2019年22回目のハゼ釣りは秘密の花園開幕!

2019年22回目のハゼ釣りは『秘密の花園』開幕でござる!

2019年10月20日。2019年22回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:「秘密の花園」(KL-H1)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:曇りのち晴れ釣行時間:8時00分(潮位:156cm上げ9分)〜10時30分くらい(潮位:165cm下げ1分)小潮釣果:マハゼ3匹(15・16・16.5cm)

 

竿:OGK(大阪釣具)「小魚名人」1.5m道糸:ナイロン1号 ハリス:ナイロン0.8号 ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アサリ&ボイルホタテ&アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

関東・甲信・東北地方に甚大な被害をもたらした台風19号。

 

お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害にあわれた皆さまには心よりお見舞いを申し上げます。

 

いまだ被災した方々が多くいるのに、フザけたハゼ釣りネタをやっているのも不謹慎と思われるかも知れませんが、他意はないので大目に見てやってください。

 

 

それではネタに入ります。

 

 

 

まだこの季節はハゼの穴釣りには少々早い。

 

水も気温も冷たくならないとハゼは穴に入ってこないもんだから、釣り糸を垂れたからと言って釣れるわけでもない。

 

しかし、先日の台風19号の影響で、この中途半端な時期のハゼ釣り場『森ヶ崎海岸公園』が瓦礫と泥の被害で壊滅的になってしまった。

 

その時の記事はコチラ↓「2019年森ヶ崎海岸公園も終わった感じ…」

 

 

「これからどこでハゼ釣りしたらよいのやら…」

 

オッサンは被害甚大の森ヶ崎にたたずんで途方に暮れてました。

 

 

足取り重く帰路についていると、何がそうさせたのか皆目検討もつかなかったんだけど「そうだ!『秘密の花園』の様子を見に行ってみよう!」と思ったのでした。

 

別にソコへ行く意味も用事もなかったんだけど、少し気を紛らわせたかったのかも知れません。

 

 

現場『秘密の花園』に到着すると二人ほどのハゼ釣り人がいました。

 

台風の影響でこちらにも少々瓦礫があり水も濁ってたんだけど、なんとか釣りにはなりそうだった。

 

釣りの塩梅を伺ってみると「17cmが10匹釣れたよ!」と豪語してきやがった。

 

ナヌ!?17cmが10匹だとぉ!?

 

オッサンから話を振っておきながらで申し訳ないが、オッサンはこの手の言葉を信じていない。

 

釣り人は現実よりも盛り付けて話をしたがる人種である。

 

正直な人種で中盛り、ヒドい奴になると二郎系のマシマシを超えて、禁断のチョモランマ並みの盛り付けをしてくる輩もいる。

 

 

この時はいつものように仕事をサボってフラフラしていて、釣りの格好ではなく仕事着でいたもんだから、ど〜せテキトーに言っても分からんだろうと適当な盛り付けになったのかも知れない。

 

目の前の人はオッサンの見立てによると正直そうだったので、二割減の「15cmが8匹」といった盛り付けだろう。

 

まぁ多少の盛り付けは勘弁してやるとして、とにかく釣れるというのは事実らしい。

 

 

いつもなら秘密の花園は11月からの開幕なんだけど、釣り場も無いことだし、内容はともかく、釣れるということは確認できたので次からは秘密の花園に的を絞ることにした。

秘密兵器のアサリエサはどうだ!

待ちに待った本日。

 

いつものように適当に目が覚めるとすっかり寝坊の時間になっていた。

 

まぁ、『秘密の花園』は場所取りなんて関係ないほどの広大な釣り場だし、その広さの割にはハゼ釣り人がいないから焦る必要はない。

 

 

釣りの準備をして愛車を漕ぎ出すが、全然寒くないっていうか、かえって温かいくらいの陽気。

 

愛車を漕ぐこと30分。

 

やっと現場に到着。

 

まずは実績ポイントへやってくると既にH氏がいた。

 

このH氏は元々は森ヶ崎海岸公園の主(ぬし)なんだけど、さすがに主と言えども、あの惨状では釣りにならないからコッチへやってきたようだ。

 

サツがてら釣果を聞いてみると30分で2匹と出だし順調らしい。

 

 

それを聞いてオッサンも一気にテンションアップ!

