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  • 2022年21回目のハゼ釣りは八つ当たりだ〜!
    2022年夏シーズン21回めのハゼ釣りは先週の八つ当たり2022年9月18日。2022年夏シーズン21回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:『秘密の花園』天気:曇りのち雨釣行時間:6時00分くらい(潮位:87cm上げ3分)〜10時30分くらい(潮位:140cmほぼ満潮)小潮水温:26℃釣果:マハゼ102匹(9cm〜14cm)竿:3.5m(清流X) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け昨今の時代の移り変わりは早い。たった数ヶ月前の情報や知識、技術が全く役に立ったない事も珍しくない。コレを『進歩』と表現するのかどうかは人それぞれだと思うけど、目まぐるしく変化する世の中に、置いて行かれないようにするのは容易ではない。オッサンも、もう棺桶に片足突っ込んでるような年代なので、時代の変化に追随するどころか引き離される一方で、既に何周も周回遅れになってるくらいである。なので、せめて世間様にご迷惑をお掛けしないよう、追い抜いてゆく方々に道をお譲りするくらいの事しかできない。恐らくは5人くらいはいるであろうこのブログの読者の方は思っただろう…「コイツ先週はハゼ釣りせんと、サボってやがったな!」否!実は先週もキチンとハゼ釣りしてたんでふ!!先週は釣り仲間のI氏と予てより計画していた、スカイツリーのお膝元でのハゼ釣り釣行に出撃。I氏は何度かやっていて「数も型も良いから、ど〜でぇ?」と誘われていて、それならオッサンも嫌いなクチではないし…っと、ではではとお出かけ。電車でのハゼ釣行は初めてで、とても新鮮だったけど、始発の電車でボ〜っと座ってたらひと駅乗り過ごしてしまった。車では何度もスカイツリーの近くを通過していたんだけど、改めて真下から見上げるスカイツリーはとても大きく、シンボルとしての威厳を兼ね備えていた。デッカイな〜!よく倒れないもんだ!!オッサンはスカイツリーに登ったことがない。これって地元あるあるで、地方から観光に来た人の方が何度も体験してたり、いろいろ知ってたりするもんで、近所の人はな〜んも知らんかったりする。「まぁ、いつかは登ることもあるだろうて…」といった塩梅のノリで、たいして興味もなかったりするもんだから、最終的には一度も登らずじまいだったりもあり得る。オッサンは地元というほど近くないが、車でしょっちゅうスカイツリーを見ているので、今更わざわざ訪れようとも思わない。”一応”オッサンは建築系の学校を出てはいるが、建物に対する情熱はすっかり冷めているので、たいした興味もない。日本の伝統美と近未来的な建築を融合させた構造や、美しさが際立つタワーのデザイン、災害時にも耐えられる安全性など、数々の御託が並ぶの東京スカイツリー。しかし、オッサンのとりあえずの興味は「こんな真下でハゼ釣れんのかな?」である。高さ634mは「世界一高いタワー」としてギネス認定され、総工費650億の大東京のランドマークにも関わらず、一般人の興味なんてそんな程度のもんだ。スカイツリーの真下。アーバンな釣り場である遅まきながら釣り場に到着すると既にI氏が釣り糸を垂れていた。しばらく釣りをしないでI氏の釣りを眺めていたが、I氏は浮かない顔。どうやらハゼが小さいらしい。確かに小さ過ぎるぞアテが外れたらしい。オッサンも釣り糸を垂れてみるが、アタリが遠いし、ダボハゼの嵐だし、マハゼが釣れても小さいのばかり…ダボハゼの猛攻をくらった!広範囲に釣り歩いてみたんだけど、全く状況は変わらずだったので、釣り場を大きく移動。目指すは「クローバー橋」だけど、まさかの地獄の徒歩移動だった。40分ほどのウォーキングにて現場に到着。これがあの「クローバー橋」か!?こちらにはけっこう釣り人がいて期待したんだけど、状況変わらず…もう移動も疲れたので、クローバー橋からちょっと離れたところで適当に釣ってたんだけど、小さいのがボチボチといったところ。You Tubeとかでよく登場するハゼ釣り場に行ってみたのは新鮮だったが、肝心のハゼ釣りの内容がトホホなのでした。まぁ、時期が悪かったのか、ハズレの日だったのか…勝手知ったる釣り場ならまだやりようがあるけど、全然知らない釣り場だと確実なセカンドオピニオンが繰り出せないから、勘に頼るしかないですね〜とりあえずは、ネットで有名な釣り場へ行ってきました!な体験談と、下町の川沿いをウォーキングだけが思ひ出に残ったアーバン・フィッシングだったのでした。まぁ、こんな内容だったのでブログを更新する気にもならず。しかし実は更新しなかった一番の原因がパソコン。オッサンの愛用機はDIYの自作機で、かれこれ15年も使ってる年代物。細かいパーツはチェンジしながら進化してきたんだけど、今回windows11とやらの大型アップデートにジョブチェンジするには条件を満たしていないようで…「windowsとは長年の付き合いなんだから、そんな硬いこと言わずにいいじゃん!」とあの手この手で誤魔化そうとしたんだけど、手に負えず…ビル・ゲイツも偉くなったらつれなくなりやがって!っというわけで、パソコンのマザボやらCPUやらメモリーやらを一新し、windows11の製品版を購入したり、ついでにこのブログを書いているHTMLアプリもNewバージョンにしたりと、なけなしの悪銭を全額はたいた。長年使い込んだパソコンで、人には言えない怪しいゴミだらけだったので「この際だからキレイにしよう!」とまっさらな状態でのクリーン・インストール。しかし愚鈍な性格なもんで、肝心の作業が遅々として進まず。何よりも、最新の技術を取り入れたブツばかりなもんで、オッサンみたいな高齢者にはついて行けず…ちょっと作業しては脱落し、面倒くさくなって放置の繰り返しにて、やっと今回のブログの更新にこぎつけたのでございやす。まったく!世の中の変化の早さには当惑するばかり!自分のペースでやりますから…なんてノホホ〜んな事は許されず、強制的に押し付けられるクエストをこなさないと生きてゆくことすらままならない、世知辛い世の中である。まだハゼの穴釣りではない時期の『秘密の花園』にてというわけで、先週の悔しさをハゼに八つ当たりするべく、今日は無理しても出撃しなくてはならない。台風14号が過去最大勢力で接近しつつある本日。オッサンは命を削る覚悟でハゼ釣り場へ向かう。つくずく渋いね俺!まぁ、既に台風が来てる地域の方はそんな呑気な事は言ってられんが、少しでも被害が小さいことを願うばかりである。確実に雨予報なのでカッパを着込んで愛車を漕ぎ出すが、ハゼ釣り場が近づくにつれ、予想に反しておひさまが顔をのぞかせ、青空が見える有り様。ハァ?雨予報じゃないの?雨でも降ってりゃ〜クールダウンにもなるが、青空の下、カッパを着込んでチャリを漕いでるもんだから汗だくである。なんでこんな天気にカッパ着てるん?実は本日のハゼ釣り現場はいつもの大井ふ頭中央海浜公園ではなく、『秘密の花園』。賢明なるヒマ人の読者ならご存知であろう『秘密の花園』とは、オッサンが晩秋〜冬場に通っているハゼの穴釣り場。釣り場は隠密なので明かせず、申し訳ないです。しかし、今回は穴釣りではなく普通ののべ竿釣り。そもそも、夏が終わったとは言え、まだハゼは穴には入ってないし。キッカケは、ここら一帯のハゼ釣り場のタレ込み屋O氏。先日、タレ込み情報を受け取る場末のBARにてO氏と密会。それによると、「どうやら『秘密の花園』で良型・大型のハゼが大量に上がってるらしいですぜ!ダンナ!」「フン!貴様の情報は当てにならんからな〜」「いやいや…、今回のナシ(情報)は確実ですぜ!」と饅頭箱の底にハゼを並べて差し出してきたので、「ソチも悪よの〜」とオッサンも懐に納めたのでした。まぁ、こんなアダルトな取引は無かったのだが、どうやら『秘密の花園』がキテるらしい。ガセを掴まされる事も多々あるが、夏場のハゼ釣り場も厳しくなってきてるので、季節がら、そろそろあちらの釣り場の様子も見に行ってみようと思っていた矢先。ならば!と行ってみることにしました。『秘密の花園』に到着するが、誰も釣り人はいなかった。O氏のことだから、釣り仲間みんなに吹聴しているだろうから誰かしらいると思ったんだけど…肝心のO氏すらいないので「またやられた!」と思いながらも、「せっかく来たんだから様子見だけでもやってみよう」と釣りの準備。竿は長竿の愛竿「清流X」軽さといい硬さといい、良い竿なんだ!餌はいつものようにアミエビとボイルホタテ。ん?ホタテどこいった?水温は26℃とまだ温かいやね。この時期になると日によって大きく変動するから、これからの水温測定は大事になってくるかもしんまい。まだ温かい温度準備完了にて期待を込めて第一投。ス〜っと円弧状に落として着底するが、何の反応もナシ!「もう夏のハゼ釣りじゃないから、よほどの偶然じゃなきゃ〜一投目着底すぐのアタリなんてないわな〜」スンスンと誘いを入れてみるが、これも反応なし。う〜ん、どうしよっかな?っと考えていると、いきなりグ〜ン!と竿をひったくるアタリが!?上がってきたのはまあまあサイズのハゼ。お〜!このサイズか!竿をひったくる派手なアタリをしてくるハゼって8cmくらいの小さいのが多いけど、この釣り場ではこのサイズがこのアタリをしてくるらしい。同じスポットへ落とすと、すぐに同じようなサイズのハゼが上がってきた。どうやらここらへんのサイズがスタンダードらしいすると向こうからB氏がやってきた。B氏はこの釣り場の主(ぬし)。自由人なのでヒマさえあれば釣り糸を垂れていて、誰よりもこの釣り場を知り尽くしている。B氏に最近のハゼ釣りの塩梅を聞いてみると「釣れなくはないけど、たいして大きくもないしボチボチだな!」O氏は良型大型が入れ喰いで、B氏はボチボチ…まぁ、釣りの塩梅って人によって感触がそれぞれだから、一概には言えないが、どちらかというと厳しい意見の方が実際に沿っていたりする。誰しもが耳障りの良い事を聴きたいし信じたいが、どんな事柄も聞きたくないご意見をしっかりと心に留めておく方が正しい場合が多いし、いざ悪い場合の衝撃に対するエアーバッグにもなるだろうて。と思っていたら、問題のO氏がやってきた。オッサンのバケツを覗き込んで「ふ〜ん、これくらいか…」と状況確認。バケツの中には11cmくらいが二匹で、決して小さくはないし、まだ始めたばかりだから、これからどうなるのか…この釣り場の勝手を知っているO氏がどんな釣りをするのか?近くから悪い念を送りながら、見守ってみようと思います。テクニカルなハゼ釣りになってますよ〜空は薄曇りだけど、予報通り雨は降ってくるハズ。それまではカッパを脱いで、できる限りスタートダッシュをかましたいところ。3.5mの竿を使っているということは、そこそこの深さがあるということでして…ハゼを針掛かりさせ、深場からハゼが暴れるのをいなしながら、抜き上げるのが心地よい。一応、O氏の情報もガセばかりではなく、スタンダードサイズは11cm前後と悪くないし、上がってくるハゼも太っているから、実際のサイズ以上の重量感はある。とは言え、この時期のハゼは適当に落として喰ってくるほど単純でもない。落としてからすぐに喰ってくるのは少なくて、やはり何かしらのアクション(誘い)は起こさなければならない。今日は着底したら10秒ほど長めにステイの後、2cm引きずり15秒ほどステイを2回ほど繰り返すとやっとアタって来るという感じ。しかもそのアタリ方がイヤらしくて、スン!と1cmほど竿先を拝ませるならまだ素直な方で、だいたいがホンの5mmくらいゆっくり目に竿先を下におろす程度の触るようなアタリ方。しかもそのアタリでアワセても掛からなくて、そのアタリが来てから、ゆっくり目にズズズ…と引きずるとやっと本アタリを出す始末。ここまでしてやって、やっと釣れるのが本日のハゼ釣りでございます。釣れるのは大体が11〜12cmの間サイズでたまに13cmクラスも上がってくる、反面、もっとたま〜にだけど10cm満たないサイズもやって来る。これくらいが上がれば嬉しいが、こんなサイズは残念…ここまで気を使った釣りしてやっとるのに、10cm以下はないだろ!まぁ、いつもの釣り場【大井ふ頭中央海浜公園】よりは確実に大きいサイズが上がってくるが、かといって、大型が釣れるというわけでもない。本日の最大サイズは14cmおかしいな?O氏曰く「16cmが上がるよ!」だったり「この釣り場では12cm以下はカウントしないよ!」と豪語してたんだけど、O氏のビクにはノーカウントサイズも結構いるじゃんかよ!ついに雨が降ってきて、途端に釣りづらくなる。水滴が竿に当たるのでアタリの振動が分かりにくくなり、竿先が水面の水紋と同化してとても見づらい。雨が降るとやりづらいな〜こんな雨の中カッパを着込んでの釣りなんてやりたくないんだけど、雨はハゼが釣れる!がオッサンのモットー。んがしかし!アタリが遠のいたではありませんか!さっきからどこに落としても生命反応が無いんですが…絶対にハゼはいるはずで、喰ってこないだけなのは間違いない。こうなったら最終手段の餌のサイズアップ作戦。今までは針掛かりも考慮して、ギリギリ喰ってくる餌サイズにしてたんだけど、ハゼが喰ってこなくちゃ釣りにならんので針掛かりもクソもない。ホタテは2倍のボリュームで、アミエビは2匹掛けだ。すると爆釣っと言うことはないが、さっきよりは確実にアタって来るようになった。とは言え、アタリに即アワセはすっぽ抜け多発なので、じっくり喰わせるんだけど「次のアタリで掛けちゃる!」と思いながら次を待ち構えていると、喰ってこなくなるんだな〜「チクショ〜!ぶち殺すっぞ!!」こんなハゲ上げりそうなハゼ釣りで粘りながら、やっとノルマを達成。4時間半ほど粘って102匹でした。よく一束まで粘ったな〜俺!このように、夏のハゼ釣りのやり方では通用しなくなってきました。この釣り場だけではなく、他の釣り場にいた仲間も同じ意見で、もうテクニカルなハゼ釣りに移行しています。その時の状況に合わせて釣り方を工夫しないと、数を稼ぐのは難しいですね〜餌は大きめに付ける10秒〜20秒くらいじっくりと待つアタリには即掛けではなく本アタリでアワセるが基本になるかな。釣り場にもよるだろうけど、数は上がらないけどサイズは良くなっているので、気を使えば楽しい釣りになると思いますよ。釣れればね…オッサンも今日は長竿だったし、太って重量感のあるハゼが多かったから、竿を握っていた手が痛くなりました。こんなんで明日は竿を握れるかな?って、それ以前に台風でハゼ釣り出来るんかな?次の記事>>>「2022年22回目のハゼ釣りはテクニカルになってきた!」へ
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  • 2022年22回目のハゼ釣りはテクニカルになってきた!
    2022年夏シーズン22回目のハゼ釣りはちょっとテクニカル2022年9月19日。2022年夏シーズン22回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:くもりのち晴れ釣行時間:6時00分くらい(潮位:77cm干潮)〜10時00分くらい(潮位:122cm上げ5分)小潮水温:26℃釣果:マハゼ145匹(9cm〜13.5cm)竿:2.1m(行雲流水) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け昨日に引き続き、東京にも最強クラスの台風14号が近づいてきている。日本列島の日本海側を舐めるように縦断する最悪のコースまっしぐらで、しかも速度も遅いもんだから、既に各地で被害も出ている。ここ東京もまだ台風は遠方にあるけど、その影響で豪雨による浸水などの被害が出始めています。台風本体がやってきたらと思うと怖いが、用心しなければと、身が引き締まる思いでございまふ。そんなWarning警報が鳴り響く中、本日も呑気にハゼ釣りでございます。当然ながら雨風が強い予報だったんだけど、今朝の空は思いがけなく明るく、風も強いという程でもなかった。台風がらみの天気なので、いつ雨が降り出しても大丈夫なように雨カッパは持参だけど、昨日使ってまだ乾いてない湿りがちな状態ですこぶる気持ち悪い。「天気がもつといいな…」オッサンの晴れ乞いは天に届くだろうか。本日のハゼ釣り場は、いつもの大井ふ頭中央海浜公園の【はぜつき磯】。理由は、釣れる釣れないは抜きにして、単純に自宅から一番近いから。雨の中カッパを着込みながら釣りをして、その上、遠出とかじゃ〜嫌じゃん?いつもの橋の上から釣り場を見渡すと、既に5人ほどのハゼ釣り人が見える。お〜!やってるね!その中にはH2氏もいた。愛車を漕ぎながら眺めるが「う〜ん、竿が上がらないから厳しいのかな?」ちょっと不安になりつつ、まずは玄関口の【夕やけなぎさ】へ。さっきの【はぜつき磯】には5人”も”釣り人がいたから、【夕やけなぎさ】にはもっと釣り人がいるんだろうな〜っと思ってたら、こっちには3人しか居なかった。アレ?おかしいな〜もう水に立ち込んでのハゼ釣り時期も終わりが近いからなのか、今季の【夕やけなぎさ】は小ハゼばかりだから面白くないからなのか…そもそも最強台風襲来って時に、ハゼ釣りなんぞはやるべきではないよね。世間様の判断は正しいと思うよ。全然釣り人居ないじゃん?んで、こんな非常識な時にハゼ釣りにやって来るアウトローなオッサンは、さっそくテクテクと運河沿いを【はぜつき磯】へ向かって移動開始。少々ズッコケながら【はぜつき磯】へ到着するが、既に釣っている方を眺めが、やはりどうにも竿が上がらないな〜みなさん竿が上がってないんですけど昨日から夜中にかけてけっこう雨が降ったから、水も水潮のように濁り気味で、当然釣れないよな〜大雨の影響で濁ってるな〜H2氏にハゼ釣りの塩梅を伺うと「釣れてるよ!型も悪くないよ!」と予想外のレスポンス。「え?釣れてるの?」一気にオッサンのやる気スイッチが乱れ打ちになる。慌てて釣りの準備を始める。本日使用する竿は「行雲流水(2.1m)」今現在の潮位なら長竿じゃなくてこの竿で良いでしょう。竿は短い方が手返しも良いし、アタリも分かりやすいし、針に掛けてからも面白い。オッサンはこのくらいの長さの竿は「そよ風(2m)」も持ってるけど、それぞれに竿の特徴はあるけど、どちらを使うのかはその時の気分って感じで、特にこだわりはない。今日は「行雲流水」な気分餌はいつものようにアミエビとボイルホタテの二本立て。アミエビは昨日の残りもの水温は26℃だからそれほど冷たくもない。26℃。だからど〜した!という感想しかないさぁ、やったるでぇ〜!強風吹きすさぶ【はぜつき磯】ポチャン!と落とし、ス〜っと円弧状に落ちて着底、すぐにアタリが!?という事はなくて、全然反応がない。角度を変えて3回ほど入れ直してみるが、な〜んも生命反応が無いんですけど…オッサンのやる気はキブレハン(ヤクルトスワローズ)並に腰の引けたみっともない空振りに終わる。「釣れないんですけど〜!」オッサンの面倒くさい訴えに、無言で釣り続けるH2氏。無視されたので寂しく釣りを続ける。次の投入でやっとアタって来て、本日の一匹めが上がった。まぁ、このサイズか…次も同じスポットから同じサイズが上がってくる。ここらへんが本日のスタンダードサイズらしいさすがにもう真夏のハゼ釣りじゃないから、ひとつのスポットで3〜5匹も上げれば次を探さなければならない。すぐに見つかれば儲けもんだけど、本日はなかなか見つからないんだな〜オッサンは忍耐力が皆無なので、すぐに次を目指してプチ移動をしてしまう。多分、もっと丁寧に探れば見つかるんだろうけど、良型ハゼを求めて動いちゃうんだよね〜このブログで何度も言ってるんだけど、やはりそのスポットの最初は大きいハゼから喰ってくる。これくらいのサイズなら良し!同じスポットではハゼサイズがとだんだんとミニマム化して、針に掛かりにくいサイズになったら移動といった塩梅。もうこの時期だと自分の立ち位置から左右方向探ってみる感じ。真夏でも正面と左右の3ヶ所くらいかな。これ以上細かくやって、よしんばハゼが喰ってきても、サイズアップする事は少ないんですよね〜なので大きく区分して、釣れるハゼが小さくなったら5mくらいズレての繰り返しかな。まぁ、オッサンの場合は動きすぎだと思うけども…予報通り風が次第に強くなってきて、時おり、竿を持っていかれるくらいの強風が叩きつけてくる。【はぜつき磯】は直線の運河なので風を遮るものが無く、モロに風が吹く。ヒャ〜、釣りにくいな雨は降りそうもないけど、この風が釣りの邪魔だ。アタリなんて取れないから釣れなくて、ひとりまたひとりと釣り人が居なくなる。オッサンも厳しいのは確かなんだけど、それでも何とかアタリをキャッチして釣り続ける。今日はこの強風なので船もほとんど来ないからありがたいが、船も出せないような状況でハゼ釣りするのもどうなんだか…風に吹かれながら移動を繰り返し、久しぶりに基地に帰ってくると、H2氏の背後霊のように野良猫『マーベリック』がいた。お〜、マーベリック様ではありませんか!誰も釣り人がいないから餌にありつけず、H2氏に取り憑いたようだ。オッサンも小ハゼやダボハゼはマーベリックにご献上する。相変わらず、刺すような眼力だ5匹ほど献上すると満たされたのか、スフィンクスの体勢で磯寝された。イカ耳なフィンクスにメタモルフォーゼ昨日のハゼ釣り場は『秘密の花園』だったけど、釣りのキモは変わらなくて、やはりアタリの出し方が最重要になるかな。繰り返しになるけど、着底したら10秒ほど動かずにステイ→ズズズ…と2cm引きずって15秒ほどステイを2回くらいやるとやっとアタって来る感じ。小さく誘って、長めにしっかり止めるがこの時期の誘い方になります。強風の中なんとか粘って、4時間で145匹と頑張ったよ、俺!最大サイズは13.5cmってところ。もうちょっと大きいのもいたハズだが…けっこう良型揃いだったので、数の割にはボリュームがあった。まぁ、良型を求めてこんな場末の釣り場に来ているので、コレはコレで良かった、良かった。【夕やけなぎさ】に向けて運河沿いを帰路についていると、いつもの常連さんがまだ釣り続けていた。この方は、この釣り場でも『秘密の花園』でもいつも見かける。「けっこう釣れてますよ!」と朗らかな笑顔だった。こんな厳しい中、しっかり結果を出せるからここまで粘れて、楽しい釣りになっているようだった。誰もが条件の良い釣りやすい日に釣りをしたいだろうけど、必ずしも好条件な時だけとは限らない。厳しい時でも、諦めずに活路を見出し粘るからこそ、釣りのレベルが上がるのである。「釣れねぇからつまんねぇ〜し!やってらんね〜!」と諦めたらそこで全てが終了なのである。釣れる時なら「もっと釣るにはどうすれば良いのか?」、釣れない時は「どうすれば釣れるのか?」を追求し続ける。なかなか明確な解決法なんて見つからないけど、そんな思考を巡らせることこそが釣りなんだから。次の記事>>>「2022年23回目のハゼ釣りはまだ微妙に釣れる!」へ
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  • 2022年23回目のハゼ釣りはまだ微妙に釣れる!
    2022年23回目のハゼ釣りは頑張れば釣れる!2022年9月22日。2022年夏シーズン23回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:くもりのち晴れ釣行時間:6時30分くらい(潮位:100cm下げ5分)〜10時00分くらい(潮位:54cm干潮)中潮水温:22℃釣果:マハゼ159匹(9cm〜14cm)竿:2.1m(行雲流水) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けこのブログを御覧の通り、オッサンはホンの一時期を除いて、ほぼ毎週のようにハゼ釣りやらテナガエビ釣りやらに行ってる。まぁ、ヒマつぶしと言えばそ〜なんだけど、それにしては退屈しのぎを凌駕する頻度と熱量な気もする。近所での小物釣りの他に、もうひとつのライフワークと言っても過言ではない行動に「銭湯通い」がある。最近メディアでは、スーパー銭湯ではなく地元に密着した、いわゆる近所の銭湯がクローズアップされていたりする。こんなご時世なので、当然ながらほぼ全ての住宅にお風呂完備は当たり前。それでも人が銭湯を目指す理由ってなんだろう?非日常的体験。全く見知らぬ人が素っ裸で汗を流し、泡踊りをご披露するキテレツ空間。しかし、そこにいるほぼ全ての人が心身ともに癒やされているという摩訶不思議空間。それが銭湯。地域性や時間帯によって変わるんだろうけど、オッサンがいつも行く時間帯には後期高齢者の客が多い。後期高齢者の何本ものだらけきったチン○が視界に入るというシチュエーションは、確かに非日常の風景ではある。非日常ではあるんだけど、オッサンは毎週のように通ってるもんだから、そんな非日常でも見慣れた光景になっている。オッサンが住んでる地域は、銭湯が多くて『銭湯特区』なんて呼ばれているらしい。まぁ、時代の流れで銭湯も減少し続けているものの、未だにかなりの銭湯が頑張ってくれている地域。当初は面白がって、全ての銭湯を制覇だ〜!とか銭湯スタンプラリー!とかやっていた。それも飽きてくると、限られたお気に入りの銭湯だけに通うようになってくる。オッサンのお気にな銭湯の条件は、天然温泉と無料サウナがマストアイテム。ここいらの温泉って『黒湯』と呼ばれ、文字通りブラックコーヒーみたいに褐色。海の底に沈む地層から湧出している温泉で、海の底の地層に沈んで溜まっていった海藻、木の葉などの植物性物質や火山灰などが沈殿して固まっている地層。この地層が何億年もの年月をかけて分解され湧出したのが、黒湯らしい。この中には植物性物質を起源とする有機物「フミン酸」が含まれていて、それが源泉に溶けて褐色に濁るというしくみらしい。そしてもうひとつのこだわりはサウナ。もちろん無料というのが条件だ!なかなか無いんだよね〜無料サウナって!有料サウナはそこそこあるんだけど、タダって言うのはなかなか…あったとしても、「こんなんで汗かくかよ!」っていうくらいにぬるかったりして…なので、無料できっちり汗が出るサウナがある銭湯には感謝しかない。スーパー銭湯とか芸能人が通ってるような高級サウナはど〜なのか知らないが、銭湯にあるサウナは音楽が流れている。まぁ、少しでも居心地よくといった配慮なのかサービスなのか知らんが、何かしらの音が出ている。有料サウナとかだとテレビモニターだったりするんだけど、無料サウナは音源のみである。地域密着の銭湯とは言うものの、最近ではシャレオツな物件もあって、そんな処ではJAZZが流れてたりする。しかし、多くの銭湯サウナでは演歌なのだ。客層が高齢だからそ〜なんだろうけど、演歌だ。たま〜に昭和歌謡曲だったりするんだけど、基本的には演歌だ。最初は「なんで演歌なのかな〜。もっと知ってる曲にしてくんね〜かな…」とか「もしかして、ワザと心地良くさせないようにして、客の回転を上げようとしてるのかな?」とまで思っていた。サウナ内では汗をかいてるだけで何もやることがないから、ついつい演歌を聞いてしまう。演歌のテンポなんて大体が同じだから、歌詞を吟味し始める。そのほとんどはハッピーな内容じゃなくて、叶わぬ恋だったり、許されざる恋愛的な内容。舞台は荒波の波しぶき舞う日本海。季節は当然、冬だ。心では結ばれていても、世間体が許さず離れていった想い人。そんなあなたを未だに待ってます〜♪みたいな内容が多い。毎週のようにサウナで大汗をかきながら聞いている内に、いつの間にか、演歌を聞きながら甘酸っぱくなっている自分がいた。歌詞の情景を思い浮かべながら、主人公に寄り添って涙する。つまり、演歌で沁みるようになっていたのでした。一般的には演歌=高齢者という図式が成り立っている。今現在、演歌をパワープレイしている人も、もっと若い頃は演歌ではなくて、ロックだったりヒップホップだったりしたはずで…いったいどの地点で演歌になってゆくのだろう。早く来い来い!演歌のウェ〜ブ!オッサンのゼンハイザーの真空管アンプのヘッドホンから、演歌が流れる日もそう遠くはないだろう。ハゼは釣れるんだけどね〜昨晩の夜間工事で本日は代休。本来なら身体を休めるための代休ではあるが、こんな平日に惰眠を貪るほど無駄な過ごし方はない。なので、贅沢に平日のハゼ釣行でございまふ。なにせ夜中に帰宅したので、さすがにいつものハゼ釣りよりは起床は遅くなったが、平日釣行の目覚めは爽やかだった。現場に向かって愛車を漕ぐが、さすが平日、行き交う車も人の量も多かった。「今日は釣り場を貸し切りかな〜♪」っと期待しながらいつもの橋から眺めると、思いのほか、既に5人のハゼ釣り人がいるではありませんか。うげ!もうハゼ釣りしとるがな!【夕やけなぎさ】にも5人のハゼ釣り人。もうこの時期になると【夕やけなぎさ】では、小ハゼしか釣れなくなるから人気なくなるな〜人気のない【夕やけなぎさ】さすがに平日だといつもの常連も来ていないらしく、知ってる顔は居なかった。今日も目指すはオッサンのパラダイスポイント。京浜運河沿いのゴロタ石帯をトレッキング移動するんだけど、今現在は潮が引いているので歩きやすい。潮が引くと歩きやすいこの【はぜつき磯】のゴロタ石を数百m歩く途中に珍しくS氏がいて、挨拶がてらいろいろと情報をもらう。アタリはあるけど型は10cm程度らしい。とりあえずは釣れるらしいので、オッサンもお目当てのポイントへ。本日も竿は「行雲流水(2.1m)」潮は低くて、これからまだ下がるので長竿の必要はないと思う。本日もこの一本!今日は寒いくらいなので餌はまだカチンコチンに凍っているから、ホタテは水に浸けて解凍する。アミエビは釣っている内に適当に解凍されるだろうて。もうこんな季節なんだな〜水温は22℃。気温が低けりゃ〜、水温も低いちなみに今日はいつものような短パン&サンダルの水への立ち込みスタイルではなく、長靴釣行。さすがにこの肌寒さで水に入るなんて無理っス!水に入る勇気もやる気もナシ!さぁ、殺るぞ!(やるぞ)と思ってたら、ちゃっかり船が来やがって!出鼻をくじかれた。初っ端から来てんじゃねぇ〜や!そっか〜、今日は平日だから、もうこの時間から船が動いてるんだね〜気を取り直して、さぁ!やるぞ!!ス〜っと円弧状に落とすと、すぐにアタって来て本日の一匹目は11cmほどのナイスサイズ。一投目の着底すぐだったから「今日は釣れんじゃね?」と期待が高まる。一投目からこのサイズならいけるっしょ!次もすぐ釣れたんだけど、小ハゼだったので「ん〜、やっぱりかな…」このサイズだとちょっとね〜一応、アタリはある!しかも大体のスポットでアタって来るし、一ヶ所で5匹は釣れるからハゼの活性はよろしいらしい。問題は上がってくるハゼサイズである。ほとんどが10cm程度で手応えがない。う〜ん、もうちょっと釣れなくて良いから、サイズアップしないかな〜っと思いながら、良型を求めて深場のポイントへやってくるが、こちらでは極端にアタリがなくなる。交通事故みたいに忘れた頃に良型ハゼが上がるんだけど、いかんせんアタリがなさ過ぎる。上がれば良型なんだけどね〜コレじゃ〜ラチが明かないので、釣れるポイントに戻ろう。終わってみればそこそこ釣れた!やはり、こちらはアタっては来るがサイズが…良型狙いの深場ポイントは全然アタらないけど、たぶんハゼはいるけど喰ってこないだけなんだろうな〜良型ハゼってこうなんだよね。この用心深さだから、大きくなるまで生き残るんだろうな。こちらの浅場では小ハゼがウジャウジャいるらしく、落とせばアタって来るが、あまりにも小さいと針掛かりしにくくなるから、そうなったらスポット移動。基本的に10cmくらいだけど、中には良型サイズも混ざるから、こちらの浅場ポイントに腰を落ち着ける。さっきから気になってるんだけど、今日はやたらとポロっと釣り上げたハゼが落ちてゆく。釣り上げたハゼの頭を一発で掴めないと、暴れるハゼから針が外れて不本意なリリースとなる。しかも良型に限って落ちるんだから、悔しいったらありゃしない!浅場だと釣り上げてもハゼが元気で暴れ続けるから、こんな時はハゼを疲れさせて大人しくさせてから取り込む。ハゼを針に掛けたらしばらく水中で泳がせるのがセオリー。よしんば、ソレが出来なくて水中から上げてしまい、暴れるハゼを慌てて無理に掴もうとすると落ちる可能性が高いです。この場合は、釣り上げたまま何もしないでブラ〜ンと放置したが良いと思います。よく子供が「釣れたよ〜!」って、竿を上げてハゼを掴まないでブラ〜ンとやってるでしょ!あのイメージです。もしコレが恥ずかしいなら、ハゼから40cmほど上の道糸を掴んで、そのままハゼが大人しくなるまで放置。これのキモは、ハゼが暴れるのを吸収するクッションとなる余白です。あまりにハゼに近い道糸を掴むと、暴れる振動を吸収しきれなくて、針から外れるという事態になります。上がってきたハゼの頭を一発で掴めれば大人しくなるので問題ないのですが、小さいハゼとは言え、暴れる魚の頭をピンポイントで掴むのってけっこう難しいですよね。 胴体を掴んでも、魚ってヌルヌルしてるからピュッ!って逃げられる事も少なくないです。ハゼは体力がないので暴れてもすぐに大人しくなるので、慌てずに暴れるのをしばらく眺めていましょう!すぐに大人しくなるから、慌てない慌てないいくら喰いが良いとは言え、餌がショボいと途端に喰ってこなくなる。ホタテ餌なら餌サイズの微調整ができるからやりやすいんだけど、アミエビの場合はそうもいかん!基本的には一匹掛けなんだけど、ハゼが小さいと餌が大きくて針に掛かりにくい。んじゃ〜アミエビを半分にして、ってやると喰ってこないんだな〜真夏の喰い気MAXのハゼなら半分でも喰ってくるけど、この時期は喰わないんですよね〜コレがアミエビ餌の悩ましいところです。半身だと喰ってこないぞ!やはり贅沢に尾頭つきじゃないと今日は平日だからやたらと船が行き交う。中には、何でこんな船がこんな狭いところに来るねん!なのがやって来る。こんなのが何しに来るんじゃ?船がデカく重けりゃ〜、その波もスゴイことになる。もうプチ津波だ〜!当然、こんな惨状の後は全然釣れなくなる。コレが平日釣行の痛いところなんだよね〜まぁ、みなさんお仕事で、運河は海の道路だからしょうがないけどサ。っという訳で、本日は3時間半ほどで159匹とけっこう楽しめました。いつの間にかけっこう釣れてたんだ最大サイズは14cm終わる頃には、釣り場にはオッサンの他、もうひとり常連の方がいるくらいで誰も居なくなっていた。【夕やけなぎさ】すら誰もいなかった…その方は調子が良くなかったらしく、数十匹くらいの釣果。やはり、釣れるスポットをどれだけ見つかるのかが勝負になりますね。オッサンみたいに、例え毎週のように来ていても、実際に釣り糸垂れないと分からないのが正直なところです。常連だから釣り場を知っててどこが釣れるなんて、そんなのただのイメージで、実践あるのみです。ただ、一応ヒントみたいなのはあって、地形や水の中の様相の違いは意識してください。釣れないスポットと同じような感じの所でやっても釣れない事が多いから、そんな場合は違う様相を探ると変わる事が多いです。まぁ、水が濁ってたらな〜んも見えないのだけども…とにかくやってみるしか無いんだよね〜まぁ、釣れてそうな人の近くは良いことがあるカモしんまいよ!次の記事>>>「2022年24回目のハゼ釣りは大逆転!?」へ
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  • 2022年24回目のハゼ釣りは大逆転!?
