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  • 2024年13回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは羽田遠征その1
    2024年夏シーズン13回目の東京ハゼ釣りは第1回羽田遠征2024年8月4日。2024年夏シーズン13回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:多摩川【羽田付近】天気:晴れ釣行時間:5時30分くらい(潮位:190cm満潮)〜8時00分くらい(潮位:112cm下げ5分)大潮釣果:マハゼ140匹(8.5cm〜12cm)竿:2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)のち3.5m(清流X)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け今朝、ふと目が覚めると部屋が明るかった。朝なんだから当たり前だけど、今日もハゼ釣りに行くので、かなり早めの朝でなければおかしい。なので、ハゼ釣り日の朝の起床時間は、部屋は暗くなくてはならないのである。つまり早い話が寝坊した。時計を確認すると、もう釣り場にいなくてなならない時間だった。ヤバい!混乱しながらも一瞬考える…実は本日のハゼ釣り場は、今季初の多摩川羽田遠征のつもりだった。この釣り場は高潮位限定の釣り場なので、ハゼ釣りが成立する状況が限られている。本日はその状況が揃っている数少ない日程。正直、羽田遠征には時期的にまだ少し早いんだけど、大井ふ頭中央海浜公園の釣り場にも飽きたので気分転換。だけど、しっかり寝坊しちまった!という訳である。本日は大潮で、これから潮があっという間に引き始める。これから自宅を出発し、一番遠い釣り場へ愛車を飛ばすとしても、どれくらいの時間ハゼ釣りが出来るのか?時間を逆算してみると、ハゼ釣りは2時間できれば良い方だと思う。2時間限定のハゼ釣り…果たして、そのためにわざわざ遠くの釣り場へ行く価値があるのか?もう今日は羽田は諦めて、いつもの大井ふ頭中央海浜公園の釣り場へ行くべきではないだろうか?しかし、昨日常連たちに「明日は羽田で爆釣じゃ〜!」っと豪語しちゃったもんだから、ぬけぬけと大井の釣り場に行けないよね…「完熟おやじもすっかりヤキがまわったな…。もう引退だろうよ!」と冷笑されるのがオチだろうて。常連たちの意地悪な冷笑顔を想像すると腹が立ったので、一路、羽田へ向かう。気持ちは急いでるんだけど、愛車を漕ぐ足はチンタラしている。なぜなら、少し前だけど羽田のハゼ釣り場を主戦場としているH氏からの情報によれば、ハゼサイズはまだ小さいらしい。「どうせ釣れても、ハゼは小さいんだろうな〜…」と考えると、気持ちが後ろ向きになる。以前、オッサンが釣り場へ向かっている時、釣り仲間と出会って言われた事がある。「本当にチンタラと自転車漕いでるんですね!」そうなんだよね〜まだチンタラしているのは良い方で、わざと知らない道を通って遠回りしたり、人懐っこい野良猫を見つけると自転車を停めて遊んでたりと、登校拒否気味の小学生のようになかなか釣り場へ到着しないオッサン。オッサンが釣り場へ来るのが遅いのは、こんな事情があったりもする。別にハゼ釣りが嫌なわけではなくて、興味が他へ逸れてソレに集中してしまうのカモ知れない。もしかしてオッサンは、ADHDなのかもしんまい。こう書くと本当にソレで悩んでいる方に失礼なのだが、このストレスフルな現代では、ほとんどの人が精神的に何かしらの疾患を持ってると思う。今の時代はいろいろと病名を付けてくれるから、優しい時代だよね。昔だったら、キチ◯イ!とレッテルを貼られてお終いだよ。ところで、この【キチ◯イ】とはどういう意味で、それは一体誰のことなのか?