2019年8月11日。2019年夏シーズン10回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:大井ふ頭中央海浜公園(はぜつき磯)天気:晴れ釣行時間:6時30分(潮位:80cm下げ8分)〜9時00分くらい(潮位:55cm干潮)若潮釣果:マハゼ38匹(7cm〜13cm)
竿:2.0m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ナイロン0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
やっと今日からオッサンの盆休みが始まる。
今年はまるまる一週間というロングスパンの盆休みだが、例年、なんだかんだで数日は休日出勤している。
多くの方がそうであるように、休日出勤ってすごい損した気分になると思う。
あくまで普通のサラリーマンの話だけど、休日である日曜・祝日の街には平日とは違ったのんびりした空気があって、それも込みで休日を過ごすというのが正しい余暇の過ごし方ではないだろうか。
「休日は混んでるスポットに、空いている平日に行けるから良いジャマイカ!」というご意見ごもっともですが、仮にそのナイススポットへ平日に行ったところで激混みだったら…
「せっかく代休とって、平日来たのになんだよ!」と悔恨と怒りがこみ上げてくるだろう。
でもせっかく来たんだから…と行列に並び始めるが、列はいっこうに短くなりゃしない。
挙句の果てにゃ〜、場所取りババァの後から遅れてやってきたババァ一味があなたの前に割り込んでくる始末。
もう怒りを通し越して、殺意が芽生えるだろう。
しかしこれが休日ならどうだろう…
鬼のような行列も「休日だから当然だよ!」とストレスなく並び始め、行列すらも楽しめるカモしれない。
休日という心の余裕が、割り込みババァを受け入れ、ババァとの世間話も思わず弾んでしまかもしれない。
休日には休日の雰囲気を楽しむという懐の深さがあるんだと思う。
という訳で、お盆休みに休日の雰囲気を満喫したいオッサンは、休日出勤を回避すべく、休み前に出来る限りの業務をやっつけまくったのでした。
お陰でこの数週間は早朝出勤しまくったが、早朝に現場へ向かう高速道路を走っていると例年にはなかった異変がある。
まだお盆前だというのに、道路は渋滞ばかりなのである。
しかもその渋滞の原因が自然渋滞とか工事渋滞でなく、事故がやたらと多い。
おそらく早めのバカンス突入のサンデードライバーがうじゃうじゃ繰り出したのではないだろうか。
現に運転していると、普段は見かけない遥か遠い地方ナンバーの車をよく見かける。
しかもそんな車に限って品の無い運転をしてくる。
スピードオーバーは当然のこと、ウェンカーも出さずに車線変更や合流地点での割り込みなど、など…
アウェーの身なんだから少しは自制すれば良いものを、なんで敵意むき出しでアホな運転するかね?
んで事故現場を見ると、やはり地方ナンバーやらサンデードライバー(略して「サンドラ」と言うらしいが、そんなの聞いたこと無いんですけど…)みたいのが事故ってて迷惑である。
しかも、車横転くらいのインパクト大の事故なら「エエもん見せてもろた!」と渋滞のしがいもあるってもんだが、コツン…程度の事故で渋滞された日にゃ〜「っざけんじゃねぇ〜!」と鉄アレイをぶちかましたくなる。
しかし、”異変”は道路だけではなくハゼ釣りにも及んでいたのでした。
ここしばらく早朝出勤だったから、その勢いで早くに目が覚めた。
しかし、働きすぎで身体は疲労困憊。
目は覚めたがハゼ釣りに行くのはかったるい。
しかし、このブログもしばらく更新してないから、ネタ作りのためにハゼ釣りでも行かなならん。
いやしかし身体が…
と、いつものように布団の中でグダグダなオッサンだが、結局は愛車を漕ぎ出す。
まだ朝6時過ぎだと言うのに暑い…、ひたすらに暑い…
早く水に浸かりてぇ〜、一心で自転車を漕ぎ続ける。
やっと現場が見えてくる橋にたどり着く。
思ったよりもハゼ釣り人は少ないが、気になったのは水の色で、赤っぽいし、濁っている。
「やはり厳しいのか…」
事前に各種情報筋から、真夏の大井ふ頭中央海浜公園は今年”も”良くないとのタレコミが入っていた。
残念ながらその情報はガセではなかったようだ。
ハゼ釣り人が少ないのにはちゃんと理由があるか…
【はぜつき磯】を通過していると顔見知りの釣り師がいたのでご挨拶がてら、釣れ具合を聞いてみる。
「2回しかアタらないよ…」との事。
ですよね、水の温度がぬるくておかしいもん…
はぜつき磯は厳しいようなので、【夕やけなぎさ】の様子を見に行ってみる。
型は小さくなるけど、困った時の夕やけなぎさである。
しかし、夕やけなぎさは人、人、人…
ズラ〜っとハゼ釣り人が並んでいて、オッサンの付け入る隙間はなかった。
すごいハゼ釣り人の群れ
しょうがないのではぜつき磯に戻る。
いつもの指定席に陣取り、釣りの準備を始める。
こちらはハゼ釣り人はまばらだ
確かに、はぜつき磯は潮が引くと厳しくなるのは否めないから、余計厳しいカモしれない。
釣り糸を垂れる前から諦め半分なオッサン。
それでも、なんとかなるカモしれないという期待半分。
さぁ、釣るぞ!っと意気込んでたら、お隣りの釣り人から「完熟おやじさんですよね?」と脊髄液が逆流するセリフをぶつけられる。
何で?何で面が割れた?