    2022年24回目のハゼ釣りはまさかの大逆転!?2022年9月23日。2022年夏シーズン24回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:雨のちくもり釣行時間:6時30分くらい(潮位:125cm下げ4分)〜11時00分くらい(潮位:54cmほぼ干潮)中潮水温:22℃釣果:マハゼ167匹(8cm〜14cm)竿:2.0m(そよ風) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け本日も昨日に引き続いてのハゼ釣行。天気予報では雨だったけど、いつの間にか曇りに変わったが、朝、目覚めるとキッチリ雨が降っていた。よくよく予報を眺めると『所により一時雨』つまりオッサンの住んでいる地域は『所によった』ということだ。何なんだ?『所により一時雨』って…調べてみたら、「対象エリアの50%未満の地域で雨が降ることを『所により』と表現するらしい。50%未満とは言え、最大約半分と言うことだよね?えらいドンブリだな〜釣り場での雨は全然気にならないけど、釣り場への行き帰りで雨が降るのが嫌なんだよね。もう面倒臭くなって布団でイモムシになっていた。ここ数日は寝ててもちょっと肌寒いくらいなので、ブランケットから毛布にチェンジしていて、肌触りが心地よい。おかげで布団から出るのに勇気がいる。イモムシは考える。「昨日頑張ったんだから、今日はもういいんぢゃね?」「いや、昨日H2氏にハゼ釣り行きます!って豪語したよね?」「H2氏は寛容だから許してくれるよ!」「いやいや、立派な理由があるなら許されるけど、面倒臭いはダメだろ!」「いやしかし…」と、10分ほど二度寝にて仕方なしに出撃。カッパを着込んで愛車を漕ぐが、もう汗だくだ。雨も本格的に降るならカッパスタイルも納得だが、微妙な小降りなもんだからど〜にもくすぶる。納得しないままいつもの橋に差し掛かり、釣り場を眺めると、既に7〜8人のハゼ釣り人が並んでいた。H2氏も見えて、雨のなか頑張っているらしい。今日は釣り人が多いなまずは【夕やけなぎさ】にて駐輪。こちらは釣り人が3人程度で寂しい限り。夏が過ぎた寂しいハゼ釣り場んで本日もオッサンのパラダイスポイントへ瞬間移動。雨が降っていて岩場が濡れているので、細心の注意を払っての移動。雨の中、みなさんご苦労さまですH2氏と合流し、ハゼの塩梅を伺うと「小さいけど入れ喰いだよ!」と今の雨同様に微妙なレスポンス。入れ喰いはもちろん歓迎ではあるが、小サイズというのが引っかかる。こんな時期に、こんな雨の中、こんな場末の釣り場まで来ておきながら、小ハゼばかりじゃ〜やってられんな。とは言え、ここまで来ておきながら「んじゃ〜帰ります!」っちゅう訳にもいかないもんだから、釣りの準備を始める。”きっと俺だけには良型大型ハゼが釣れるに違いない”釣り人特有のお花畑思考なんだけど、誰でも釣る前は夢を見るのが釣りの魔性である。本日の竿は愛竿「そよ風」昨日は釣れたハゼが空中でポロポロ落ちてしまい、「ハゼサイズと竿の硬さが合ってないのかな?」と思ったので、今日はもっと柔らかい竿にしてみました。この竿で落ちるなら何やってもダメだろう餌はいつものようにアミエビとボイルホタテ。今回でやっとアミエビがひと箱終わるが、すげぇ〜もつなアミエビ。コストパフォーマンスは素晴らしいが、入手経路がとても限られるのがデメリット。まぁオッサンの場合は、O氏から自動的に貰うから楽ちんなんだけどサ!ホタテはカチンコチンに凍ってる水温は昨日同様に22℃なので、釣れるハズなんだけど。まだ釣れる水温だと思う一応、良型ハゼ狙いなので岩場の周りから攻める。水はキレイに透き通っているので、水中がよく見えて狙いがつけやすい。ス〜ッと円弧状に落とすとすぐにアタって来るが、コイツだった。出鼻とやる気をくじくなよ!まぁ、岩周りだからダボハゼが釣れるのはしょうがないところ。すぐに同じスポットに落とすとすぐにナイスサイズが釣れた!このサイズなら良し!お〜良いじゃん!釣れるじゃん!と思ったのは最初だけだった。次が続かず、連打にならない。目につくスポットにシラミ潰しに落としてみるが、どうにもアタリが遠い。やっとアタって来た!と思ったらダボハゼだったり…『ダボハゼ、所によりマハゼ』といった感じ。チョロチョロと移動を繰り返しながら、とにかく喰ってくるハゼを探すしかない。一匹一匹の拾い釣りだけど、上がってくれば良型サイズ。こんなのとかコレくらいとかしかし、いかんせん数が伸びない。おひさまが当たれば少しは状況が変わるかもしれないが、今日の天気では厳しいかな…泣きっ面にハチで、釣り船やら訳の分からん業務用の船の嵐。船の立波で水が濁りまくり釣りにならず。2時間経過したが、50匹弱の貧果なのでした。まさかの爆釣スポット出現!最後の手段、ダメ元で最近は釣れなかったエリアに移動。「ここでダメなら玉砕だ!」このエリアは今年さんざん釣りまくった爆釣エリアなんだけど、ここしばらくは全然釣れなくなったスポット。朝イチにちょっと探りを入れた時はダメだったけど、潮位が変わり、かなり状況が変わってたからどうだ?玉砕覚悟の一投目。着底と同時に竿をひったくるアタリが!!だいたいこのアタリは小ハゼなんだけど、反射的にアワセると竿がヒュンヒュン鳴り出し、ハゼが横走りを始める。「お〜ナイスサイズだぞ!」上がってきたのは13cmの良型ハゼ。ナイスファイト!このサイズがあのアタリを出すとは、やる気満々だね〜ここから一気に釣りの様相が変わる。同じスポットで連打が始まり、上がってくるサイズも10数cmは当たり前。こんなサイズが普通に上ってくるまぁ、どこに落としてもアタリが!ではなくて、ちゃんと探さないと喰ってこないけど、それでもすぐに見つかるのはありがたい。やはり最初は良型ハゼが喰ってきて、スッ…と1cmほど竿先を拝ませる大人しいアタリでアワセると、いきなり横走りが始まるのが心地よい。オッサンの両手がフル回転をしていると、少し離れたところから「あ〜、クソ〜!」とか舌打ちが聞こえてくる。H2氏である。釣り人って、なにかと独り言を発することが多い。しかも釣り場って静かだから、その独り言が聞こえちゃうんだよね〜オッサンもそうなんだけど、そのほとんどは否定的な毒づきだ。よくメディアとかでは魚が釣れると「ヨッシャ〜!」とかやってるけど、そんなのはただのメディア向けの演技だ。現実には、釣り場には否定的で、他人に聞こえる独り言が飛び交っているのである。「こっちは釣れるから、こっちでやりなよ!」と声を掛けるが、オッサンに気を使っているのか、H2氏は毒づきポイントでやり続ける。まぁ、そうなんだよね…いくら仲間とは言え、他人様のエリアを荒らすのは気が引ける。たま〜にだけど、釣れてる人のエリアに黙ってズカズカ入ってくる奴がいるんだけど、そういう奴は結局はどこでやっても釣れないんだよね。そもそも実力がないから、どこでやっても同じ事。釣れるエリアなら誰でも釣れるとは限らないのである。傍から見て「あそこはスゴイ釣れてるからオラも!」なんだろうけど、釣れるスポットというのは極々限られた一点であることがほとんど。その一点から20cmもズレれば釣れないのであり、”そこら辺”というアバウトな範囲ではないのである。かくして、自分だけ良い思いをしようとした『いぢわる爺さん』は渋々退散するのでした。みるみる内にビク内は賑やかになり、良型ハゼでいっぱいになる。干潮の潮止まりでアタリが遠くなり、もう満足したので納竿。4時間半で167匹でした。ここまで釣れればいいっしょ!最大サイズは14cmなんだけど、この釣り場ではこれ以上のサイズは滅多にお目にかかれないな〜最大サイズはまるまる太った14cmここからまた歩いて【夕やけなぎさ】に戻るんだけど、ビクが重いんだコレが。もうかなり使い込んだビクだから、今シーズンは穴が空いたりしたんだけど、今現在はさらにビクの入り口のプラスチックも折れている。O氏曰く「いつもそんなに釣るから壊れるんだよ!」と言われるのだが、しょうがないじゃん!釣れれば釣れるだけ釣っちゃうのが釣り人だもん。そんな半壊したビクを引きずりながらの筋トレにて、【夕やけなぎさ】に帰還。H2氏も独り言をつぶやきながらもかなり釣ってて、H2氏のクーラーボックスはまたエライことになっていた。帰ってコレを全部捌くらしい【夕やけなぎさ】は朝とは違ってファミリーが釣り糸を垂れていて、和やかムード。のんびりなハゼ釣り場本日は前半の2時間はぜんぜん数が伸びなくて「今日は終わった…」と諦めムードだったけど、まさかの入れ喰いエリアの出現により、一気に大逆転なハゼ釣りでした。朝の釣れない感じで終わったら「ブログどうしよう…」と覚悟しましたよ、マジで!でもいつかは釣れなくなるんだから、その時は覚悟を決めて無かったことにしようっと!次の記事>>>「2022年25回目のハゼ釣りは期待はしないが…」へ
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  • 2022年25回目のハゼ釣りは期待はしないが…
    2022年25回目のハゼ釣りはアテにしないけれども…2022年9月28日。2022年夏シーズン25回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】天気:晴れ釣行時間:10時00分くらい(潮位:126cm下げ5分)〜13時00分くらい(潮位:63cm干潮)中潮水温:測り忘れた!釣果:マハゼ144匹(7cm〜13cm)竿:3.5m(清流X) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け多くのサイトがそうであるように、このサイトもどんだけの人が見に来てるのか?が分かるようになっている。オッサンのハゼ釣りはほぼ日曜釣行なので、日曜日の夜とか月曜日の昼間とかに、このサイトを見に来る人が多い。なので先日の日曜みたいに、のっぴきならない理由によりハゼ釣り出来なくて、記事の更新をしてない時はちょっぴり心苦しい。「わざわざこんなトホホなブログを覗いやってんのに、記事書いてないやん!」このブログの更新を、指折り数えて楽しみにしておられる僅かなオーディエンスのため息が聴こえてくるようだ。本っ当〜に申し訳ないです!しかし、こちとらにも生活があり、仕事をしないと米や味噌も買えないのであります。日曜に出勤したところで、休日手当なんぞは微塵も出ないブラックな会社。お客様商売なもんで、客のワガママを受け入れないと日銭すら稼げない零細企業。そんなマイクロ・ビジネスに在籍する身として、自分の都合なんぞはミジンコのような話なのであります。ハァ〜…、世界を股にかける国際企業で、殿様商売してぇな〜!っという訳で、本日は日曜日の代わりではないですが、夜勤明けの代休釣行。せっかくの平日釣行だから、朝イチからスタートダッシュをかましたいところだったけど、急遽、またしてもワガママ客の仕事を突っ込まれてしまった。光の早さで仕事をやっつけたんだけど、ハゼ釣り場に到着したのは10時を過ぎていた。ハゼ釣り場に向かう愛車を漕ぎながら「ハテ?既にこんな時間だけど、どこでハゼ釣りすべきか?」考えていた。答えが出ないまま釣り場に到着。結局「釣り場を見てから雰囲気で決めよう!」となった。いつもの橋から【はぜつき磯】を眺めるが、ど〜にもパッとしない雰囲気。【はぜつき磯】ではないな…では【夕やけなぎさ】はどうか?やはり【夕やけなぎさ】にもハゼ釣り人は少なく、なんかここも違うな〜【夕やけなぎさ】もスルー…っという訳で、【しおじ磯】へ向かう。久しぶりに【しおじ磯】に訪れるが、なぜかハゼ釣り人は一番多かった。別に他の釣り場と変わりなく釣れる気もしないが、「もう動き回るのもかったるいからここで良いや!」っと、【しおじ磯】に腰を落ち着けることにする。なんで釣り人が多いん?この釣り場は、浅場〜深場、岩の穴釣り、平場など、けっこうバリエーションがあるので、各人の狙いによっていろんな釣り方ができる。オッサンは長竿を使った深場でやることが多いかな。本日も迷わず深場のポイントなんだけど、何でか知らんけど、深場エリアは不人気でだいたい空いてる事が多い。他はどれくらい釣れるのか知らんけど、深場も釣れるけどな〜もうこんな時間だけど、干潮までは頑張って釣ってみることにする。使う竿は当然ながら長竿。長竿のお気に入り『清流X 3.5m』餌はいつものようにアミエビとボイルホタテ。アミエビって冷凍保存しても一匹一匹離れるから解凍いらずもう季節柄サンダル&短パンではなく長靴なんだけど、まだ釣りもしてないのに船の立ち波でびっちょりになった。チクショー!ふざけやがって!期待はしてないけど、釣れると良いな〜の思いを込めての第一投。水深は2.5mはあるから着底までに5秒ほどかかる。スン…と軟着底するが、アタリがない。ズズズ…と2cmほど引きずって誘いを入れると、チョン!と喰って来た!間髪入れず電撃フッキング!とはならず、空振り…う〜ん、今のアタリ方はどうみても10cmにも満たない小ハゼだな。納得しないまま同じスポットに落とすと、着底と同時にアタって来て、上がってきたのはやっぱりサイズ。やっぱりだ〜!しかし次はきっと!を信じて、同じスポットに落とすとすぐにアタリが!フッ…、世の中こんなもんさ…その後もアタリはあるんだけど、上がってくるのは10cm以下の小ハゼの群れ。オッサンのモチベーションは、著しく低空飛行なのでした。釣れることは釣れるが…どこにも焦点が合ってない、うつろな目でハゼ釣りするオッサン。アタリはありますよ!アタリはね!どこでも落とせばという訳ではないけど、きちんと丁寧に探ればアタっては来ますよ。しかし、アタックしてくるのが…このブログ内で何度も言ってるけど、竿先をひったくるような派手なアタリをするのは小ハゼがほとんど。もうアワセるのもだるくて、竿先はハゼのアタリでビンビンだけど、竿を上げないでボケ〜とすることもしばしば…そ〜言えば、ここらのハゼ釣り場の情報屋兼ご意見番のO氏が言ってたなぁ〜「【しおじ磯】は深場は小さいのが多くて、岩場の方が良型がいるよ!」の言葉は、この状況を鑑みるとどうやら本当だったらしい。たまには本当の事も言うんだな…オッサンは基本的にO氏のリフは鵜呑みにしていない。信用とか信頼云々ではなくて、こうと決めつけると釣りの幅が広がらないから。釣りは自然が相手なので、状況がコロコロ変わり、意外性が顔をのぞかせる事も多々ある。常連たちがまことしやかに口頭伝承する「アソコはあの状況は釣れねぇ〜んだよ!」を振り切って、爆釣で美味しい想いをした事もしばしば。釣りに限らず、対人においてもそうである。普段は鬼畜で涼しい顔で人をバラす奴でも、ある時に見せる一瞬の優しさ…ソレを知ってる者は「この人、本当は良い人かもしんまい!」とコロッとほだされたりする。よくある話であるが、用心しないといつの間にか息の根を止められるかもしれないので、やはり「俺の後ろに立つな!」は遵守すべきであろう。ちなみにこの有名なセリフは、ゴルゴ13のデューク東郷のリフと社会的に認知されているが、実はこんなセリフは一度も本編で語られていないらしい。オッサンも床屋の待合席では、ゴルゴ13と鬼平犯科帳をいつも激読してるんだけど、確かにデューク東郷のこのセリフはお目にかかったことはないな…まぁ、そんな話は置いといて…このように、決めつけは自分の見識と活動範囲を著しく狭くしてしまうんだけど、かと言って、アウトサイダーな事ばかりやっても結果が出にくいのも事実である。決めつけとチャレンジの絶妙なバランス。何にでもバランスが重要なのは言うまでもない。小ハゼの群れとは言え、忘れた頃には良型が上がってきたりする。コレくらいとか本日最大サイズの13cmしかし、基本的には10cm以下を相手にしなければならない。「なんで長竿使って、こんな小ハゼばかり相手するねん!」と憤る。とは言え、針掛かりせずにエサだけを取られるのは悔しい。こんな時はやはりボイルホタテが活躍する。エササイズを調整できるから、掛かりやすいサイズや形状にすれば針掛かりも良好。反面、アミエビは厳しいな〜一匹掛けが基本だからエビの端っこばかり突いて、針に掛かりゃ〜しない。とは言え、半身にすると今度は喰ってこなくなるし!ただ、ホタテ餌にも言えるんだけど、ハゼが小さいからといって餌も小さくすると、かえって針掛かりが悪かったり、釣れるハゼがどんどん小さくなったりする。その時の状況を踏まえた餌付けはするんだけど、基本は餌サイズ=ハゼサイズは念頭においておきましょう!今日はけっこう暑くて、コレなら短パン&サンダルスタイルで水に立ち込んでも良かったな〜だからハゼの活性も良かったのかもしれない。っと思っているのはオッサンだけなのかな?周りの釣り人を見ると、全然竿が上がらないんだよね〜そんなにアタって来ないわけでもないと思うんだけど…まぁ、小ハゼばかり釣っててもしょうがないんだけども…とりあえず餌のキリが良いところで納竿。3時間ほどで144匹という結果でした。数はそこそこだけどサイズがね〜時間帯が悪かったのか、釣り場が悪かったのか、日頃の行いが悪かったのか…本日は、期待の無さを裏切らない、やはりな釣果となりました。まぁ、釣れただけでも良しとしたいところですが、やはりこの時期になると良型大型を求めてしまいますよね〜次の記事>>>「2022年26回目のハゼ釣りはそろそろ夏シーズンも終わりかな…」へ
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  • 2022年26回目のハゼ釣りはそろそろ夏シーズンも終わりかな…
    2022年26回目のハゼ釣りは、もう夏も終わりかな…2022年10月2日。2022年夏シーズン26回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:晴れ釣行時間:6時30分くらい(潮位:115cm上げ5分)〜10時00分くらい(潮位:166cm満潮)小潮水温:23℃釣果:マハゼ83匹(7cm〜12cm)竿:3.5m(清流X)のち2.1m(行雲流水) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けごく僅かな人は気づいたかもしれない。一昨日あたりに、このブログが見れなかった事を。ネットサーバーに問題があったわけではなく、ましてや、あなた自身が使ってるブラウザーに不具合があった訳でもない。もちろん!原因はオッサン側でございまふ。最近、このブログを作成しているアプリやらパソコン本体も一新したので、いろいろと面倒臭い設定やらの作業でテンテコマイだった。しかし、そんな作業も「やっと終わった〜!」っと、ひと安心していたつい先日…オッサンのハゼ釣りのルーティンは、ハゼ釣りを終えて後片付けをして「ハイ終わり!」ではない。むしろ、ハゼ釣り後の方が頭が痛い。このブログの製作を、その日の内にやっておかなければならないのだ!釣りをやったことがある方ならご理解いただけると思うが、釣りの後ってやたらと身体がダルくなる。単純に肉体的な疲労もあると思うんだけど、海風に吹かれ続けたりするのも理由のひとつだと思う。おまけにまだ暗いうちからの早朝釣行ともなれば、ハゼ釣りから帰宅した後は、脳みそはポワンポワンで身体はダルンダルンだ。そんなトランス状態のまま、このブログの製作に取り掛かるんだけど、大体が始めてからわずか10分ほどで強烈な睡魔に襲われる。そんな睡魔と戦いながら作業をし続ける。話は飛ぶが、オッサンの前職は文章を書くのが主な仕事だった。パソコンに向かって、鬼のようにキーボードを叩きまくる毎日。おかけさまでブラインドタッチはお手のものなんだけど、ひと文字ひと文字、心を込めて打ち込む手作業という労働形態に憤っていた。社内では「こんなマニュファクチュア(工場制手工業)な作業じゃなくて、格好良くVRゴーグルを装着して、頭にイメージするとディプレイに文字がバ〜!って表示されるようにならんかな?もう、そうなってもいい時代っしょ!」「まぁ、確かにそうなれば楽チンだけど、ソレってマズくない?」「そんな真面目に仕事だけに集中してるか?人間てロクな事を考えてないから、他人に見られたらヤバい内容ばかりになるだろ!」「仕事に必要な文章よりも、そんなハレンチな文字の羅列を消す作業の方が、遥かに時間と手間が掛かると思うよ。」このように人間の本質がむき出しにされると、都合の悪い事柄はかなり多くあると思う。技術の発展はありがたい事ではあるけれど、現実的には少しばかり不便な方が世の中は丸く収まると思う。話を戻す。そんな睡魔と戦いながらのブログ製作なもんで、いつの間にか意識が飛んでて、ふと気がつくとディスプレイには記号やら数字が混ざった呪文が並んでいる事も少なくない。こういう時は昼寝を決め込むが、ちょっとゴロ寝のつもりが熟睡し、目が覚めると暗くなっている事もある。「そんなんじゃ〜、後日にブログ書けばいいじゃん?」そうもいかんのである。その日に感じたハゼ釣りの感触をホットに伝えるためには、その日の内じゃなければいかんのである。っという訳で、オッサンは今も意識が飛びながらもこのブログを書いています。んで何だっけ?あ〜、ブログが見れなかった話だった。前回のブログをネットにアップし終わり、「今日も良い仕事をした!」と”ゆうたろう”バリにブランデーグラスを傾け、ブログのチェックをしている時だった。ちなみに”ゆうたろう”って芸人の他に、スピリスト(占い師)もやってて、メッチャ当たるらしいよ!そんな”ゆうたろうな俺”は気づいた。アレ?ハゼ釣り画像が表示されない…文字は表示されるんだけど、画像が一枚も表示されていなかった。パソコンでは間違いなく表示されるんだけど、スマホで見ると画像が非表示だ!このブログがどんなデバイスで閲覧されているのかというと、スマホ:パソコン:タブレット=75%:20%:5%といった感じ。という事は、大部分の方が画像が見れないというわけで、オッサンがちゃんとハゼ釣りしてる証拠写真を閲覧できないことだ。まぁ、オッサンのトホホな文章力でその分は補うという考え方もあるが、やはり目に見える証拠がないと人は信用してくれない。いかん!このままではオオカミ少年呼ばわりされかねないので、早急に対処が必要である。何度かアップデートしてみたが全く改善せず、よく理解してないくせにいろいろとファイルをいぢくってたら、今度はブログ全体が表示されなくなってしまった!オッサンが滅茶苦茶にいぢくったおかげで、webサイトの設定ファイルが無限ループし、ネットサーバーがサジを投げたようである。ひぇ〜!画像だけならまだしも、サイト全体が見れなくなるとは!!途方に暮れて脱力状態なオッサン…さすがに560記事もある巨大サイトを、また1から作り直す気力も余命もないので、何とかならないものか…プロに任せればきっとチョチョイのちょいなんだろうけど、専門家に依頼するには先立つものが必要で、んなもんは微塵もない。なので自力でなんとかしなければならない。もし復活しなければ、このサイトはこのままネット世界の闇に消えてゆくのかも知れない…そうなったら諦めよう…まぁ、誰の為にもなってないんだから、この世に必要のないサイトがまたひとつ消えるだけだ…失意のまま湯船に浸かっていると、ふとある解決策が閃いた。慌てて風呂から上がり、ありのままの姿でパソコンに向かう。すぐに対処法を実行する…………………直った!ブログが表示されているではありませんか!良かった〜!ようやく、ひと仕事終えたオッサン。作業を終えるが、もう真夏ではないのでありのままだとちょっと寒くて、オッサンのチン○はタニシのようにしぼんでいた。っという訳で、無事ことなきを得たのですが、みなさんには残念ですが、もう少しこのブログにお付き合いください。手強いハゼ釣りそんなバタバタな最中にも、ハゼ釣り場のご意見番O氏からは容赦ない電話攻撃が来る。基本的に電話が来る時はO氏は酔っ払っている。伝えたいことを一方的に熱弁力説すると満足するのか、ちょっとはこっちの言い分も聞くんだけど、O氏のべしゃりが終わらないと全く聞く耳を持たない。まぁあの年代にありがちだが、まずは相手の話を聞く&話を遮らないがクレーム電話の基本である。だもんで、上の空で聞いてるんだけど、どうやら最近はどの釣り場も良くないらしい。もうこの時期になれば、基本的に数よりもサイズ狙いになるんだけど、まだ穴釣りには早いし、今までのハゼ釣り場でも良型・大型サイズはなかなか釣れてない。小ハゼはまだ喰ってくるけど、それ狙いというのもなんだかな〜とにかく、中途半端なこの時期は、どの釣り場に行くのか?で悩む。ハゼ仲間達も皆同じで、どの釣り場でどんな釣りをするのか?それぞれの考え方もバラバラで、ここしばらくはそれぞれに単独行動も多い。っという訳で、オッサン的には今季さんざん楽しんだ【はぜつき磯】でお茶を濁す作戦。タイミンが良ければ良型サイズで数も揃うから、それを期待しての釣行。いつもの橋から【はぜつき磯】を見渡すと、10人くらいはハゼ釣り人がいる。H2氏もやっていて、しばらく眺めるが竿が上がらないから厳しそうだな〜うわ〜厳しそうだな!【夕やけなぎさ】にやって来ると、今日はちょっとハゼ釣り人が多かった。夏が名残惜しいのかな?さて、本日もここから【はぜつき磯】へ運河沿いをトレッキング。潮が引いてるので歩きやすい通い慣れた道とは言え、気をつけないとやられる。なにせ今日は戦闘服(ウェーダー)を着てて歩きにくいから、余計に気を使う。本日は久しぶりにウェーダー着用気を抜かないようにね!【はぜつき磯】の浜まで来るとS氏がいた。釣りの塩梅を伺うと「全然ダメ!ダボハゼばかりで嫌になっちゃうよ!!」とローレスポンス。本日は奥さんもハゼ釣りに来ているらしい。S氏は70代なハズだけど、奥さんはかなり若く見えるぞ!嫌がるS氏に探りを入れると、奥さんはひと回り以上も若いらしい。マジ!?年の差婚!やるな〜!S氏って地味な感じなんだけど、優しそうだからな〜これからはS氏をドンファンとして、崇めることにしよう。ドンファンを後にオッサンは進む。お目当てのエリアに到着すると、H2氏といつもの常連さんもいた。「全然ダメだよ!ダボばかりでマハゼが釣れないよ〜」と悪い予感が的中。この一言でオッサンの頭上にペカー!っと豆電球が光る。今季はダテにこのエリアに通っていたわけではない。それなら!の対処法が閃いた。餌はいつものようにアミエビとボイルホタテだけど、今日は恐らくはホタテが活躍するハズ。この状況でアミエビはどうかな?水温は23℃だから釣れない事もないんだけど、水が濁ってるんだよね〜23℃あれば釣れると思うけど…本日はビクを新調しました。今まで愛用していたビクは、穴が空くやら入り口のプラスチック部も折れて半壊状態。なので、以前O氏から頂いた新品のビクで、また底の部分に改造を施した。今までのビクは24cmのタイプだったけど、今度のは27cmタイプでひと回り大きいサイズ。いつまでもつのか分かりませんが、末永くよろしくお願いします。けっこうデカい!んで、使う竿は長竿『清流X(3.5m)』H2氏と常連さんは2mくらいの短い竿でやってるんだけど、オッサンはこの長竿で勝負です。このブログでも書いたんだけど、このエリアは手前はダボハゼの巣窟で、マハゼはその沖側にいます。ダボハゼばかりという事は、マハゼ地帯に届いていないということです。厄介なのが、その時々の状況によってダボ&マハゼの境界線が変化するということ。基本は潮位によって前後するんだけど、そうでない時もあるからやってみないとね〜「んじゃ〜、いつも長竿でやればいいじゃん!」と思われるかもしれませんが、良型ハゼはその境界線付近にいることが多くて、無意味に沖を狙っても小ハゼばかりになる。でも、やはり短竿の方が手返しも早いし、ラクだし、釣りの感触も面白いから、出来れば短竿でやりたいところ。とは言え、本日は2mを使ってもダボの嵐らしいので、迷わず長竿の投入でございます。今日はこの竿っしょ!さぁ、やるぞ!と思ったらH2氏が釣れたダボハゼを「ホレッ!」と後ろへ投げる。はぁ?と振り返ると、いつの間にか野良猫マーベリック様が鎮座しているではありませんか!?今日はまた一段と目付きが悪くていらっしゃる【はぜつき磯】にはこれだけハゼ釣り人がいるのに、何でこんな端っこにマーベリック様?やはりハゼをよく釣る人の背後を獲ったほうが、餌にありつけるという事だろうて。さすが野生で生き残るためには、憑依主をも選ぶという事だ。んでは遅ればせながら、オッサンも期待を込めて第一投!ス〜っと円弧状に落ちて、軟着底するとすぐにスン…っとアタってくるが、空振り。次も同じスポットに落とすもアタるんだけど、針掛かりせず…「う〜ん…、ハゼが小さいのかな?」と思いながら、三度目で掛けて上がってきたのは、ナイスサイズだった。このサイズなら合格!このサイズがあの触るような微かなアタリをしてくるのか…どうやら、すごく喰いが浅いようだ。「今日は手強いぞ〜!」東村山一丁目♪本日も、どこでもではないけど、ハゼがアタって来るスポットを見つければ連打は来る。ただ如何せん、上がってくるハゼサイズが10cm前後ばかり。こんなのばかり良型サイズを求めてチョロチョロと小移動を繰り返すんだけど、どうにもサイズアップしない。ハゼが小さい時はアミエビよりもホタテ餌の方が針掛かりが良いので、本日はホタテ餌での勝負。とりあえずは、ハゼが小さいだの贅沢は言ってる状況ではないので、とにかく喰ってくるハゼを釣るしかない。いつもの繰り返しになるんだけど、やはりこの時期になると喰ってくるハゼを見つけるのが大仕事。そのハゼの位置から20cmもズレると喰ってこない。なので、狙ったスポットに正確に落とせる技術は磨いておくべきでしょう!ハッキリ言って、このスキルが一番大事だと思います。そこにアタックしてくるハゼがいるんだから、目の前にエサを落とせば必ず喰ってきます。風や潮の向きや強さ、振り込んだ道糸と竿の張り加減、竿の俯角と仰角、その全てを考慮して狙ったスポットに寸分違わず落とし続ける。「大体ここらへん…」というアバウトではなく、狙ったピンポイントの一点を目指してください。コレが出来れば必ず釣れます!本日は釣れないことはないけど、それほど忙しいハゼ釣りでもない。キョロキョロと周りを見渡すと、いつの間にやらマーベリック様がオッサンの背後を獲っていた。どうやら今度はオッサンを宿主にしたらしい。背後から威圧してくるマーベリック様小さいハゼを見繕って5匹ほど献上すると、満足したのかどこかへ消えていった。相変わらず、H2氏と常連さん、オッサンの三人が小刻みに移動しながらのハゼ釣り。オッサンは寒いからウェーダーを着込んでるんだけど、その常連さんは短パン&サンダルのミッドサマーなスタイルで水に立ち込んでいる。「寒くないですか?」とH2氏が声を掛けると、「とても冷たいです!」のレスポンス。(一同)ですよね〜!お互いが分かりきった会話のキャッチボールではあるが、こんなさり気ない会話から人間関係が始まるのである。しっかし、サイズが上がらんな〜期待していた大きな石付近でも良型は釣れず、下手すりゃダボの嵐を喰らう。最後の頼みの綱はおひさまなんだけど、水が濁っているので、日が当たっても水中は見えない。ただ、水温は上がるからハゼの活性が上がるかもしんまい。砂浜エリアにはおひさまが当たってきたので、そちらへ移動。こうなると近場狙いになるので手返し重視の短竿にチェンジ。んがしかし、数匹連打の後はぱったりアタって来なくなる。やっとアタリが!と思えば、ダボハゼだったり…今朝はこのエリアに多くの釣り人がいたんだけど、このダボハゼの猛攻に折れて、みんな居なくなってしまった。 残るは片手で数える程度の釣り人だけ。いつもの常連さんも頑張っていて、さすが地獄の冬の穴釣りをやるくらいだから粘れるんだよね〜秀逸なのは決断の早さ!釣れないと分かるとサッサと瞬間移動する。しかもけっこう大きく動く。この御方、見た目は普通と表現するには紆余曲折を要する体型なんだけど、フットワークが軽いんだよね〜どんだけ釣れてたのかは分からんけども…満潮時間帯でますます釣れなくなり、アタってくるのはダボとメダカサイズばかり。こんなんじゃ〜ね〜…もうそろそろ止めようかなっと思っていた時だった。ちょっと離れた場所で釣っていた二人組がいたんだけど、そのひとりが岩で滑って派手に入水。大丈夫か?っと思っていたら「ブシューーーー!」って結構大きな音。「何の音?」と思ったら、どうやら自動膨張式の腰巻きライフジャケットを装着していたらしく、黄色い浮き輪が爆誕!ブシューーーー!はガスで膨張した時の音だったらしい。オッサンも船釣り用に持ってるけど、ガス膨張を目撃したのは初めてだったので、最初は何の音か分からなかった。入水の人は腰に黄色い浮き袋を装着してる姿になったが、怪我は無かったようで。友人もいるし、今日は暑いくらいなので、ひと安心ではあった。そんな姿を見たオッサンの感想。「昔のドリフで志村けんがやっていた、東村山音頭の一丁目みたい」だった。ずぶ濡れになってしまった方には申し訳なく、不謹慎ではあるが、オッサンの頭の中に「イッチョメ!イッチョメ!ワーオー!!」がパワープレイする。しかし、偉い人だな〜陸っぱりの浅場のハゼ釣りにも、ちゃんとライフジャケットを装着してくるんだから。今回はたまたま自力で上がれたけど、万が一、落ちたショックで気絶したら命に関わりますよ!たかがハゼ釣りとナメてはいけませんね〜何があるのか分からないんだし!備えあれば憂いなし!しかし、エエもんを見せてもろたよ。ハゼ釣りでライフジャケットを装着した人が入水して、浮き袋が自動膨張。コレを目撃するって、どれくらいの確率なんだろう?これに懲りずに、あの人もまた釣りに来て欲しいな〜と思いつつ、オッサンの頭の中には「イッチョメ!イッチョメ!」がぐるぐる回っていたが…っという訳で、3時間半ほどで83匹という結果でした。ビクが大きく、ハゼが小さいからスカスカだ!最大サイズは12cmか…【夕やけなぎさ】に帰還すると、ファミリーフィッシングがたくさんいた。この風景ももうすぐ見れなくなるかさすがにもう夏のハゼ釣りも終わりですかね〜小ハゼ以下はワンサといるんだけど、良型クラスが居ないんですよね。どこかにはいるんだろうけど、そろそろ落ち始めているのかな?落ちると言えば、今日は【はぜつき磯】だけではなく、別の釣り場でも人が落ちたらしい。仲間がやっていたハゼ釣り場でも、入水事件が発生。釣れなくなると、どうしてもリスクがある釣り場を目指すから危なくなりますよね。みなさん、気をつけましょう!さて、次はどこでハゼ釣りするべきか…すごく悩むんだけど、その思考を巡らせるのもまた釣りのおかしみだと思う。次の記事>>>「2022年27回目のハゼ釣りは極寒の中」へ
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  • 2022年27回目のハゼ釣りは極寒の中
