなぎさ→はぜつき磯】と渡り歩いたと記憶しています。
今年はしおじ磯は立入禁止になってるから、その分、夕やけなぎさやはぜつき磯は釣り人で混んでるかも知れない。
”良いポイントが取れるといいなぁ〜”とチンタラやって来たくせに良い想いをしたいオッサン。
現場が見えてくる橋を渡りながら「さぁ、どんだけ混んでるんだ?」と怖いもの見たさだったんだけど、愕然とする。
ハゼ釣り人はホンの3人程しかいなくて、どんよりした天気と相まって釣り場は寒々しい風景だった。
全然釣り人いないじゃん!
しかも、常連さんの姿が見えないということは釣れないってこと?
釣り場の常連達はリタイヤ世代が多く、平日から釣り場をウロウロしてるもんだから、その釣り場の情報は誰よりも知ってたりする。
いつでも釣りができるもんだから、釣り場に集まって釣りそっちのけで喋りまくりの井戸端会議。
だもんで、そのトランスミッションネットワークのスピードは光よりも早く、広範囲である。
ただガセネタも多く、用心しなければならない。
まぁ当たり前だけど、釣り情報は自分で経験するのが一番確実なのは言うまでもない。
はぜつき磯を横目に見ながら、「誰かいたら、その情報を元に釣り場を決めようと思っていたのに…」と他力本願なオッサン。
何となくはぜつき磯は釣れない雰囲気だったので、夕やけなぎさの様子も見に行ってみる。
夕やけなぎさには7〜8人くらいのハゼ釣り人がいた。
「こちらの方が釣れるだろうな…」と思ったので、まずは夕やけなぎさで釣ってみることにする。
時期的に、はぜつき磯よりも夕やけなぎさの方が希望はあるかな…
ハゼ釣りの準備をしながら他の釣り人の様子を伺うが、全然竿が上がらないな〜
まぁこれはよくあることで、実際にやってみると釣れたりするから気にしないようにしてる。
エサのボイルベビーホタテがまだ凍っていたので水に浸けて解凍。
行き道では全く解凍されなかった
今年は冷凍のボイルベビーホタテを安いうちに大量ゲットしておいたので、しばらくは買わなくて済みそうだ。
2kgでひとシーズンもつかな?
仕掛けは、いつものハリス3cmの胴付き仕掛け。
言わずもがなミャク釣りの仕掛けなんだけど、ウキ釣りと違ってミャク釣りは神経を使うから疲れる。
今年もこの仕掛け。シンプル過ぎて改良しようがないんだよね〜
ホタテも解凍出来たので、いよいよ2019年のハゼ釣りスタート。
まずは一時間のタイムアタックから!と思ったけど、時計を忘れてんじゃん!
なのでオッサンのガラケーで適当に一時間を測ることにする。
水に立ち込むが「うげ!水が冷たいぞ!」
これじゃ、ハゼの喰いもマズイかなとちょっぴり心配になる。
記念すべき第一投だが、「アレ?この竿ってこんなに柔らかかったっけ?」とすっかり手感覚を忘れてる。
円弧状に落としながらソフトに着底なんて出来るはずもなく、ドスン!とオモリが落ちていった。
まぁいい、エサが付いてればハゼは喰ってくる。
ハズなんだけど、シ〜ンと音沙汰なし。
アレ?やっぱりマズかった?
入れ直したり、いろいろな誘いをやってみるが全くアタリすらなし!