恐らくは、常軌を逸した者、あるいは精神的に病んでいる人を指す中傷的な表現かと思われるが、本当の意味では違うと思う。【キチ◯イ】という言葉を調べてみる。1-精神が乱れること(人)2-ものごとに集中すること重要なのは2の部分である。この意味が黙殺されているのは、大変な損失である。ひとつの事に異常に熱中して、人から「□□キチ◯イ!」と呼ばれるなんて素晴らしいことだ!キチ◯イは褒め言葉である。少なくともオッサンは憧れるし、そう呼ばれたいと思う。釣れるんだけど小ハゼか?っという訳で、なかなかハゼ釣り場へたどり着けないんだけど、やっと本日のハゼ釣り場多摩川の羽田へ到着。毎年訪れてはいるが、今季初なので新鮮だ!ハゼ釣り人は思っていたよりも少なかった。「やはり、まだ厳しいのかな?」ハゼ釣り人はわずか5人程度ふと見ると、この釣り場の主であるH氏がいた。サツを交わし、ハゼ釣りの塩梅を伺うが「まだ来たばかりで、よく分からん!」とのこと。ちょっと見ていると釣り上げたんだけど、10cmくらいのハゼだったから、少しは成長しているようだ。んだば、オッサンもハゼ釣りの準備。釣り座は船宿「えさ政」さんの横。オッサンはいつもここらへんを釣り座としている。『釣り座』って船釣り用語だけど、オッサンはこの釣り場では座り込んで釣り糸を垂れるので、釣り座という表現が的確だと思う。「えさ政」さんの横に居を構える今現在は満潮時間帯からの引き始めで、まずは2.1mの短竿から始める。久しぶりの短竿ちなみにこの竿には、竿先にステンレスのローリングトップを装着してるんだけど、未だそのメリットはよく分からじ。良いのやら悪いのやら分からん竿の長さが変わっても、仕掛けはいつもの通り。この仕掛けはいつ何時でも同じ餌は小ハゼを想定していたので、ベビーボイルホタテ一択。ホタテなら間違いないっしょ!付けるホタテはこれくらいの大きさ。これくらいのサイズで餌つけオッサンは大きめにホタテを付けています。大きい方がハゼがすぐに喰ってくるし、針に掛けると暴れて、ホタテが水中で派手に散るから良いコマセになるでしょう。ハテ?これは何でしょう?ハテ〜?まぁ、見ての通り水汲みバケツですが、穴開きのフタを付けました。オッサンはこの釣り場では釣れたハゼをこの水汲みバケツに入れておくのですが、バケツに入れたハゼが脱走して飛び出してしまうのでフタを付けました。ただのフタだと釣れたハゼを入れるのに邪魔なので、真ん中にスリットを入れた穴を開け、そこからハゼを挿入する仕様になってます。フタは脱着可能さぁ、釣るぞ!っと座り込む。先述の通り、オッサンはこの釣り場では座って釣りするもんでね。座って釣りが出来るから楽ちんだまずはコンクリート護岸のヘチ近くに落とすが、短竿は久しぶりなもんで長竿との感覚の違いにちょっと戸惑う。「あれ?2.1mの竿ってこんなに短かたっけ?」スンスン誘うんだけど、数cm程度動かすつもりが10cmくらいズレて、大味な誘いになってしまった。ソレでも待っているとクン!とアタって来た。そのアタリ方から小ハゼのようで、やはりまだ羽田のハゼは小さいのかな?次で釣り上げたが、やはりなサイズ。う〜ん、やっぱりこのサイズか…穴開きバケツに投入。こんな感じハゼサイズはまだ小ぶりだけど、一か所に塊っているようで連打が始まる。んだけど、ハゼは10cmに満たない小ハゼばかり。やはり、この釣り場はお盆明けからかな?もうひと超え欲しいな〜暑い時は早く撤収すべし!どこでもアタって来るわけではなくて、アタるスポットは探さなきゃならないけど、ハゼの活性は良いので、ホットスポットを外さなければ着底すぐにアタって来て連打が始まる。潮はドンドン引いているから時間との勝負で、まずは手前のコンクリ護岸の脇から攻めているんだけど、オッサンの釣り座の左右両方でしっかりアタって来るからありがたい。釣り開始から30分ほどは、10cm弱のハゼばかりだったけど、潮の流れが良くなっているのかハゼのサイズがアップ!お!サイズアップし始めたぞ!ここからオッサンのやる気もアップ!