    2022年27回目のハゼ釣りは極寒地獄!2022年10月7日。2022年27回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】天気:くもりのち雨釣行時間:7時00分くらい(潮位:95cm下げ6分)〜10時00分くらい(潮位:45cm干潮)中潮水温:測り忘れた!釣果:マハゼ122匹(8cm〜12cm)竿:3.5m(清流X) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け本来なら、本日は他の釣りモノに行く予定だった。平日に会社を休んでの船釣りは、船も空いているので気持ち良く釣りができるし、ナイス釣果も期待できる。ハズだった…当日を指折り数え、釣りの準備も万端だった昨日。船宿から「出船ありません!」と無慈悲なお知らせ。至極残念ではあったが、思い当たるフシが無いわけでもなかった。波は荒れ予報で雨も降る、おまけに季節をふた月も先取りの寒さときたもんだ!恐らくは出船ギリギリ人数の予約だったと思う。悪条件の日に勝負に出るよりも、もっと釣果が見込める時に出直した方が良かろうて…とキャンセル続出にて、出船人数を割り込んだんだと思う。これが休日だったら、「海が時化ようが、槍が降ろうが玉砕覚悟じゃ〜!」の背水の陣な客ばかりで、嵐の海でも出港しただろう。しかし、平日にやって来る客はノンビリで余裕のある人種ばかりなんだろうから「もっと釣れる時に釣りすれば良いよね〜。無理にやらなくてもいいや!」という、金持ち喧嘩せずなスタンス。まぁ、オッサンは玉砕覚悟な部類だから嵐でもやる気満々だったけど、どうやら他の客とはノリが違うようで…っという訳で、予定が潰れ、スライムのように力が抜けてしまったオッサン。もう会社も休みをとったもんだから、取り消して出社するのもバカらしい。ハテ?と5秒ほど熟考するが、いつものようにやることはひとつで当然ハゼ釣りだ!せっかくの平日なんだから、美術館のカフェテラスで優雅な一日を!とも思ったが、今回オジャンになった釣行計画がいつ復活やも知れんので、虎の子は温存しておかねば。なので、金のかからないハゼ釣りとなるんだけど、問題は本日のお天気である。雨と多少の風は問題ないんだけど、この寒さである。まだ10月に入ったばかりなのに、12月上旬なみの気温て!オッサンは夏のハゼ釣りシーズンが終わると、穴釣りに移行するんだけど、しつこく1月くらいまではハゼ釣りしている。なので、12月の極寒のハゼ釣りも苦にはならないが、今はまだ寒さに身体が慣れてないし、寒さに対する覚悟もない。やっぱハゼ釣りなんぞしないで銭湯に行ってモサ〜っとしてようかな…とも思ったが、平日って銭湯は昼ごろからだから午前中はやること無いんだよね〜っという訳で、Goingハゼ釣り決定!ここで問題なのは、「どこで釣り糸垂れるん?」だった。選択肢は、いつもの大井ふ頭中央海浜公園or『秘密の花園』確実に釣れるのは大井ふ頭中央海浜公園だけど、たぶん小ハゼは釣れるだろうけど良型はどうだろう?『秘密の花園』は、時期的にはちょっと早いけど、先行でやっている仲間が「数は出ないけど、ここらの釣り場では一番サイズは出る」らしい。つい先日は19.5cmが上がったので、オッサンも『秘密の花園』での釣りは前のめりではある。今朝もやっぱり寒くて、防寒仕様のスタイルにて出発。まだ雨は降ってないが、確実に降るのでカッパ持参。愛車を漕ぎながら、未だにどっちの釣り場に行くのか?悩んでいた。あの角をどっちに曲がるかで行き先が決まる!その角に差し掛かると自然に身体が動き、行き先が決定。向かうは大井ふ頭中央海浜公園だった。決め手は雨。『秘密の花園』はちょっと遠いし、雨で釣り場の岩が濡れるととても危ない。まぁ『秘密の花園』はこれから嫌というほど通うんだろうから、あと何回来れるか分からない大井ふ頭中央海浜公園で名残惜しくやりましょう!ハゼのサイズよりも数を選んだオッサン。さすがにこの寒さと雨予報ではハゼ釣り人いないんじゃね?と思ってたら、いた!二人も釣り人がいるではないですか!【夕やけなぎさ】にやって来ると、こちらにも4人の勇者がいて、しかも全員が水に立ち込んでいるではありませんか!?みんな水に立ち込んでるぜ!マジすげぇ〜な〜!この人たち。しばらく勇者達を眺めるが、全然竿が上がらない。だよね〜、いきなりこの寒さだからハゼも動かないだろうて…という訳で、向かうは【しおじ磯】気温は寒いけれど、水温はそれほど下がってないハズ。浅場はモロに気温の影響を受けるけど、深場だったら大丈夫ぢゃね?というのが、オッサンの読み。【しおじ磯】に到着すると、ひとりだけハゼ釣り人がいた。こんな寒い雨予報にハゼ釣り人なんていないわなこの方はいつも【しおじ磯】でやってる人で、挨拶を交わし、ハゼの塩梅を伺うと…「全然釣れなから、もう帰るところだよ!」とオッサンのやる気を真っ二つにヘシ折るコメント。その方の竿とどこでやってたかを伺うと浅場狙いだったらしく、”なるほど!ダメなわけだ”と納得。いつものオッサンの指定席に向かう。ここは水深が2.5mくらいはある深場で、サイズは大きくないが安定して数は上がるポイント。ここに来たということはサイズはこだわらず「とりあえずは釣れればヨシ!とする」ということだ。まだ雨は降ってないが今にも降り出しそうな曇天で、落ちてくる前にスタートダッシュをかましたいところ。んだば釣りの準備をば。使う竿は当然ながら3.5mの長竿。長竿と言えばこの一竿餌はいつものようにアミエビとボイルホタテだけど、前回の余りものを再冷凍したらすっかり同化していたシロモノ。なんのカタマリ?って感じ小ハゼとの戯れまずは期待しないでの第一投。深場だから、ス〜っと5秒後に着底するとすぐにアタって来た!アワセるが掛からず…今日も喰いが浅いようで、厳しくなりそうだ。次も寸分違わず同じスポットに落とすと、着底前にアタって来て、電撃フッキングにて一匹目。まぁ、このサイズなら良いでしょう!全く同じスポットに落とすとすぐにアタってくるから、ハゼの活性は良いようだが、上がってきたのは小ハゼ。う〜ん…やはりこのサイズになっちゃうかどうしても、このクラスを拾っちゃうな〜っと思ってたら、早くも雨が落ちてきた。「マジかよ!予報よりも降り出し早いぢゃん?」カッパを装着し、釣り続行。どこでもアタってくるわけじゃないけど、キチンと見つければハゼスポットはあって、連打が始まる。んだけど、最初の数匹は10cmくらいで、その後は小ハゼが突いてくるだけになる。こうなると狙うスポットを変えるんだけど、やはり同じ感じなんだよね〜たま〜に10数cmクラスが上がってくるんだけど、基本的には10cmクラスがほとんど。忘れた頃にこのサイズが上がってくるが…小移動を繰り返して、良型サイズの群れを探すんだけど、どこも同じように小ハゼばかり…休憩を入れながら作戦タイム。おやつは羊羹。甘いものはホッとするね〜他に誰もいないロンリーフィッシングなので、ポイントは選びたい放題で、ひと通り【しおじ磯】全体を釣り歩いてみた。んがしかし、どこにも良型ハゼはいなかった。やはりハゼが喰ってくるのは深場ばかりで、浅場は生命反応は皆無だった。良型はもっと深場に行ってしまったのかな?冷たい雨は時おり激しく降りつけ、竿が煽られるほどの風も出てきた。両手はかじかんで言うことを聞かないし、もう泣きそうになる。「なんでこんな日に小ハゼ釣ってるんだろう?」自分の行動にモヤっとするを通り越して、もはや憤りすら覚えるオッサン。「もしかしたら、この釣り場じゃなくて『秘密の花園』に行ってたら、パラダイスだったかもしんまい!」釣り人特有のお花畑思考なんだけど、こっちでこんな状況なんだから、あっちはもっと地獄だぞ!と自分に言い聞かせる。時おり、水に手を浸けて温める。水がぬるま湯みたいに暖かい釣れたハゼからも温もりを感じるなんだかんだで、最初のエリアが一番数が上がって来るようで、ここで粘ることにする。「とにかく、この状況でも釣れればヨシとしなくちゃ!」と自分に言い聞かせ、小ハゼ釣りで我慢、我慢。寒さと冷たい雨で手がかじかんで思うように動かず、上がって来たハゼを一発でキャッチし損ね、ハゼがポロリと落ちてゆくことが多発。これが良型ハゼだったら、水に飛び込んでも追いかけるところだが、舌打ちさえ出ない程度のサイズばかりだから、なんとも思わん。寒さで身体がこわばってるから釣りが荒くなる。ス〜っと円弧状に落として軟着底してるつもりだけど、竿の微操作が出来てないから、着底すると糸ふけが出て、着底すぐのアタリに気づかず。いつの間にか餌が無かったり、竿を上げたらハゼがくっついていたという不本意な事態も少なくない。こんなんだから、時間とともに針掛かり率も下がって釣れなくなってくる。どこかで良型ハゼの群れでも見つかればモチベーションも上がるんだけど、ハゼはますます小さくなるばかり…3時間粘ったが我慢の限界で122匹で納竿。数だけはいったけど…。みなさん元気にお帰りになられました覚悟はしていたし、分かっててこの釣り場に来ていたつもりだったけど、思った通りの結果になるとやはり悔しいな〜おひさまでも当たってくれば、少しは状況が改善したかもしれないけど、今日は何も起きなかったな。帰り際【夕やけなぎさ】に寄ってみたけど、誰もハゼ釣り人はいなかった。まぁ、コッチはもっと釣れなかっただろうから当然か…釣れないよりはマシだったんだろうけど、寒さもハゼのサイズも我慢大会だったな〜もう雨の中、ハゼ釣りする季節じゃなくなって来ました。みなさん無理してやるのは止めましょう。マジで寒いよ!次の記事>>>「2022年28回目のハゼ釣りは釣れなくはないけど…」へ
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  • 2022年28回目のハゼ釣りは釣れなくはないけど…
    2022年28回目のハゼ釣りは、釣れないこともないが…2022年10月9日。2022年28回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】天気:くもりのち晴れ釣行時間:6時00分くらい(潮位:195cm下げ1分)〜10時30分くらい(潮位:45cm干潮)大潮水温:18℃釣果:マハゼ145匹(8cm〜13.5cm)竿:3.5m(清流X) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け土曜休みが当たり前の昨今ですが、オッサンの勤めている会社は未だに土曜日は半ドン出勤。土曜日なんて普通は休みなんだから、お客さんからの連絡なんてな〜んもないし、今の時期はたいして忙しくもないもんだから暇を持て余す。「もう休みにすりゃ〜いいじゃん!」っていつも思うが、会社のボスは頑なに休みにしない。ある人は言う。「会社のトップって、会社が休みの時は不安になるんだよ!」んなもん知るか!そんなしどけない不安を癒やすために、こちらも巻き込まれるなんてたまったもんじゃない!ダメな零細企業にありがちなんだけど、歴代のトップは世襲制になってて、現在のトップは漫画的に出てくるような絵に描いたようなトホホな三代目。っという訳で、弊社におきましては「初代が創業して、二代目で傾き、三代目が潰す」という言葉通りの道のりを、至極順調に歩んでいます。いつものように出勤したら会社が潰れてた!っと、冗談みたいな現実をたま〜に耳にするが、オッサンも対岸の火事とは思えないリアリズム。実は、そんな日が来るのを心待ちにしている自分もいるから、人生って皮肉だよね〜!本日は連休の初日。上記のように、オッサンは三連休ではなく二連休だけど、明日も休みだ〜!っと思えば心に余裕が生まれる。今朝の目覚めは快適で、遠足の前の日のように早く目覚めてしまった。ちなみにオッサンは、小学校の遠足を心待ちにするタイプではなく、「メンドくせぇ〜なぁ…」とクール&ニヒルな可愛気のないガキだった。空はまだ夜明け前でしらじらとしていたが、まだ街灯が灯いてるほど暗いので愛車のライトもスイッチON!愛車は25年以上も乗りこなしてる骨董品なので、自家発電のダイナモが重い。ちょうど朝日方向に進行していて、朝焼けになりそうだからお天気は良さそうである。なにせ、前回は極寒地獄&冷たい雨の中でのハゼ釣行だったから、連続の雨はカンベンである。いつもの橋からハゼ釣り場を見渡すと、もう8人ほどのハゼ釣り人がいるではありませんか!中にはヘッドライトを灯けてる人もいて、「マジか!この人たちいったい何時から釣りしてんの?」と目を疑う。何時からやってるん?今日の釣り場はもう決まっていて【しおじ磯】昨日、H2氏と連絡を取り合った際に「今日はハゼが全然釣れなかったから、とにかくハゼを釣りたい!」っという願いを叶えるべく、「エコエコアザラク…」とおまじないを唱えるオッサン。おまじないを唱えながら釣り場に到着。こちらの【しおじ磯】にも既に10人くらいのハゼ釣り人がいて、今日はどの釣り場も大盛況だ。今日はハゼ釣り人多いな〜いつものようにオッサンの指定席は空いてたので陣取り、さっそく釣りの準備を始めているとH2氏もご到着。深場狙いなので当然長竿にて。いつもの長竿水温はやはり低くて18℃。もう水温も下がってきたね〜水温の割には水に触ってみるとそれほど冷たくなかったが、ソレはオッサンの手が冷たくなっていたからだろうて。今日も朝方は寒くて、一応防寒対策はしてきたんだけど、風もそこそこ吹いてるからやっぱり寒いな〜餌はいつものようにアミエビとボイルホタテなんだけど、ハゼの喰いは浅いし、サイズも小さいのが多いからホタテの方が針掛かりが良い。なんだけど、アミエビも在庫が余ってるから消費しなければならない。穴釣りでも使えないことはないんだけど、既に穴釣りを始めている仲間に聞くと、やはり虫エサの方がハゼへの評判が良いらしい。主力はボイルホタテ準備完了にて、では本日もハゼ釣り開始!ハゼ釣り場の不死鳥気がかりなのは、現在の潮位。そこそこ高いから狙いのスポットに届くだろうか?ス〜っと仕掛けが落ちてゆき着底するが、どうみても届いていない。当然ながら、ハゼのアタリは皆無だ。いろいろと狙う方向を変えてみるが、生命反応ナシ!少しでも沖に落としたいので、長靴の浸水ラインギリギリまで水に浸かって腕を目一杯伸ばして投入すると、やっとアタって来た!上がってきたのはヨシヨシなサイズ。まぁ、このサイズならいいっしょ!ここまでやらないとスポットに届かないか…本日は大潮で今はドンドン潮が引いているから、その内に届くようになるだろうけど、今はコレでやるしかない。全く同じスポットに落とすとすぐにアタって来るが、やはりなサイズ。ムムム…、さっそくこのサイズが登場しょうがないか…サイズ関係なく、釣れればヨシ!なポイントだから割り切るしかない。もともとは深場のポイントで今はさらに潮位があるから、3.5mの竿でも落とすと水面がほぼ竿先くらいになる。そんな深場でののべ竿釣りも面白いもので、掛けたハゼが水中で暴れる引きを長く味わえるというメリットもある。コレが良型クラスになると横走りだけじゃなくて、下に潜ろうともするから楽しいんだよね〜オッサン的には飽きない程度に釣れてるんだけど、やはり今日も簡単な釣りではない。どこでもアタって来るわけではなく、今は本当に一ヶ所しかアタリがない。他はどこに落としてもアタリが来ないのである。なので、とにかくこの一ヶ所をピンポイントで攻め続ける。幸いなことに、この一ヶ所でアタリ続けるから順調に数は釣れている。しかし、当然ながらこの一点を20cmも外すと全くアタって来ないので、いくら深場狙いと言えども、狙ったスポットに寸分違わず落とし続けられる技術は必須です。季節柄、厳しいハゼ釣りになるのは間違いないのですが、釣れない人ってこのピンポイントが出来てないことが多いかな。けっこうズレてても平気な顔してるんだけど、同じスポットで何匹も上げて釣り切ったなら分かるが、今アタリがあったのに次はアタリが来ないのはなぜなのか?を考えるべきでしょう。同じ釣れないにしても、針に掛からないのとはまた別の問題なんだけど、まずはアタリを出さないと始まりません。喰い気のあるハゼの目の前にエサを落とせば勝手に喰ってくるんだから、どうすればハゼが喰ってくるのか?を追求しましょう!とは言え、今日も厳しいハゼ釣りだわな〜すぐ近所からまたしても聞こえてくる、「あ〜ダメだよ!」とか舌打ちサウンド。H2氏である。アタっては来るけど、どうにも針掛かりしないらしい。本人曰く「アワセが遅れる」とのこと。H2氏ほどの手練なら自己解決するんだろうけど、ついつい口を挟んでしまうお節介なオッサン。「もっと竿を張った方がロスが少なくなるよ!」H2氏もオッサンと同じ竿を使ってるんだけど、オッサンはアタリを待ってる時はかなり竿先が曲がってるんだけど、H2氏を見ると軽くしなっている程度。これだとアタリは取れるけど、アワセを入れてから実際に仕掛けが動くまでにタイムロスが出る。時間にすればホンのゼロコンマ何秒の世界だけど、そのロスが釣果を大きく左右する。生物の反応ってものすごく早い。喰い付いたエサに違和感を感じて吐き出す時間なんて本当に一瞬で、ゼロコンマどころかミリ秒単位かもしれませんね。そんなのを相手にするんだから、こちらもそれなりの反射を身に付けなくてはならない。とはいえ、”言うは易く行うは難し”でそう簡単にもいかん。お互い歳をくってるから身体がサビついちまって、脳みそがアタリに反応してから身体が動き出すまでにかな〜りの時間を有する。まぁ、人の世話よりも自分の釣りである。相変わらずチョロチョロと動き回りながら、喰ってくるハゼを探して仕留めてゆくオッサン前から気になっていたんだけど、この釣り場のハゼって細いんだよね〜エサが豊富じゃなくて栄養が足りないのかな?まさか何かの病気ではないよね?ここら一帯のハゼ釣り場の”なんちゃってコメンテーター”O氏曰く。「高度経済成長期はここいらの環境も酷くて、身体が曲がったハゼやらおたまじゃくしみたいに頭でっかちなハゼが多くて、とても食べようなんて気にならなかった」「気持ち悪くて10年くらいハゼ釣りはやらなかったけど、今はずいぶん良くなったよ!」ハゼ釣りの生き字引のありがたい御言葉ではあるが、そ〜いえばO氏も身体もちょっとひん曲がっているように見えるがそんなハゼの影響か?まぁ、それは単に歳のせいだと思うが、O氏は無謀なチャレンジャーでもあるから、怪しいハゼ試食の前科が無いとは言い切れないのが恐ろしい。思うに、今季のデキハゼもいよいよ寿命が近づきつつあって、この釣り場も終息に向かっているということなんだろう。多くのハゼが細いんだよね〜ほぼ同じペースでボチボチな釣れ具合にて、4時間半ほど粘って145匹でした。まぁ、ここまで釣れればいいや!最大サイズは立派な体格の13.5cmH2氏はいまいちノレなかったようで、悔しい結果になったようでした。オッサンの「エコエコアザラク」なおまじないがいけなかったのかな?まぁ、エコエコアザラクは黒魔術だから、まじないというよりは呪いか?ちょっと間違えちゃったみたい!テヘペロ!本日の【しおじ磯】は大盛況で、多くのハゼ釣り人が繰り出していました。中には子ども釣り大会なのか?団体さんが釣りをしていました。秋季恒例!子どもハゼ釣り大会開催中オッサン的には「こんな厳しい時じゃなくて、もっと釣れる夏とかにやればいいのに…」と思うが、真夏だと熱中症とかが怖いから、涼しくなってからなんだろうな。みんなライフジャケット着用で偉かった!こんな浅いハゼ釣り場でライフジャケット?と思うけど、先週末にハゼ釣り場で滑って転倒して頭から入水するのを目撃したからな〜その方もライフジャケットを着用していて、そのおかげなのか事なきを得たようだけど、改めて装備って大事だと思った。しかしそれ以上に、自動膨張式のライフジャケットが「ブシューーーー!」って膨らむのを見れて楽しかったけどね!ちなみにその同日に他の釣り場でも入水事件があって、そっちは無事ではなく骨折だったらしい。驚くべきは、その輩は骨折の手に包帯をグルグル巻きにして、今週も同じ現場でハゼ釣りしてるっていうんだから不屈の精神である。滑って転んで飛び込んで!包帯グルグル巻きでも諦めない不死鳥!そこまでしてやるほどの釣りか?ハゼ釣りって?人間の性癖って他人には理解しがたいし、理解しようとすること自体が無駄なんだな〜、っと考えさせられるトピックなのでした。次の記事>>>「2022年29回目のハゼ釣りはしつこく数釣り」へ
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  • 2022年29回目のハゼ釣りはしつこく数釣り
    2022年29回目のハゼ釣りはしつこく数釣り2022年10月10日。2022年29回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】天気:曇り釣行時間:6時30分くらい(潮位:205cm下げ1分)〜10時00分くらい(潮位:77cm下げ8分)大潮水温:19℃釣果:マハゼ109匹(8cm〜12.5cm)竿:3.6m(軽極ハゼ) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けまぁ、なんですよ…ハゼ釣りも、もう終わりの季節になりまして…時期外れの釣りともなれば、当然釣れないのでして…2022年はハゼがよく釣れ続けた。オッサンのサビついた記憶によると、今までで一番数釣りが出来た年だったと思う。そんな余韻があるもんだから、釣れないという事態に我慢ならないし、”もう終わり…”という現実を受け入れる勇気がない。オッサンは往生際が悪い人間なので、厳しい現実と向き合わず、ジタバタあがく為にどこでハゼ釣りすべきか?毎回腐心していた。んでやっぱり、数を稼ぐには【しおじ磯】のいつもの指定席しかないという結論に至る。芸がないと言うか、世界が狭いというか、限定的な範囲でしかハゼ釣りしてないから選択肢が無いのである。しかしオッサンのハゼネットワークの情報を鑑みるに、現在のところ、数が一番上がるのはやはりソコしかないのである。もちろん、サイズは全く期待できない。10cmにも満たない小ハゼがチョロチョロと釣れるだけなんだけど、な〜〜〜んのアタリも無いまま無為に時間を過ごすのは耐えられない。だもんで、とにかく釣れればヨシ!とするハゼ釣り場に行くしかないのである。朝、目覚めると雨は止んでいた。昨晩はけっこう降ったので、雨が残りやしないかと心配したが、どうやら大丈夫そうである。愛車にまたがり漕ぎ始めるが、シートからジワ〜っと雨が尻に染み出してくる。冷た気色悪い感覚を楽しみながら、本日もハゼ釣り場へと進む。いつものように橋から釣り場を見渡すが、ハゼ釣り人はたった一人しかいなかった。昨日はかなりの人数がいたんだけど、今日は雨が残る予報だったから警戒されたかな?たった一人のロンリーフィッシング興味がてらに【夕やけなぎさ】にやって来るが、だ〜れも釣り人はいなかった。♪だ〜れもいない海♪こんな寂しい景色を見ると、本当にハゼ釣りは終わっちゃったんだな〜とシミジミする。本日の釣り場【しおじ磯】にやって来るが、こちらも釣り人は一人でメランコリックな雰囲気である。こちらも寂しいね〜しんみりな雰囲気を楽しみながら釣りの準備。深場狙いなので当然長竿なんだけど、本日の竿は『軽極ハゼ』を持ってきた。今季初登場で、たまには新鮮な空気を吸わせたあげよう!という心意気。使わないと竿の感覚を忘れるからね水温は前回よりチョッピリ暖かい19℃ぶっちゃけ、水温って関係あるのかな?エサはいつもと同じアミエビとボイルホタテのコラボ。最近はすっかりこの組み合わせで、確かにエサは複数種類あった方がハゼに飽きさせないのかもしんまい。例えば、同じスポットを攻め続け、アタリが無くなったな〜っと思った時に違うエサを投入すると、またアタリ出す事もあるし…どんなエサにもメリット・デメリットはあるので、ハゼ釣りの状況をみながら使い分ける事で、それぞれのエサで補完し合えば、コンスタントに釣れ続けるのかもしれない。まぁ、こんな話は今更だけどもね。使い分ければ釣り人側も飽きないしねんで釣り開始なんだけど、心配なのが今現在の異常な潮位。今までの経験で言わせてもらえば、この釣り場は干潮の方が釣れると思う。よくよく考えてみると、ここら一帯のハゼ釣り場って、干潮前後の時に良い釣りができる事が多い。理由はよく分からんが、恐らくは水中の状況がよく見えるようになるからなのかな?そんな干潮とは真逆の状況なので、厳しい釣りになる予感である。さらには、昨日の雨の影響で水が白っぽく濁っている。ハゼ釣りって、水が透き通っている方が釣れる事が多いから、この濁りもマズいかもね。水が濁っとるぞぃ!今日も厳しい戦いが予想される。テイクバック厳禁!とは言え、もう釣り場に来ちゃってるからやるしかないのである。できる限り水際に陣取っての第一投。ス〜っと円弧状に仕掛けが落ちてゆくが、潮位があるから、3.6mの竿でも竿先が水面に浸かる深さになる。なかなかここまでの潮位ってないなぁ〜スンスン…と誘いを入れるが、反応なし!何か所か角度を変えて落としてみるが、な〜んも無い。ん〜〜〜?かなりヤバいのかな?絶対どこかに喰ってくるハゼがいるハズ!と信じて探しまくるんだけど、こういう時ってアセって広範囲に誘うよりも、エサを大きめにつけて一ヶ所で20秒くらいステイさせているとアタってくることが多い。この時期はまだハゼはそこら辺にいるんだから、無理やり喰わせようとするよりは、粘り強くハゼが喰ってくるのを待つ方が良いこともあります。まぁ、全然喰ってこないこともあるから、そこらへんは判断が難しいんだけどね!とにかく、一回でも喰ってくればハゼの食い気が上がって釣れ始めるから、そんなオンリーワンなハゼをまずは見つけることから始まります。開始から10分ほど経過し、やっと喰ってくるハゼが見つかった!コレでやっと釣り開始のゴング。針掛かりしなかったけど、三度目で掛けて上がってきたのは「う〜ん、どうでしょう?」なサイズ。まずは取っ掛かりだから、サイズは気にしない、気にしない同じスポットに落とすと、すぐに二匹目。このサイズなら合格!んで次は一気にしぼんだ…ひぇ〜!なサイズこのクラスになるとなかなか針掛かりも難しくて、エササイズとアワセのタイミングを工夫して掛けてゆく。まぁ、ここまでして小ハゼを釣るのもなんだかな〜っと憤るが、夏のハゼ釣りのように他でアタリがあるわけでもないので、とにかくアテってくるスポットを大事に育てるしかないのである。本日もH2氏が近所にいるんだけど、やはり苦戦している。アタリはあるんだけど、針掛かりが悪いらしい。釣りでは『掛ける』という技術が一番難しいかもしれない。アタリを察知してから、どこでアワセを入れるのか?「ヒラメ40コチ20」なんて言葉があるように、さまざまな釣りモノによって、アワセの入れ方がまことしやかに語られる。しかし、その時の状況や仕掛けの進化などによって、そんな都市伝説が通じないことが往々にして発生する。ある程度の経験を積むと、必ずブチ当たる壁がこの掛けるという行為。釣りって全く同じ仕様でやることはないから、他人のアドバイスなんて通用しなくて、自己解決するしか無いのが正直なところ。ただ、オッサンがH2氏のアワセ方を見るに、動作が大きいかな〜っと感じる。しっかりアワセようとしているからだと思うけど、アワセを入れる時に一瞬振りかぶる感じになっている。コレって他のハゼ釣り人でもよく見るんだけど、竿を上にあげる前に、一瞬わずかに下がってから上がり始めている。野球のバッティングいうところの「テイクバック」が入っている感じ。最近、野球ではテイクバック不要論が浮上しているのと同様に、ハゼ釣りもアワセを早く入れたい場合はテイクバックはやらないほうが良いと思います。テイクバックする人って、アワセを入れる時に肩〜肘が動くんですよね。そうなると必然アワセが遅れる事になります。なので肩〜肘は動かさずに、単に手首だけでアワセを入れれば良いと思います。あとは竿をしっかり握ってる事も遅れる原因となります。長くて重い竿を使っていると握らざるを得ないかも知れませんが、竿は握るのではなく、引っ掛ける程度の方が素早くアワセを入れることが出来ます。アワセを入れる瞬間のみしっかり握る(針掛かりさせた後もしっかり握るけど)、つまり針に掛けるインパクトの瞬間のみ握るようにします。何かを握る系のスポーツや武道でも、持っている時は軽く引っ掛けるくらいで、力を入れて握る時ってホンの一瞬だけの事が多いと思います。そうする事により、素早く反応することが可能になります。ギッチリ握り続けていると、動きが遅くなりますよ〜まぁ、今までの癖を直すのは大変だけど、改良し続けないと上達しないから、まずは自分で意識することから始めないとね〜喰ってくるハゼを探しながら、一ヶ所で数匹釣ったら移動を繰り返すがポツリポツリなスローペース。正直、もう飽きた!っていうか、最初の30匹ほど釣ったところで既に飽きていた。だって、全然型が上がらないんだもん!もうそろそろ潮時だな〜って思ってたら、他でハゼ釣りしているO氏から着信アリ!「コッチは16cmが立て続けに4匹釣れたよ!」フッ…、始まったよ…!H2氏と顔を見合わせながら白髪三千丈な玉虫色のコメントと疑うが、こちとらももう飽きていたので「んじゃ〜、とりあえずは様子見にでも行ってみますか!?」と移動開始。まず【しおじ磯】では3時間半ほどで109匹で終了。小ハゼが多いな〜最大サイズは12.5cm向かった先は、橋を挟んでお隣りの釣り場。常連たちの間では「八潮団地」で通っているが、正式名称は【京浜運河緑道公園】一直線の護岸が400mほど続いている釣り場。オッサンも以前通ってた釣り場なんだけど、ここしばらくは来なかったのでとても新鮮な気持ち。先行している常連達に混ざって釣り始めると、すぐにナイスサイズが上がってきた。このサイズが普通に釣れる!釣り人特有の大風呂敷合戦な釣りで、小一時間ほど遊んで納竿。「面白いな〜ココ!機会があったらまた来ようっと!」んで、全員の釣果を確認するが、O氏の誘い文句の16cmが4匹は影も形もなかった。オッサンのスケールで精査するが、せいぜいが14cmか良くても14.5cmってところだよね〜またしてもオオカミ少年なO氏なのでした。釣り人とは、他人にはどんな軍隊よりも厳しく、自分にはスタバの「キャラメルクッキーバーフラペチーノ」にキャラメル&チョコソースダブル増々のように大甘な人種である。だからみんなにハゼスケールを配ったのに、面倒臭がって誰も持って来ないんだよね…現実としっかり向き合いなさい!君達!次の記事>>>「2022年30回目のハゼ釣りは良型を求めて」へ
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  • 2022年30回目のハゼ釣りは良型を求めて
    2022年30回目のハゼ釣りは良型あります!2022年10月12日。2022年30回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:京浜運河緑道公園天気:曇り釣行時間:13時00分くらい(潮位:79cm干潮)〜15時00分くらい(潮位:130cm上げ5分)大潮水温:20℃釣果:マハゼ57匹(10cm〜14cm)竿:2.1m(行雲流水) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け夏シーズンのハゼ釣りも終了し、かといって穴釣りするには時期尚早。ハゼ釣りにはすこぶる中途半端なこの時期は、どこで釣り糸を垂れるのか?が悩みどころ。10数cm以上の良型ハゼを数釣りたいのは山々だが、よほどの運と偶然がなければ、そんなドリーミーなシチュエーションには巡り合えないだろう。ガッテンしかし…前回のハゼ釣りは、いつものように小ハゼの数釣りでお茶を濁していたんだけど、納竿間際に仲間からタレコミが入った。「16cmのハゼがポンポン釣れるよ!」釣り人のこの手の情報は疑ってかかるべきだが、「もしかして…!」の期待がないわけでもない。瞬間移動でその釣り場へ行ってみると、確かに良型ハゼがよく釣れた!さすがに16cmがポンポン!はガセだったのだが、10数cmクラスがポンポン釣れて、小ハゼでくすぶっていた釣りに華を添えてくれた。「機会があったら、また来よう!」と釣り場を後にしたんだけど、意外にもその機会はすぐに訪れた。夜勤明けの午後に代休をとり、さっそく例の釣り場へと愛車を飛ばす。全力疾走なので、当然オッサンは立ち漕ぎだ。焦っているのには訳がありまして、干潮時間帯狙いだから。前回も干潮時間でナイスなハゼ釣りにだったので、同じ状況の潮加減なら当たらずとも遠からずで、ハズレることはないだろうという読み。途中いつもの橋から【はぜつき磯】を眺めるが、さすがに平日の真っ昼間にハゼ釣り人はいなかった。まぁ、釣り人もいないよね…やってきたのは【京浜運河緑道公園】ここ最近小ハゼの数釣りでお世話になっていた【しおじ磯】のお隣りの釣り場で、オッサンも何年かぶりに訪れた。一直線に400mほど続く親水護岸なんだけど、単調な同じ風景なので、どこで釣りをするのか?とても悩む釣り場でもある。単調すぎてどこで釣り糸垂れるのやらオッサンは前回と同じエリアにやってきた。一見すると単調に見えるんだけど、実はそうでもなくて、護岸の様相が微妙に違っていたりする。釣りをする時は、そんな僅かな変化を見逃さないようにするべきである。まぁ、コレは水中が見えればという前提で、水が濁ってたら完全に勘が頼りになるんだけどサ。まずはランチョンから。なにせ昼ごはんも食べずにダッシュで来たもんだから、腹が減ってはなんとやらである。大漁祈願の赤飯とみんな大好きコロッケパンもぐもぐしながら見渡すが、誰も釣り人がいない。ただでさえ、この釣り場はいつも人がいないんだけど、平日の昼間にいるわきゃないわな。んでは釣りの準備をば。使う竿は2.1mの行雲流水。干潮時間帯での岩場狙いなのでコレくらいの方が狙いやすい。前回は3.6mの長竿を使っていて、手前の方にハゼがいたもんだからすこぶる釣りづらかった。この長さが手頃だな水温は20℃でちょっと暖かいくらい。昼間だとコレくらいになるエサは当然アミエビとボイルホタテのコラボ。穴狙いになるカモだから、イソメの方が間違いなさそうだけど、買わなきゃならないからあるものでひとつ。まぁ、釣れるっしょ!水際へ降りるが、途中とても滑る地帯があるから気をつけないと。一番下の護岸帯にはフジツボが岩に群生してるので滑り止めになるんだけど、その上側は苔みたいのが生えているのでとても危ない。フジツボ岩まで降りて水中を覗き込むと、やっぱり水が濁り気味。おまけに曇りの天気だから、余計に水の中が見えづらい。水中が少々見づらいぞ!贅沢言っても始まらんので、とにかく釣り開始じゃ〜!コレってほぼ穴釣り?老眼を駆使して狙いを付ける。狙うは岩と岩の間の平場なんだけど、どうにもこうにも見えないな…まぁ適当に落としてみるが、アタリがないな…岩場地帯なのでズル引きとかの誘いは、根掛かり必至。なので基本的には垂直に落として、上方向にフワフワとエサを揺らす感じ。コレはハゼの穴釣りと同じ釣り方になります。何度か落とす位置を変えていると、クンクン…とアタって来た!ちょっと喰わせてからアワセると、ググンググン!という重さでハゼが横走りを始める。コレだよ!この引きが楽しくてこの釣り場に来てるんだよね〜しかし、上がってきのは10cm程度だった。おや?小さかったな次も同じスポットに落とすと誘わずともアタって来た!お!サイズアップんでその次もすぐに釣れた。ここらへんがスタンダードサイズだなありがたい事に、このスポットで8匹も釣れ続けた。穴釣りでもそうなんだけど、ひとつの場所でかなりの連打になる時がある。そいういうスポットを”発見”すると一気に数も稼げるから、楽しいんだよね〜まぁ、そんなナイススポットも少ないもんだから、基本的にはチョロチョロ動きながらのハゼ釣り。次第に空の雲が厚くなって暗くなり、ますます水中の様子が見えづらくなる。手前の方はハッキリ見えるんだけどダボハゼの嵐になるから、やはりある程度水深がある方じゃないとハゼが釣れないな〜水中に目を凝らして黒っぽいカ所、つまり穴というか岩の影を狙って仕掛けを落としてゆく。ハゼがいればすぐにアタってくるから、ちょっと喰わせてから掛ける。やはり、即アワセだと全然針掛かりしなくて、喰わせないと掛からないかな。コレは前回の釣りで分かっていて、4号の袖針を用意していたんだけどすっかり忘れてしまって、今使ってるのはいつも数釣りで使っている1号針。こんな小さな針で良型ハゼに喰わせてるもんだから、針を飲まれることが多発。10数cmクラスだと飲まれても大丈夫なんだけど、10cmクラスだと昇天してしまう。「チクショ〜!針を忘れたのは痛いな!!」でも喰わせないと針に掛からないし…釣り方としては、ス〜っと落とし、スンスンとアタリを感じたら、ゆ〜〜〜っくり数cm竿を上げてみて、クン!と引いてきたらアワセるといった感じ。大げさ&クイックにアワセなくても、穴のハゼは下に潜ろうとするから勝手に針掛かりします。逆に大きくアワセると、空振った時に根掛かりするから、ハゼに任した方がアワセやすいと思います。ただ、なすがまま下に潜らせると今度は穴から出て来なくなるから、竿にテンションを掛けて潜らせないようにしないと抜けなくなりますよ〜このやり取りがまた面白いんだけどね!最初のような連打スポットもなかなか見つからず、せいぜい数匹程度のスポットが精一杯。チョロチョロと拾ってゆきながらの釣りになる。その内にポツリポツリと雨が落ちてきたので納竿にしました。もうこの頃には水の中なんて全然わからなくなっていたし。2時間ほどで57匹でしたが、ほぼ穴釣りでこの釣果なら十分でしょう。サイズも10数cmクラスがほとんどだったから、面白い釣りになりました。ここまで釣れれば十分だよ!最大サイズは頭でっかちな14cmまた機会があったら来るつもりだけど、この釣り場は潮位によってシビアになるから、いつになるやら…そいうこうしていると『秘密の花園』での穴釣りも始まるから、ココに来れるのかな?まぁ、また縁があったらということで。次の記事>>>「2022年31回目のハゼ釣りは江戸川ボート釣りへ遠征」へ