まだ船が来てないので水中がよく見えているが、ハゼはいるんだけど全く喰い気がないらしく、鼻っ面にエサを落としても興味なしって感じ。
こういう時って、とにかく喰い気があるハゼを見つけるしかないので、手当たり次第に探っていくしかない。
開始15分後やっと小さなアタリが来てアワセるが、ハリ掛かりせず。
そのアタリから赤ちゃんハゼが突いてるというのが分かる。
別に赤ちゃんハゼを釣り上げる気は毛頭ないが、アタリがあった場所を集中的に攻めるオッサン。
一匹がエサに反応すると、それに釣られて周りのハゼも喰い気を出すので、それ狙いなのである。
しかし、さっきからアタリはあるんだけどハリ掛かりしてなくて、水面からハゼが振る下がってくるんだけど手元に来る前にハゼが落ちてゆく。
今日の水温と時期を勘案すると、ハゼはエサをバク!っと喰ってなく軽く突いてるだけなので、ハリまで口に入れてなくエサだけを咥えていて、エサを離せば落ちてゆくということ。
という訳で、ハゼはオッサンが握る前にポトリポトリと落ちてゆく。
オッサンもまだ開幕なので感覚が鈍っているのと、釣れなくて焦っているのとでアタリに即アワセで対応していた。
開幕からまさかのボウズだけは何としても回避したい。
しかし心を落ち着かせて冷静になり、喰わせてから大きく引いた時にアワセるようにすると今シーズン最初のハゼが釣れた。
ありがとう!第一号!!
すぐに二匹目も上がってくる。
まぁ、まだこのサイズだよね
しかし後が続かずポイント移動。
やって来たのは岩場のポイントで、こちらはサイズアップが見込めるエリア。
根掛かり注意だけど、サイズはアップするはず
しかし、残念ながら状況変わらずで、サイズも小さいしアタリも遠い…
おまけに岩場だからダボハゼも掛かってくる。
コイツはいつでもどこでもやって来る
アッという間に一時間経過してしまいトホホの15匹。
マジで今日はマズイな…
休憩を入れながら他のハゼ釣り人を眺めるが、皆さんパッとしない御様子。
お天気同様どんよりとした空気が釣り場を包む。
ただ希望はあって、朝イチよりも水温が高くなってきているし、たま〜にだけどおひさまも出てきたりしているので、ハゼの活性も上がって来るはずだ。
今後の作戦としては、
って感じかな。
砂地エリアに戻って第二ラウンド開始。
最初の一時間はまだ動作がスムーズじゃなくてバタバタしてたんだけど、次第に身体が思い出してきたようで何となくよく動くようになってきた。
相変わらず赤ちゃんハゼがちょっかいを出してくるが、今度はハリ掛かりし出した。
一ヶ所のポイントで5匹ほど釣るとアタリがなくなるので、すぐに違う方向を探すんだけど、今日は新しいホットスポットを見つけるのに一苦労。
時折、7〜8匹釣れ続けることもあるけど、基本的には探しながら拾ってゆくしかない。
サイズもまだ8cm前後が多く、たま〜に10cmくらいが掛かる。
喰いも浅いから手元前にポチャ!って落ちてゆくこと多数なんだけど、これはオッサンのアワセが甘いからという理由もあると思う。
もっと強くクイックにアワセないとね!
今日は釣り場が空いていたから、釣れなくなったらすぐに移動してました。
他の釣り人は動いてないようで、オッサンひとりでチョロチョロ動き回ってたんだけど、釣れない時に同じ場所で粘っても厳しいと思うんだよな〜
気分転換にもなるし、動けるときは動いたほうが良い方向に行くことが多いと思う。
まだエサはあったけど、ちょうど一束(100匹)で納竿にしました。
今日の塩梅なら3時間で一束いけばヨシとしましょう。
サイズが小粒だからビク内がスカスカだ
これくらいがスタンダードサイズ
今日の釣り始めのアタリの無さはマジで焦りました。
まさかハゼ釣りに来てボウズは洒落にならないので、釣れ始めたらホッとしました。
結果的には挽回できて良かったのですが、内容的にはまだまだですね〜
オッサンの動作もおぼつかなくて、初日から流れるようにスムーズと、とはいかないですな!
あと数回通えば身体が思い出すハズなんだけどサ。
これからハゼも日に日に成長するでしょうし、暑くなってくるだろうからハゼも釣れだすと思います。
ただ昨年みたいに赤潮だらけになるのも困るので、良い環境が続いてくれることを願うばかりです。
今日は釣り場が空いていてやりやすかったな〜
これだけ空いていれば好きなポイントで釣りができるから楽しいけど、これからは混んでくるだろうから場所取りも大変だ。
これだけ空いてれば好きな場所で出来る
やっと開幕したハゼ釣り。
今年も良い釣りになることを期待しています。