 

殺るぞ!じゃない釣るぞ!!

 

イソイソと釣りの準備をしているとH2氏もやってきた。

 

さすが鼻の聞く釣り師は釣れる場所を知っている。

 

 

 

穴釣り開幕なのでそれ用のタックルとなる。

 

竿はいつものように穴専用の短くて軟らかい「小魚名人150」

 

この釣り場では手前の穴を攻めることが多いのでコレくらいの長さが丁度いい。

 

調子もハゼの穴釣りサイズには柔らかいかも知れないけど、この柔らかさで違和感なく喰わせるとともに、ハゼの引きをいなし、暴れても弾かないからハリから外れづらいと思います。

 

何よりも派手にグ〜ン!て曲がるから、ハリ掛かりすると「こ、これはデカイ!」と錯覚できるから面白い。

 

この釣り場ではこの長さがチョウドイイ!

 

さらにエサはいつもならアオイソメを使うんだけど、まだベビーホタテが余っていたのと、ついでにむき身のアサリを持ってきた。

 

というのも、最近熟読した「釣りエサのひみつ」によると、魚が好むアミノ酸にはグリシン・アラニン・タウリン等いくつもの種類があって、アサリにはその多くの成分が含まれているらしい。

 

つまりアサリって釣りの万能餌なのかもしんまい!と思ったのでした。

 

今までアサリを使ったことはあったんだけど、釣れる時に使ってみたもんだから普通に釣れて、でもハリに仕込むのが面倒くさかったのでホタテを使っていた。

 

アサリを穴釣りで使ったことがなかったから、もしかしてすんごい釣れるんじゃね?と釣り人の悪いお花畑思想でお試ししてみることにしました。

 

心配なのが、買ってきたむき身のアサリは何か新鮮味がないというか「加熱用」って書いてあるし、アサリがまるごとというよりも水管部分だけだったりと規格外感満載だった。

 

だから大量に入って安く売ってたんだろう。

 

しかし、以前アサリを使った時に「柔らかいからエサをすぐ取られちゃうから、喰わせに耐える水管部分だけだったら使いものになる」と思って、このブログにもこのようなコメントを豪語した記憶がございます。

 

この商品はその水管部分だけの欠片がいっぱい入っていたから「これぞ!オッサンの探していた一品じゃ!」と見つけた時はお宝発見の気分だったんだけど…

安くて大量に入っているが、「加熱用」の文字が気になる一品

 

水管部分だけも大量に入ってるから使いやすいんじゃね?

 

とりあえずエサは加熱用アサリと夏の余り物のホタテで勝負!

貝と貝のコラボ。っていうか貝エサを二種類持ってきても意味なくね?

 

少々、エサに難あるが釣りの準備完了!

 

いざ穴へ!!

やはりアオイソメは釣れるな〜

意気込んでみたものの、目の前の穴は水が濁ってよく見えず一番手前の穴くらいしか分からない。

穴が見えないんですけど…

 

おまけにアシの枯れ草が溜まっていて水際は危ないし。

 

んな事言っても始まらないので、適当な穴にスルスルと仕掛けを落とす。

 

目指す穴深は50cm以上で、できれば1mもあれば期待が持てる。

 

頃合いの穴を見つけながら落としてゆくが、全くアタリがない。

 

ハゼは釣れなくともカニやダボハゼは掛かるんだけど、それすらも喰ってこないぞ。

 

手当たりしだいの穴を攻めてるんだけど音沙汰なし!

 

 

まぁ、穴釣りとはこんなもんで、どこかにある当たり穴をひたすらに探し続けるのみなのである。

 

特にオッサンはスロースターターなので、スタートダッシュ!ということはほとんどない。

 

気長にやってはいるものの、40分経ってもアタリひとつないのである。

 

こりゃ今日はダメだな〜っと遠くにいたH2氏に「アタリ無いですよね〜」と共感を期待して聞いてみると、「結構アタリあるよね!」とのグッドレスポンス!