短竿にも慣れてきたので、狙いに寸分違わず落とすと誘わずともグン!と持っていかれて自動的にハリ掛かり。まぁ、この派手なアタリは小さめのハゼで、もっと良型ハゼのアタリは竿先をわずかにスン!と1cmほど拝ませるおとなしいアタリ。なので、仕掛けが着底した時には、既にこの僅かなアタリが取れるように準備が出来ていなければならない。たぶん、どんな釣りモノでも数釣りをする時は、この準備がキモになると思う。数釣る人って、ほとんど誘わずとも釣ってるからね〜魚が喰ってくるスポットや棚に正確に落とし、僅かな前アタリで確実にフッキングさせる。下手な人ってこの準備が出来てないから、一生懸命誘わなきゃならなかったり、アタリに気づかずにいて、餌を取られてもソレにすら気付かないもんだから、無駄に時間を浪費する。魚が釣れる時間帯って限られてるから、その時間内でいかに釣りまくるか?が大きく釣果に影響します。ハゼのサイズが10cmを超えているし、ここのハゼは丸々と太っているので、針に掛けるとそのパワーで暴れまくり、道糸がヒュンヒュン鳴って楽しい!ハゼが太ってるからパワーもある!オッサンのお手々がフル回転でハゼを取り込んでゆく。なにせ、潮はみるみると引いているもんだから、いつパタリと釣れなくなるのか?時間との勝負である。ところが、この釣り座の欠点が船宿のすぐ横ということ。船宿だから釣り客がやって来る。しかもこの「えさ政」さんは、大型船を何艘も所有しているから釣り客も多い。その釣り客達が、オッサンのすぐ脇を通過しながらゾロゾロと船に乗り込んでくる。船に乗るほどのお金持ち達を横目に、オッサンは貧乏臭いハゼ釣りをする、格差社会を地で言うような景色。しかし、沖釣りをするくらい釣りに興味があるからだろうか、貧乏臭い人間に対する哀れみからだろうからか、オッサンに声を掛けてくる人もいる。「何が釣れるんですか?」「ハゼです!」「釣れますか?」おもむろにバケツのフタを開けるオッサン。「ほほ〜う、釣れてますね!餌はなんですか?etc、etc…」こんなやり取りが何度も繰り返される。釣れる時に限って繰り返されるこのやり取り。”こちとらの釣れる時間は限られてるんじゃ〜!ど〜せ教えてもハゼ釣りなんぞやらんだろうが!”と心で絶叫するが、外面が良いオッサンは親切丁寧に対応する。しかし、時間が経つに釣れてギンギンに暑くなってきた。しかもこの釣り場には日陰がほぼ無くて逃げ場もないし、尻の下はコンクリ護岸なもんだから下からも暑い。上下からの熱射攻撃でオッサンがグロッキーするか?潮が引き過ぎて釣りにならなくなるのか?どちらにせよ、残された時間はあと僅かだろうて…ちなみにこの釣り場では、先程の水汲みバケツの他にいつものビクも持って来ています。っというのも、水汲みバケツだけだとハゼが酸欠になるし、この暑さでバケツ内の水がすぐにお湯になるので、ビクを多摩川に吊り下げておき、頃合いを見計らいながらハゼをそちらに移しています。無慈悲にも潮は下がり続け、2.1mの短竿ではアタリが遠のいて来たし、釣れるハゼも小ハゼばかりになってきた。どうするべきか?この事態を想定して3.5mの長竿も持ってきてはいるので、長竿で沖を狙えばまだまだハゼは釣れるハズ。しかし、このクソ暑さでオッサンもオーバーヒート目前だ!キリの良いところでぶっ倒れる前に撤収するべきでは?しばし葛藤するが、おもむろに長竿を取り出す。毒を喰らわば皿まで!多摩川の藻屑になろうとも、ハゼが釣れる限りは釣りを続行するべき!たぶんこの時は、暑さで冷静な判断力を失ってたんだと思う。3.5mの長竿登場!沖を狙えばまだハゼは釣れる!沖にはまだこのサイズがウロウロしているさすがに短竿のようにポンポンと釣れる訳じゃないけど、それでも針に掛かれば良型サイズで、長竿が軟らかい竿なもんだから、ハリ掛かりさせるとグルグル円を描いて暴れまくって楽しい!長竿で釣れたのは僅かに20分くらいかな?もう足元は水が無くなり陸地になるくらいに潮が引いてしまい、アタリもほぼ無くなった。