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  • 2022年31回目のハゼ釣りは江戸川ボート釣りへ遠征
    2022年31回目のハゼ釣りは江戸川放水路でボート釣り2022年10月16日。2022年31回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:江戸川放水路天気:曇り時々晴れ釣行時間:6時30分くらい(潮位:120cm上げ6分)〜12時30分くらい(潮位:140cm下げ7)中潮水温:18℃釣果:マハゼ197匹(6cm〜12cm)竿:2.1m(行雲流水) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け2ヶ月ほど前、釣り仲間のM氏が会社命令でアフリカへ飛ばされた。現地で何してたのか知らんが、衣食住や文化がまるで違う遠い国への長期出張。恐らくは治安もヤバいカモ知れない。M氏は若い頃は格闘技をやっていたので、ソレを買われてアフリカ行きになったと思う。「イザとなったら自力でなんとかするべし!」ジャパニーズ・ビジネスマンは、最前線の戦士なのである。そんな日本のロッキー・バルボアがつい先日、自力で帰ってきた。好きな釣りを我慢しての長期出張。異なる文化や見知らぬ土地での仕事三昧で辛い日々を過ごし、さぞやゲッソリして帰ってくるだろうと思ってたら、出発した時よりもポッチャリだった。「むこうでは肉とビールばかりでしたぁ!食事に肉を出すのがおもてなしみたいで!」こちらの心配は杞憂だったようで、あちらでネイティブ・ピープルにチヤホヤされてたらしい。そう言えば、帰国時の飛行機内の食事画像はファーストクラスだったような…ふざけやがって!!とにかく無事の帰還を祝して、ずっと我慢していたハゼ釣りに一緒に出かけることにしたんだけど、ハテ?どこでやったらいいんだろう?夏のハゼ釣りも終わり、晩秋の深場ハゼ釣りにはまだ早い。数もサイズも期待できない中途半端なこの時期に、どこで釣り糸を垂れればM氏は喜んでくれるのか?この答えが簡単に出るくらいなら、こちとらも毎週毎週釣り場で悩んだりしない。数とサイズの両方を満たすのはかなり難しいだろうから、とにかく数に的を絞り込む。っとなると、最近行ってた【しおじ磯】かな?とも思ったが、もう【しおじ磯】はオッサンも飽きてたので、どうせなら新鮮味のあるどこかへ…同行のI氏と口角泡を飛ばした激論の末、江戸川放水路へ行こう!となった。2022年は江戸川放水路のハゼ釣りは評判が良いし、至近の釣果でも5束を超えているではないですか!?江戸川放水路の市域はオッサンの生まれ故郷でもあり、未だに兄姉も住んでいて、コロナ騒ぎ前は毎夏、兄と甥っ子とボートハゼ釣りに来ていた。ここ数年来てないから、懐かしくノスタルジーに浸るのもいいな!と江戸川ボートハゼ釣り案に決定!しかし、重大な情報を見逃していたのに気づいたのは、ずっと後の事なのでした…釣果情報通りの…遠征の足はI氏が担当。朝の5時に迎えに来るらしいが、もうこの時期は5時ってまだ真っ暗だ。オッサンは釣り自体は好きなんだけど、この異常な時間帯からの活動が嫌なんだよね〜サザエさん父親の波平がよく釣りに出かけるけど、その風景は明るい時間だったり、CMとかでも釣りに出発するシーンは明るい朝だったりする。しかし現実はそんなに甘くはなく、まだ暗いうちから活動開始してないと釣れないのである。なので、波平はいつもボウズで魚屋さんで獲物をゲットするシーンが多いのも納得だ。定刻通りにお迎え参上。M氏もピックアップして、江戸川放水路を目指す。現場へ到着したのは、やっとおひさまが登ってきた時間だった。朝日が眩しいぜ!本日お世話になるボート屋さんは『マルヤ遊船』さん。ここらの界隈には貸しボート屋さんが何件もあるけど、マルヤ遊船さんは祝祭日と週末の割増料金がないのがありがたい。よろしくおねしゃ〜す!まだ夜明け時間帯なんだけど、気の早い太公望達がいそいそとボートを漕ぎ出していた。オッサン御一行様も負けずに、はよ出船せねば!桟橋はしっかりした作りなんだけど、固定ではなくフロートタイプなので、歩く度に微妙にユラユラ揺れて気色悪い。見た目ガッチリだが、実は揺れるんだよねんだば乗船となるんだけど、問題は人員の配置である。船員は3名だが、ミヨシ(船首)側はアンカー(錨)係、胴の間(真ん中)はオールで漕ぐエンジン係、トモ(船尾)はただの乗客という役割分担。当然、トモのお客様役が一番で、密かにオッサンはソコを狙っていたのだが…御一行は、実際に乗船するまでな〜んの打ち合わせもしてなかった。しかし、なんとなく自然の成り行きで、アンカーI氏、エンジンはオッサン、お客様はM氏となった。チッ!失敗したぜ!まぁ、後からよくよく考えるとコレはコレでベストな布陣だったな。I氏はお歳を召しているのでエンジン役は厳しいだろうし、そもそも車を出してもらってるし…M氏は今回のゲストでもあるし、手漕ぎボートを漕いだこともないだろうし、なによりも体重がアフリカ肉で増量しているのでオモリは船尾と決まっておる。オッサンも若くはないが、江戸川放水路のボート釣りではいつもエンジン役だったので、決して漕ぐのは上手くはないが、慣れてると言えばそうなのかな…係の人にハゼ釣りのポイントを教えてもらい、いざ大海原へ!目指すポイントは、やはり『水道橋』の近くで水深が1m前後。水道橋とは、人車が通行できる橋ではなく、文字通り水道管らしきを渡している橋。You Tubeとかでも、江戸川放水路のハゼ釣りで頻繁に登場するポイントでもある。幸いなことに、マルヤ遊船さんからは目と鼻の先。まずは一番近くのポイントへとオールを漕ぎ出す。良ポイントの目印となる『水道橋』水深1mくらいのポイントにアンカーを降ろし、釣り開始!なハズなんだけど、オッサンはいつものように、このブログの為にいろいろ準備しなくちゃならない。本日使用する竿は「行雲流水(2.1m)」深場用に長めの竿も持って来ようと思ってたんだけど、事前情報によると水深1m前後の狙いらしいので、この竿しか持ってこなかった。この竿のみで勝負じゃ〜!エサはいつものようにアミエビとボイルホタテ。江戸川放水路ではイソメ餌が主流らしいから、果たしてこちらのハゼはオッサンのこのエサをご所望してくれるのだろうか?コッチのハゼはこのエサ喰うのかな?水温は18℃だから冷たくはないみたい。釣れなくはない水温ハゼの入れ物はいつものズックビクじゃなくて、ただのビク。コレってビクではなくて、貝網って奴だな。確か潮干狩りの時に使ってたんだよね〜そんな貝網をボートの縁に固定する。この状態でハゼをポイポイ入れてゆく竿が一本だったり、ズックビクを持って来なかったのは、単に荷物を少なくしたかったから。釣りの時は、できる限り荷物を少なくしています。いろいろと持ってきても使わないことが多いんだよね〜少し足りないくらいがちょうど良い!が、オッサンの座右の銘。釣りでも人生でも財産でも、物足りないくらいがちょうど良いのである。まぁ、オッサンの財産は”少し”どころか、痛ましいほどに足りないんだけどサ!仲間もいるんだから、足りなければ恵んでもらえばいいや!の他力本願なノリである。このように写真撮ったりしてオッサンがモタモタしている間に、他の二人はポンポンとハゼを釣っているではありませんか!オッサンも負けじと参戦!ス〜っと落として着底し、すぐにアタって来るだろうと期待したものの、な〜んもアタリがない。アレ?ダメなの?3回ほど入れ直すとやっとアタって来たが、上がってきたのはこんな小ハゼ。エ〜!こんなんなの!?いきなりの腰砕けで脱力…まぁ、先行していた仲間もこんな感じだったから、期待はしてなかったんだけどね。良型ハゼを求めて、あらゆる方向に落としてみるがサイズアップするどころか、ミニマムになってゆく始末。なんだよコレは一体!そう言えば、貸しボート屋さんの釣果情報に目立たないように「平均サイズ8cmほど…」とあったけど、本当にそうらしい…最初のうちは「どこかに良型ハゼが固まっているんぢゃね?」と希望を捨てずにいた御一行だったけど、あまりにも小ハゼばかりなもんだから、そんな希望を持つことをやめる事にした。なにで見聞きしたのか忘れたけど「希望を持つと今の状況が不満足になったり、執着が生まれるから、希望を捨てればもっと楽に生きられる」というくだりを思い出す。そうだ!この場所にナイスサイズなハゼはいないんだ!ハゼ釣りに来たんだから、ハゼさえ釣れればそれで良いジャマイカ!何かを悟ったように、無言で釣りを続ける三匹のオッサンだったのでした。結局ドラマも起きずに納竿小ハゼ釣りとは言え、入れ喰いとは言い難い釣れ具合。落としてすぐに喰ってくるわけでもなく、着底してから約7〜8秒くらいそのままステイとか、僅かにエサを揺らすとやっと喰ってくる感じ。それでも喰ってくればまだマシで、そこまでやっても音沙汰なしも多発。おまけにハゼが小さいもんだから、アワセても空振りしまくる。ボート釣りをやった事がある方ならご理解していただけると思うが、アンカーを打ってるからとは言え、ボートって潮や風に流されてジッとしていない。常にフワフワ動いている。ハゼの数釣りでは、釣れたりアタリがあったスポットを攻め続けるのが常套手段というか大原則である。しか〜し!ボート釣りではそうも言ってられん事態になる。ボートが常に動いているという事は、自分が常に動いている状態になってしまう。ハゼが釣れて針から外してたり、空振って餌付けをしている僅かな時間目を離した後、「ここらへんだったハズだけど…」と落としてもアタリが無いのである。つまり、この時は既に先程のスポットを外れているのである。コレには最後まで対処法は見つからず、とにかく一度竿を上げると全てがリセットされ、また喰ってくるハゼを探すことから始めなければならなかった。恐らくは、もっと浅場での釣りだったら簡単だろうけど、1mを超える水深で、自分が移動し続ける状態の時に、寸分違わず同じスポットを狙い続けるのはかなり困難な作業だと思う。御一行様全員が思い通りにならない釣りに憤っていたんだけど、そこそこの手練揃いだったので、常に誰かしらが釣れている状態ではあった。みんなカンターでハゼを数えていたので、「カチカチ…」とカウントする音が船内に響く。調子良く釣れてる時は饒舌になるんだけど、アタリが遠い時は誰しもが無言になる。狭い船内で密着してるので、釣れる釣れないの波は皆一緒で、一蓮托生のボートハゼ釣りなのでした。開始から3時間ほど経過すると、座りっ放しの姿勢だったので腰が痛くなり、一度船宿に戻って休憩。有料なんだけど、ボートの桟橋からもハゼ釣りが出来て、いつの間にかかなりの大人数が桟橋でハゼ釣りしていた。日によって違うんだろうけど、たいして釣れてなかった印象。まぁ、コレだけの人が真上にいるんだから、さすがのハゼも警戒するだろうて。けっこうな人が桟橋釣りをしていた後半戦も特に状況変わらずで、相変わらずの小ハゼ釣りを余儀なくされた。I氏は釣り前に「天ぷらサイズを見繕って持って帰る!」と張り切っていたが、天ぷらハゼなんぞ影も形もない現実をぶつけられ凹んでいた。せめてこんなのとか…せいぜいここらへんとか…ホームグラウンドな釣り場だったら、状況によって対処できるんだろうけど、な〜んも分からない完全アウェーなポイントなもんで…こんな広大な釣り場なんだから、良型ハゼは絶対どこかにいるんだろけど、右も左も分かりませ〜ん!ではやりようがない。せめてもの救いは、薄曇りだけど寒くもなく、風もほとんど無かった釣り日和だった事くらいかな。釣り日和ではあった、くらいか…オッサン持参の餌は、アミエビもホタテも同じように喰ってきたけど、なにぶんハゼが小さいもんでアミエビ餌は針掛かりがすこぶる悪かった。結局、6時間の長丁場だったけど小ハゼばかりが197匹と苦行でした。ビクの中は三人分で約600匹ほど釣れたハゼはオッサンはもちろん、誰も一匹も持ち帰らず、欲しいという方に差し上げた。「あんな小ハゼばかりど〜するんだろう?」甚だ疑問だったけど、ハゼのかき揚げにでもするのかな?今回の敗因は、単に時期が悪かったに尽きる。もっと良型が数釣れる8月〜9月くらいに来れば、全然違う結果になったと思います。まぁ、今回はM氏にハゼ釣りを堪能していただく!という趣旨だったので、サイズはともかく数は釣れたから良かったのかな?M氏も「とても楽しかったです!」と言ってくれたのが、リップサービスと言えどもせめてもの救い。しかし、ボート釣りは難しいな〜自分が動いちゃうから狙いがズレるんだよね。この江戸川放水路では、数釣る人は二本竿でやるみたいだけど、コレってすごく理にかなってると思う。一本竿だと狙いがズレればそれで終わりだけど、二本竿なら例え少しズレても、どちらかの竿が狙いのスポットにハマりそうだし、どちらかの竿が目印になるから狙いが狂わなそうだしね。それぞれの釣りにはちゃんと理由と理屈がある。釣りする本人がその理屈を正しく理解しているかどうかだけど、結果が出ない場合は、そ〜いうことなんだと思う。しかし手漕ぎボートのエンジン役は結構キツかった!おかげさまで翌日はしっかり筋肉痛になりました。ハァ〜、歳は取りたくねぇな〜次の記事>>>「2022年32回目のハゼ釣りはいよいよ穴釣り開幕!」へ
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  • 2022年32回目のハゼ釣りはいよいよ穴釣り開幕!
    2022年32回目のハゼ釣りは穴釣り開幕!2022年10月23日。2022年32回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園」(KL?・?、KR?)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:7時00分(潮位:125cm下げ5分)〜11時30分くらい(潮位:75cm上げ2分)中潮釣果:マハゼ25匹(12〜16.5cm)ウロハゼ1匹(15cm)  竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号 ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖3号 オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さ エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けいよいよというか、やっとハゼの穴釣りが始まりました。もっと早くから行っても良かったんだけど、まだ10月の中旬くらいだと穴釣りという気分になれなかったもんで…気の早い仲間はもうとっくにハゼの穴釣り場『秘密の花園』へ通っていて、時には50以上も釣れたり、そうかと思えば4〜5匹とかだったり…まぁ、穴釣りに限らず釣りとはこういうもので、自然相手なんだから、釣れたり釣れなかったりの差が出るものだ。ただ、穴釣りの場合はその差が大きいかな?その日の塩梅によっても違うし、釣り人によっても違ったりする。すぐ近所で釣ってるのに、釣果に大きな差が出ることが往々にしてある。絶好調な人はアタリ穴に連続ヒットで、しかもひとつの穴から何匹も釣れるフィーバー状態!ハズレな人はどこに落としても音沙汰なし!不憫に思ったアタリ人がハズレ人に「ここでやってみなよ!ハゼがいるから!!」と珠玉のアタリ穴をご紹介しても、ハズレはそこでも空振り…「おかしいな〜、さっきは喰ったんだけど…」と、アタリ人がソコに落とすとまた釣れるというやるせなさ。こんな理不尽な現実が起こるのが、穴釣りの魔力なのである。ご存知の通り、穴釣りとは岩と岩の間の隙間にエサを垂らし、その穴に潜むハゼを釣り上げるという、ハゼにとっては逃げ場なし!の無慈悲な釣法。ハゼ側としては単に喰わなきゃいい話なんだけど、目の前にご馳走が落ちてるのに手を出さないという選択肢は、かなり悩ましいと思う。自然界において、食料はいつでもどこでも手に入る訳ではない。人間のように、そこら辺のコンビニで簡単に手に入るモノではないのだ。喰える時に喰っておかなければ、次はいつ、ありつけるのかの保証はないのである。そんな状況下において、ある日突然、目の前にポトリ!と落ちてくるデリカテッセン。どう見ても怪しい…変な光る針金(針)は付いてるし、そこから長いヒモ(ハリス)がつながっている。魚には釣り針もハリスも見えています。どう考えても自然のモノではない…しかし、目前の食料はいつも食べてる質素な物体ではなく、栄養満点ですこぶる美味なおまんまである。疑心暗鬼な気持ちと食欲という本能とのせめぎあい…我慢できずについついついばんでみる。美味しい!こんな美味しいの食べたことない!夢中になって食べてしまい、気づいたときには「どんなにどんなにもがいても♪ハリが喉からとれないよ♪」状態。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」諸行無常は人生のはかなさ、生命のもろさ、時には死を意味する言葉ですが、本来は、この世のものはたえまなく変化し続けているという事実を、ありのままに述べたものらしい。命あるものが死ぬのも無常ですが、生まれるのも無常、成長するのもまた無常。万物は常に流転していて、だからこそ努力するのであり、一刻一刻が貴重なのであり、限りある命を大切にする。ところで、釣りって殺生なのか!?コレは釣りに限らず、生きるという目的の為に殺生は許されるのか?永遠の命題なんだけど、んな事考えると人生は刹那すぎるので、何も考えずに”のんべんだらりん、のほほ〜ん”と生きた方が幸せだとも思う。もう生まれてしまったということは、その瞬間から終わりへのカウントダウンは無常にカウントされてゆく…人生の真理を追求しようとも、全く何も考えずとも、そのカウントが止まることはない…いつ、そのカウントがゼロになるのか?それは神のみぞ知るのであり、もしかしたら神すらも分からないのかもしれない。そもそもがこの世自体が仮想現実なのかもしれないと、映画『マトリックス』みたいな”希望”を持ったりもする。もし『赤い薬と青い薬』が目の前にあったら、オッサンはどちらを選ぶのだろう?しかし、この厳しい昨今を鑑みるに、どちらを選んでも大差ないようにも思う。現実世界におけるデフレ、円高、増税、低賃金、パンデミックetc…の世界を生きるのも、テロリストとしてエージェントと切った張ったするのも、どちらも厳しい世界を生きぬく意味ではキツイだろう。映画の中では人間は機械の動力源として飼われていたが、いくら仮想現実とは言え、楽チンに生かしておいては大した電力を搾取できないのカモしれない。多少の負荷をかけ、その負荷に対する頑張りで一生懸命発電させるという”ハッスル発電”の方が効率が良いと機械側も考えているのでは。だからこそのこの現実ではないのだろうか…結局、赤い薬と青い薬のどちらを選んでも地獄なのである。Dead or dead人生とは、コレ無情なり〜!マハゼたちの沈黙そんな現実逃避気味なオッサンですが、唯一の心の拠り所というか、アイデンティティー発露の場でもあるハゼ釣り。2022年のハゼ釣りも第二フェーズに突入でございます。いよいよハゼの穴釣り編へ突入!とは言え、単に釣り場が変わるだけで、やることはいつものハゼ釣りするだけだ。例のごとく、至近の釣果情報が各方面から集まってくる。ハゼネットワークによると、穴釣りは釣れるは釣れるが、どうにもサイズがイマイチらしい。時期的にはまだ少々早いのでそ〜なのかも知れないが、平均的には15〜16cmあたりらしい。穴釣りサイズとしてはもの足りないんだけど、考えてみれば、平均サイズが15cmのハゼが釣れる釣り場ってそうそうないよね…数も30前後らしいので、楽しめるくらいには釣れるんだろうて。今朝はハゼ釣りに行くにも関わらず、ゆっくりしていた。穴釣りって、早朝から頑張っても釣れるものではない。夏のハゼ釣りのように朝マズメという時間帯ではなく、おひさまが登ってきて、辺りが明るくなってくると釣れ始める。穴の中がまだ暗いうちは釣れなくて、明るくなってくるとエサを食べ始めるようなのだ。なので、これからは朝はちょっとゆっくりめなので、ありがたい。とは言え、朝はけっこう寒くて、愛車のハンドルを握ってる手が冷たくて手袋が欲しいくらいだった。釣り場『秘密の花園』に到着すると、既に常連たちが釣り糸を垂れていた。かな〜り久しぶりに『秘密の花園』にやって来たので気分はフレッシュではあったが、釣り人達はいつものメンバーだったので見た目には新鮮味は皆無だった。『秘密の花園』は広大な釣り場で、常連達にはそれぞれのお気にというか得意なスポットがあるんだけど、その時の釣れ具合によっては一ヶ所に密集することもある。常連達の釣果情報は、口頭伝承なくせに6Gなみに伝達スピードが早くて、どこぞで釣れたぞ!という口コミが広がると、次回にはそのスポットにズラリと並ぶという塩梅。こんな広大な釣り場なのに、本日お目当てのスポットにはズラリと釣り人が並んでいた。まぁ、オッサンもそんなひとりなんだけどサ!O氏が近くにいて、釣れ具合を聞くと「今日はダメだよ〜!まだ1匹だよ!」と寂しいレスポンス。”まぁ、O氏の釣果はいつもイマイチだからな…”とアテにしてなかったんだけど、「他でもダメだから、今日は厳しいよ〜」と追い打ちをかけてくる。「うげ!他もダメなのか…」O氏がダメならまだ望みはあるが、他の仲間も厳しいとなると話は別だ。とは言え、穴釣りにおいてはひとりだけ連発!もあり得るので、お花畑な発想は捨てないでおく。では早速釣りの準備をば。使う竿は穴釣り用の1.5mの短竿。狙うのは足元とかだから短い方が狙いやすい。穴釣りでは18cmクラス以上の大型サイズが対象なので、小物釣り用の短竿ではパワー不足ではあるんだけど、この竿で良型大型を掛けるとグ〜ン!と半月状に竿がしなって楽しくもある。本来はもっと腰のある竿が欲しいけど、この短さで強い竿ってないんだよね〜おなじみ「行雲流水」シリーズの1.5mリンクエサは穴釣りでもアミエビ&ボイルホタテの二刀流。まだ穴釣りが本調子ではないので、アオイソメ及びジャリメを買うのはもったいないというのがホンネ。O氏曰く「アミエビでも問題なく釣れるよ!ハゼがいればチャンと喰ってくる」らしく、K氏はアミエビ餌で50匹上げてるらしい。まぁ、コレでしばらくは様子見仕掛けは夏ハゼと同じ、3cmハリスの胴付き仕掛け。穴釣り定番の中通し誘導オモリの直線仕掛けでもやってみたけど、根掛かり率も変わらなかったから、アタリが取りやすく掛かりも良い胴付き仕掛けに落ち着いてます。やはりこの仕掛けが使いやすいな水温は穴釣りのくせに20℃近い。今日は暖かいんだけど、コレでハゼが釣れないの?この水温でもハゼが喰ってこないの?オッサンが準備をしてる脇で、O氏が釣り糸を垂れながらいろいろ話しかけてくるんだけど、聞いてるフリをしながらテキトーに相槌を打っておいた。オッサンは本日が穴釣り初日だから、緊張&集中していて、O氏の話なんぞは聞いちゃ〜いなかった。いよいよ穴釣りシーズン開幕戦!水際に仁王立ちするが、今現在は干潮近くなので深そうな穴は見当たらない、ちょっぴり厳しい状況。水温も高いから、穴だけでなく岩陰でもハゼが喰ってくると思われるので、穴にこだわらないのが数を伸ばすポイントだろうて。良さげな穴が見当たらないな〜適当な穴に落とすが、いきなりハゼのアタリが!?っという事は全くなくて、何の音沙汰もない。決して悪い穴ではなさそうだけど、な〜んもないな…いくつかの穴を探ってみるが、生命反応は皆無でダボハゼすらも喰ってこない。「ん〜、やはり厳しいらしい」すぐ近くにO氏がいて「お!喰ってきた!」とか実況中継をやってるんだけど、「あ!落ちた!」とかオチも決まっているので聞こえないフリである。今日は暖かいからハゼの活性も良さそうなもんだけど、全然喰ってこないな〜たぶん、ハゼは穴の中にいると思うんだけどな〜やはり餌のアミエビが原因か!?と思ったので、O氏に難癖をつける。「アミエビって、ハゼが喰ってくるの?」今まで散々アミエビで釣り上げておきながらのクレームである。「え〜!釣れるよ!」「だって、釣れてないじゃん!」この時はO氏もまだ2匹しか釣れてなかった。開始から20分ほど経った頃だろうか、やっとマハゼのアタリが来た!んが、焦っていたのか、アワセを入れるのが早くて空振り。すかさずエサを付け替え、同じ穴へ投入すると、喰ってきた!今度は落ち着いてしっかり喰わせてから、ココぞというところでアワセると掛かった!ググン、ググンっと、穴ハゼ特有の重量のある力強い引き。「コレだよ!コレが味わいたくて穴釣りやってるんだよ!」上がってきたのは、16cmくらいのマハゼ。今シーズン初の穴ハゼ。※お初のハゼですが、写真を撮ってません。写真を撮ってる時にハゼが暴れてポチャ!を回避しました。申し訳ないです。とりあえずボウズ逃れでホッとひと安心なオッサン。すぐにもう一匹釣れたんだけど、ここから次が長かった…全然アタリすら無いな〜っと思っていると、久しぶりにマハゼのアタリ!落ち着いてアワセると掛かって、一気に潜られて微動だにしない。この手のハゼは大型サイズが多いから、期待が膨らむ。慎重に引っ張り出すと、やはりかなりの重量と強引な引き!んが、上がってきたのは、頭でっかちでズングリムックリなウロハゼ。お前かよ!大型ハゼを期待したんだけど、まさかの外道。ウロハゼを狙って釣る人もいるし、岡山県の方ではハゼと言えばウロハゼの事らしいですが、ココらでは外道扱い。そしてまた、長い沈黙の時間が流れるのでした。尻上がりなハゼ釣りラチが明かないので、ポイントを大きく移動する。すると先程の沈黙が嘘のように釣れ始める。まぁ、入れ喰いには程遠いが、ポツリポツリ釣れ始めた。ポイントが良かったのか、釣れる時間帯なのか、はてまた、オッサンの目が穴釣り仕様になってきたのか…慣れてくれば、なんとなくハゼが居そうな穴の見分けというか、アンテナが研ぎ澄まされて来るんだけど、本日は開幕戦。目が全然慣れてないもんだから、誰にでも見える目立つ穴にしか目が行かないぞ!だから最初の方は全然釣れなかったけど、ようやく目が出来始めてきたらしい。ハゼのアタリ率が格段に上がった来た!とは言え、今日はそれほど甘くなく、基本的に穴に落として最初にアタって来るワンチャンスで掛けないと次が無い。アワセても空振り、エサを新しく付け替えた後にまた同じ穴に落としても、全然喰って来なくなる。コレは喰いが悪い時にありがちな状況。こんな時に「絶対にこの穴にハゼはいるハズ!」とムキになって粘っても時間の無駄なので、サッサと見切りをつけて次の穴に行くべき。どうしても気になるようなら10〜20分後に戻ってきても良いけど、ほとんど喰ってこない事が多いですね〜本日は、多い時はひとつの穴から4匹上がってきたんだけど、それ以上の穴は見つからなかった。まぁ、ほとんど干潮だったから水深のある穴が無くて苦戦した。幸いなことに、針掛かりさせてからのボチャ!は無かったけど、ハゼを大人しくさせてから取り込む事があまりできなくて、恐る恐るだった。本来なら、針掛かりさせてから穴から引きずり出し、しばらく水中でハゼを泳がせて疲れさせ、クタ〜っとしたところで安全に取り込む。泳がせて疲れさせるのが本来の取り込み方潮が低いとコレが出来ないから、確実にハゼをキャッチするまでハゼが元気だから危ないんだよね〜今日のハゼの喰いが悪いのはアミエビのせいにしたかったんだけど、イソメやジャリメでやっていた仲間も同じくらいの釣れ具合だったから、どうもエサのせいでもないようだ。せっかくけちょんけちょんにアミエビを悪者にして、O氏に因縁つけようと思ってるのに出来ないじゃん!ちなみにアミエビは一匹ではなくて、二匹掛けが基本。特にハゼがいるかどうかの探り時は、アミエビを二匹掛けないと見逃す可能性が高いですね〜一度喰って来て、喰いがたてば一匹でも喰って来ることがあるけど、やはり二匹掛けが無難です。二匹掛けだと針掛かりが悪いと思う時もあるけど、そんなハゼは例え一匹掛けでもダメだと思いますよ!結局、初穴釣りを記念して4時間半ほど粘って25匹という釣果でした。正直、もうちょっと釣れても良かったな〜と思うけど、前半のダメっぷりを考えると盛り返したと考えるべきかな…まぁ、良かったと思うべきかここらへんが平均サイズ最大サイズは16.5cmとイマイチ穴釣りでのハゼは、たった1cm違えば重量感と引きが格段に変わります。それゆえ、少しでもサイズアップを求めて釣り人は粘るのですが、いつどこに大型ハゼが潜んでいるのか分からないから、とにかくシラミ潰しに攻めるしかないですね!ちなみにオッサンの勝手な基準だけど、大型ハゼは18cm以上と思ってます。昔ならキリが良い20cm以上って感じだったかも知れませんが、昨今はひとシーズン粘っても20cmオーバーは上がるか上がらないかってところ。なので、現実的な基準にダウンサイジングしています。いよいよ始まったハゼの穴釣り。昨年は仲間内でもオッサンだけ20cmオーバー上げてないから、今シーズンこそは釣らな!リンク次の記事>>>「2022年33回目のハゼ釣りは数だけは釣れた数だけは…」へ
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  • 2022年33回目のハゼ釣りは数だけは釣れた数だけは…
    2022年33回目のハゼ釣りは数だけは釣れたけど…2022年10月30日。2022年33回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園」(KR?〜?)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:7時30分(潮位:165cm上げ9分)〜12時00分くらい(潮位:144cm下げ6分)中潮釣果:マハゼ40匹(9〜17.5cm) 竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 一時O氏&T氏の自作竿道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖3号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アミエビ・ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け釣りは【悪魔の趣味】と呼ばれる。一度ハマったら抜け出すことが出来ない”沼”だかららしい。確かにそれも一理あるけど、別にソコまで豪語するもんでもない気もする。オッサンも今でさえ、毎週のようにハゼとかの釣りをしているが、以前はこんなんじゃなかった。暇な時にだけ釣り糸垂れて、他の用事がある時はそっちが優先だったり…まぁ、子ども達が大きくなり相手にされなくなったから釣りで時間を潰してる、というのが実情だったりする。まだオッサンが小学生〜中学生の頃は遊びで釣りしてて、その後、高校生くらいから40歳くらいまでは釣りなんて全く興味も無かったし、ほとんどやってもいなかった。今考えてみれば、コレで良かったと思う。一番多感なお年頃〜結婚適齢期くらいの時に、釣りの話はご法度だ。「あの〜、ご趣味は?」「ボクですか?趣味は釣りっス!」「お魚釣り……、デスカ?」「そうっス!とっても楽しいっス!!」「ステキ、ですわね……」「最高〜っス!」もうダメだろう…こんなんでモテるわけないジャマイカ。釣りが趣味です!が通じるのは中年以降で、既に結婚しているから発表しても許されるのであって、男女関係のスタート地点ではNGワードであり、もはや忌み言葉なのである。想像してみてください。なんで釣りが趣味はダメなのか?釣りってすっごく地味なイメージ。朝もまだ暗いうちから、ただひとり、ひたすらジッと動かず待ち続ける…一般的な釣りのイメージとは、こんなダークサイドなのである。そんなイメージから飛躍し、「コイツって人間関係を構築できない奴なんじゃね?」っと人格まで疑われるのがオチなのである。実際の釣りはジッとしているようで常に小刻みに、時には大きくポイント移動したり動き続けてるんだけど、釣りを知らない輩からは全く動かないイメージ。さらにはコレが一番の原因だと思うんだけど、釣りは『臭い&キモい』一部の例外を除き、釣り場にはニオイがつきものである。潮臭いだけならともかく、苔とか泥とか、果ては魚の死骸とか、必ず何かしらの臭いが漂っている。考えてみれば、コレらは自然臭ではあるんだけど、お世辞にも心地よい香りではなく、不快に属する臭いである。さらには、釣り上げた魚の臭い。釣り上げた生魚臭を「良い香り〜♪」という女子は、この世にほとんどいないだろう。当然、魚は釣り上げれば終わりではない。っていうか、釣ってからが本当の始まりなのかもしれない。オッサンみたいに無責任に人様に押し付けるのならともかく、持ち帰った場合は魚を捌き、調理しなければならない。この捌くという行為がまた嫌われる。ある調査によれば、魚を捌ける女性は20代30代では2割に満たないとのこと。少ない気もするが、オッサン個人的には「え?その年代でもそこそこの割合の女子が魚を捌けるんだ!」という印象なんだけどサ。よくメディアとかでは女性が「魚を捌ける男性ってステキ〜!」とかコメントしてたりするが、それは目に見えない場所での所業だからこそのコメントである。実際に眼の前で魚の解剖をやられた日にゃ〜、どんなに美味しく煌めくような盛り付けのキュイジーヌでも、”あの光景”がフラッシュバックし、食するのを躊躇う可能性大である。そして、極めつけが魚釣りのエサである。往々にして魚のエサは臭い&キモいのダブルアタック!ニョロニョロと細長い宇宙生物のような釣り餌。それが強烈な臭いを伴うんだから、もう世紀末である。「ソレをいぢくった手で私に触らないで!」もっともだ。薬用ミューズで3回ウォッシュ&1000%アルコール消毒液で激射除菌しようとも、釣り餌臭が消えるほど甘くはないのである。いつものようにくだらん話で長くなりましたが、このような理由から『釣りが趣味』のリフは地雷でもあるので、ぜひお気をつけください。「否!ボクはボクを理解してくれる女性を見つけるんだ!」「絶対いるはずだ!ボクと共に釣り糸を垂れてくれる女性が!!」まぁ、そんな奇特な女子が皆無とは言わんが、その出会いの確率は、地球人がイスカンダル星に移住するくらいに低いのは確かだろうて。よくメディアでは、キレイなモデルとか芸能人とかが『釣り女』をアピールしている。ソレはソレで釣りの普及に一役買ってるので、業界的にはありがたい存在であるし、彼女たちも釣り自体は嫌いではないと思う。んがしかし、ソコは彼女たちもビジネスであり、忙しい仕事の合間のリフレッシュでもあるからして、釣り場での出会いなんぞは求めてないのである。そもそもが、釣り場にもたま〜に女性がいたりするが、メディアを賑わせる容姿とはかけ離れている場合がほとんどだ。※オッサンのごく個人的な感想です!とは言え、オッサンも若かりし頃は、現在の妻とハゼ釣りに行った事があるという、忘れてしまいたい黒歴史がある。あん時は付き合いも長かったから、いささか油断していたのであろう。妻も妻で「しょうがねぇな〜…」なノリだったんだと思う。ハゼ釣りをしていると、時おり、あん時がフラッシュバックしてブルーになる。「あの時のハゼ釣りはどう思ったの?」と怖いもの見たさで妻に聞いてみたい気もするが、恐ろしくて未だにコメントを求めていない。経験者から言わせてもらうと、もしあなたが意中の彼女との愛を温め育みたいのなら、「趣味は釣り」は決して言わない事を強くオススメします。珍しくスタートダッシュ先週に引き続き、本日もハゼの穴釣りである。もう10月も終わりだから、普通の平場でのハゼ釣りも終了。まぁ、夏シーズンのハゼ釣りの延長で平場でも釣れないこともないんだけど、もうこんな時期なのに今年は8cmクラスしか釣れないもんだから、そんなポイントでハゼ釣りしても虚しいだけ…っと思ってたら、先週はオッサンが夏場に散々やってたポイントで10数cmクラスばかりの入れ喰いで、仲間のTG氏が時速60匹以上釣り上げたらしい。まったく自然とは分からんもんだ。とは言え、オッサンの中ではハゼ釣りは穴釣りにシフトチェンジしてるので、選択の余地無く穴釣り場へGo!本日も暖かくなる予報なんだけど、やはり朝は寒くて、愛車を漕いでいると手袋が欲しくなるほどだった。とは言え、一応は防寒仕様のスタイルだったので、釣り場に到着する頃には汗だくになっていた。本日目指すポイントは、『秘密の花園』の浅いエリア。