2019年10月1日。2019年年度20回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:大井ふ頭中央海浜公園(はぜつき磯→夕やけなぎさ)天気:晴れ釣行時間:8時00分(潮位:206cm下げ1分)〜10時30分くらい(潮位:115cm下げ6分)中潮釣果:マハゼ38匹(10cm〜15cm)
竿:3m 道糸:ナイロン1号 ハリス:ナイロン0.8号 ハリ:袖4号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
パチンコ屋での「あと1000円だけ!」
飲み屋での「もう一杯だけ!」
しかし、現実はその通りになんかなりゃしなくて、
「泣きのもう1000円!」
「本当にコレが最後の一杯だから!」
以後リピート………
このように、人間とはとても諦めのバッドな生き物なのである。
オッサンのハゼ釣りとて同じ事。
2019年の大井ふ頭中央海浜公園でのハゼ釣り終了!と、このブログ内で全世界に向かて高らかに宣言したハズだった…
んがしかし!
本日も夜勤明けの平日ハゼ釣行。
向かう先は大井ふ頭中央海浜公園である。
何でやねんと思うが、多摩川の羽田は当然ながら、森ヶ崎海岸公園もハゼが釣れなかったんだもん!
もう10月だというのに夏日なんて言われるほどの陽気が続いている昨今。
これならまだ普通に夏ハゼ釣りと考えても良いじゃん!
という訳で、いそいそと大井ふ頭中央海浜公園に向かうオッサン。
ちょっと急いでいるには訳がありまして、夜間工事だったもんで早朝なんて起きれなくてすっかり熟睡。
本日の満潮は7時なので、愛車を漕いでいる今は既に潮が下がり始めている時間帯。
つまり潮が動き始めてるからハゼも釣れるはずだ!
夏ハゼ釣りのノリとは言うものの、立ち込み前提の短パン&サンダルスタイルではなく、普通にジーパンスニーカーの格好である。
そのため竿は3mのロングを持ってきてます。
ゼェ〜ゼェ〜言いながらいつもの橋から釣り場を見下ろすと、思ったよりも少ない釣り人だったが、思った以上に潮位が高かった。
アレ?潮が高すぎないか?
本日最初のポイントは、いつもよりもかなり手前の通称『門』と呼ばれている柵のあるエリア。
いつもならここはサッサと通り過ぎる場所だが、ある釣り師からのタレコミで今年はこのエリアがホットらしい。
ただし!早朝限定だけど…
オッサンはこのエリアで釣りすることはまずない。
数年前に釣り場の全体調査でチョッピリやった時くらいで、その時の感想は、別に釣れないこともないが、わざわざここで釣りをする程でもないといった印象。
まぁ、食わず嫌いもなんだし…ということで、やってみることにした。
その釣り師曰く「早朝は良いんだけど、それ以降は渋い」らしい。
久しぶりにこの柵エリアに来てみた
オッサンが到着した時は潮位が高すぎて柵の向こう側に行けなくて、柵越しに釣りをするしかないが、今日は長い竿を持ってきてるから大丈夫。
この柵も端っこの方は土台から崩れちゃって立入禁止になってる箇所もあり、その内に護岸工事も含めて釣りが出来なくなる時が来るかもしれない。
釣りの準備を始めるが、まずは凍ったホタテを解凍するのにビクに水を入れるんだけど、ちょうど護岸が崩れている場所から水が汲めるから楽ちんだった。
ちょうどいい塩梅に崩れとる
ホタテを水に浸けてる間に釣りの準備をする。
長い3mの竿を持ってきたは良いんだけど、この竿用の仕掛けを作ってないもんだから製作にかかる。
目の前のハゼ釣り場を他所に、チンタラと仕掛けを作るのももどかしい。
この竿用の仕掛けは作ってないんだな〜
数分後やっと仕掛けが完成し、期待の第一投。
ス〜っと仕掛けが落ちてゆくと思ったよりも深くて、水深は2mはありそう。
3回ほど入れ直すとコン!とアタリがあって、喰わせ気味にアワセると本日の一匹めが上がってきた。
13cm程の良型でさすが水深が深いだけあるな。
良い型が上がってきた!