ハゼが入ったビクも十分に水に浸からなくなり、このままでは全滅になってしまうので納竿。2時間半ほどで140匹と短期決戦でした。皆さん元気にお帰りになりました惜しむらくは、寝坊しなければ確実に2束はいったと思う。この釣れ具合と内容なら、もうこの釣り場でも楽しいハゼ釣りが出来そうですね!まぁ、釣れる状況が限られるから、状況をみながらまた来たいと思います。しかし、暑かったぁ〜!どこにも逃げ場がないから、暑さ対策って言ってもやりようがないよ!せめて立って釣りすれば、尻の暑さは免れる程度か?今日は水に立ち込む前提ではないから、日焼け対策で長ズボン履いてたんだけど、サンダル履きだったから足首が盲点でしっかり焼けた。日焼けで痛くなりそうだな〜帰り際、少し下流の釣り場の様子も見てみる。かつて、ハゼ釣りのメッカだった海老取川との合流部。ここらへんは、しばらく護岸工事をしていて、まだ完全ではないけど一部ハゼ釣りも出来るようになっていた。まだこの柵はあるんだ最終的には、海老取川沿いには柵が並んで立つらしく、たぶん柵を挟んでハゼ釣りは出来そう。ただ、一度破壊された釣り場が回復するには、かなりの時間が必要だと思うよ。ハゼ釣りはできそうだけど…合流部の出島にはハゼ釣り人がいたけど、釣れてなさそうだった。まぁ、釣れない時間帯だったからだろうけど、この釣り場で唯一立ち込んで釣りができるから、暑さをしのぐには良いかもね。水に立ち込めるのはありがたや〜ここらへん一帯は、派手に護岸工事をやったもんだからかつての釣り場では無くなったけど、元々はハゼ釣り場としてのポテンシャルは高かったから、その内にまた釣れるようになると思います。オッサンも頃合いを見計らいながら、いろいろ調査をしてみようと思ってます。次の記事>>>「2024年14回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは第2回羽田遠征」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年14回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは第2回羽田遠征
    2024年14回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは二匹目のドジョウ狙い2024年8月7日。2024年夏シーズン14回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:多摩川【羽田付近】天気:くもりのち晴れ釣行時間:5時30分くらい(潮位:185cmほぼ満潮)〜9時00分くらい(潮位:148cm下げ3分)中潮釣果:マハゼ77匹(7.5cm〜11.5cm)竿:2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)のち3.5m(清流X)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け本日は夜勤明けの平日釣行。平日のハゼ釣りなんて贅沢だけど、本日の問題はさっきまで夜通し仕事をしていた事。一応は就寝したんだけど、睡眠時間はわずか1時間程度…だもんで、目覚ましが鳴った時は、一体何が起きたのか?訳が分からなかった。猛烈にまどろみながら「あ〜、ハゼ釣り行くんだっけ?」と思い出したが、正直、寝ないほうがマシだと思った。居眠り運転でハゼ釣り場へ向かうが、もう身体はダルンダルンで、脳みそはポワンポワンだった。「なんでこんな状態で、ハゼ釣らなあかんねん!」猛烈に憤るが、ソレには深い訳がありまして…本日のハゼ釣り場も前回同様、多摩川羽田の『えさ政』さん横。平日なのでハゼ釣り人は皆無かと思ったら、この釣り場の主であるH氏が既に釣り糸を垂れていた。もうH氏が来ていた見つからないように真後ろに立ち、「釣れますかぁ〜?」