この釣り場は、一見、同じような護岸帯が続いてるように見えるんだけど、その実はさまざまな変化がある。まぁ、ほとんどの釣り場とはそういうもので、慣れた常連達はその時々の状況によって、釣り糸を垂れるエリアを使い分ける。面白いのは人それぞれに考え方が違うので、ある時は一ヶ所に常連が集中したり、またある時はてんでバラバラだったり…前日に同行のH2氏と10秒ほど激論を交わした結果、朝方は満潮時間帯なので、あまり釣り人の手垢が付いてないであろうエリアに行ってみよう!となった。現場に到着すると既にH2氏は始めていて、「来たばかりだけど同じ穴で3匹釣れたよ!」とこちらのやる気を刺激するコメント。ならばオッサンも急がねば!本日も使用する竿はいつもの穴釣り用短竿。穴釣り用の「行雲流水(1.5m)」エサはいつものようにアミエビ&ボイルホタテ。そろそろ穴釣り本番の時期でもあるので、アオイソメもしくはジャリメを投入したいのは山々だが、如何せんアミエビがまだ冷凍庫で眠っている。今回もアミエビとホタテで経費削減水温は17℃とまだ暖かい。水温計測は今シーズンから始めたからまだ統計が取れてないんだけど、水温が高いとなんとなく数が釣れる気がする。ただ、サイズと水温の関係はまだ謎。暖かいから数釣れるかな?本日は秘密兵器を持ってきた。メガネの上からでも掛けられる、偏光サングラスである。けっこう前から持ってたんだけど、面倒臭くて釣り場へ持ってくる事も無かった。御存知の通り、ハゼの穴釣りって、ハゼが居付いてそうな穴を目を凝らして探しまくるのが仕事。天気が晴れてると、日光が水面の反射で見にくいし、目が疲れるので使ってみようと思います。安モノなんだけど無いよりはマシかな?んでは、さっそく釣り開始じゃ!まずはアミエビを二匹セットしまして、適当な穴に入れてみる。アミエビは二匹掛けが基本シ〜ン…と何の音沙汰もない。H2氏のようにいきなり3匹も釣れるわけもなく、本日も苦戦の様相。潮位は満潮近くなので、穴の深さは50cmくらいの頃合いが多いけど、ハゼいないのかな?しばらくは移動しないで丹念に頃合いの穴を探し、エサを落としまくってるんだけど、どうにも反応がない。「絶対ハゼいるハズなんだけどな〜」オッサンの拙い勘がそう警告している。すると、さっきから何の反応もなかった穴から、スンスン…とホンの僅かだけど反応が来る。ん?カニかダボ?って思うくらいの小さな振動。しばらく喰わせ、大きく引っ張る本アタリを待つが、また静かになってしまった。一度、竿を上げるとエサは少し欠けた程度でまだ付いている。ムムム…、この反応はハゼだな!オッサンは確信した。カニやダボハゼだったら、エサが無くなるまでアタリを止めることはない。マハゼだからこそ釣りエサを見切り、アタって来なくなったに違いない!エサを新しく付け替え、再度投入するとすぐに喰ってきた!グン、グン、グ〜〜ン!教科書通りの分かりやすい本アタリでアワセると掛かった。上がってきたのは小さいながらも本日の一匹目。まずはボウズ逃れでホッとする。小さいけど一匹は一匹じゃ!すかさず再投入すると、すぐにアタリが!?先程よりもサイズアップ。コレくらいなら合格サイズ急いで再投入すると、またしてもアテってくる!(以後、リピート)これの繰り返しで、ひとつの穴から8匹上がってきた。この穴は最初は全く反応しなかったんだけど、一匹目が反応すると他のハゼの活性も上がる。このような事が往々にしてあるのが、穴釣りの難しくも面白いところ。慣れてなければ、もしくはオッサンのような粘着質でない場合は、「ハゼ居ないや…」と見逃してしまうかも知れなかったフィーバー穴。ひと仕事を終え次の穴を探すんだけど、実はすぐ近くに気になった穴がある。その穴も最初は全く無反応な穴だった。んがしかし、オッサンのハゼ探知機がビンビンに反応しているのだ。「絶対ハゼいる!」スルスルと仕掛けを落としてみる。スンスン…数cm上下させ、穴の底部の確認と誘いを兼ねた動作。未だアタらず…辛抱強くそのままステイさせていると、竿先には何の反応もないけど、竿に振動が伝わってくる。この振動をどう表現すれば良いのだろうか?”ズモォ〜〜…”って言う感じで、小さな掃除機でエサを吸い込んでるような振動。「来た!来た!」でもコレにアワセても100%針掛かりしないので、ハゼにエサを引っ張らせるため、ゆ〜っくり数cm竿を上げるとグ〜ン!と引っ張り返してきた。「オラ来た〜!!」アワセると掛かり、上がってきのは15cmほどの合格サイズ。今日はこのサイズがアベレージらしいんで例のごとく、すぐに再投入すると再びフィバーが始まる。またしてもこの同じ穴から7匹上がってきた。この穴も最初は無反応だった穴。このようにハゼの穴釣りでは、その穴で粘るのか?見切るのか?のジャッジが大きく釣果を左右する事が多い。基本的にオッサンは、頃合いの深さの穴には必ずハゼが居る!と決めつけ、必ず粘り、例えダメでもしばらくしたら戻ってきて再投入するようにしています。こんな塩梅で釣りしてるので、本日は最初からほとんど動いてないオッサン。片やH2氏は、最初の連続ヒットからイマイチ調子に乗れないらしく、動き回っている。釣れる時は動かなくて済むんだけど、釣れない時は動くのは夏ハゼも穴ハゼも同じだ。スロースターターなオッサンには珍しくスタートダッシュで、たった2つの穴で一気に15匹と満足してしまったオッサン。今日はどこまで数を伸ばせるかな?っと気持ちに余裕が生まれる。釣れたハゼが暖かいから、やはり水温が高いのが要因なのかな?釣れたハゼから温もりを感じる大小幅広く数釣れた!ところで、ハゼのサイズ計測は自作のスケールを使ってますが、いつものスケールに少々手を加えました。ちょっと進化したハゼスケール【穴釣りVer.】ゼロ部アクリル板にハリスが入る切り込みを入れて、ご安全な計測が可能に。アップで見ると切り込みが汚いな…腰ベルトに装着できるように、穴を開けてスプリングストラップを付けました。【夏ハゼver.】でもやってるなコレこのまま腰からブラ下げると歩く度にブランブラン邪魔なので、腰ベルトにスケール入れを装着。見た目は安っぽいがとりあえず…ついでに側面へハゼシールを貼ってみた。パーツが細かいからすぐに剥がれるだろうてスケールがスケールアップしたので、調子に乗ってハゼを採寸しまくってたら、あるハゼがスケール上で暴れ海にお帰りになられた。しかもそのハゼはたぶん16.5cmくらいの良型サイズ。思わず、「あ〜!」とオッサンの悔恨と無念の情けない叫びが釣り場にこだまする。スケールで測って遊んでないで、キャッチしてすぐにビクに入れれば確実にゲット出来たであろう良型ハゼ。しかし誰もが経験する意に反したリリース。「きっとあのハゼは次の子孫を残して、来シーズンも楽しませてくれるだろう…」そう自分に言い聞かせるが、ど〜にも納得いかないので、逃げた穴に落としてみるが喰ってくるハズも無かった。満潮が過ぎ、潮位が下がってくると、先程までのフィーバー穴は見つからないが、ハゼのサイズがアップしてきた。先週も書いたんだけど、穴ハゼクラスともなるとサイズが1cm違えば見た目は当然ながら、針に掛けた時の引きと重さが全然違う。穴の中でググン!ググン!と潜り込み、穴から引きずり出しても水中で暴れまくる。コレが穴釣りの魅力だよ〜!やっぱり穴釣りのサイズはコレくらいからだよね〜16.5cmこちらは見にくいけど17cmもうちょっと大きい17.5cmの奴がいたはずだけど、またエスケープすると次は追いかけて海に飛び込みそうだったので、サッサとビクにぶちこんだんだけどビク内で行方不明になった。いつの間にかおひさまが高く登り、気づけば4時間半ほどの長丁場で40匹と数だけは稼いだ。平均的なサイズは14〜15cmってところ。最大サイズは17.5cmと少しづつハゼも大きくなってるけど、最小サイズも9cmのがいて、今シーズンはかなり小さいのが混ざるんだよね。数は釣れたな〜今日は暖かかったから、穴さえ間違わなければ数は釣れやすかったと思います。やはり難しいのは、その穴で粘るのか見切るのかの判断。もう経験と勘としか言えないんだけど、アドバイスできるとしたら『迷ったら粘れ!』かな。後は、釣りが雑になると釣れなくなりますね〜釣り始めは小さな目立たない穴も見逃さないように集中するんだけど、後半になると目立つ穴ばかりになってしまう。そういう穴は他の釣り人もやってるので、フィーバーしづらいですね。穴釣りに限らず、釣りは集中力が切れると釣れなくなるので、楽しみながらも集中し続けるのがポイントかな。まぁ、こんな事はいまさらオッサンに言われるまでもないですが…今日はなぜか、仲間のO氏とT氏からそれぞれに自作の竿を頂いた。オッサンの年代だと「買えばいいじゃん!」なノリなんだけど、この年代は欲しくてもモノが無かった時代を生きてきたので、なんでも自作しがち。それぞれに今までの釣り経験と知識、技術を結集した竿を作って来て、きっと出来の良い竿を持たせてくれたんだと思う。面白いもので、それぞれに人間的な個性が竿に宿っていて、O氏の竿は特徴が分かりやすく、すこぶる尖った性能。T氏の竿はバランス型で優しい竿でした。こんなオッサンのために残り少ない時間を割いて頂き、とてもありがたく申し訳ない気持ちでいっぱいです。この竿はみなさんの置き土産として大事にしますが、自分で買った竿じゃないから、釣ってる時にかなり手荒に扱ったのは黙っておこう!次の記事>>>「2022年34回目のハゼ釣りは最果ての上総湊港へ遠征」へ
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  • 2022年34回目のハゼ釣りは最果ての上総湊港へ遠征
    2022年34回目のハゼ釣りは遠征第二弾!房総半島『上総湊港編』2022年11月3日。2022年34回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:上総湊港(千葉県)天気:晴れ釣行時間:6時30分(潮位:65cm干潮)〜11時30分くらい(潮位:125cm上げ7分)長潮釣果:マハゼ81匹(10〜16cm)竿:キスロッド&スピニングリールのち「江戸前ハゼ竿」(手バネ竿3m)道糸:PE0.8号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖4号スレオモリ:2号ナスオモリエサ:アオイソメ一時ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けつい先日、釣り仲間のI氏から「千葉へハゼ釣り遠征に行きますが、如何だ?」の連絡。聞けば『大ハゼ狙い』がサブテーマらしい。たかがハゼを釣るのに遠出するのもどうなんだ?コレがそこで釣れるハゼは七色に輝く幸運のハゼで、釣り上げれば一生お金に苦労しません!と言うのなら、「喜んでぇ〜!!」とふたつ返事であるが、たかが普通のハゼだろうて。しかし、サブタイトルが大ハゼを求めて…である。既にハゼの穴釣りが始まってるんだけど、この穴釣りでは、釣れた数よりも「どんだけ大きいハゼが釣れたか?」が釣り人のランクを分ける。ランカーサイズの基準は20cmオーバー。昨今は大ハゼもなかなかお目にかかれないもんで、20cm以上ともなれば、ひとシーズンに釣れるか釣れないかといった感じ。ほとんどの仲間はなんだかんだで釣り上げるんだけど、オッサンだけ昨シーズンは19cm止まりで、奥歯が砕けるほどに悔しい思いをした。昨年はそんなセンチメンタルなハゼ釣りだったので、今年こそは!と大ハゼ狙いにはかなり前のめりなオッサン。そんな時に、I氏が大ハゼを目の前にぶら下げてきたので、何のためらいもなくバクッ!っと喰い付いたオッサンなのでした。釣り場は違えど、サッサと20cmオーバーのハゼを釣り上げ、心に余裕を持ってシーズンを過ごしたいという希望もある。目指す現場は上総湊港なんとなく聞いた事があるが、ハゼ釣りでは有名なポイントらしい。位置的には、房総半島の東京湾側のとんがった富津岬の少し下あたり。同行はI氏とH2氏で『三匹のおっさん』御一行様。H2氏も即答だったから、オッサンと同じ気持ちなのかもしれない。言い出しっぺのI氏が車を出してくれるとのことで、ありがたや、ありがたや。早朝5時に待ち合わせだったんだけど、なんで釣り人ってこんなに早くから行動するのかね〜まぁ、オッサンは座ってるだけだからいいんだけどサ!目的地は、オッサンちから東京湾を挟んで反対側なんだけど、現在は【東京湾アクアライン】という夢の道路がある。この夢の橋を通れば、川崎〜木更津間が時間・距離ともに1/3に短縮されるんだけど、ネックだったのがその通行料金。開通当時は片道4,000円という、わずか15kmのくせに法外なボッタクリ!まぁ総工費が1兆5000億円と、コレまた天文学的なマネーを投資してるもんだから、少しでも早く回収したいんだろうけど高すぎだよね〜だもんだから、利用数が想定を大幅に下回る閑古鳥っぷりで、期待されていた千葉県側の経済効果もフルスイングの空振り。ソレだけならまだしも、千葉県側の買い物客が東京や横浜へ流出したことにより、地元商業施設が閉鎖や閉店が相次ぎ。開通を見込んで造成した住宅地や工業団地の用地の売れ残りによる地価暴落など、商圏経済が大打撃。そこで!満を持して登場したのが、昭和青春ドラマの鬼『森田健作知事』登庁してわずか3分でお帰りなる「ウルトラマン登庁」やコロナ禍での予算を「ガッツ・コロナ予算」と命名、台風の被害状況を私用車やタクシーに乗ったまま視察する「私的視察」と豊富なワイドショーネタをご提供。3期12年も勤めた森田県政において、当選公約であり、唯一と言っても過言ではない成果が東京湾アクアラインの通行料を800円に値下げコレによりアクアラインの交通量は倍々増!京浜地域に通勤する労働者が、木更津市や君津市内に相次いで引越しして地価が急騰したり、郊外にアウトレットモールやショッピングセンターが進出して、アクアライン開業前の経済状況に回復しつつある現在。まぁ、そもそもが当初の価格設定が高すぎたのでして…モノには全て適正価格があるからして、ガッツいてはいけませんな〜しかしながら、競合する東京湾フェリーの輸送台数が大幅減少で、フェリー船が削減されたり、JR東日本では内房線の特急列車の定期運行廃止や本数の大幅削減などのデメリットも顕在化しているらしい。なにごともwin-winという訳にはいかんですな〜そんな『おれは男だ!』な有料道路をひた走り、三匹は房総半島へ上陸。トンネルを抜けると明け方だった!一般道を走っていると、霧というか”もや”というか薄っすらとガスってたので、今日は暖かい日になりそうだ!出発から一時間強で、目的地の上総湊港に到着。現場近くの公園の駐車場に車を停める。トイレ完備で、もちろんタダ!車から降りると東京とはまるで違う澄んだ空気で、思えば遠くへ来たもんだ!を実感する。投げ竿からやってみたものの…駐車場から港までは歩いて5分程度。チンタラ歩いていると、ちょうど山間からおひさまが登ってきた。眩しいぜ!まずは釣り場のチェックから。ここでのハゼ釣りは、釣り船やレジャーボートが係留されている港の堤防上から釣り糸を垂れるシステム。漁港は湊川の河口部にあって、メインのポイントはこの湊川方面になるらしい。こちらの川側を狙うらしいちなみに港のお隣りは海水浴場になっていて、そこではサーフで釣りもできるらしく、何人かの釣り人がいた。何が釣れるのか知らんが…到着した時はちょうど釣り船が河岸払いの時間帯で、ひっきりなしに船が出てゆく。漁港での釣りは船が最優先が掟。釣り人は漁港で釣りをさせて頂くというスタンスが厳守である。ちょっと前にニュースで、船が来てもラインを出しっぱなしにしててロッドごと船に持って行かれ、あろう事か船側に因縁をつけたアホがいたが、そんな奴は釣りする資格は皆無である。なので、船の邪魔をしてはいけないので、現在地からグルリと港を廻り込み、船が通らない反対側の堤防へ釣座を構える事にする。 移動途中、とりあえず様子見で湾内で釣り糸を垂れてみる。湾内でもハゼが釣れるらしいI氏とH2氏は釣りの準備をしているのだが、オッサンは腹が減りすぎてたのでブレックファーストをパクつきながら二人の釣りを見する。食うモノがいつも変わんねぇな〜モグモグしながら二人の釣りを眺めるが、全くアタリがないご様子。まぁね〜、釣れる気配がないもんなので、当初の予定通りのポイントへ移動。真上には内房線の鉄橋が架かる、旅情豊かな風景。さすがにここまで遠出にもなると、都心の喧騒は全く感じられず、ゆったりした時が流れているようだ。アクセクして無くていいね〜ウェットな感慨に浸っていたら、I氏とH2氏が早速ハゼを釣り上げていて、すっかり出遅れたオッサン。「せっかくここまで来たんだから、もっとゆっくりしてりゃ〜いいジャマイカ!」と、オッサンの呑気な旅情気分は二人には伝わらなかったようだ。では、遅ればせながらオッサンも釣りの準備をば。少々悩むが、まずはリールの投げ竿から始めることにする。シロギス釣りで使ってる二軍ロッドシロギス釣りではいつも胴付き仕掛けなんだけど、本日は天秤でやってみようと思います。ちょい投げだからオモリは6号エサは当然アオイソメ。今シーズン初のイソメ餌ちなみに水温は14℃とちょっと冷たく釣れんのか?と心配になるが、先行の二人は釣りまくっているから、たぶん釣れるんだろうて。14℃と冷たいが…こちらの堤防は二段構えになっていて、今現在はほぼ干潮なので下に降りられる状態。濡れてるのでツルツル滑って危ないが…まずは鉄橋下に陣取っての第一投なんだけど、すごく浅くて着水と同時に着底。アラ?こんなに浅いの?そう言えば、事前情報では「台風の土砂で川が浅くなってしまい、ハゼが釣れなくなった」らしい。確かに、東京の川も増水の土砂が堆積して環境が激変したもんな〜こちらでもそんな影響が出ているのか…一度回収し、深さがありそうなエリアめがけて遠投!すると着底と同時に生命反応が!?ハゼおるやん!っと、少々喰わせてから軽くアワセると掛かった!そこそこの重い引きだから、良型かもしんまい!さすが遠征した甲斐があったな〜っと、期待を胸いっぱいにリールを巻き上げるが、上がってきたのはコイツだった。定番外道のクサフグ…んだよ!なんだけど、さすがに東京ではお目にかかれないサイズ感。気を取り直してさままな角度に投げてゆくんだけど、揃いも揃ってクサフグの嵐…マジかココ!?ダメだ!話にならんので、ポイントを大きく移動。もっと下流の深さがありそうなエリアへ。こちらだと高さのある堤防上からになるんだけど、これも事前情報によると、湊川中央部に設けられている防波堤のキワが大ハゼのポイントらしい。目標の防波堤まではおよそ25mほどで、6号のオモリでは少々厳しい距離感。ならば!と力の限り遠投すると「カーン!」と防波堤の鉄壁に見事にHIT!すばらしいコントロールだ!!しばらくステイさせてアタリを待つが、な〜んも反応がなかった。ズル引きで探りながら地形を把握していると、やはりというか、河川最深部からの駆け上がりでアタって来た。ちょっと喰わせてからアワセると掛かったが、妙に軽いな…またクサフグ?の疑心暗鬼で巻き上がると、本日最初のマハゼが釣れたんだけど、10cmと力の抜けるサイズだった。何のためにこんな遠くまで遠征に来たんだか…大ハゼには程遠いんですが…ハゼがいるスポットが分かったので集中して攻めるんだけど、釣れるには釣れるが微妙なサイズ。ちょっとサイズアップ次もまた小刻みサイズアップいやいや…そうじゃないでしょ!挙げ句には、東京ではなかなかお目にかかれない外道も上がってくる。ヒイラギ君当然ながら例のクサフグも上がってきて、針の掛かりが深いとハリスごとぶった切られる。ダメだ!やってられん!やっぱハゼ釣りはのべ竿でやるべきだ!!と投げ竿からのべ竿にチェンジする。やはり長竿は必要だった!一度基地に戻り、今度は手バネ竿をゴソゴソやってみるが、如何せんオッサンは手バネ竿を使ったことがないもんで、準備が遅々として進まず、見かねたI氏にセッティングしてもらう。本日がお初の手バネ竿道糸にはPE0.8号を巻いてきたんだけど、I氏曰く「PEだとやりにくいから、手バネ用のナイロンラインの方が良いですよ!」とのこと。なるほど!「そ〜言えばこの竿を買った時に、オマケで貰った手バネ用の道糸があったな〜」っと思い出したが、今さら釣り場ではど〜することも出来ず…PEラインではなく、専用アイテムの方が良かったのかな?気掛かりなのが、3mというこの竿の長さ。今現在は干潮から潮が上がり始めているんだけど、その内に堤防下段の平場にも潮が上がってくるから、堤防上部に避難することになる。恐らくは、この3mの竿だと堤防の上から釣り糸を垂れるのは厳しいのでは?潮が平場に上がってくるまでが勝負!と身が引き締まる所存でございやす。堤防下段の平場に潮が上がるまでが勝負!まぁ、アレコレ考えてもしょうがないので、とにかくハゼ釣りするしかないのである。仕掛けは、いつものハリス3cmの胴付き仕掛け。鉄橋付近はクサフグだらけで、潮が上がるとともにクサフグも上流に移動して来るという読み。なので、湊川の上流を目指して釣り歩く作戦。人生初の手バネ竿での第一投!いつものようにス〜っと円弧状に落とすんだけど、思ったよりも浅くて、水深は1mあるか無いかといった感じ。5秒ほどステイしていると、スンスン!とアタって来て電撃フッキング!ググン!ググン!とナイスな引きで上がってきたのは良型のマハゼ。お〜!ナイスサイズすぐに同じスポットに落とすと連打が始まる。ちょっぴりサイズアップやっぱりハゼ釣りは、のべ竿の方が狙い通りに落とせるし、ハゼの引きも味わえるから面白いよね〜初めて来た釣り場なので、今日がたまたまハゼの活性が良い日だったのかどうかは分からんが、ここから一気にペースアップ!自分の立っている場所から2か所くらいはハゼのホットスポットが見つかって、それぞれに5〜6匹くらいは上がってくる。アタリが無くなったら、5mほど上流方面へ移動し再び探る。(以後、リピート)ここのハゼは白っぽいから、底は砂地なんだろう。確かに、仕掛けが着底するとソフトランディングだし、誘いでズル引きすると柔らかい感触だし。ここのハゼは色白だな良いペースで釣れてきて、俄然楽しくなってくる。更には、ここのハゼは東京モンに比べて元気がよろしい!針に掛けると結構な引きと重さなんだけど、「これはデカいぞ!」と思って釣り上げるとせいぜい14cm程度だったりする。針がちょっと深く刺さってしまい、グイッ!とハリスを引っ張るんだけど、頑固に口を開かないんだよね〜東京のハゼならパカ!って素直に開けるんだけど…まさに田舎の元気小僧といった印象。調子良く釣ってるから、みるみる内にハゼを入れてるビニールバケツが賑やかになるんだけど、すぐにハゼが脱走する。バケツからも飛び出すやんちゃぶりクサフグやヒイラギが釣れてくると、上流へと移動して外道から逃げる。クサフグもデカいんだ!コレが!密かに「このペースだと1束狙える」と思ってたんだけど、もう足元まで潮が上がってきている。潮が乗ってきたら逃げられなくなるので、早めに平場から脱出。もうタイムオーバーか!?しばらくぶりに基地に戻ると、鉄橋よりも下流側はすっかり潮が乗っていて堤防上からやるしかない。I氏とH2氏は長いのべ竿でやってるんだけど、オッサンはこの3mの竿しかない。事前情報で『4.5mの竿で!』とあったのは、水深の話じゃなくて、堤防上から狙うにはその長さが必要だかららしい。チクショ〜!そういう意味だったのかよ!この距離感の話だったのかよ!とはいえ、もう投げ竿なんてやる気しないので、堤防上から目一杯腕を伸ばすとギリギリ堤防平場の”ヘチ”に届いた。ハゼ釣りでは、このような壁際のヘチも良ポイントになる事も多いから、どうだろう?っと思ってたら、しっかり釣れた!しかも、こちらの方が型が良い!本日最大サイズの16cmとは言え、ほぼ真正面しか狙えないから、50cmずつ並行移動しながら探ってゆく。探りの幅が極端に狭くなったので、一気にペースダウン…忘れた頃に釣れる程度になってしまいました。ただ、釣れれば15〜16cmで、ハゼがまるまる太ってるからその重量感がたまらない。昼近くになると海風が強くなり、竿が煽られるくらいで釣りづらくなってきた。水面が波打つくらいの強風朝も早かったし、ランチタイムになったので納竿。5時間粘って81匹という釣果でした。3人分の釣果。200匹はいるな…コレがこの釣り場で釣れた!と表現できるのかどうかは謎。ただ、I氏と地元の常連らしい爺ちゃんとの会話。ひとくさり釣れるポイントを上から目線で教えてもらったI氏。「ここは釣れる時は50匹は釣れるぞぃ!」「はぁ〜、そうっスか…」「ところで、オタクはいくつ釣ったの?」「58匹です」「………。」I氏もかなりの手練。どうやら、爺さまは話かける相手を間違えたらしい。まぁ、どれくらいが釣れた!と表現できるのかは、例え同じ釣り場でも、釣り人によって判断基準が違うからなんとも言えないけど…本日の目標は20cmオーバーだったんだけど、結果的には16cm止まりでした。でも、こっちのハゼは元気がよろしくて、ナイスな引きが楽しめました。また来たいと思いますが、次は長竿を持って来ないとね。出来れば4.5mだけど、オッサンは4.5mで軽い竿は持ってないんだよね〜なので3.6mかな?多分、3.6mでもギリギリ届きそうな気がするんだけど…今日は湊川方面ばかりだったけど、船が係留されている湾内側も釣れるらしい。ホンの数回、湾側もやってみたけどアタリは皆無だった。初めて使った手バネ竿は、やはりちょっと硬くて、何匹かは弾いてバラしてしまいました。たぶん、アタリが取れて無かった事もあったと思います。コレがいつも使ってる柔らかめ竿だったら、アタリも取れたし、バラさないで元気なハゼの引きも、もっと楽しめたと思います。もしかしたら1束いってたかな?と捕らぬ狸の皮算用。帰り際、近くの駅前で腹ごしらえ。上総湊駅はローカルな駅だった。いいね〜、この佇まいちなみに東京駅までは1,690円ナリ〜やっぱ遠いんだな〜!!中途半端な距離の遠征じゃなくて、いっその事、このようなローカルな釣り場の方が楽しいのカモ知れない。もちろん!オッサンの運転でないのが前提なのは言うまでもない。次の記事>>>「2022年35回目のハゼ釣りは如何とももどかしい…」へ
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  • 2022年35回目のハゼ釣りは如何とももどかしい…
    2022年35回目のハゼ釣りはど〜にもくすぶるハゼ釣り2022年11月6日。2022年35回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園」(KL?、KR?)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:7時30分(潮位:105cm下げ6分)〜12時30分くらい(潮位:120cm上げ5分)中潮釣果:マハゼ19匹(12〜16.5cm) 竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け毎度の事なんだけど、日曜日のハゼ釣りよりも土曜日の方が「良く釣れた!」と耳にする。そりゃ〜そうだよ!月曜日〜金曜日の平日は圧倒的に釣り人が少ないから、その釣り場のハゼもドンドン供給されて、かつハゼも油断しているのでスレてない。そんな状態で土曜日にハゼ釣りすれば、そりゃ〜釣れるだろうよ!んがしかし!日曜日ともなれば、土曜日にここぞとばかりに押し寄せた多数の釣り人達の手垢の付いた後に釣り糸を垂れることになる。当然、アレだけ居たハゼも釣られまくり、生き延びたハゼも警戒心MAXでスレまくっている。特に、穴釣りのように、その場所に居付いているタイプのハゼともなれば、この傾向はことのほかである。釣られまくった次の日なんて、新しいハゼはまだ供給されてないのである。オッサンは日曜日しか釣りができない。土曜日は仕事だからだ。週休二日が当然の当たり前のこのご時世。週40時間労働の36協定なんぞクソ喰らえ!なブラック企業に従事する身としては、「いや〜昨日(土曜日)は釣れたよ!」としょっちゅう聞いてるもんだから、もう悔しいを通り越して平常心で聞き流すようになった。そんな悟りの境地なオッサン。もしオッサンが週休二日だったとしたら、たぶん土曜日だけ釣りをして日曜日はやらんだろうな…もう歳くってるもんだから、正直、身体がもたんよ!常連には毎日のように釣り場に通ってる輩もいるんだけど、「よくやるな〜!」っと感心するとともに「よく飽きねぇ〜な!」とも思う。んで本日もハゼの穴釣り場『秘密の花園』に到着すると、もう常連たちは釣り糸を垂れていて、週イチな釣りのくせにすっかり出遅れてるオッサン。誰よりも早く来たからと言って釣れるもんでもないし…気合い入れたところで釣れるもんでもないし…そもそもが釣りなんぞしてるよりも寝てたいし…まぁ、こんな有り様じゃ〜、土曜日もへったくれもないわな。オッサンを見つけるな否や(=as soon as)O氏が報告を入れてくる。「いや〜、昨日は型が良いのばかりがよく釣れたよ〜!」「天ぷらサイズばかりだったよ!」例によって、オッサンは釣りの準備のフリで聞き流す。本日も使う竿は1.5mの穴釣り用の短竿。やっぱりこの長さが使いやすい仲間内では同じ竿を使ってるのも複数いるんだけど、聞けば約3シーズンくらいでバキ!っと壊れるらしい。穴ハゼの強烈な引きと重量感は、小鮒やタナゴなどの小魚専用のこの竿には少々オーバースペック。しかし一番の破壊ポイントは、穴釣りは根掛かり必至なので、根掛かる度にそれを外そうとブンブン!竿を振りまくるのが原因かな。まぁ、形あるものはいつかは壊れる運命なので、『これも天の定め』と割り切るしかないのである。オッサンのこの竿も、そろそろ天命というか天罰が下る頃合いになってきた。本日の餌はアオイソメ。先日、上総湊港へハゼ釣り遠征に行った時の余りもの。まだまだ元気だったヨシ!今日も殺(や)ったるで〜!普通に釣りすりゃ〜いいじゃん!釣りの準備はできたんだけど、ハテ?どこから始めようか?眼の前のエリアには、常連たちがズラリと並んでいる。まぁ、今現在は干潮に向けて潮が引いてるから、ソレを見越して深さのあるこのエリアでやってるんだろうて。人見知りなオッサンとしては、あまり人がいる場所は好きではないので、ちょっと外れたエリアに移動する。まずはアオイソメの垂らしを4cmくらいでスタート。垂らしはこのくらいが可もなく不可もなくかなまずは実績穴に落としてみたんだけど、以前は必ずアタってきたけど、全く反応なし!しつこくやってはみたけど、アタらないな〜多分、昨日やられまくったのかも知れない。コレだから日曜日は厳しくなるんだよな〜っとブツブツ独り言。見やすい穴は全然反応が無かったけど、一見すると見つける事が出来ない穴もそこそこあるから、そちら方面を重点的に攻める。このタイプの穴は、陸側からは見えなくて、海側にポッカリ開いてる穴。こういうのはみんな見逃しているので、このタイプの穴を発見できれば、まずアタって来ます。「どこにそんな穴があるんじゃ?」っと聞かれても、「甘ったれんな!自分で探さんかぃ!」と返すしかない。まぁ、とにかく探すしかないのである。前述した通り、日曜日の穴釣りは、土曜日に来た釣り人の手垢が付いてない穴を探すのが仕事なのである。そんな穴をやっと発掘し、スルスルと落とすと50cmくらいの頃合いの深さ。”絶対ハゼいる!”オッサンの瞳孔が開く。最初はなかなか喰ってこなかったけど、しつこくステイしていると、竿先に出ないけどエサを突いてくる振動が伝わってくる。”来た!”ス〜っと2cmほどゆ〜っくり竿を上げると、スン!と引っ張ってくる。ここで慌てるとオジャンなので、一度止めて引っ張ってくるのを待つ。しかし、敵もさるもので喰ってこなくなる。チッ!ノリが悪い奴だ。一度竿を上げ、特エサであるイソメの尻尾に付け直して再投入。すると、着底と同時にアタって来た!スンスン!ス〜ン!と教科書通りのアタリ方でアワセると本日の一匹目が釣れた。良型だが尾ビレが荒れてるなさぁ、これから連打が始まるぞ〜!と思ったけど、この穴はコイツしかアタって来なかった。う〜ん、まだいそうなんだけどな〜気を取り直して次の穴へ。またすぐに見えないブラインド穴を見つけ、今度はすぐに勝負あり。コイツは素直だったがサイズダウンこの穴も一匹しか釣れなかった。う〜ん良くないな…本日はちょっと厳しくて、なかなかアタって来なくて、例えアタって来ても触りだけのアタリで、大きく引っ張る本アタリまで来ないんだよね〜しかも、一回こっきりしかアタらなくて、セカンドチャンスをくれない。代わりに元気なのがコイツ。ナイスサイズのメタブ『メタブ』とはオッサンが勝手に付けたあだ名で、本名はドロメ。穴釣りでは頻繁にお目にかかる外道なんだけど、良型になると食べても美味しいらしいが、誰も持ち帰らないから本当に美味しいかどうかは都市伝説である。針掛かりさせるとナイスな引きと重量感なのでマハゼと勘違いし、姿を見せるとガッカリな奴。口がパカ!と開いて愛嬌があるあるナイスな穴からマハゼ→ドロメと釣れた後、まだいそうだ!と落とすと、いきなりグ〜〜〜ン!と竿ごと一気に持っていかれた。「ウナギだ!」と思うくらいの強引な引きとメガトン級の重量感!重すぎて竿ではラチが明かないので、道糸を直接持って注意深く引っ張り上げると、30cmは優にある、まるまる太ったギンポだった。ギンポは怖いしキモいので、針を外せず速攻ハリスをぶった切ってリリースしました。「あ〜ビックリした!」本日は、基本的にひとつの穴から一匹だけしかハゼが釣れなくて、数匹釣れるフィーバー穴は見つからなかった。くすぶりながら一度基地に戻ると、H2氏がカップヌードルを作ってくれた。「おいしさは世界のことば!」カップヌードルどういう訳か、釣り場や釣り船で食べるカップ麺ってスゲェ〜美味しいんだよね!腹が満たされたので後半戦。この頃にはもう干潮時間だったので、かなり潮が低くなっていた。常連たちは深さのあるエリアに移動しているが、オッサンは反対に浅い方へと移動。本日のテーマは【手垢のついてない穴探し】なもんだから、必然的にこういう行動になるんだけど、単にオッサンが天の邪鬼なだけである。一応読みとしては、潮が引くとハゼの逃げ場も限られるから、ハゼが居るスポットも限られるからソコに当たれば爆釣じゃね?当然ながら、深さのある穴なんて全然なくて、狙うは岩と岩の深めの隙間や完全に干上がった岩で深さのある穴。なかなか見つからないんだけど、発見すればかなりの確率でハゼがアタって来る。んがしかし!アタリがあるのと針掛かりするのは別問題で、更には、針に掛かるのと釣れるのもまた別の話なのである。潮位が低いということは穴の中も狭く浅くなっているので、ハゼが思うように動けない。この事を踏まえると、アタって来るがハゼが動けないもんだから、エサを咥えたまま下に潜れなくて喰いが浅くなる。つまり、この浅い喰いでアワセても針に掛かりづらいということ。次に例え針掛かりしたとしても、すぐに水面からハゼが飛び出てしまい、ハゼが元気だから空中で暴れまくりバラしやすくなる。このダブルハンデを乗り越えて釣り上げなくてはならないのが今回のミッションである。アタリはそこそこあるんだけど、針に掛からなかったり、ハゼが落ちていったりが頻発!まさにミッション・インポッシブルで、「オーマイガー!」(by NMB48)を連発なオッサンなのでした。でも実は、釣り上げればそこそこ良型揃いなので、楽しさ半分悔しさ半分でもある。ここらへんのサイズが上がる本日最大サイズも浅穴からこんなハゲ上がりそうなストレスフルな釣りで粘ってしまい、余計な時間だけが無為に経過してゆく…結局、5時間粘ったけど19匹と厳しかったな〜敗因は、普通に釣れるスポットで普通に釣らなかったから。くだらん意地を張らないで、フツーに釣りをすればもっと釣れたはず…う〜ん、もっと釣れたハズだけど…とは言え、人が避ける状況で爆釣もあり得るのが釣りの魔力。現に、今日は誰もやらない超浅場でけっこうアタって来たのは間違いない。後はその状況でどうやって釣り上げるのか?を追求すれば、結果は付いてくるハズ。ホンのチョッピリだけど、今日は対策法が見えて来たので、また機会があったらチャレンジしたいと思います。しかし、今日もサイズが出なかったな〜いつになったら20cmオーバー釣れるのやら…次の記事>>>「2022年36回目のハゼ釣りはボウズ覚悟!」へ
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  • 2022年36回目のハゼ釣りはボウズ覚悟!