あまり喰いは良くなさそうだけど、探れば釣れそうな気がしたがこの後が全然続かず…
全くアタリすら無くなった。
釣りの情報はガセネタが多いので、また掴まされたか!?と思ったが、そ〜言えば早朝がどうのこうの言ってたな…
やはり8時過ぎてるとダメなのかもしれない。
しばらく粘ってみたが、根掛りで仕掛けロストしたので移動を決断。
やってきたのは【夕やけなぎさ】。
困った時の夕やけなぎさで、ここへ来ればサイズはともかく釣れるハズだ。
数人のハゼ釣り人がいたが、釣れてなさそうな雰囲気。
まぁ、釣れないこともないだろうて…
なぎさ全体におひさまも当たってることだし、ちょっとは釣れると思うんだけど。
再び仕掛けを作り、ハゼ釣りするポイントを考えながら水際を眺めるがハゼの姿は見当たらない。
3mの竿を持ってきているとは言え、できればもっと沖で勝負したいが、残念ながら水に立ち込める格好ではない。
夕やけなぎさというからにゃ〜水際は砂浜で、スニーカーも潜って濡れるもんだから水際にさえ立つことが出来ない。
しょうがないから浜辺に転がっている岩の上に乗っかって釣りをするが、岩というよりも石程度なサイズなもんだから、オッサンの乗っかりようによってはいつ転げるやもしれん。
30年間のサッカーで鍛えたバランス感覚で小さな石の上でハゼ釣りを始める。
オッサンの汗水たらした30年がこんな程度にしか役に立たんとは…
できる限り沖に仕掛けを落とすが、水深は30cmあるかないかといったところ。
しかしすぐにアタリがあり、上がってきたのは10cm程度のなぎさサイズ。
やはりこのサイズだよね…
でも、この釣り場に来たということはサイズは諦めて数で勝負!と割り切る。
同じスポットに落とすと連打でなぎさハゼが上がってくる。
やはりハゼは釣れてナンボである。
とにかく届く範囲で釣りまくるしか無い。
幸いなことに、この暑いくらいの陽気でハゼは浅場に上がってきてるようでアタリは頻繁にある。
アタリさえあれば連打で上がってきて、夏ハゼ釣りの様である。
惜しむらくは立ち込めない事で、いっそのこと靴を脱ぐか!とも思ったが、南の島のビーチならいざ知らず、東京湾奥の海で裸足になんぞなる気がしない。
潮はドンドン引いてるので、それに合わせて乗っかる小石の上を移動してゆくオッサン。
しかし、夕やけなぎさに来てから気になってたのが隣のハゼ釣り人。
持参した40cm四方くらいのお立ち台の上でハゼを釣っている。
靴が濡れないようにビニール袋のカバーをしてるんだけど、何でこんなスタイルで釣ってるんだろ?
お立ち台の位置は水際程度なので、これなら長靴を履いた方が余程手間暇も掛からないだろうに。
わざわざこのサイズのお立ち台まで持ってきて、こんな水際程度で釣りする意味が分からん!
まぁ、釣りのスタイルは人それぞれだから別に良いんだけどサ。
いくら夏ハゼサイズが相手とは言え、ハリは袖4号を使ってるから自動的に付けるエサは大きめになる。
さらにはエサが小さいと途端に喰ってこなくなるので、やはりエサは大きめ。
こんな小さなハゼのくせにエサのサイズにこだわるとは贅沢な輩である。
という訳でエサの消費が激しい。
みるみる間にエサ箱のホタテが無くなった。
まだ控えのエサはあったけど、キリが良かったので納竿。
2時間30分で38匹とサイズ的にも数的にも納得するには難しい釣果。
大きめのハリを使っているから昇天するハゼもいて、申し訳ない
今日のこの感じなら、あと3〜4m程度でも沖を狙えたなら入れ喰いが楽しめたと思います。
この時期は暑い日と涼しい日の差が大きいから、釣れる釣れないの差も大きいですね〜
まぁ、このようにして季節は移ってゆくから、気温が安定しない季節の変わり目は運の要素が強いかもしれません。
「本っ当〜に、コレが最後の大井ふ頭!」
一体いつが最後になるのやら…