と声を掛けると、いつものようにこちらを確認もしないで「ハゼが小さいですね〜」と適当に答えてくる。オッサンを視界に入れると、「今日は休みですか?」とやっと気付く感じ。この御方は万事こんな調子で、ふざけているのか適当なのか、よく分からん!オッサンもさっそく釣りの準備をば。釣り座はいつものココ水の様子を見ると、なんだか濁っていて水潮のような感じ。やはりこう来たか…心配事が的中した。実は昨夜は激しい雷雨があったんだけど、現場仕事だったオッサンはピンポイントでその雷雨をモロに食らった。一時間ほどで小止みになったので仕事は無事完了したが、雷雨から避難している間「あ〜明日のハゼ釣りはマズイかな…」と思っていた。濁り気味の水潮身体にバラ鞭打ってせっかくココまで来たんだから、「水潮だから帰りま〜す♪」という訳にもいかないので釣りの準備。本日の竿は2.1mの短竿から始める。まぁ、この高潮位なら短い竿一択だよね。短竿一択!仕掛けは当然ミャク釣り仕様。まぁ、いつものだ餌はアミエビを持ってきた。前回の羽田釣行ではけっこう良型サイズが釣れたから、ホタテよりも手返しの良いアミエビをチョイス。アミエビで手返し良く!んだば、爆釣開始!二匹目のドジョウはいなかったいつものようにコンクリート護岸に座り込むと、満潮の高い潮位でオッサンの長〜い足が水に浸る。実は睡眠時間を削ってまでこの釣り場へやって来たのは、この高い潮位をアテにしていたから。この釣り場は高潮位限定のハゼ釣り場。水が引いてしまうと、全く釣りになりません。オッサンの休日&早朝&高潮位という条件が重なるのはシーズンに数えるくらいしかないので、無理を押してのハゼ釣行というわけです。やはり昨日の雨の影響で水が少し冷たい。こちらとしては冷たく気持ち良くて歓迎なんだけど、ハゼが釣れないと困るよね〜水は心地良いが…んでは爆釣開始!と仕掛けを振込み、軟着底。釣れる日はココですぐにクン!とアタって来るが、本日はというと…アタらないんですね〜スンスン…誘ってみるが音沙汰なし。何度か角度を変へて探ってみるが、全く生命反応なし!やはり水潮気味だからかな…しばらくいろいろ探っていると、護岸のヘチでやっとアタって来た!しかし、どうみても小ハゼのアタリ方。三度ほどアタっては餌を取られを繰り返す。「アミエビ餌は喰っては来るんだけど、ハゼが小さいと針掛かりがイマイチなんだよな〜」でも、ハゼが居るスポットに寸分違わず落とせば、奴もしつこく喰ってくるからやる気はあるみたい。んで、やっと掛かって上がってきたのは、やはりなサイズ。やっぱりね…ここから連打が!っということはなくて、アタリは続かず、他のスポットを探さなくちゃならない。本日はこんな感じで、一匹ずつの拾い釣りになるらしい。しかも喰いが浅いもんだから、なかなか針に掛からず、終いにゃ〜喰ってこなくなる始末。こんチキショ〜!ポツリポツリとは釣れるんだけど、10cm程度でなかなかサイズも厳しい。大きくてもココらへんう〜ん…、厳しいなぁ。かわりに元気なのがコイツ。ウロハゼ君このサイズが二連打で上がってきて、もういないだろうて…と安心していると、グイン!と竿をひったくるアタリでアタって来たのは親分サイズ。派手にアタって来た奴ハゼが釣れないからH氏や他の釣り人も早々に帰ってしまった。オッサンボッチになった寂しいハゼ釣り場。まいったねこりゃ〜唯一の救いが、お天気が曇ってて風も吹いてるから、暑さがかなり軽減されているということくらいかな。前回の灼熱地獄に比べると天国のようだが、ハゼ釣りに来てるんだから、ハゼが釣れないと面白くない。他に誰もいないので大きくひと通り釣り歩いたんだけど、どこも似たようなもんで、ホットスポットは見つからなかった。暑さが軽減されたので3時間半粘ってみたが、77匹と寂しい釣果。ヒェ〜、厳しいな前回良かったから、期待を膨らませてまたやって来ると全然ダメなのは、釣りあるあるだ。二匹目のドジョウは見当たらず…こんなもんだよ、釣りって野郎は!