    2022年36回目のハゼ釣りはボウズを覚悟した!2022年11月13日。2022年36回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園」(KL?〜?)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ時々曇釣行時間:7時30分(潮位:160cmほぼ満潮)〜11時30分くらい(潮位:140cm下げ6分)中潮釣果:マハゼ14匹(13〜18cm) 竿:TIMCO「幸釣四五六」のちベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けいつもながら日曜日はハゼ釣りなんだけど、東京はここしばらく雨が降らないので、週末の釣りも順調に消化している。おかげさまで、まだ11月中旬にもかかわらず今回で36回目のハゼ釣行。このままだと、年間釣行数の記録更新という不本意な事態になってしまふ。いくらチャリ圏で金のかからない時間潰しとは言え、全くの0円という訳ではない。竿や仕掛け等の材料はもちろん、コンスタントにエサ代もかかる。釣り場で食べるご飯やおやつも欲しいし…まぁ、オッサンの場合はエサや自分のご飯ですらも仲間から恵んでもらったりと、けっこう他力なんだけど、『ただより高いものはない』という格言にあるように、貰いっぱなしというのも気持ちが悪い。なので、心と懐に余裕のある時に日頃のお礼として、安っぽいが返礼の品をお渡したりする。先述の格言は、「ただの物は返礼に苦労したり、無理な頼みごとをされたり、かえって高い代償を払う」という意味。もらい物には返礼を!という習慣は【互酬性】と呼ばれ、ただの物には見返りに人の自由を拘束する力が潜んでいる。つまり「頂いた代わりに何か返さくちゃ!」という心の呪縛が働く。代価の支払いや返礼はその呪力を解く”儀式”であり、その儀式が終わらない限りはその呪力が続くのである。このように、世の中はギブ・アンド・テイクで成り立っているんだけど、オッサンの場合は明らかに”テイク”側の方に大きく傾いてる気がする。物欲しそうな顔しているのか知らんが、何かとモノを頂く機会が多い。大変ありがたくかつ申し訳なく思いますが、『来るもの拒まず、去るもの追わず』がオッサンのスタンスなので、貰えるものは後先考えずにありがたく頂きます。合掌!んがしかし!オッサンの場合は、何もお返しできるものはないもんで【互酬性】を期待しないで欲しいのですが、せめてもの御礼はこのブログで話題にする程度で勘弁してください。まぁ、オッサンの場合は常識がないもんでディスるという結果になることがほとんどですが、ソレもご愛嬌。でも世の中には、けっこう弄ばれることが好きなマゾイ方も多いので、ソレもまた良し!ハゼの穴釣り用竿を新調今回で2022年シーズンのハゼの穴釣りはまだ4回目なんだけど、毎年同じ釣り場で穴釣りやってるもんだから、マンネリ感は否めない。なので、時には何かしらフレッシュなネタをぶち込む事がある。今回は竿。仲間のH氏が、ハゼの穴釣り用竿を新調したインプレッションを送ってきた。またソレが秀逸な短文で、同じ釣り場で同じ獲物での使い心地なもんだから、オッサンの射幸心をワシャワシャとくすぐってくる。釣り人は常に理想の竿を追い求めている。コレがしょっちゅう行くような釣りモノになれば、そのイメージは明確で、そんな理想を手に入れたい、使ってみたいと悶絶している。気になった竿を何本も買い求める人、竿を自作し続ける人、それぞれに理想へのアプローチがある。オッサンもそんな理想はあるんだけど、なかなか辿り着けない。「悪くはないけど、なんかちょっと違うんだよな〜…」現実的にはどこかで妥協し、及第点な竿を使っているのが現状だ。そもそもが、理想なんて絶対的なものではなく常に変化し続けていて、決して辿り着けないガンダーラなのかもしれない。と、いつものようにくだらん話で尺を稼いで、申し訳ないです。そんな訳でH氏お勧めの竿が「いったいどんな感触なんだろう?」とオッサンも我慢できずにポチッとな!光の早さで届いたのがコレ↓次の日には届いた!TIMCO『幸釣四五六』使用材料:カーボン繊維75% グラス繊維25%全長:1.44m/1.65m/1.85m(三段スライド式)継数:8本仕舞寸法:30.5cm自重:35g竿名の『四五六』は約4尺・5尺・6尺の長さになるからかな?と思ったけど、なんか微妙に寸法が違うよね?箱には「※商品の数字は尺の表示ではおまへん!」と明記してあるから、竿の長さではなく、単に商品名というだけなんだろうて。同じ『幸釣』シリーズには、『零一二(約53cm/約70cm/約90cm)』、『二三四(約0.95m/約1.2m/約1.4m)』、『七八九(約2.2m/2.4m/2.7m)』がラインナップ。今回オッサンが購入した色は『ミドリ』だったけど、他にも『アカ、カラシ、ソライロ』があるらしい。ちょっとくすんだミドリ色この竿キャップがそこはかとなくヒワイな感じ…グリップの感触は悪くないオッサンはズームロッドは初めてで、「どうやって長さを変えるだろう?」って思ってたんだけど、キュッ!ってハマっているだけで簡単に長さが変えられるんですね〜、便利だ。簡単に長さが変わるぞ!付属品はカワイイ竿袋H氏のインプレによると、「穂先は繊細、胴から腰はしっかりとした竿」という事だったが、竿先はそこそこ硬めかな?確かに、レビューによると50cmの鯉を上げた!とか書いてあったから、そこそこの硬さとパワーはありそうだ。まぁ、竿の硬さって実際に魚を掛けてみないと分からないから、コレは実釣してからのお楽しみ。手でやってみた感じは硬めかな?リンク気になるのが、箱にも竿にも書いてある「吉田幸二」って何?なんだけど、たぶん人の名前だよね?調べてみたら、TIMCO専属のプロスタッフらしい。なんでも日本初のバスプロであり、国内のバスフィッシングの礎を築いてきた、その世界ではド偉い人物らしい。しかし、そんなバスプロがなんでのべ竿の監修しているのかは謎である。そんな話は置いといて、この竿がオッサンの理想になるのか?それとも『ただの通り雨ぇ〜♪』で終わるのか?明日のハゼ釣りが楽しみだ!さすがに焦ったよ!ハゼの穴釣り場『秘密の花園』へ向かい愛車を漕いでいると、防寒仕様の出で立ちなもんで既に汗だくだ。「今日も暖かくを通り越して暑くなりそうだ!」もう11月中旬なのに、この陽気ってどうなんだろう?なんとなくイメージ、ハゼ釣りは長く楽しめそうなんだけど、いろんな環境に変化が出ているので心配になるな〜現場に到着すると既にH2氏とO氏が居て、挨拶もそこそこに「場所を変えよう!全然アタリがないよ!」と腰砕けのコメント。例のごとくO氏情報によると、「昨日は良型ばかりで数も釣れた!」らしい。こんチキショ〜!んなこと言ったって、コッチは仕事で来れないんじゃ〜!んで本日、出し抜けにアタリ皆無のご報告…本当に自然というのは分からないよね。っという訳で、釣りの準備もせずに、予定していたエリアから大きく移動したのでした。コレが地獄の選択になるとは露知らずに…やってきたのは今シーズンお初なエリア。穴釣り初期には散々やっていた所なんだけど、ここしばらくはパッとしなくて来てなかったんだよね〜ただ、それは他の釣り人も同じで、人の手垢がついてないから釣れるかもしんまい!の期待がない訳でもない。近くに先行の常連さんがいて、塩梅を伺うとスタートダッシュで三匹上げたらしい。なぬ!?それではオッサンもご相伴に預かりますか!とチンタラ釣りの準備を始める。竿は当然ながら『幸釣四五六』頼むぞ!吉田幸二餌はアオイソメ。やはり大型ハゼにはイソメって感じだね!やはり大型狙いとなると虫餌有利だと思うが、オッサンはセコいので、イソメの垂らしは短めだから有利もクソもない。ちなみに近所でやってる常連さんは、アミエビと芝エビのコラボ餌でやっていた。水温はなんとこの時期でも18℃まぁ、外気も暖かいからこうなるわな…暖ったけぇな〜!準備完了にて水際に仁王立ちになるが、ちょっと作戦タイム。今現在はほぼ満潮だから、狙うはちょっと沖目かな?ハゼが潜んでるラインってだいたい決まっいて、潮が満ちているこの状況だと必然的に沖になる。なので、『幸釣四五六』もロング・ロング・アゴーの設定。でも先入観は禁物だから、基本は沖目だけど、人の探ってなさそうな手前の目立たない穴も見落とさないようにしなくちゃ!基本は沖目だけど幅広くねまずは適当な穴にスルスルと落とすと、深さ50cmほどの頃合いの穴。コレは期待できる!絶対ハゼいる!と長めに探るが、何の生体反応も無かった。”絶対いると思うんだけどな…”次の穴も良穴だったけど、こちらも何もなし。う〜ん、ダメか…深さがある良さげな穴はいっぱいあるんだけど、落とせど落とせど全然アタリがない。ハゼいるハズなんだけど…試しにイソメを1本掛けにしてみても、全然アタって来ない…さすがにこの頃になると異変に気付く。今日はおかしいぞ!H2氏も「全然アタリないよね?」と異変に気づいたらしい。っと思ってたら、ちゃっかりハゼ釣り上げやがって!ボウズ逃れ。オッサンも負けじと釣りたいんだけど、アタって来ないんじゃ〜何もやりようがない。恐ろしいことに、このままアタリなく1時間が経過する。まぁ、何度かはモゾモゾというアタリがあったけど、「ダボハゼかな?」と思わせる程度で、ソレもすぐに喰わなくなる。今思えばアレはハゼだったと思うが、あのモゾモゾだけではアワセようもない。さすがにオッサンも焦りの色は隠せない。「コレはもしかしたら人生初のハゼ釣りボウズを喰らうかも知れん!」どうやって言い訳しよう…でもボウズならネタにもなるし…でもボウズは避けたいし…今使ってるイソメはO氏から貰ったんだけど、あまりにアタラないもんだから、「もしかしてO氏がこのイソメに毒でも入れたんじゃね?」と疑心暗鬼になる始末。しかしボウズだけは何としてでも逃れたい。ちょっとこのエリアから離れる事にする。この時点でH2氏4匹、ご近所の常連さんは7匹。何が原因でオッサンには釣れないのかサッパリ分からんが、全然釣れない訳ではないらしい。気分を変えて移動してみると、最初の穴でやっとマハゼの反応。相変わらず、ハッキリしたアタリではなくモゾモゾとイソメをいぢって来る程度。あまりしつこいと喰ってこなくなるので、その穴は覚えておいて他の穴を探る。もう一つモゾモゾ穴を見つけたんだけど、ソコも温存し、最初の穴に落とすとすぐに分かりやすくアタって来た!グン、グン、グ〜ン!でアワセると掛かった!いつもよりもかなり気を使い、水中で泳がせ完全に疲れさせてからゲット!やっと釣れたよ〜!この最初の一匹目が長かったな〜オッサンはスロースターターなんだけど、さすがにここまで釣れないと不安を通り越して、ボウズを覚悟しましたよ!次も同じ穴からナイスな引きと重量感で上がってきた。本日最大サイズの18cmこのハゼを見て少々考える。今シーズン最大サイズの18cmなんだけど、このサイズとは思えない軽い感触でいとも簡単に上がってきてしまった。つまりは、やはりこの竿は硬い竿という事でして、今回は釣れたから良かったものの、硬い竿って針掛かりしたハゼを弾いてバラす確率が高くなる。本日はハゼの喰いがとても浅いから、かなりの苦戦を余儀なくされるはず。一匹一匹がとても貴重なので、確実にゲットしなければならない!なので竿をチェンジじゃ!いつも使っている「行雲流水」に竿を変える。やはり確実に上げるならこの一本!もう気持ち的に全く余裕がなくて、とにかく空白の一時間を取り戻す事しか考えられなかった。竿を変え、また戻ってきて同じ穴に落とすと、またアタって来た!さすがいつも使っている柔らかい竿なら安心してやり取りできる。ハゼの引きをいなす幅が広いから、針に掛けてしまえばほぼ間違いなく取り込める。ただその柔らかさゆえ、一気に潜られる事もあって、そうなるともう抜き上げられないことも多々あるから、一番最初に針に掛けた瞬間が勝負になる。ありがたい事にこの穴から5匹上がってきたんだけど、他に2匹バラしたのはもったいなかった。バラす原因は餌だけを咥えていて、針に掛かってないことがほとんど。この釣りをしているとかなり頻繁に起こる事態で、「針を大きくすればチャンと掛かるよ!」という意見もあるんだけど、オッサン的には針は小さい方が釣れると思っている。まぁ考え方は人それぞれだから、それぞれが釣れると思う方法でやるのが一番釣れると思うよ!その後もチョロチョロと釣れてツ抜けし、やっと心に余裕が生まれたので食事休憩。H2氏がカップヌードル(カレー味)をくれた!しかし、最初の釣れない原因は何だったんだろう?ご飯を食べながらH2氏と白熱した議論だったけど、結局はわからじ。まぁ、自然相手なんだから釣れる釣れないはお魚次第。人間ごときがアレコレ考えても、正解には辿り着かないよ!釣れる時は釣れるし、釣れない時は釣れない…人間はただ釣りをさせて頂くのみなのである。飯を食い終わり、他の仲間がいるエリアへ移動。まぁ、皆さん同じようなもんで…しかしこの頃には風が強くなり始め、水面が波打って狙いの穴なんて見えやしない!「チッ!天気予報通りに吹いてきやがって!」しかし、さすがは手練な連中なので「釣りにくいから止めます」なんてヤワではなく、釣り続行。なかなかアタリも遠いが、それでも忘れた頃にハゼが釣れる。結局4時間ほどで14匹と結果的にはトホホなんだけど、ボウズを覚悟した最初を考えたら、意外に満足なオッサン。よくここまで挽回したよ!俺!いや〜今日は本当に焦りましたよ!夏ハゼ釣りなら何とかなると思うけど、穴釣りだと下手すりゃ〜一匹も釣れない事態もあり得るからね〜結局はその穴に喰ってくるハゼがいるかどうか?だけの話なんだから、運悪くハズレばかりを引けばボウズも現実になる。まぁ、諦めずに丁寧に探り続るのも実力のうちと思えば、やはりそういう所に実力の差が出るのかな?本日デビューの『幸釣四五六』も、もっと心に余裕のある時にちゃんとお試ししたいと思ってます。H氏によれば20cmのデカウロハゼも、この竿で余裕でぶっこ抜いたらしいので、この竿はハゼとかではなく、もうちょっとサイズの大きい魚を想定していると思います。となると『秘密の花園』でたま〜に掛かってくるウナギもいけるのでは?と思うが、竿はともかく、道糸やハリスが一瞬で切れるからダメだろうな…O氏は硬い竿が好みなので、この竿を見て「コレくらいが良いね!」と言ってたから、硬い竿が好きな方にはオススメかも知れない。どちらにせよ、もう少しインプレを続けてみます。リンク次の記事>>>「2022年37回目のハゼ釣りはパッとしないんだよね…」へ
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  • 2022年37回目のハゼ釣りはパッとしないんだよね…
    2022年37回目のハゼの穴釣りはパッとしないね〜2022年11月20日。2022年37回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園」(KR?)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:曇釣行時間:7時30分(潮位:80cmほぼ干潮)〜11時00分くらい(潮位:115cm上げ4分)中潮釣果:マハゼ11匹(12.5〜17cm) 竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アオイソメ&芝エビ&ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け例の如く、釣り仲間のO氏の心無いリフ。「○○さん(←オッサンの事)が釣りに来る前の日は、良いサイズがよく釣れるんだよ!」んなこと言ったって、オッサンにはカンケー無いのである。事の焦点は、オッサンが釣れたのか、釣れなかったのか?気持ち良い釣りができたかのか?そうでないのか?であり、他の人がナイスフィッシングしても、オッサンが気持ち良くなるわけでもない。コレがオッサンも楽しい釣りになったのであれば、「昨日も釣れてよかったね〜!」と広い心で受け止められるのだが、往々にして、昨日は良かったけど今日はダメ!がオチ。どこかで書いたけど、土曜日は釣れることが多くて、日曜日は釣れないことが多い。平日は釣り場も空いているし、土曜日も平日の流れで、魚もスレて無くてよく釣れる。ところが、日曜日は土曜日に多くの釣り人が繰り出すもんだから、魚も警戒しまくっててスレまくり!っという訳で、『オッサンが釣りに来る日曜日=前の日はよく釣れた!』という図式が成り立つのである。しょうがないじゃん!日曜日しか休みがないんだから。んで本日も釣れない日曜日のハゼ釣り。現場に到着すると、既に常連たちは釣り糸を垂れている。いつもの光景なんだけど、オッサンが釣り場に到着するのは、どん尻な事がほとんどだ。コレは年齢が関係してるんだと思う。ハゼ釣りという地味でいぶし銀な釣りモノの場合は、年齢層が高い傾向にある。あ!この場合は、レジャーとしてのフィッシングではなくて、本気でハゼを狙っている、本気釣りの話という前提です。オッサンも若いと表現するにはおこがましい年齢ではあるんだけど、ハゼ釣り常連の中ではまだ若い方ではある。歳をとると、眠れないとか朝早く目覚めるとか言われるけど、それは生物的な要因ではなく、精神的な焦りから来ているんだと思う。人生の折り返し地点をとうに過ぎ、考えたくも到着したくもないゴール(=寿命)に向けてラストスパートせざるを得ない年齢に差し掛かる。終焉に向け、一分一秒の無情なカウンドダウンを実感させられると、呑気に寝てもいられんのだろうて。っという訳で、常連の中では比較的余生に余裕があるオッサンが、一番最後にご登場という訳でございます。ドラマでも映画でも大物は最後に登場するのが常なので、そ〜言うことでもある。まぁ、単にやる気の問題という気がしないでもないが…常連たちにサツを交わすと同時に、ハゼ釣りの塩梅を伺うのがマナーでもあり、釣り仲間の合言葉でもある。んでやはり「今日は厳しいね〜」が決まり文句の日曜日。「はぁ〜、今日も厳しいのか…。なんだよ!昨日は19cmも出たらしいじゃん…」ブツブツ文句を垂れながら釣りの準備を始める。本日も竿は1.5mの短竿。今現在はほぼ干潮なので、足元狙いになるから短い竿でいいでしょう。まぁ、いつでもどんな状況でもこの一本だけどサ水温は16℃で、釣れるのか釣れないのか分からない温度。釣れんのか?この温度って?本日の餌は、例のO氏猛プッシュの特エサ(←O氏自称ですが)芝エビ。ハゼの穴釣りではアオイソメやジャリメ餌が定番だけど、今季のO氏はエビに凝っていて、穴釣りでもエビを使ってるらしい。夏場はアミエビ(正式にはアミエビはエビとは違うけど)で、今度は芝エビである。問題なのは、自分の中だけで流行ってるだけならカワイイもんだが、この人の場合は、コレを世の中に流布させようとするからタチが悪い。出会った釣り人誰にでも宣伝し、いかにこの餌がナイスな釣果を叩き出しているかを熱く語り、ひと釣行分を渡してくる。このお試し分を握らせるところがいかにもいやらしく、『今なら無料サンプル差し上げます!』と、まるで健康食品や美容商品の手法である。「あんたはドモホ○ンリンクルか!?」とツッコミたくなるが、ここがO氏の上手いところであり、憎めないところでもある。今季、氏が猛プッシュしてきたアミエビも入手経路が限られていて、わざわざ自転車で小一時間の道のりを遠出して大量に買い込み、みんなに配り歩いていた。この芝エビだって、売ってるスーパーは限られていて、しかも閉店時間まで密偵のように現場で張り込み、値下げシールが貼られるやいなや(=as soon as)光の速さでゲットしてくるらしい。その労力と執念は見習うべきカモ知れんが、真似するべきではないだろう。確かに釣れないこともなくて、実績エサではあるんだけど、釣果がかんばしくないとオッサンにイチャモンつけられてしまうのは、O氏がこんなキャラクターだからこそである。そんな芝エビをお試し!と思ってたら、まだカチンコチンに凍っていて使いものにならなかった。まだ使いもんにならん!なので、まずは貰ったアオイソメで始める。アミエビが混ざってるのはご愛嬌まぁ、釣れるのか分からない怪しい芝エビではなく、超定番エサのイソメでスタートダッシュをかます作戦。水際へ仁王立ちするが、今現在はほぼ干潮なので、水位がかな〜り低く苦戦が予想される。もうほとんど水が無いと言ってもいいくらいこの低水位時にどうやって釣るのか?は最近のテーマ。この水位の時は難題があって、・ハゼが喰って来ても、喰いが浅いから針掛かりしづらい・針に掛かっても、取り込み時にポロリと落ちるという傾向が強い。なんとなくの解決法は見え始めているので、本日も実践してみたいと思います。まず『喰いが浅い』と言うのは、アタリがハッキリしないという事態。通常、穴ハゼのアタリ方は、グン!グン!とエサを突き始め、その後にグ〜ン!!と大きく引っ張った時にアワセを入れます。しかし喰いが浅い時は、ツン!ツン!と小さくアタった後、もうアタって来なくなります。一度回収し、また落とすと再びツンツン突いてきますが、また沈黙…。以後リピート。エサを突いてくるので喰い気はあるのですが、アワセを入れるタイミングが無く、ツンツンの時にムキになってアワセてもまず針に掛かりません。という訳で、まずは餌つけから。喰いが浅いのはエサの端っこを突いてると思われるので、エサは短め小さめに付けてみます。いつもはイソメの垂らしは4〜5cmだけど、今日は3cmくらい。垂らしを短めに垂らしが短いということは、ハゼへのアピールが弱くなるのでアタリづらくなります。んがしかし!喰いが悪い時にアピール重視で垂らしを伸ばし、針に掛からずにエサの先っちょに噛みつき、水面まで上がってきてからのポチャ!コレが最悪の事態で、こうなるとそのハゼはもう喰って来なくなります。なので、例えアタリ率が低くなっても、針掛かり率を重視した方がハゼが釣れる確率が高いという読みです。まずは適当な穴に入れるが、やはりな〜んの反応なし!今いるポイントは、普通の潮位なら50cm前後の良さげな深さの穴が多いエリア。潮が低いからなかなか良穴も少なく、穴自体も浅いので、マハゼのアタリもそう簡単には来ないらしい。こういう時は穴だけでなく、下がえぐれた大きめ岩も狙い目になるので、それらしい所も抜け目なく探ってゆく。ある穴で小さな反応が来る!「ん?ダボハゼかな?」と思わせる程度のアタリ方。一度回収し、もう一度スルスルと落とすと喰ってくるが、やはりダボじゃない。そのアタリ幅、そのアタリの重さ、そのスメル…ハゼに間違いない!しかし、この釣り場のダボはデカいのもいるし、ドロメなんて良型ハゼ?と思わせる引きと重量があるので、やはり釣り上げて姿を見るまでは油断ならない。イソメの尻尾の特エサにチェンジし、必勝体制で三度目の正直だが、垂らしはあくまで短め。スルスルと落とすと同時に喰ってくる。グン!グン!グ〜ン!!と分かりやすいアタリで上がってきたのは、本日の一匹目。まずはボウズ逃れすぐに近所の穴から二匹目。ちょっぴりサイズアップんでまたすぐに、穴ではなく岩のへりから上がってきたのは「まだこんな小さいのがいるんだ?」なサイズ。まだこんなのがいるのか…今季は10数cmクラスがけっこういるんですよね〜夏場なら「お!良いサイズじゃまいか!」なんだけど、もう穴釣りのサイズ感覚になってるので、このサイズはダボ同様にガッカリだ。今までの経験上、穴の中ではなく、岩のヘリだと小さめが釣れることが多いかな。でも一匹は一匹に変わりはないんじゃい!と開き直る。釣り始めから気になっているのが、カニの多さ。今季はほとんど釣れなかったカニが、今日はやたらとくっついて来る。しかも二匹三匹は当たり前の団子状態で!最初は何だよ!と捨ててたんだけど、あまりに釣れるもんだから、オッサンの頭上に豆電球が光る。「そうだ、カニ持って帰ろう!」近所の友人がチヌ釣りをやっていて、今年も50cmオーバーを何枚も上げているかなりの手練。その友人が「やっぱり活きカニ餌は釣れるんだけど、最近は採れないから買ってるんだけど、一匹50円もとかするんだよね〜」「ひと釣行で10匹は使うから馬鹿にならないよ!」と嘆いていた。のを思い出したので、少しでも人助けと持ち帰ることにした。こうなるとカニも釣りの対象になり、団子で釣れると嬉しくなってくる。そのうちにハゼそっちのけのカニ狙いで、ソレらしきポイントへぶち込み、カニの団子釣りを楽しむ始末。釣り上げたカニもビクに入れてハゼの御一行様になるんだけど、ビク内のカニがハゼを攻撃し始めてハゼが迷惑そうにしている。こりゃ〜マズいと思ったので、釣り場をウロウロしてキャップ式のアルミ缶にカニを隔離。黒いつぶつぶがカニ。小さい方がチヌ好みらしいやはり餌のせいか!?干潮時間帯から潮が上がり始めるとカニも釣れなくなり、カニ釣りも終了。そろそろ芝エビも解凍しただろうと、釣りに使おうとしたんだけど、そ〜言えばエビも殻が付いてるやん!っという訳で、今度は水際でエビの殻むきを始めるオッサン。貰ったエビは殻付きでしたペリペリと殻をむくんだけど、二袋分やったのでちょっと時間がかかった。殻むき面倒臭いな〜カニのお世話やら、エビの殻むきやらで、ちっともハゼ釣りにならないオッサン。ようやく本業に入ります。今度はエビとホタテのコラボ餌芝エビは指で押切りみたいにするが、すげぇ〜ネチョネチョで粘り気がある。うわ〜って思ってたら、O氏が「凍ったまま包丁とかハサミで切ってから使うんだよ!」と上から目線の涼しい顔で言ってくる。解凍しなきゃ〜殻むきできんじゃろうが!釣り場でいまさらそんなこと言ってくんな〜!まずはエビをつけてから針先にホタテホタテをコマセ代わりに、エビで針に掛ける作戦。んがしかし!エサを変えたからといって、状況が改善するわけもなく、相変わらずパッとしないハゼ釣り。たま〜にハゼのアタリはあるんだけど、やはり喰いが浅くて、本アタリの前に喰って来なくなる。むりくりアワセて”掛かった!”と思っても、水際でポチャ!と落ちてゆき、”やっぱり餌だけ咥えてただけか…”が頻発。たいして釣れてないのに説明しても説得力がないが、一応、芝エビの使い方をば。芝エビを1cmくらいに千切り、針に深く掛けたら指で潰します。こうすることにより針に掛かりやすくします。エビが立体的なままだと、どうしても針掛かりが良くなくて、潰したほうが良いと思います。O氏は「針が小さいから掛からないんだよ!もっと大きい針を使わなくちゃ!」と、またしてもチャチャを入れてくるが、ハゼ釣りでは小さいスレ針を使うのがオッサンの信条。針が小さくてもちゃんと釣れるもん!その後も忘れた頃に釣れる程度で、しかもひと穴で一匹ばかりで連打は無かった…結局、3時間半ほどで11匹という結果でした。う〜ん…、なんだかな〜最大サイズも17cm程度この一匹は苦労した。時々、垂直じゃなかったり、小さいのにビッシリと貝に覆われている穴がある。そんな穴に仕掛けを落とすと、根掛かり必至で、落とすことは出来ても上げると根掛かりして、まず外れないもんだから仕掛けをぶった切るしかない。このタイプの穴は見つけづらいし、根掛かりするから誰もやりたがらない。だもんで、良型ハゼが居付いている事が多い。無事に仕掛けを回収する方法はただひとつで、ハゼを掛けるしかない。この穴もそのタイプで、かなり斜めになっている穴で、上げると何かに引っ掛かって根掛かりする穴。スルスルと落とすとちゃんと喰ってくるんだけど、針に掛からなくて、落とす度に根掛かりロスト。その度に基地に戻り、仕掛けを作り直し、再投入。けっこう正直なアタリ方なんだけど、どういう訳か掛からなかった。仕掛けを作り直すこと5度目の正直で、やっと掛けた!最初は、アワセを入れるとビクとも動かなくなったから「また根掛かった!」と思ってたんだけど、緩めるとハゼが暴れる振動が伝わってくる。無理に引っ張っても道糸が切れるだけだから、こんな時は緩めず引っ張らずでしばらく放っておくと、ハゼが動いて抜けることが多いです。んで、やっと抜けて上がってきたんだけど、思いのほか小さかった。本日最大とは言え、せめて18cmは超えて欲しかったな〜まぁ、同じ穴狙いで5回も仕掛けを作り直すのもど〜かと思うが、もう絶対釣っちゃる!とムキになっていた。コイツを釣り上げて満足したので納竿となりました。しかし、今日は数もサイズもパッとしなかったな〜今日は全体的に厳しい日だったようだけど、それでも上手い人は20匹は超えてたもんな〜オッサンの敗因は、カニ&エビと遊んでたらからかな?でも、今年はサイズはともかく、数だけは上がるから麻痺してるんだけど、ハゼの穴釣りってツ抜けすれば良しとする釣りモノですよ。帰り際、O氏のビクがエライ事になっていた。50匹以上はいるんじゃね?常連たちから集めたハゼだけど、穴ハゼサイズがコレだけいると気持ち悪かった。あ、そうだ!例の干潮時の水位が低い場合のテーマ・ハゼが喰って来ても、喰いが浅いから針掛かりしづらい・針に掛かっても、取り込み時にポロリと落ちるの釣り方(案)として。やはり、エサは小さめ短めで勝負した方が良さそうでした。基本的に喰い気のあるハゼが居れば、余っ程間違ったエサでなければ喰ってきます。例え、少しばかり小さくても短くても。アタリ重視でエサを大きくし、中途半端な掛かりで逃すともう喰ってこなくなります。セカンドチャンスを逃すよりは、何度かのチャレンジで釣れるのを期待した方が良い気がします。あと浅場でのポロリ対策は、針に掛けて穴から一旦上げたら、すぐにまた水に漬けて泳がせるのが吉です。焦ってそのまま水から上げると、ハゼはまだ元気だから、暴れて針から外れる可能性大です。穴ハゼサイズはパワーがあって重量もあるので、針から外れやすいです。なので、しばらく泳がせて疲れさせ、グッタリさせてから落ち着いて取り込んでください。潮位が低い場合は、穴から引きずり出すとすぐ水中から出てしまいますが、ハゼが空中で暴れる前に穴脇の広い水面で泳がせれば大丈夫だと思います。この場合でもハゼに好きに泳がせないで、ハゼが暴れるのをいなしながら、竿を動かして誘導した方が安全だと思います。この方法は水位が低い場合なので、通常や高水位の場合はふフツーに釣りをすれば釣れると思います。今日はこんな感じでやってましたが、いかんせん、ハゼが釣れないもんで説得力がないですね〜!イソメが釣れるだの、エビが釣れるだの、コラボ餌が釣れるだの…釣り人はまことしやかに力説するんだけど、結局はハゼに喰う気が有るのか無いのかの問題。何が餌でも喰う時は喰うし、喰わない時は喰わないです。そして、アタって来るのと釣れるのも、また別の問題。要は、その人が釣れると思うエサ、仕掛け、釣り方でやるのが一番釣れるんだと思うよ!次の記事>>>「2022年38回目のハゼの穴釣りは新規開拓」へ
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  • 2022年38回目のハゼの穴釣りは新規開拓