 

ハイ?アタリあるですか?

 

薄々感じていた懸念が確信に変わる。

 

やはりエサだ!エサに違いない!

 

アタらない犯人はこのアサリだ!

 

アサリと言えばカワハギ釣りエサの定番だが、「むき身よりも、使う当日に貝から外した奴の方が釣れる」というのを聞いたことがある。

 

「釣りエサのひみつ」にも、アサリは古くなって黄ばんでくると喰わないカモしんまい、というような事が書いてあった気がする。

 

今、目の前にぶら下がっているアサリは真っ黄色でゴムみたいな感触である。

 

恐らくこのアサリは古そうなので、数種類に及ぶアミノ酸の有効成分が抜けているんだろう。

 

これではタウリン1000mg配合のリポD効果も期待できないだろう。

 

ど〜りで加熱用な訳である。

 

新鮮な食べ物が良いのは人もハゼも同じだ。

 

アサリも新鮮じゃなければエサとして成り立たないらしい。

 

あたり前だけど、安いには安いなりの理由があるということで、オッサンはまたひとつお利口になったのでした。

 

ちなみにタウリンって精力増強に効果があるらしく、昔はイザって時は、タウリンが大量に含まれる牡蠣やタコを食べて契を結んだそうな。

 

 

オッサンもタウリン2000mg配合のリポDスーパーを飲み干して釣り始めるっということは全くなく、H2氏に新鮮なアオイソメを恵んでもらう。

この釣り場ではやはりアオイソメだろうて

 

すると、イソメにした途端にすぐに釣れた!

 

カニが!!

 

カニが立て続けに釣れ始めたのだ!

 

 

読者の方、「なんだよ!」とガッカリしないでください。

 

カニが釣れるということはハゼも釣れるということです。

 

さっきはカニすらも釣れなかったのですから。

 

 

一気に期待アップのオッサン。

 

すると1mくらいの深い穴で待望のマハゼのアタリが来た!

 

懐かしいグン!グン!と竿先をゆっくり曲げるマハゼのアタリ。

 

一発目はハリ掛かりしなかったけど、ハゼの居場所さえ分かれば攻略のしがいはある。

 

イソメの尻尾を長めに付けてゆっくりめにスルスル落とすと、底に落ちる途中で一気に引っぱって来た!

 

クイックにアワセると掛かった!!

 

無理に引き上げず、横に逃げこまないくらいの微妙な引っ張り加減でハゼの引き込みをいなす。

 

しばらくするとハゼが大人しくなったので、ゆっくり上げると16cmくらいのマハゼが上がってきた。

 

やっと釣れた〜!

 

マジで今日はボウズを覚悟したから釣れて良かった。

 

 

そして同じ穴から立て続けにあと2匹のマハゼが上がってきた!

 

このように同じ穴に複数のハゼが潜んでいるのも珍しくなく、当たり穴を見つけるかどうかで大きく釣果に差が出るのである。

 

 

その後は再びアタリが無くなり納竿。

 

2時間30分で3匹と釣果としては寂しい限りですが、この状況で釣りができるだけでもヨシとしましょう!

16.5cm

 

16cm

 

15cmってことで…

 

まぁ、穴釣りにしてはまだまだ小サイズでまだ早いのを物語っています。

 

今日はもう10月も後半のくせに、Tシャツでも過ごせる悲しいくらいくらいにナイスな陽気で、ハゼの穴釣りの陽気じゃないんですよね〜

 

 

ちなみにH氏はオッサンと同じく3匹…

 

しかしH2氏は17cmクラスを筆頭に6匹とこの状況で善戦してました。

 

H氏はエサはホタテだったのでハゼへのインパクトが弱かったかな。

 

オッサンは最初のアサリとホタテエサで粘った時間がもったいなかったというのもあるけど、人からもらったエサで釣りしてもロクな事がないという結果ですね〜

 

やはりこの釣り場はイソメ最強らしいので、次からは自分で買ったエサで釣りします。

 

 

しかし、早く水の濁り取れてくれんかな〜

 

 

 

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