大体が期待しちゃうと釣れないから、「お気楽に暇つぶしでもしましょかね!」程度の意気込みで丁度良いんだよね。でも、わざわざ釣り場まで行くんだから、期待するな!というのが無理なお話。特にオッサンの場合はこのブログのネタにしなくちゃならないから、なんとかしなくちゃならないのです。今回のように釣果が思わしくない場合は、しょ〜もないトピックをブチ込んでボリュームを稼いだりするのですが、釣りネタよりもこっちの方が数倍の労力と時間がかかる。「なら、やらなきゃいいじゃん!」まぁそうなんだけど、中にはひねくれ者がいて、釣りの話よりもそっちの話の方が面白い!というご意見も頂戴します。でも、そういうやつに限って釣りの腕前がイマイチの傾向にあると思います。あなたはどっち派ですか?あっち派な場合は、釣りの腕を磨くことを強くオススメします。今回はアミエビ餌で通したから、イマイチだったかな。ホタテ餌だったら1束はいけたと思います。アミエビ餌はもっとハゼが大きくなる晩夏〜秋くらいじゃないと、実力発揮にはならないかな。釣りエサって、あの餌が釣れるだの、この餌の方が喰ってくるだの、いろいろ言われるけど、餌単体の問題ではございまへん。使ってる針とか各釣り人のアワセのタイミングとか、全体的な要素が絡まって釣れる釣れないだから、釣れる人と同じ餌だから同じように釣れる訳でもない。なので、結局は自分が自分のやり方で釣れる方向性を模索するのが、最も上達する方法だと思います。時には人の真似をするのも良いけど、真似ばかりだと迷走してしまい、いつまで経っても上達しない釣り人もけっこういますよ!結局は正解は自分でしか見つけられないから、苦しいかも知れないけど、自分でひとつひとつ探ってゆくしかありません。人生と同じで自分の道は自分で切り拓くしかないっしょ!まぁ、オッサンみたいに寄り道ばかりもダメなんだけどサ〜次の記事>>>「2024年15回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは千葉遠征その1」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年16回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは羽田リターンズ
    2024年16回目の夏シーズン東京ハゼ釣りはまた羽田2024年8月11日。2024年夏シーズン16回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:多摩川【羽田付近】天気:晴れ釣行時間:6時30分くらい(潮位:135cm上げ7分)〜9時00分くらい(潮位:164cm満潮)小潮釣果:マハゼ122匹(8.5cm〜12cm)竿:4.5m(ゼロサム初梅)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け今回のハゼ釣りも多摩川の羽田でございます。聡明な読者の方ならもうお気付きかと思いますが、『14回目のハゼ釣り』が飛んでいます。コレはオッサンがボケているのではなくてっていうか、ボケてなくはないが、14回目の記事も書くつもりで欠番にしています。んで14回目も羽田でのハゼ釣りでした。ここしばらくは多摩川羽田の釣り場で、この釣り場はお天道様直撃&水にも立ち込めない灼熱地獄だけど、今現在はハゼが釣れないこともない。オッサンがよく通っている大井ふ頭中央海浜公園のハゼ釣り場は、ここ最近は釣れなくて、いつもの常連たちも苦戦している模様。「なんで釣れない所でハゼ釣りしてるんだろう?」オッサンには不思議でしょうがないんだけど、常連たちも高齢化でモウロクしているので、遠出は厳しいんだろうて…釣れない釣り場でやってても時間と労力の無駄なので、ドライなオッサンは釣れる釣り場に移動しています。