    2022年38回目のハゼの穴釣りは釣り場開拓2022年12月4日。2022年38回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園その2」※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分(潮位:85cm干潮)〜11時30分くらい(潮位:130cm上げ5分)若潮釣果:マハゼ64匹(10〜17cm) 竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け長い人生、人によっては短い人生でも、誰しもが、誰にも言えない秘め事をひとつやふたつは持っている。否!ひとつふたつ程度なら余っ程の聖人で、普通の人でもけっこうな数の隠し事は抱えているハズだ。人によっては、言えない事の方が多いという輩もいるだろうが、ソコまでになるとかなりダークネス&アンタッチャブルな人生だろう。恋人や夫婦というかなり親しい関係で、「お互い隠し事は無しね!」という間柄でも、必ず抱いてる隠し事。むしろ、親しい男女関係だからこそ、絶対に知れてはマズいサムシングが内在している。「墓場まで持っていこう…」なトップシークレット。しかし、人間とはそんな最上位の秘密を暴露したい衝動もあり、また、後ろめたい気持ちに対して、懺悔して許しを請いたいという感情も持ち合わせている。歳をとり、自分の終焉も近づいた頃に、もう時効のつもりでのカミングアウト。しかし、相方は赦すどころか三行半!そもそもが薄々感づかれていることがほとんどで、バレてないと思っているのは本人だけなのである。まぁ、よくある話だ。夏のハゼ釣りが終了し、穴釣りへと移行している現在。このブログで散々穴釣りしているにも拘らず、釣り場は『秘密の花園』として明かしていない。知ってる人は知ってるので公然の秘密なんだけど、”一応”釣り場は分からないようにしています。この時期にハゼが釣れるポイントは貴重です。さらには、この時期にハゼが釣れるということは、産卵場所になっているということでもあります。年々ハゼが少なくなっている昨今。産卵に適した環境が減ってきているのが原因で、そんな場所は保護しなければなりません。と言いながらも、そんな次世代に命を繋ごうというハゼを、無慈悲に釣り上げる極悪な釣り人もいるのであります。本当に申し訳なく思いますが、釣り人に釣られるハゼなんてたかが知れてるぜ!というのが極悪な釣り人の言い分。っという訳で、環境保護を隠れ蓑にして、釣れる釣り場は教えないのが心の狭い釣り人のお約束事でもあります。本日の釣り場は『秘密の花園パート2』でございます。いつも通っている『秘密の花園』は、今季はど〜にもパッとしなくて、型もイマイチ。っというわけで、河岸を変えて新規開拓の運びとなりました。『秘密の花園その2』のポイントも、嫌がる仲間から聞き出した釣り場で、知る人ぞ知るから別に新規開拓と豪語するほどのものでもない。「『秘密の花園』に行っても、どうせたいしたことないんだろうな〜」という諦めの気持ちと、毎年通ってるマンネリ化も否めないもんだから、気分リフレッシュを兼ねて行ってみることにした。問題は、オッサンちからは、かなりの道のり。もう12月なもんで、完全防寒仕様で愛車を漕ぐこと1時間弱…現場に到着する頃には汗だくだった。だいたいここら辺かな?仲間からアバウトな場所だけを聞いてやってきた釣り場には、常連と思われる釣り人が数人いた。釣り人がいるということは、ここが釣り場なんだろうて…知らない釣り場で知らない釣り人と思ってたら、そのうちのひとりに見覚えがある!MR氏だった。この方は、夏のハゼ釣りでも冬の穴釣りでも、同じ釣り場でハゼ釣りしている常連さん。ずっと以前から「また居るな〜」と思っていて、今シーズンから挨拶を交わしたりするようになった間柄。アレ?お互いビックリで、お互いに初めてココへやって来たという偶然な出会い。どうやらMR氏もオッサンと同じようにくすぶっていて、心機一転のつもりでこの釣り場へやって来たらしい。釣りの塩梅を伺うと「1時間くらいでやっと小さいのが1匹釣れた…」とのこと。ムムム…、またしてもやられた!実はこの釣り場の情報源は、例のO氏。昨日はこの釣り場でやっていたらしく「入れ喰いだったよ!」といつもの怪しいリフ。O氏の入れ喰い宣言がアテにならないのは釣り仲間の常識で、それを信用するのはもはやタブーである。とは言え、たま〜に本当の事も言ったりするのがいやらしいところ…釣り場で悩んでいたオッサンは、ワラにもすがる思いで1時間もチャリンコを漕いでココへやって来たんだけど、どうやら無駄骨だったらしい。しばらく悩みながらMR氏の釣りを見ていた。釣れない釣りをするべきか…もし万が一釣れなかったらボウズという事になる。今まで喰らったことのないボウズだけは避けたいが、こんな辺境の釣り場に来て何もしないでの撤退もバカらしい。安っぽいプライドと釣りをしたい衝動の板挟み。MR氏が三匹目を釣り上げたところで諦めて釣りの準備を始める。「玉砕覚悟じゃ〜!」釣れんの?ココ?本日もいつもの竿にて。困ったときにはこの一本エサは芝エビとアミエビを持って来たんだけど、全く期待してないのでアミエビで適当に始める。量の少なさがやる気の無さを物語っている水辺に立って眺めるが、たいした穴もなくて「コレって釣れんのかよ?」今現在は干潮でこれから潮が上がるんだけど、本日は若潮なので急激な潮位アップは望めない。狙うべき穴も少ないんだよね〜適当な穴にスルスル落とすが、やはり大したことなくて、穴の深さは20〜30cmくらい。いくつか探って深めの穴に落とすと、クン!クン!とハゼの反応が!お!いたいた!ゆっくりと竿を上げるとク〜ン!と大きく持っていったので、アワセると掛かった!上げってきのはコイツ。こんな小さなハゼがまだいるんだだよね〜!アタリ方は分かりやすかったけど、全然重さがなかったもん。サイズはともかく、とりあえずはボウズ逃れでホッとひと安心。気を取り直して同じ穴に落とすと、またすぐにアタリが!ちょっとサイズアップだけど、コレじゃ〜…んで、また同じ穴に落とすとまたアタって来て、今度は重いアタリで上がってきたのは合格サイズ。コレくらいじゃなきゃ〜!しかし、その後はまた10数cmサイズばかりだった。くすぶっていると、常連と思しき老人が声を掛けてきた。「お、釣れてるね〜!」「でもココじゃなくて、もっとアッチの方が釣れるよ!」「アッチはもっと大きくて数も上がるよ!!」なぬ?やっぱりそうだったんだ!実はそのアッチの釣り場情報も聞いたことがあって、どこら辺なのかハッキリしないもんだから、今日はこの釣り場でお茶を濁していた。そのアッチの釣り場情報を謎の老人から詳しく取材する。「この前は50匹釣れたんだけど、中には70匹上げた人もいるよ!」釣り人の話は尾ひれが付きものなので、話は三割減くらいで聞くのがちょうどいい。内容は聞き流して、とにかくその釣り場の場所をゲロさせた。すぐにMR氏とともに移動開始!これこそ入れ喰い!くすぶっていた同志だったので、とにかく釣れる釣り場には目がないオッサンふたり。瞬間移動でアッチの釣り場に到着。既に何人かの釣り人がいる。サツを交わし、ハゼの塩梅を伺うが「う〜ん、小さいね〜」のレスポンス。そう来たか〜!とは言え、ここんな辺境まで来て今さら引き返す気にもならず、とにかくやってみることにする。適当な岩の隙間や穴に落とすと、すぐに反応あり!アタリ方が小さいので、やはり釣れるハゼも小さくて、ここでも10数cmが多い。とは言え、ハゼの活性は良くて、そこにハゼさえいれば喰ってくる感じ。でも、どこでも落とせば喰ってくる訳じゃなくて、けっこう釣り歩くんだけど、ハゼさえいれば一ヶ所で連打になる。アタるスポットを見つけては釣り切り、次のスポットを探して移動の繰り返し。チョロチョロ動き回るオッサンとは対極に、MR氏は最初のスポットからほとんど動かない。どうやら、初っ端にナイスなスポットに当たったらしく、羨ましい限りである。いつもの穴釣りの調子でクンクン!のアタリから、ス〜っとゆっくり竿を上げてグン!と大きく引いた時にアワセてるんだけど、コレだと針を飲まれることが多かった。つまり、最初のグングン!の時にアワセても、針掛かりさせることができるという事。なので、やってみる。グングン!でクイックにアワセると掛かった!あ〜、今日はコレでいいのか。あるスポットで、妙に喰い続ける場所に当たる。たいして大きい穴でも無いんだけど、ず〜っと釣れ続ける謎の穴。しかもそれが並んで二か所。ここから一気にハゼカウンターが回転し始める。落としてはすぐに喰ってきて、鬼アワセで仕留める。数匹上げると穴を休ませる意味で、今度はお隣りの穴でまた数匹仕留める。んで、また最初の穴に戻って。(以後、リピート)その穴内のハゼの活性が上がっているうちに釣り切っちゃう方法もあるけど、今日は少し休ませながらやってみました。経験上、あまり派手にやり過ぎると、まだハゼが居るのにパッタリ喰って来なくなる時があるので、手堅い方法をチョイス。喰わせないし、ハゼの活性も素晴らしいので、エサのアミエビは一匹掛けで十分。アミエビは一匹でも喰ってくる夏ハゼのような手返しでフル回転のオッサン。これぞ真の入れ喰い!みるみるビク内は賑やかになり、酸欠防止で頻繁に水替えしなければならなくなった。結局、最後までこのポイントで続け、正味3時間で64匹と数だけはいった。数だけはいったな〜最大サイズは17cmただ、サイズが小さくて10数cmがメインだったな〜コレで良型揃いだったら文句なしだったけど、贅沢は言えんわな。常連さん曰く「今日は水が濁っていて釣りづらい」らしい。確かに。沖の穴が濁りで見えなかったから、もっと水が澄んでいたら沖の穴も攻められたハズで、型も揃ったのかな? でも、まさか12月でこんな手返しの釣りができると思わなんだ!恐るべし『秘密の花園その2』そのポテンシャルは計り知れないので、今後も継続的な調査が必要である。常連さん曰く「これからがこの釣り場の本番だよ!」マジか!?これからが楽しみだな〜なんだけど、問題は年末に向けて、週末は忘年会や休日出勤が目白押し…ハゼ釣りやってる時間が無いという悲しいサラリーマンの現実。しかし一番の問題は、この釣り場って遠いんだよね〜次の記事>>>「2022年39回目のハゼの穴釣りはまだまだ数釣り」へ
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  • 2022年39回目のハゼの穴釣りはまだまだ数釣り
    2022年39回目のハゼの穴釣りはまだまだ数釣れるよ!2022年12月11日。2022年39回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園その2」※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時00分(潮位:178cm満潮)〜12時00分くらい(潮位:123cmほぼ干潮)大潮釣果:マハゼ71匹(10〜18cm) 竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け先週に引き続き、本日もハゼの穴釣り場『秘密の花園パート2』である。もう年の瀬の12月だというのに、ハゼの数釣りができる貴重な釣り場。オッサンは『秘密の花園2』はまだ2度目で、この釣り場初心者なもんだから、広大な釣り場を全然把握できてなくて、そのポテンシャルはまだまだ未知数。なので、この釣り場の開拓をしなくちゃならんのだども、新たな目標ができてやる気UPはありがたいが、いかんせん釣り場が遠い…ゲームでも、レベリングやアイテム収集で、辺境の地のモンスターがおいしかったりする。んだけど、そこへ辿り着くのにやたら時間がかかったり、命がけだったりするので、余っ程のマニアじゃない限りは、もっと効率の良い安全な狩り場でのハントを選択するだろう。この『秘密の花園2』もしかり。しかし、そんな困難を乗り越えた勇者だけがおいしい想いをするのは、ゲームでもハゼ釣りでも同じである。例年は、この時期だと『秘密の花園』なんだけど、今年はど〜にも調子が良くなくて、常連のおっさんどもは全員くすぶっていた。オッサンの前回の釣果をこのブログで確認したらしく、んだば『秘密の花園2』へ行ってみよう!となるのは自然の流れ。当日、オッサン以外のメンバーは、辺境の釣り場の近くのポイントで早朝からハゼ釣りで、オッサンと合流してから移動開始の予定。相変わらず、オッサンはチンタラとあとから登場するんだけど、なにせまだ暗いうちからハゼ釣りするっていうんだから付き合ってられん!オッサンは暗いのは苦手なのである。待ち合わせの釣り場に到着すると、既にO氏、T氏、H2氏と顔は知ってるが名前は知らない常連さん。釣果を聞いてみると、O氏がビクを見せてくれた。「エ〜!コレじゃ〜『秘密の花園2』に行く必要ないじゃん!」な釣れ具合。良型のハゼが60〜70匹くらいビクに入っていた。すげぇ〜!ナイス釣果聞けば、その名前を知らない釣り師が、夜中の2時からやった釣果らしい。2時!マジ!?オッサンには信じがたい時間帯である。こんな辺境の釣り場なんて真っ暗だろうから、どうやって釣るのか?伺うと、「オモリを重めにして竿の感触だけで釣る」らしい。「ケミホタルとかを使ってもよく分からないから、ミャク釣りで道糸をけっこう張り気味にすれば、小さなモタレのアタリも分かる!」なるほどね!オッサンがグ〜スカ熟睡している時間でも、釣り方次第でなんとかなるもんである。しかし、釣り人とは無軌道な人種である。釣れるなら、2時でも路地でもサウジでも、釣りを決行するのが釣り人の恐ろしい習性だ。次からこの常連さんを【Sir midnight】と呼ぶことにしよう。まぁ、見た目はSirというほど上品ではないが…オッサンと合流し、『秘密の花園2』へと向かう御一行様。ほどなく辺境の釣り場へ到着するが、実際に釣り場へ降り立ったのはオッサンとH2氏のみ。O氏は夜中産のハゼを貰って満足してるし、T氏は足場の良くない釣り場は避けた。Sir midnight氏は夜中からの釣りで既に満足していたらしい。なのでオッサンとH2氏で釣り場を移動していると、やはりMR氏が居た!MR氏は、オッサンと先週初めてこの釣り場へ訪れ、かなりの手応えを掴んでいたので、絶対来てると思っていた。挨拶を交わし、釣果を聞くと「今の状況はちょっと厳しいけど、これから良くなると思いますよ!」という事だった。確かに!今は満潮時間帯で、ちょっと水面も荒れてて水が少々濁り気味。なので、手前の穴しか見えないから、もう少し時間が経ち、潮が引き始めてからが勝負になると思う。適当な場所に陣取り、釣りの準備。竿はハゼの穴釣りといえばいつもの短竿。今日も頼むぞ!エサはアオイソメを買ってきた。穴釣りではアオイソメが間違いないが、ここではちょっと小型も混ざるから、ハリ掛かりが厳しくなるかな?という危惧が無いわけでもない。でも、エサはアオイソメしかないし…準備完了にて、さぁ釣り開始じゃ!ではなく、本日はまず移動じゃ!魔の根掛かり釣り場実は、この広大な釣り場の開拓がメインテーマ。この釣り場を教えてもらった時、「奥の方が良型大型ハゼが上がるよ!」とのコメントを聞き逃さなかった。前回は手前の方でやったから、今回はその『大奥十八景』をやってみようと思っていた。もしかしたら情報通りに、ナイスな濡れ場も見れるかもしれないぞ!移動を開始するが、なにせ遠い…この釣り場までがまず遠いのに、なんで釣り場内でこんな大移動をしなくちゃならんねん!と憤る。しかし、大奥十八景のR15+指定のレイティング同様に、ハゼの白い肌の濡れ場が悶々とオッサンの頭上をメリーゴーランドし、力強い歩みで進む。やっと奥の院に到着するが、まだ水は荒れてて、まともに穴が見えないぞ!全然、穴が見えないんですけど…しょうがないので適当な穴に落としてみるが、やはり何の反応もない。う〜ん…、もっと沖の穴を狙いたいが、見えないんだよね〜しかし、次第に目が慣れてきて、沖穴がなんとなくの黒い影で見えるようになる。穴が分かってくると、思っていたよりも深い穴が多くて、1mくらいの深さの穴はザラにある感じ。やはり大型ハゼは深い穴に潜んでいることが多いから、「こりゃ〜、期待しちゃうな〜!」すると、ある深穴で待望のアタリあり!グン、グン、グ〜ン!と教科書通りのアタリ方で、大きく引っ張って来たのでアワセると、いきなりの大暴れ!ハゼの引きをいなしながら、”この強引な引きと重さは、いったのでは!?”っと、今季初の20cmオーバーを期待していたが、上がってきたのは18cmだった。クソ〜!けっこう引いたんだけどな〜とは言え、一匹目で18cmが釣れたので、このエリアはウワサ通り、大型の巣窟なのでは!?すぐに同じ穴から2匹目も上がってくる。まぁ、こんな感じか…水も静かになってきて、沖目の穴もより見えるようになってくるが、ハゼの塩梅はと言うと、う〜ん釣れなくもないが…といったところ。最初に一匹目がナイスサイズだったけど、それ以降はパッとせず。それ以上に頭が痛かったのは、このエリアの穴にはカキ殻がビッチリ付いていて、すぐに根掛かりロストする。ロストを防ぐにはハゼをハリ掛かりさせるのが一番安全なんだけど、アタっては来るけど、ハリに掛からずに根掛かる事態が多発。実は大型ハゼの巣窟どころか、根掛かりのサルガッソーなのでした。情報によると「すぐに根掛かるから、たくさん仕掛けは持ってきなよ!」と言ってたのを思い出す。ケッ!マイナス情報だけは正確だな!穴のカキ殻の様子からして、こちらの方が護岸帯としては古いんだろうな。恐らく、常連達はコレを分かっているからコッチでやらないんだろうて。ど〜りでこの広大なサルガッソーエリアには、無知なオッサンただひとりなわけだ。仕掛けを作り直すこと数知れず…切れたらそのまま結び直しているので、竿よりも50cm以上長くしている道糸が、今では竿よりも短くなっている。持参していたハリも心細くなってきた。根掛かりの少ないアッチ側へ戻るべきか?それとも夢を追いかけるべきか?葛藤していると、H2氏から業務連絡。「ご飯食べようよ!」まだまだ数釣りできるね!基地へ戻って来ると、H2氏がカップ麺を作ってくれた。釣りをしながらのカップ麺は美味しいよね!落ち着いたので、釣りを続行。遠征していたオッサンとは別に、H2氏はずっとコチラで釣っていたんだけど、実はコッチの方がずっと数が上がってて、オッサンの遠洋漁業は無駄骨だったようだ。オッサンも根掛かりの嵐にやられていたので、コチラで気を取り直す。適当に穴に落とすとすぐにアタって来るんだけど、ハゼが小型なもんだから、ハリに掛からなくてのバラシが多発。なので、イソメの垂らしを5mmくらいにするとバラシが無くなった。一応、ハゼの穴釣りなので、垂らしが短いとハゼが喰ってこないハズなんだけど、ここのハゼはエサさえ付いてれば喰ってくるんだよね〜垂らしなんてなくても喰ってくるんだから、夏のハゼ釣りと同じノリ。こんな垂らしだとバラすよ!先程とは裏腹に、根掛かりもないし、ハゼもガンガンに喰ってくるし、型だってそこそこサイズが上がってくる。こんなのとかこんなんとかなんだよ!わざわざ苦労してあんな遠征することなかったじゃんかよ!!ここから一気にカウンターが回転し始める。大きめの穴からも小さい穴からもアタリが来る。でも、落としてすぐに喰ってくる穴からは5匹以上とか釣れるけど、落としてからしばらく待ってやっとアタって来るような穴からは、数匹程度しか釣れないことが多い。なので、最初の一投目でその穴のポテンシャルがだいたい読める。この釣り場って、10cm程度〜18cmクラスのハゼサイズの振り幅が大きい。同じ穴からは似通ったサイズだけが上がってくるんだけど、面白いのは、すぐ隣りの穴からまるで違うサイズのハゼが群れで釣れてくる。10数cmばかりだった穴のすぐ隣りの穴から、16〜18cmクラスのハゼが何匹も釣れてくるから、一体どうなってるんだろう?まぁ、サイズの幅が広いということは、世代交代が順調に進んでるという事だと思うので、良いハゼ環境ということなのかな。っという訳で、4時間粘って71匹と、12月なのに数が異常に釣れた!まだまだ釣れるんだよね〜またしてもH2氏のクーラーボックスがエラい事になっていた。H2氏とオッサン二人分でコレ本日の最大サイズは、一匹目の18cmでしたが17cmクラスも3匹くらいいたと思う。逆に10cmサイズも結構いたな〜!写真で確認して頂くと分かると思いますが、この釣り場のハゼって尾ヒレが立派なんですよね。なので、サイズ以上に引きが強くて「お!コレはデカいぞ!」と思てても、上がってくるとそうでもないことが多い。でも、穴釣りはその引きが釣り味だから、コレでいいのだ!次の記事>>>「2022年40回目のハゼの穴釣りはあと5mmが…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年40回目のハゼの穴釣りはあと5mmが…
    2022年40回目のハゼの穴釣りはあと5mm足りない!2022年12月25日。2022年40回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園その2」※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分(潮位:185cmほぼ満潮)〜11時30分くらい(潮位:120cm下げ9分)中潮釣果:マハゼ82匹(10〜19.5cm) 竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け先週は、屈辱の日曜出勤にてハゼ釣りはお休み。んじゃ〜代休をとって平日のハゼ釣行となれば慰めにもなるのですが、残念ながら代休もとれないブラック企業。今週もしっかり馬車馬(ばしゃうま)のように働き詰めで、指折り数えてやっと迎えた日曜日。「今日はやっとハゼ釣りできっぞ!」っと、前日から眠れなくて、早朝からいそいそと出撃という事は全くなくて、布団の中でイモ虫になっていたオッサン。「今日も寒いから、もうハゼ釣りやらなくていいんぢゃね?」「ど〜せ20cmオーバーなんて出ないんだから、今シーズン終了しちゃいなよYou!」しかし、昨日勢い余ってH2氏に「明日はハゼ釣り行きますよ!」とやっちゃったもんだから、やはり行かなきゃならんか…渋々、イモ虫は起き出した。本日の現場も『秘密の花園2』である。今回で3回目の釣り場なんだけど、サイズはともかく、穴釣りなくせにとにかく数が釣れる釣り場。なので、数撃ちゃ当たる作戦で、数釣ればそのうちに20cm超えも出るカモね…な他人事な発想。問題は、釣り場までが遠いんだ…自転車で行ける距離ではあるんだけど、辺境の地に位置する釣り場だから、行き帰りの往復でその日の体力の半分を削られる。寒空のもと、チンタラと現場に向かって愛車を漕いでいると、もう少しで釣り場という地点で見知った顔に出会った。O氏とT氏である。少々立ち話すると、ついにO氏が20.5cm釣り上げたらしい!オッサンが向かっている『秘密の花園2』ではないが、その近所の釣り場で上げたようである。「夜中の三時からやってて、寒すぎてもう手足がいうこときかないよ〜!」三時!?そりゃ〜、そうなるわな!この極寒の中、丑四つ時からこんな辺鄙な釣り場で釣り糸垂れるなんて、正気の沙汰じゃないぞ!そもそも釣り人とはこ〜ゆ〜もんで、釣れるとなれば、どんな時間、どんな釣り場、どんな臭いエサでも平気で実行に移す。とは言え、ハゼの穴釣り目標である20cm超えは大したもんだ!コレが普通の常連だったら、”20cmって言ってもせいぜい18cm程度だろ…”と話半分で聞き流す。しかし、オッサン界隈の仲間には、オッサンお手製のオフィシャル・ハッゼ・スケールを配っているので、きちんと計測しているハズ、ハズ。チクショー!先を越されたな〜両氏と別れ釣り場を目指すが、オッサンも頑張らねば!と愛車を漕ぐ脚にも力が入る。『秘密の花園2』に到着すると、既にH2氏とMR氏が到着していた。サツを交わし、それぞれのポイントに散る。釣り人ってそれぞれの傾向があって、釣れるポイントを探して動き回る『追いかけタイプ』、実績ポイントでじっくりやる『まちぶせタイプ』、その時の気分でやる『気まぐれタイプ』、テキト〜にやる『おとぼけタイプ』に分かれる。この分類はオッサンがテキト〜にやってるんだけど、気付いた人もいると思うけど、この分類は昔懐かしのゲーム【パックマン】のモンスターである。ゲーム内では、追いかけ=あかべえ、待ち伏せ=ぴんきー、きまぐれ=あおすけ、おとぼけ=ぐずた、というニックネームが付いていた。知らない世代のために説明しておくと、パックマンとは青い壁で構成された迷路の中でパックマンを操作し、迷路の中で性格付けされた4匹のモンスター達の追跡をかわしながら、迷路内に配置された244個のドットを食べ尽くすとラウンドクリアとなる、単純なんだけど面白おかしいアーケードゲーム。実は攻略法があって、迷路内を手順通りに進めば、なんなくクリアできる裏技が存在した。それを覚えるのがまた面倒なんだけど、オッサンはそれを大枚使って覚え、近所のゲーム屋のあらゆるパックマン機の最高得点を総ナメにした事があった。なにせ、100円玉1個で全然終わらないもんだから、最後は飽きて、見物していた知らない誰かにお渡しして黙って立ち去るという、ゴルゴ13みたいな事をやっていた。昔のアーケードゲームってけっこう攻略法があって、それを覚えると無双できたんだけど、やってる方は緊張感がなくてつまらなくなるんだよね〜懐かしいな〜オッサンはまだこの釣り場を把握してないから、全体の様子を探るべく動き回る、あかべえ(追いかけ)とあおすけ(きまぐれ)の中間みたいな動き。H2氏とMR氏はどちらかというと、ぴんきー(待ち伏せ)タイプかな。到着した時間帯は満潮からの下げ始めで、釣れそうな潮加減。なんだけど、なぜか風が強いし、水面が波立っていて少々釣りづらそう。本日も使うのは1.5mのいつもの短竿。穴釣りって意外に細かい竿の操作をするから、竿は短い方がやりやすい。それに、良型大型のハゼをハリ掛かりさせた時の暴れ感をより味わうのも、小物用の竿は適していると思う。今日もこの一本!エサはO氏からもらったアミエビ。まだ凍っているが、すぐに使えるだろうて…ハゼの穴釣りの定番エサはアオイソメとかジャリメなんだけど、この釣り場では長い餌は必要なくて、エサさえ付いていれば喰ってくる感じ。アミエビも一匹掛けで十分夏場のハゼ釣りで、イソメエサでも垂らしなんて要らないのと同じ感覚です。喰わせるというよりは、ハリ掛かり重視のエサが吉です。あと、しばらく忘れていた水温測定ですが、本日は11℃でした。11℃っていうのは冷たいよね…たぶんここらの釣り場の水温としては、最低温度になるのかな?たぶん…準備完了にて、早速釣り開始!やるぞ!20cmオーバー!!う〜、あともう少し足りない…そんなオッサンのやる気は大きくフルスイングの空振りで、全然アタリがないんですけど…どこに落としてもシ〜ン…という音が聞こえてきそうなくらいに、何の音沙汰もない。そんなオッサンを尻目に、ちょっと離れてた場所で釣っていたH2氏は一投目からハゼを連発!チッ!今日もこんなスタートかよ…っと相変わらずのスロー・スターターぶりなオッサン。くすぶっていると、やっと待望のアタリで上がってきたのはこんな奴だった。ど〜すんだよ!こんなんで…しかし、一匹は一匹なのでまずはボウズ逃れ。んですぐに同じ穴から釣れた!ちょっぴりサイズアップ!次もすぐにアタって来るが、やはり10数cmサイズばかりが続く…7匹ほどくすぶりサイズを釣り上げるが、ど〜にもサイズが酷いな…と思ってたら、やっとまぁまぁサイズが上がってきた。穴釣りなんだから、せめてこのサイズじゃないとね〜ヨシ!これからじゃ〜!っと気合を入れ直した矢先に上がってきたのは、コイツだった。本日唯一のダボハゼこのダボでこの穴は終了。お次の穴は、入り口がちょっと目立たなかったけどス〜っと70cmほど落ちてゆく良穴。コレは期待できるな!と思ってたら、グイグイ!と重い引き。お!コレはナイスサイズが来ている!ちょっと慎重になって、次の大きい引きでアワセようと思ってたら、大人しくなってしまった。ムムム…、ここで変に派手にやると喰って来なくなる可能性大なので、ゆっくり静かに回収。案の定、エサは無かったけど、コレで良い。こういう時に最悪なのは、エサだけ咥えて中途半端に上がって来てしまうこと。こうなると次は無くて、もう喰ってこなくなります。この感じなら、セカンド・チャンスは必ず来る!エサをキレイに付けてゆっくり目に落とすと、底に付く前に喰ってきた!すぐにゆ〜っくりと竿を上げるとグ〜ン!と大きく引っ張ってきた!来た〜!っとアワセると、やっぱりナイスサイズな重量感と大暴れ!グイグイ暴れまくり、元いた穴に潜ろうと力づくで竿をしならせる。潜られるとマズイので、コチラも微妙な力加減で穴から引っ張り出す。いいね〜!このやり取りが穴釣りの醍醐味だよ!短い小物竿を大きくしならせて上がってきたのは、コレっていったんじゃね!?なサイズ。必要以上にハゼを強く握りしめ、安全地帯にてサイズ計測すると…チクショ〜!5mm足りないやん!19.5cm。あと5mmが…ぷっくり太った立派な魚体だったけど、尾ビレがハチワレで可愛かった。この、あとチョッピりが大きいんだよね〜ここら辺までは上がるんだけど、20cmの壁ってぶ厚いんですよ!気を取り直して、すぐに同じ穴に落とすが、上がってきたのはこんなん…何?このサイズ差って…その後も、追いかけあかべえなオッサンは、チョロチョロと動きまわりながら20cmを探すんだけど、どうにもこうにも10数cmサイズくらいしか釣れない。ちょっと前の方が良型が揃ってたんだけど、釣れるハゼが小型化してるな〜他の釣り人も同じ感想で「小さいね〜…」ばかり。5〜6匹に一匹くらいは、15cmくらいの良型サイズが上がるんだけど、それ以外はミニマムハゼなんだよね。たまにこのサイズが上がる程度でというわけで、それからは何のドラマもなく終了。3時間で82匹と数だけは釣れたんだけど、内容が…数だけは釣れたけどね釣れないよりは釣れたほうが楽しいけど、このクソ寒い中、こんな辺境の釣り場まで来てるんだから、もうちょっとドラマがあってもいいジャマイカ。まぁ、年末のクリスマスにハゼが82匹も釣れる釣り場があること自体が驚きなのかも知れんが、今シーズンは夏場も数釣れたもんで、数の感覚が麻痺している。あっ!クリスマスで思い出したが、オッサンはこれから夜間工事のお仕事である。毎年恒例のクリスマス飾りの撤去工事。今年は日曜日だから、酒が入って香ばしくなっちゃってる人が多いだろうな〜っという訳で、これからお仕事行ってまいります!次の記事>>>「2022年41回目のハゼの穴釣りはあけおめ〜!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年11月東京湾にてビシアジ釣りに行ってきました
    2022年11月東京湾猿島沖でのビシアジ釣行2022年11月27日。2022年2回目のビシアジ釣りに行ってきました。釣り場:東京湾【猿島沖】天気:晴れ釣行時間:7時30分(潮位:160cm満潮)〜13時00分くらい(潮位:117cm干潮)中潮釣果:マアジ31匹(25cm〜40cm) ロッド:ダイワ リーディング82H190リール:ダイワ ハイパータナコン400FBeライン:PE4号ハリス:ナイロン5号ハリ:極アジ10号(三本針)エサ:アカタンアンドンビシ130号の天秤仕掛け2022年も4月のテナガエビ釣りから始まり、6月からはハゼ釣り。ほぼ毎週のように近所で小物釣りばかりしていると、「たまには大海原で釣りしてぇな〜!」という野望が芽生える。ブルーマーリンやGT(ロウニンアジ)とか男のロマンな釣りとは言わないけれど、広々とした蒼海で釣り糸垂れたら気持ちェェだろうな〜!いつもハゼ釣りで行動を共にしているH2氏も同じ心持ちだったらしく、「今度アジ釣り行こうよ!」のオッサンの提案にふたつ返事だった。実は今年の年始にH2氏とアジ釣りに行った。寒中のアジ釣りだったが、飽きない程度に釣れて、型も良かったから楽しい釣行であった。ひとつだけ残念だったのが、そこそこの深場狙いなので電動リールが当たり前の常識な釣りモノにも関わらず、オッサンひとりで手巻きリールだったこと。「男は手巻きじゃ〜!」っと意気込んでいたのは最初の2時間だけで、その後は疲労困憊でお地蔵さんになっていたオッサン。なにせ、130号のフルスペックのビシを、40m以上の深場めがけて何十回も上下させるんだから、その労力たるやことのほかだ!つまらん意地を張ってないで、素直に電気的リールをレンタルすれば良かった…と反省しきりだった。そんな苦い思ひ出が蘇る冬のアジ釣り。その出来事の悲惨さを釣り仲間に話したらとても不憫がられ、ありがたい事に、使わなくなったロッドやロッドキーパー、電動リールまでも頂いてしまった。持つべきは頼りになる仲間であるが、本当に貰ってばかりで申し訳ないです。アジ釣り作戦を言い出したのはまだ暑い時期だったと思うが、あまりにも愚鈍な性格なもんで、なかなか実行に移せず。呑気なオッサンとH2氏はハゼ釣りしながら、目の前を通過してゆく釣り船を眺めながら「アレはアジ釣り船だね!」と全くの他人事なのでした。「アジの旬っていつだろう?」「調べてみたら6月〜8月あたりみたいよ!」「ふ〜〜〜ん…」っという会話をしていたのは既に旬を過ぎていた秋頃。それから月日が流れ、ハゼの穴釣りもパッとしなくなってきたこの時期に、やっと重い腰を上げたオッサン二匹。いよいよお約束のアジ釣りに行くことになったのでした。とは言え、H2氏は愚鈍なオッサンに痺れを切らし、つい最近アジ釣りに行ってたらしい。しかし、そのアジ釣行はかなり悔しい思いをしたようだ。「3号のハリスが何度も切られたよ!」アジ釣りで利用する船宿は横須賀方面で、大アジ釣りで知られる走水がつとに有名なんだけど、いくら大きいとは言え、所詮はアジなんだから3号のハリスをぶった切るか?ちょっと疑問だったけど、オッサンも年始のアジ釣りでは2号のハリスを何度も切られたから、あながち信じられない話でもない。なので今回はより頑丈な仕掛けで臨む所存ですが、市販のアジ仕掛けは3号ハリスまでしか見かけない。なので、H2氏の分も含めて、5号のハリスで自作した。かなりゴツいアジ仕掛けになったけど、コレならどんな大きいアジも大丈夫っしょ!あと貰った電動リールにはPE1.5号が巻いてあったけど、さすがに130号のビシアジ釣りやるには細すぎる。なのでPE4号に巻き直したんだけど、とにかく今巻いてあるPEを外すのに苦労した。予備のスプールなんて無いし、『リサイクラー』なるラインを巻き換えるアイテムもあるらしいが、んなもん買ってられん!なので、とっておいた空スプールに、一巻き一巻きクルクルと手作業でリールからラインを外していたんだけど、いつ終わるのか?果てしなかった。新しくPEラインをリールに巻くのは、電力で一瞬だったけどね!ちなみにリール専用のおしゃれなバッテリーなんて持ってないから、会社で使ってる電動工具のバッテリーを無理やり通電さた。新しいライン。オッサンには珍しく一流メーカー品をチョイス仕掛けも作ったし、新兵器の電気的リールに新しくPE巻いたし、準備も万全だ!後は大アジが釣れれば万々歳だ!釣れればね…荒れ狂う海当然ながら、船釣りの朝は早くて、まだ暗いうちから行動開始。っても、車はH2氏が出してくれるから文句は言えんが、オッサンは暗いうちから動き始めるのが嫌いだ!「もう、ウキウキで寝てらんない!」っという奇特な釣り人も居るようだが、オッサンはこの人種とは対極なタイプ。釣り自体は好きだから、寝てる間にオッサンごと運んでもらって、釣り場に到着したら起こしてくんね〜かな!車窓から流れる湾岸工場地帯の夜景を眺めながら、アンニュイな気分で目的の船宿に向かう。本日お世話になるのは、横須賀市新安浦港の『長谷川丸』さん。オッサンは前回初めて訪れたんだけど、船は広くてキレイだし、釣り場はすぐ近くだし、ナイスサイズなアジを釣らせてくれるので、すこぶる印象が良かった。H2氏はアジ釣りの常宿にしているらしい。到着した頃はすっかり明るくなっていて、やっとやる気が出てきた。新安浦港からの出船空には何を狙っているのか知らんが鳶がけっこう舞っていた。なんの獲物を狙ってるんだろう?駐車場から船宿までは100mほど離れているので、折りたたみのキャリーカートは必須。特に、帰りはクーラーボックスに獲物が大漁苑なハズだから、運搬器具はマスト!まぁ、船宿で台車も貸してくれるからありがたいが、台数もないから自分で持っていった方が吉。オッサンも前回はクソ重いクーラーボックスを担いだ苦い経験から、自分のキャリーカートを持ってきた。突き当りが駐車場。