オッサンの頭の上に?マークがポコポコ浮かぶが、そういえば例のTシャツ来てるんだから、そりゃ〜バレるよ、俺!
「ブログでいつも勉強させてもらってます!」と言ってくれたが、こんなブログで勉強だなんて、本当に申し訳なくて平身低頭の思いである。
気を取り直してハゼ釣り開始!
するとすぐにアタリがあって本日の一匹目が釣れる。
型は小さいが普通に釣れんじゃん!と期待が膨らむ。
一投目から釣れたということは期待できる!
しかしその期待もすぐにしぼむ。
次が続かない。
ポツリポツリとアタリはあるが、ハリ掛かりしなかったり、途中で落ちたり…
たま〜に連打が来ることもあるけど数匹で終了。
次のポイントを探すが、これまた見つからない。
とにかく一匹一匹がガンダーラのごとく遠い…
ただ10数cmの良型も混ざる時期になってるので、そのクラスが掛かれば竿をヒュン!ヒュン!鳴らしてくるから面白い。
厳しいな〜っと思いながら喰ってくるハゼを探し続けるが、なかなか現れない。
そうこうしてると遠くから釣り船がやってくる。
泣きっ面に蜂とはこのことだ。
陸に避難しながら、船の立ち波で赤茶色に濁りまくる海をただボ〜ゼンと見つめることしかできない。
船は数隻通るので釣りにならず。
おやつの羊羹をほおばりながら、海が落ち着くのを待っていると最初の一時間が経過してしまった。
久しぶりの羊羹
一時間で21匹とトホホな釣果だが、良型も混ざるから悪くもないか…
数はトホホだが、型は良くなってる
休憩しながら作戦をたてるが、ハテ?どうしたもんか…
こんな時は、ただひたすらに喰ってくるハゼを探しまくるしかない。
一ヶ所で粘っても釣れんもんは釣れないのである。
なので、フットワーク軽いぞ作戦。
はぜつき磯のほぼ全体を広く探ることにする。
本日のアタリ方はバク!と来なくて、ホンの触り程度のアタリが多くて、しかもその一回で掛けないとセカンドチャンスはくれないようである。
まぁ厳しい時の典型的なアタリ方。
掛かりも浅いからハゼが落ちてゆくことが多発。
今日みたいに喰いが悪くてハリ掛かりが悪い時は、掛けやすくするためにエサを小さくする人がいるんだけどオッサンは逆です。
エサを小さくすると、かえってハリ掛かりが悪くなると思います。
エサが大きいほうがハゼもバク!と喰らいつかざるを得ないのでハリがしっかりとハゼの口の中に入ると思うのです。
何よりも、大きいエサの方が喰ってくる確率が高いのは自明の理。
さらには大きいエサのほうが良型が釣れることが多い。
せっかく良型がいるんだから、良型を釣りたいじゃん!
普段ならともかく、今日はこれくらいだと小さいぞぃ!
そんな訳で、はぜつき磯を大きく右に左にと大相撲。
喰ってくるハゼを探しまくる。
今日は着底すぐのアタリは少なくて、この時期にしては異例の、落としたり誘ってから15秒くらい長く待ってないとアタってこないらしい。
こんな訳で、とにかく一匹釣り上げるのに時間がかかる。
動きまくって疲れたので、オッサンの方がギブアップ。
2時間30分で38匹と極貧な釣果なのでした。
ひゃ〜、厳しいな〜
ただ型だけは良くなっているから、ハゼが掛かれば楽しいな!
このクラスも増えてきた!
釣れない原因はやはり潮が良くないのかな…
濁ってるし、水温も生ヌルイしなぁ〜
水が濁りまくってるんだよね〜
どうしてもハゼが必要なノッピキならない方は、暑くなる前の夜明けとかにやればもっと釣れるんだと思います。
昨年は赤潮でまくりで良くなかったけど、2019年もなんだか厳しい予感。
ここらでまとまった雨でも降ってくれれば幾分は良くなると思いますが、どうでしょう?