大井ふ頭中央海浜公園が釣れるようになればまた戻るけど、いつになるやら…大井ふ頭中央海浜公園での釣れない原因は赤潮で、台風や豪雨など天候の大きな変化がなければ、釣れないハゼ釣りが続くと思います。実は昨日も例のO氏から、『本日のハゼ釣り情報』という体で不審電話が来た。無視してもしつこく掛けてくるからしょうがなく出るんだけど、ほぼ100%ハゼが釣れなかったという内容。孤独老人の話し相手という介護ヘルパーさん気分で聞いてるんだけど、11〜12cmくらいのハゼしか上がらないだの、100匹いかなかっただの…オッサン的にはそのサイズがそれだけの数釣れれば十分な満足な内容だと思うけど、O氏が納得するハゼ釣りって、一体どんだけ高望みしてんだよ!ちょっと前に、10数cmクラスが爆釣した日があって、その時の輝かしい想ひ出がO氏の脳裏にスリ込まれているらしい。「あの日をもう一度…」どうやらO氏が目指すハゼ釣りは、チョモランマよりも遥か上の高みを目指しているらしい。しかし、今の釣り場の状況と時期を鑑みて、どうみてもそんな釣りになるわけ無いじゃん!そんなメルヒェンじゃなくて、現実を見ろ!現実を!んで、オッサンは釣れないハゼ釣り場には見切りをつけ、多摩川羽田の釣り場に河岸を変えている。この釣り場は釣れる状況が限られるので、潮位を確認しながら釣り糸を垂れる時間帯を決める。本日は7〜10時くらいなら釣りになりそうだ。ここしばらくのハゼ釣りはスタートが早朝過ぎたから、今日はゆっくり出来て良いな〜しかし、遅い時間帯ということは暑さも増すということだから、ソレは覚悟の上だ。今朝の目覚めはもう明るかった。いつものハゼ釣り時はまだ暗い時間に起きているから、明るい朝が新鮮だ!愛車を漕ぎ出すが、犬の散歩とか徘徊する高齢者などの歩行者も居て、街が少しざわつき出している時間。「やっぱり朝はこうでなくちゃ!人間は昼間に活動する動物なんだから!」とつくづく思う。問題は既にもう暑い!だもんで、愛車を漕ぐ足取りも重く、なかなか現場が近付いて来ないぞ。汗だくになりながらやっと現場に到着。本日も羽田の船宿『えさ政』さんの横に陣取る。もう本格的なハゼ釣りシーズンだから、もっとハゼ釣り人が多いと思ったけど、見渡す限りでは釣り人は5人もいないくらい。お盆とは言え、この暑さではハゼ釣りもヘッタクレも無いわな〜『えさ政』さんの横が基地ハゼ釣り人も少ないね〜昔は今いるこの『えさ政』さんの横がハゼ釣りの一級ポイントだった。っというのも、以前はカワハギ釣りで、釣り人が船に乗り込む前にアサリの殻剥きをここでやってて、殻をここへ捨てていた。その殻についている貝柱とか貝のカスとかを狙ってハゼがワンサと集まっていたので、ハゼがよく釣れるという図式。だから、ここの水底には貝殻が堆積してて真っ白だった。今ではアサリの殻剥きなんてやらないから、特別にハゼも集まってなくて、水底も他と同じ砂の色になっている。オッサンも最初はここに陣取るけど、釣れ具合によっては移動を繰り返すから、別にココじゃなきゃヤダ〜!っというこだわりはないんだけどね。今現在はほぼ満潮の時間帯なんだけど、本日は小潮だからそれほど高潮位でもない。満潮でもこんな程度の潮位できるなら大潮の満潮が一番ハゼが釣れやすくて、このコンクリート護岸に座り込むと、オッサンのモデル並みの長いあんよが水に浸かるくらいに潮が高くなる。ここでちょっぴり思案する。今現在の水深は1m無いくらいで、恐らくはこれ以上は潮は高くならない。それでもハゼは釣れなくはないが、手前では小ハゼばかりと予想。なので、沖狙いならそこそこの良型ハゼが釣れるんジャマイカ!っと、オッサンのスーパーAI頭脳が答えを弾き出す。長竿を使うべし!取り出しましたるは、4.5mの長竿『ゼロサム初梅』4.5mの長竿登場実は、この釣り場でこの竿を使ってみるのが今回の目的でもある。今までは、この釣り場では3.5mまでは使ったことがあった。ここの基本はコンクリ護岸に座り込み、2.1mの短竿でポイポイと手前のハゼを手返し良く釣り上げるというもの。