荷物を持ちながらだとけっこうあるよまずは受付け。オッサンはビシ&天秤は持ってないからレンタル。ちなみにビシ、ロッドキーパー、ライフジャケットは無料で借りられる。長谷川丸さんにて受付けお天気は問題ないが、気になるのは風。予報通りかなりの風が吹いているんだけど、これから更に強くなるらしいのでちょっと怖いな。港の反対側は海なんだけど、ちょうど満潮時間だし強風で海が荒れているので波しぶきが内部まできてる。バシャバシャと壁を越波してるが大丈夫なの?長谷川丸さんには大型船が三隻あるが、本日のアジ船は第一長谷川丸。写真は第三だけど大型船は広くて良いやね!本日乗り込む第一長谷川丸オッサンは操舵室のすぐ脇、胴の間に陣取る。釣果が期待できるのはミヨシ(船首)やトモ(船尾)なんだけど、本日は強風で海が荒れるので、一番揺れが少ない船の真ん中をチョイス。オッサンは船酔いはしたこと無いけど、揺れが少ない=釣りやすいという作戦。んだば、釣りの準備おば。本日の新兵器、電気的リールをセッティング。お初なマイ・エレクトリカル・グッズ!釣り仲間から貰った『ダイワ ハイパータナコン400FBe』入門機種ではあるが、オッサンにはコレで十分である。入門機とは言え、いろんな機能が搭載されてるらしいが、何の嫌がらせか肝心の取説をくれなかったから、どんな機能があって、それらをどうやってセッティングするのかサッパリ分からん!ネットで取説を物色してみたが見つからず…そもそも、オッサンは面倒くさがりなので、細かい設定なんぞやらんだろうから、別にいいや!とりあえず、水面ゼロセットだけできれば一向に構わん!なノリである。ちなみにロッドやロッドキーパーも全て貰い物。ありがたや!ありがたや〜!そして、本日もうひとつのお試しグッズが自作のマグネットシート。今日は三本針仕掛けを使うし、仕掛け長さは2mあるので、強風で仕掛けが風に流され、お隣りに迷惑を掛けないための思ひやり…製作は遥か昔なのに一回も使ったことがなくて、本日めでたくデビューとなりました。やっと日の目を見るマグネットシート果たして使いものになるんかな?ちなみに作った時の記事を調べてみたら、なんと2015年!あまりの愚鈍さにめまいがしたオッサンですが、7年越しのデビューとなったのでした。製作した時の記事はこちら>>>「沖釣り用マグネットボードの自作」へ目の前に広がるは、貰い物に自作品という、すこぶる安っぽい釣座でございます。安さは正義だ!コマセはイワシミンチ、餌はイカを赤く染めたアカタン。アカタンは良しとして、問題はイワシのミンチである。釣りのあいだ中コマセをいぢくり倒すんだけど、触るもの全てが汚れて臭くなる。コマセ作業後はなるべく手は洗うけど、ササッ!と済ます程度だから、どうしても汚れるし、カッパや釣りグッズ全てにコマセ臭が残る。ビシアジ釣りはコレがネックなんだよね〜見た目はしょうがないとして、せめてフローラルの香りとかにしてくんね〜かな?コマセは臭いがね〜。それ故に魚が寄って来るんだども…準備完了にて、ブレックファースト。いつも通りパッとしない朝ごはん定刻通り7時15分に河岸払い。港内はまだ静かだったけど、防波堤を出た途端にまるで別世界!強風&高波で船が踊り狂う。湾内はおとなしかったが…大海原に出た途端に荒れ狂う海波しぶきを被りまくるので船尾に避難したんだけど、波の高さが1mくらいはザラで、時折1.5mくらいの波が襲ってくる。危険なので、船はとてもゆっくり進むんだけど、それでも船がジャンプして、オッサンの身体が何度も宙を舞う。「コレって大丈夫なのかな?船が真っ二つに折れないよね?」「もし海に投げ出されたら、サメに喰われるんぢゃね?」疑心暗鬼になると、余計な想像力も膨らむ。すぐ近くには米海軍のベースがあるんだけど、前回来た時は軍艦が何隻も留まってたんだけど、今回は1隻もいなかった。世界中で争い事が絶えない昨今。日本近海も例外ではなく、きっと世間に知られちゃいけないヤバい軍事作戦とかで出払ってるんだろうな…かわりに富士山はキレイだったいつもならあっという間にアジポイントに到着するんだけど、今日はゆっくり移動しているのでそこそこの時間がかかった。エンジン音が静かになり、ポイントに到着したらしい。それぞれが釣り座にスタンバイして、船長のアナウンスを待つ。「どうぞ!(水深)42m。(海底から)2〜3mに(アジの)反応あります!」さぁ!始まりだ!!自己最高サイズのアジ釣れた!周りが一斉に開始しているにも拘らず、オッサンはいつものようにモタモタしていた。まずは水面ゼロ設定をしまして…お次はコマセをビシに詰めまして…さぁ、開始だ!っと思ったら、アカタンを針に付けてないじゃん!まぁ、焦ったところで釣れるもんでもない。最初は、コマセをある程度蒔いてアジを寄せないと釣れないのである。周りの人にアジの寄せはお願いしまして、オッサンはチンタラと頃合いに開始する。スルスルと落とす→着底したら糸ふけをとってから、1m上げてコマセをふた振り→もう1m上げてコマセをひと振り→50cm上げてアタリを待つ。コレがオッサンの基本的なコマセワーク。オッサンはせっかちなので、30秒待ってアタリが無いと、居喰いしてないかと喰ってくる棚の確認を兼ねて、ス〜っとゆっくりロッドを上げてみる。それでも何もなければ、もう一度着底させ、再びコマセワーク。コレを三度繰り返してから回収。「まぁ、最初は釣れんわな。そのうちに喰ってくるだろうて…」っと呑気に構えていたんだけど、次の投入でククン!ククン!と分かりやすくアタって来た!お!来た来た!ゆっくりロッドを上げ、口の弱いアジをソフトに針掛かりさせてから、優しいアクセルワークで電動スイッチON!巻き上げスピードは、12くらいのゆっくり目で巻いてゆく。水深40m以上あるので、気持ち的にはもっと早く巻き上げたいが、口が切れてアジを逃す危険性大なので、慌てず騒がず大人しく…ビシを回収し、ハリスを掴むと海中にアジが見える。ここからが一番気を使う作業。ここでモタついてたり、逆に力づくでやったり、船のヘリにアジをぶつけたりするとバレる。毎回、大事をとってタモを使う人もいるが、そんなの面倒臭いのでオッサンは手作業だ。一気に、しかし丁寧に船中にアジを取り込む。本日最初のアジは25cmくらいの食べ頃サイズ。ちょうど食べ頃のサイズ一匹目は一番上の針に掛かっていたから、喰わせる棚をもうちょっと上にあげても良さそうだ!三本針を使う理由は、「一荷で三匹掛けちゃる!」という訳じゃなくて、どの針に掛かって来たか?でアジが喰ってくる棚を見極める意味があります。あと、多少棚がズレてもどれかしらの針に喰わせる保険の意味もある。まぁ、三本全部に喰ってこい!という腹黒い野望が無いわけでもないが…ヨシヨシ!オッサンにしては幸先の良いスタートだ。やはり、アジの喰ってくる棚は海底から2.5mのところ。その棚にコマセとエサを漂わせれば、爆釣間違いなし!というのは理解できるが、いかんせんこの風と波である。船は高波で踊り狂っているので、揺れの高低差は50cmくらいは当たり前。50cmも棚からズレればアジは喰ってこないし、恐らくは海中も荒れているだろうから、コマセもハリスもキレイに漂っていないと思う。なので、棚を間違えさえしなければポンポン釣れる!という事はなくて、ちょっと釣れては沈黙が続く…という感じ。さっきから気になるのが、お隣りのH2氏である。H2氏はそこそこのお歳ではあるんだけど、釣りとなるとフットワーク軽く、ひたすらに釣りを続けるストイックな釣り師である。このアジ釣りも「得意な釣りもの!」と豪語するだけあって、歳に似合わないクイックなシャクリと動きでアジを仕留めてゆく。なハズなんだけど、今現在はなぜか座って釣り糸を垂れている。ん?どしたの?H2氏らしからぬやる気の無さで、訝しげにH2氏を見ると「船に酔っちゃったよ…」と浮かない顔。焦点の合わない視線で、船の揺れに身を任せ、かろうじて力なくロッドを握っている。まぁ、この激しい揺れだと酔ってしまうのも当たり前か…当然、ほとんど釣れてない。気の毒であるが、酔ったからといって船が引き返すわけもない、無情な遊漁船。片や、ガサツな作りのオッサンは船酔いとは縁遠く、元気にアジ釣りである。釣れたアジは鮮度を保つため、釣れた端からクーラーボックスの氷水にぶち込んでゆく。下手に血抜きとかするよりも、アジサイズ程度の魚はサッサと氷締めにした方が良いらしい。ドンドン氷水に放り込む船はかなり揺れてるから、小さなアタリやモタレなんて分からないんだけど、ある時わずかな違和感がロッドを伝わってくる。”ん〜…?”っと思いながら、ロッドを上にス〜っと上げるとググン!と激しくアタって来た!お!付いてた!っとリールを巻き上げると、かなりの引きで、キュイン!キュイン!と電動リールが唸る。アジじゃないのかな?っとしても、けっこう大物だぞ!水面まで来た姿はアジで、今までで最大の大アジだった。普通ならこのサイズだとタモで取るんだけど、大物用に5号のハリスを使ってるもんだから、強引に抜き上げた。40cm超の黄金アジ!確かに、このサイズなら3号のハリスなんて切られるカモ知れない。しかし「このサイズが上がれば、わざわざ横須賀まで来た甲斐があったよ〜!」俄然やる気になるオッサン。とは言え、やる気になれば釣れる訳でもなく、沈黙の時間もけっこう続く。やはりこの強風と激しい揺れだと、肝心の棚取りもままならない。H2氏と反対のお隣りさんは、これまた結構なお年寄りなんだけど、さっきからコンスタントに釣り上げている。揺れもあってか、座りながら釣ってるんだけど、不思議と釣れ続けている。釣れない時は釣れている人の真似をするのが近道で、もっと手っ取り早いのは聞く、これが一番である。しかし、質問力も問われる。「どうやったら釣れますか?」はダメな問いかけの代表例。もっと具体的な質問じゃないと、相手も答えようがないのである。オッサンの場合はこうだった。「こんな揺れの中で、どうやったらうまく棚が取れますか?」「棚も大事だけんど、もっと細かくシャクった方がよかんべな!」と実践して見せてくれた。底まで落としたら1m巻く↓30cmほどの幅でクィックに4回シャクリ↓もう1m巻く↓2回クイックにシャクリ↓50cm〜1mほど巻いてアタリを待つといった塩梅。謎の老人曰く「大きくシャクると糸ふけが出るから無駄なんじゃよ!」なるほど!さっそく実践するとすぐに釣れた!とは言え、そんなに甘くもなく、爆釣という訳にもいかないらしい。それでも、さっきよりは釣れるようになった気がする。釣り始めからず〜っと気になってたんだけど、一番下のガイドにラインが通ってない。気づいた時はもう仕掛けを組んじゃったあとだし、こんな激しい揺れの中でいまさら直すのもかったるい。よくある、よくある。あるからダメなんだけどサアジ釣りも終盤に差し掛かり、お隣りのアジ名人がナイスサイズのクロダイを釣り上げた。そして船酔いから復活したH2氏も、同じようなサイズのクロダイを2尾も上げた。ナイスサイズ!船長曰く「結構釣れちゃうんだけど、もれなくあのサイズです!」らしい。かなりの引きだったらしく「もしかして前回3号のハリスを切ったのはクロダイだったかもね!」とH2氏。H2氏が釣りに復活したのは良かったが、時すでに遅しで、ほとんど時間も残ってなくて残念。予定時間通りに納竿。5時間30分で31匹と数的にはちょっと寂しいが、40cmを筆頭に同じようなサイズが4匹と、小さくても25cm以上ばかりだったので内容的には楽しめました。竿頭が42匹だったので、やはり厳しい日でもあったな〜まぁ、海のこの荒れようなら仕方がないところ。この揺れの中、皆さんよく頑張ったと思いますよ!オッサンも揺れる中、立ちっぱなしだったから疲れた、疲れた。H2氏は悔しい釣行になってしまいましたね〜終わった途端に「次も行こうよ!」とリベンジを誓っているようだった。港までの帰り道は、風も波も大人しくなっていた。終わった途端に静かになるなよ!とりあえずアジ釣りは終わったものの、オッサンはこれからが本番である。帰ってからアジを捌き、調理しなければならない。朝も暗いうちから活動しているので少しは休憩したいが、一度休むともうやる気にならないだろうから、不休で一気に勝負をかける。光の早さで捌いて、お料理をやっつける。定番の『なめろう』。青唐辛子inはマスト!もう一つの定番の『アジフライ』。生パン粉なら尚良し!写真にはないけど、後は『アジのつみれ汁』でした。当然、食事の後の片付けもオッサンだ。お皿を洗いながら、妻の名言「そこまでやって釣りでしょ!」が頭の中でグルグルとこだましていた。いつも思うが、早く魚捌きマシーンを開発してくれないかな〜魚を入れると数秒でササっと捌いてくれる奴。船宿に常備すれば、その船宿は間違いなく流行ると思うよ!ちなみに自作のマグネットシートは大活躍だった。アジ釣りのマストアイテム入り決定!まだ数えるくらいしかアジ釣りしたことないけど、電気的リールの導入や釣り方もサマになりつつある。捌きも早くなってきたし、何よりもアジはレシピが豊富だし、美味しい!またすぐにでも行きたくなったが、海は静かな方が釣りは楽しいと思うオッサンなのでした。
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  • 冬の東京湾にビシアジ釣りに行ってきたんだけど…
    東京湾にて冬のビシアジ釣りに行くハメになりまして…2022年1月4日。今年初というか最初で最後になるのか、ビシアジ釣りに行ってきました。釣り場:猿島沖→大津沖天気:晴れ釣行時間:7時30分(潮位:160cmほぼ満潮)〜13時00分くらい(潮位:110cmほぼ干潮)大潮釣果:マアジ33匹(18〜26cm)  ロッド:アブガルシア-タコスフィールド TKFC-692MH-BS リール:アブガルシア-オーシャンフィールドBG ライン:PE4号 ハリス:3号〜1.5号ハリ:ムツ9号 エサ:アカタン時々アオイソメアンドンビシ130号の天秤仕掛け釣り狂いのオッサン2号にすっぽかされたシロギス釣りの代わりに、ビシアジ釣りに行ってきました。同行メンバーはハゼ釣りでおなじみのH2氏。以前から事あるごとに「アジ釣り行こうよ!」と誘われていたんだけど、イマイチ乗る気じゃなかったオッサンは有耶無耶な返事ではぐらかしていた。アジはアジ=味といういくらいに美味しい魚だ。料理のレパートリーも幅広いし、捌くのもたいした手間でもない。オッサンが乗り気じゃなかったのは、釣りモノとしてどうよ?と思っていたから。アジの釣り方はいろいろあるけど、今回はビシを使った沖釣りの話として聞いてください。ビシと呼ばれる籠にコマセを突っ込み、エサは基本的にアカタンと呼ばれるイカを赤く染めた物体を釣針にチョンと付ける。スルスルと下に落として指示ダナでアタリを待つ。アタリがあったらリールを巻いてアジを回収し、再投入。以後、リピート…こう書くと「コイツ分かってねぇなぁ〜」と批判する気持ちは分かります。オッサンはアジ釣り素人なので、このような愛のない表現になる。オッサンがイメージしているビシアジ釣りは上っ面だけ程度なもので、この作業の中にはズブの素人には理解できない、さまざまなテクニックが内在しているのは分かります。しかし批判覚悟で書きます。コレって釣りじゃなくて作業じゃね!?実際のビシアジ釣りは全然違うんだけど、な〜んも知らないオッサンはこのイメージが強かったのでず〜っと及び腰だったのでした。2022年のお正月、やることと言えば妻の実家への挨拶と近所のお寺へ初詣へ行く程度の予定しかない。例のウィルス騒ぎが再燃焼してきたもんだから、オッサン方への挨拶は自粛。そうでなくとも、正月はいつものようにヒマだ。だもんで、H2氏の倍々プッシュもあって、ついにビシアジ釣りに行くハメになってしまった。とにかく行くと決まったので、アジ釣りの準備をしなくてはならない。オッサンは、ビシアジ釣りは全くやったことがない訳でもない。シロギスとかアナゴとかのリレー船で”ついでに”というノリでやったことはあった。しかもその時はライトアジ釣りだったので、今回のようにアジ一本に絞ったフルスペックなビシアジ釣りは初めてだ。仕掛けパーツは以前のアジ釣りで作った時の余りものがあったんだけど、ハリスが心もとない。ひとつだけ残っていた市販のアジ釣り仕掛けのハリスの太さは3号なんだけど、オッサンの手持ちに3号のラインは無い。残念ながら、年の瀬&新年でなけなしのお小遣いが吹っ飛んだので、アジごときで新しくラインを購入する金なんぞは皆無だ。とにかく手持ちで誤魔化すしかないのである。ゴソゴソとオッサンの釣りアイテムを物色していると、ハゼ釣りの中通し竿に使うナイロン2号と、いつもハゼの穴釣りとかシロギス釣りで使っているフロロ1.5号が出てきた。市販品が3号使っているのは、良型がダブルとかで掛かったり、アジ以外の思わぬ大物にも耐えられるようにだと思れる。アジ単体なら3号じゃなくても耐えられるよね…?しかし、今回のポイントは横須賀の走水あたりだろうから潮が早いし、大アジの可能性が高い。ラインブレイク必至だぞ!いやしかし、わざわざ太いライン買うのかよ!3号なんて他には使わんぞ!いやしかし…少々葛藤するが、アジだけなら2号や1.5号で大丈夫だろうて、否、大丈夫であってくれ〜と願いながら手持ちのラインでハリスを手作りするオッサンなのでした。そして一番心配な問題がある。オッサンは130号とか150号のビシアジ釣り用のタックルを持っていない。「んなもんレンタルすりゃ〜いいじゃん」なんだけど、皆そう思ってると思うけど、レンタルってなんか嫌じゃん!?他の誰が使ったのやも知れんタックルを握りしめるというのも…ましてやこのご時世、船宿がロッドやリールを濃度70%以上のエタノールでゴシゴシと消毒・除菌しているなんて、まず無いだろうて。ならば、オッサン2号に電動リールごとビシアジタックル一式を借りようかとも思ったんだけど、万が一、壊したり海に奉納しないとも限らん。なので、オッサンが持っているアイテムでなんとかしなければならない。オッサンの手持ちであの重量のビシを背負えるのはタコ釣りロッドくらいしかない。約3kgのタコをガリガリと力づくで上げた実績があるから、パワー的には全く問題ないだろうて。ただ穂先がガサツなので、アジのアタリが分かるのか?という疑問は残る。そして一番の懸念はリールである。当然ながら、オッサンは電動リールというラグジュアリー&ファッショナブルなアイテムなんぞを持っているはずもない。ちょっと深場になると電動リール当たり前のこのご時世。釣り番組などでは、魚を掛けたらウィ〜ン!と電気的リールで巻き上げる光景が普通にみられる。それを見せつけられるたびに「ケっ!メーカーに踊らされてるんじゃねぇ〜よ!」と他人事だったんだけど、いざ自分の身に降り掛かってくると電気の力に頼りたくなる。んがしかし、もうそんな絵空事言ってられん状況なので、コレまたオッサンの手巻きのタコ釣りリールで誤魔化すことにした。たかが50mやそこらで電動を使うなんぞ軟弱だね!男は手巻きじゃ〜!!しかし、このノリが後ほど激痛なしっぺ返しを喰らうとは、思いもよらなかったのでした。いや…、やっぱりある程度は予想していたけどサッ!アジ釣りはタナが命当日はH2氏がオッサンちまで迎えに来てくれた。朝5時でまだ暗い時間帯。オッサンの勝手な持論だが、車の運転と金の使い方はその人間の素が出ると思っている。平静はハンカチにキーピングをつけてアイロン掛けするようなメルヒャンな乙女男子でも、いざ車の運転となると、車間距離ゼロで幅寄せ当たり前、前の車を突き回すようなドライビングだとしたら、そ〜いう人間だということです。さて、いつもはノンビリと釣り糸を垂れ、毎回欠かさずオッサンにおにぎりを恵んでくれるH2氏の本性は如何に?ジギルとハイドか!?と楽しみにしていたんだけど、実際はスピードも出さない安全運転だった。表裏のない温厚な人だったんだな〜っと妙な納得をするが、時おりフラ〜っとセンターラインを踏んだりするのは年齢故か!?少々危なっかしいので「無事に帰って来れるかな?っていうか、釣り場に着くのかな?」と不安になる。意外に早く横須賀の街に到着。途中トイレ休憩で米軍ベース近くのコンビニに寄ったんだけど、ちょうど出勤時間帯だったからか、店内は外人で溢れていて日本の光景ではなかった。しかし、沖縄県のオミクロン問題を思い出し、「やばい!ここに居たら危険!!?」と呼吸を止めて脱出。まぁ、皆マスクはしていたし大丈夫だろうと思いたいが、ちょっと怖かった。ほどなく船宿に到着。本日お世話になるのは新安浦港の『長谷川丸』さん。H2氏はアジ釣りではいつもお世話になってるそうな。本日はショートアジで7時20分出船〜13時沖上がりだけど、ポイントは目の前だから時間的には十分だ。受付時にビシとロッドホルダーを借りた(無料)。いくらなんでもロッドホルダーが無いとダメっしょ!オッサンは車に乗り込むときには既にレインスーツだったから、後は靴だけ履き替えて、荷物を船に運ぶだけなので楽ちん楽ちん。ちなみにオッサンのレインスーツはワークマンの『イージスオーシャン』。今はどうか知らないが、手に入れた当時は人気商品だったので、購入権利すら抽選だった。リーズナブルだし温かいし軽いのでとても重宝だが、使用後の洗濯が厄介だ。防水仕様だから、脱水してもボタボタ水が垂れるし、何日も干しっ放しにしないと乾かない。※メーカーは洗濯機の使用は推奨してないが、こんなかさばるモノを手作業なんてやってられん!足元はいつもハゼの穴釣りで使っている防寒長靴で固めた。ハゼ釣りごときでは少々オーバースペックだが、冬の船釣りでは真価を発揮するありがたい長靴。オッサンのファッションスペックはこちら↓↓↓って、んなもんど〜でもいいか…ワークマンの防水防寒スーツ【イージスオーシャン2018】が来た!【追加記事あり】釣りに使う最強の防寒長靴の性能は如何に!?乗り込む船は『第三長谷川丸』長谷川丸三番艦。ライトブルーが眩しいぜ!大型船で広くてとてもキレイだ。このように手入れやメンテナンスに船宿と船長の心意気があらわれる。ないすfishing boatH2氏は左大トモ(一番船尾の席)でオッサンはそのお隣り。コマセを撒く釣りものなのでH2氏に有利な席順だが、オッサンはどこでやっても釣果は変わらんだろう。席も確保したので早速釣りの準備をば。って言ってもほとんど準備することもなくて、ビシとハリスを装着するだけで完了。レンタルのビシとコマセ。アジ釣りの肝だ問題のタコ釣りタックル。果たして使えるのか?不安が募るやることもないのでブレックファースト。いつものホットスポドリとおにぎりこのご時世だからか、船内は方舷5名ずつで大型船だからかなり余裕のある釣座間隔。これなら下手っぴのオッサンでもオマツリしそうもないから安心だね!酔止めのお守り”ミンティア”。酔ったことないけど定刻通りに出船。横須賀の街を眺めながら富士山がキレイに見えるのでお天気は問題ないだろうて。場所がら米海軍の軍艦も停泊しているが、普通の船舶とは全然違う威圧感がある。おっかね〜な。魚雷打ってこないだろうな…軍艦すげぇな〜。どこかに空母とか原潜いないかな〜?とキョロキョロしていたら、いきなり船のエンジンが静かになった。ん?10分くらいなのに、もうポイントに着いたらしい。本当に目の前なんだ!?完全に停泊していよいよアジ釣り開始。「45mで底から3mに反応あります。」とのアナウンス。底まで45mか…ということは45mもグリグリ巻かなきゃならんのか…釣りをやる前からブルーなオッサン。まずはコマセを籠に突っ込みまして…っと準備時間はたっぷりあったにもかかわらず、現場でチンタラやり始める始末のオッサン。準備完了にて投入するが、思った以上にビシが重くて、これを何十回も上下すると思うとゲンナリする。一丁前にリールのスプールを指で軽く抑えながら落とす”サミング”をしながらスルスル落とす。釣れる釣れないはともかく、他の釣り人に迷惑を掛けないようにしよう!との心意気。着底したので、まずは1m巻き上げてひとシャクリ、また1m巻いてひとシャクリ、もう1m巻いてアタリを待つ。何のテクニックも知識も思想も無いオッサンとしては、コレしか出来る事がない。そのポイントに着いてすぐは釣れないらしく、コマセをある程度撒いて魚を寄せるという作業が今の状態。コマセ撒きは船中みんなで共同作業!コマセを撒くタナを間違わないようにしながら、みんなでひとつになろう!!なハズなんだけど、そこここでリールを巻き上げる音がしてくる。当然ながらオッサン以外は全員が電動を使っているようだ。ポツンとひとり手巻き…仲間外れ感を満喫しながらアタリを待ってるんだけど、何の音沙汰もない。フッ…、いつもコレだ。船釣りの時は特にオッサンはスロースターターである。周りは釣れているのにオッサンにはアタリひとつない…「タナ間違ってんのかな?」ビシを落とし、タナを再確認するが間違っていないようだ。な〜んで釣れないのかな?考えてもしょうがないので、一度回収するが45mの深さが果てしなく感じる。手巻きでがんばって巻いてるんだけど、重量級の仕掛けが全然近づいてくる気がしない。やっと水面にビシが見えてくるが「この作業をやり続けるのか…」早くも萎えるオッサン。とはいえ、ビシをシャクってみた感じだとオッサンのタコ釣りロッドはちょうど良い塩梅で「このロッドはビシアジロッドぢゃね!?」と思わせるほどのベストマッチングだった。ただ問題はアタリがどう出るのか?だけど、未だアタリは無いのでそれは謎だが、もしかしてアタリが拾えてないのカモ?という不安がよぎる。再びコマセをつっこんで再投入。スルスルと落としてシャクリ……なんてオッサンひとりでチンタラやっていたんだけど、周りの釣り人達は既に何匹も釣り上げているご様子なのでアジの反応は良いらしい。アジ釣りは自信のある釣りもの!と豪語していたH2氏も、周りに負けじと釣り上げている。H2氏はクィッ!クィッ!っとクイックに二段階にシャクっていて、年齢を感じさせない瞬発力を見せている。普段はノンビリとハゼ釣りしているが、ことアジ釣りになると全く違った輩に豹変し、素早い動きでアジを仕留めている。H2氏の場合は車の運転ではなく、アジ釣りで本性をあらわすらしい。んで、ノンビリやってるオッサンはと言うと、やっと待望のアジのアタリがやってきた。このタコロッドでも明確に分かるアタリだったが、ここで少々思案する。「アジを一匹つづ釣るのもどうよ?ただでさえ手巻きなんだからダブルで掛ければ効率よく釣れんぢゃね!?」と実力に似合わない事をたくらみ始める。ス〜っとロッドを上げて追い食いを狙ってみると、グ〜ン!と一段と重くなった。「キタ〜!!」嬉々としてグリグリ巻き上げるオッサン。しかし、上がってきたのはカラのハリスだけなのでした。アジは口が弱い魚なので急激に巻くと口が切れるが、オッサンの手巻きでは高速で巻くなんて不可能である。なので、バラした原因は、水面近くまでビシが来た時にオッサンがモタついていたからだと思う。フゥ〜、こんなもんだよ人生は。気を取り直して再投入するが、とにかくアタリはハッキリと分かったので、ロッドには問題が無いというのは良かった。良かった。お隣りで調子よく釣り続けるH2氏に聞くと「タナは2.5mだよ!」らしい。なるほど!釣りは素直な方が結果が出る。2.5mにタナをとり直すと、すぐにアタってきて初アジが釣れた。やっと釣れたよ〜!ヨシ!これからがオッサンの逆襲じゃ!!「そこまでやって釣りでしょ!」by妻アジ釣りはとにかくタナ取りが命。50cm違えば釣れない。タナは2.5mを合言葉に、オッサンも調子良くアタリを出せるようになってきた。さすがに他の釣り人のようにリズム良くとはいかないけど、手巻きリールを駆使しながらチョロチョロと釣り上げていた。※余裕が全然無かったので写真を取り忘れてました。申し訳ないです。サイズ的には20数cm前後と悪くはないし、走水のブランドアジだし、全てじゃないけど黄金アジも少しは混ざる感じ。ある程度釣れて、心の余裕が出来た時点で少々遊び始める。オッサンは二本針を使っていたんだけど、下の針にイソメを付けてゲスト狙いをしてみたが、一度だけ何か重い引きが来たんだけどハリスを切られてしまった。正体は分からないけどアジではなさそうだった。ハリスもハゼ釣りの中通し用の緑色のナイロン2号はアジの喰いが悪くて、1.5号の透明なフロロはよく釣れたんだけど3回切られたから、大型とか良型×2匹とかになると1.5号は心もとないかな。市販の仕掛けは3号を使っているのが多いから、オッサンみたいにケチらないで、それくらいの太いラインを使ったほうが無難だと思います。んで、いつものように悪魔の時間がやってくる。オッサンは釣りをしているとほぼ確実に全然釣れない時間帯がある。飽きてくるのか、疲れてくるのか…たぶんその両方なんだけど、全然釣れない悪魔の時間。この時間中はトンチンカンな事やっているらしく、釣れる訳ないわな〜今回の場合は理由はハッキリしていて、単に疲れたから。そりゃそうだよ!手巻きで50m前後の深さで130号のビシを何十回も上げ下げしてるんだもん。両腕はもうパンパンだ!集中しようにもできんわ!!船中ある程度数も上がっていたので、終盤は型狙いで猿島沖から大津沖に移動。こちらは大型が期待できるポイント。予報通り風が強くなってきて、潮の早い流れと相まって釣りづらかった。しかし、期待していたサイズもイマイチで13時に沖上がり。やっと終わった…、もう疲れて抜け殻なオッサン。5時間30分で33匹とがんばったよ俺!このうち約半分は力尽きていて、ロッドボルダーに竿を固定して釣りしてました。H2氏は62匹と素晴らしく、船中結果は25匹〜72匹でした。オッサンがスソじゃなくてホッとしました。竿頭はオッサンの右隣りの方だろうな。ず〜っと釣れ続けていたもんな〜見ていると特に変わったことをしているわけじゃないんだけど、釣れるんですよね〜きっとオッサンみたいなシロウトには分からないテクニックがいっぱいあるんだろうな。見る人が見れば分かるんだろうけど、オッサンレベルでは見抜けませんでした。やはり今回のように釣りをするポイントに近い船宿の方が、臨機応変に細かく修正が効きますね。ちょっとアタリが遠のくと細かいポイント移動で釣れるところにご案内。コレは地元じゃないと分からないと思います。それと電動リールの偉大さを改めて気付かされました。まだ電気力が普及していない昔ならいざ知らず、テクノロジーが発達した現代では、そのテクの波に乗らないという選択は難しいな…釣りなんだから釣れた方が楽しいに決まってる。ホンのちょっとの出資と考え方でソレを手に入れれば、違う景色が見えて来るのかもしれませんね。根性論では追いつかない使えるテクノロジーの導入は、釣りの世界にもやってきてるんですね。しかし、新しい技術の導入には先立つものが必要である。果たしてオッサンにその導入が許されるのだろうか?否、それ以前にアジ釣りまた行くのか?という問題が無きにしもあらずだ。アジ釣りを終え、帰りの車中で疲れ切ったオッサン二匹は無口に揺られていた。ふとH2氏が「釣りの帰りは眠くなるよね〜。この前なんかつい居眠りして前の車にドカンだよ!」マジか!?たぶんH2氏も眠らないようにと話始めたんだろうけど、オッサンもH2氏との心中は不本意なので、自宅に到着するまで”眠ると死ぬぞ〜!”の思いで必要以上に話続けた。無事帰宅したんだけど、オッサンのアジ釣りはまだ終わっていない。むしろこれからが本番だ。本日中にアジを捌き、ディナーを作り上げなくてはならないのだ。明日から仕事なので、釣ってきたアジを本日中にやっつけなくてはならない。今更だが、昨日アジ釣りに行っていればまだ時間的余裕はあったのだが、何で今日アジ釣ってたんだろ…?後悔してももう手遅れで、とにかくこれからが勝負だ。まずは釣ってきた33匹のアジを少しでも削るべく、妻の実家に6匹ほどまるごとおすそ分け。本来なら半分くらい押し付けたいが、二人家族なのでそうもいかんだろうて。残りはオッサンが解剖しなければならない。三枚におろして、火を入れる分は皮は剥がずにそのままで、生系のレシピ分は皮も剥ぐ。幸いなことにアジは捌きやすいから助かるが、早朝4時から活動開始し、日中は筋トレしまくってもうクタクタだった。何度も心折れそうになるが、その度に妻の名言「そこまでやって釣りでしょ!」が頭の中でこだまする。この名言は、釣った魚を自分で捌き、自分で料理し、その食事の後片付けまでやってまでが釣りに含まれるという意味である。光の速さでアジを捌き、お次は料理じゃ!本日のレシピは○アジフライ○なめろう○アジのつみれいり味噌汁○アジのハンバーグである。アジフライはともかく、その他はどうだろう?オッサンちにはフードプロセッサーなる料理家電は無いので手動でアジを細かくしなければならない。しかも4レシピの内、3つ分のアジをミンチにしなければならない。釣りも料理もなんで手動なんだ!?アジを包丁でぶっ叩きながら大いに憤るが、そもそもこのレシピに決めたのもオッサンだ。これまた光速で料理をやっつけ、食卓に並べる。アジバーグは下ごしらえだけで力尽きた。つみれ汁は具すら無い手抜き一応、家族からは美味しいとの評価だったが、オッサンはもう疲れ切っていて味なんて分からなかった。あとは片付けか…と思って全員が食べ終わるまでコタツに入っていたら、いつの間にか熟睡…気が付くと、後片付けも終わっていた。持つべきはありがたい家族である。釣りも自分で消費できる程度にそこそこ釣れれば良いとは思うんだけど、釣れれば釣れるだけ釣ってしまうのは、釣り人の悪い性癖だ。いまだ釣れるだけ釣るのは、オッサンがまだ未熟だからだろう。円熟し老練になれば、きっとその日食べられるくらいで満足するんだろう。そんなつつましい未来をイマジンしながら、ネットでお手軽な電動リールをチェケラするオッサンなのでした。次の記事>>>「2022年11月東京湾にてビシアジ釣りに行ってきました」へ
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