しかし、潮位が低くなると手前のハゼは沖に行ってしまうので、長竿の登場。とは言え、潮によって違うけど、潮が引いている時は3.5mの長竿にチェンジしても、釣りになるのはせいぜい30分程度。大潮ではあっという間に潮が引いてしまうので、長竿は保険程度にしかならない。本日はそもそもが小潮で満潮時の潮位が期待できないので、より沖を狙える4.5mの竿なら3.5mの竿には無い、なにかしらのメリットがあるのでは?っと4.5mの竿で初挑戦でございます。仕掛けは4.5mでもいつも同じ。コレだよ〜餌はいつものベビーボイルホタテ。ホタテで釣れなきゃ〜何をやってもダメオッサンの餌付けサイズはちょっと大きめ。コレくらいがスタンダードだもんでホタテの消費が激しくて、シーズン前に2kg買っておいたホタテが、もうすぐ1kgが無くなる。他の釣り人を見ていると、ハナクソくらいのちょっぴりサイズで付けてんだけど、ソレってアタって来るの?と心配になる。まぁ、頑張って誘えばその内に喰ってくるだろうけど、そんなの時間の無駄じゃん!デカメロンで付けて、落としてすぐに喰わした方が話が早いじゃん!魚が餌に興味があるのはホンの僅かな時間だから、その時間内にさっさとケリを付けちゃいなよ!YOU!!餌なんぞ余らせてもしょうがないじゃん!YOU!!ホタテが余っても次も使えるだとぉ?くだらん!バンバン使ってバンバン釣り上げて、今日も釣れたぞ!と思う方が気持ちが良いだろうがよ!!ちなみに水汲みバケツのスリット付きのフタは調子良いです。ハゼがバケツの中で暴れても脱走しない。ハゼが暴れるということは、ハゼが苦しがっているので、30匹入れるか30分毎に水に沈めたビクに移動していますが。調子良いよコレ!釣れるけど終わりが難しい…準備完了にて今日も爆釣じゃ〜!っと竿を振り込むが、オモリが水面にピチャ!と接触する。やっぱりダメか…いつものようにコンクリ護岸に座り込んでるんだけど、『ゼロサム初梅』の軟らかい竿だと、振り込んだ時にオモリがかなり下に落ちるんだよね〜せっかく座ってのんびりハゼ釣りしようと思ってたのに…しょうがないので、立ち上がって釣りをするハメになった。ブ〜ン!とかなり沖に仕掛けが落ちてゆく。さすが4.5m、今までにない沖狙いだ!仕掛けがス〜っと落ちてゆき、軟着底するとクン!とアタって来て本日の1匹目。ん〜、やっぱりこのサイズ…ハゼの活性は良いらしく連打が始まるんだけど、10cmに満たないサイズしか上がってこない。ムムム…、やはり小潮だと潮位が低いから、いくら沖狙いとは言え、まだまだ良型ハゼが居る地帯に届いてないかな。とは言え、どこに落としてもアタって来て、やはり沖はハゼのパラダイス。試しに手前の護岸のヘチにも落としてみたけど、釣れなくはないが、ハゼが居るスポットを探さなくちゃならなかった。「これじゃ〜短竿だと、ポンポンは釣れないわな…」他の釣り人を見るとなかなか厳しそうだったけど、オッサンは調子良く釣り続ける。基本は10cm弱クラスが多いけど、良型ハゼが群れているスポットもあって、そんなホットスポットに落とすと良型が連打で上がってくる。こんな感じに一度、小さなアタリでアワセると、根掛かりみたいに動かなくなった。アレ?根掛かったかな?と思ったので、高価な竿を傷めないよう、竿と道糸を一直線にして道糸を切る体制に持ってゆくとグン!と引っ張られた。ん?なんか付いてる!っとやり取りをするが、パワーはあるけどマハゼではない引っぱり方。チヌの稚魚とも違うソレの正体はウロハゼだった。まぁ、こいつは重いし力があるからな〜ウロハゼかよ!ちなみにこのウロハゼ君は、こちらの方では外道扱いだけど、岡山県とかでは普通にスーパーで売ってるそうな。岡山県の某スーパーにてウロハゼ=クロハゼ、マハゼ=シロハゼと呼ばれ、向こうではマハゼよりも珍重される存在らしい。確かに、マハゼは昇天すると白っぽくなるし、ウロハゼは真っ黒になるからね〜朝からオッサン独り占めだったこのエリアだったが、両脇に他の釣り人が入ってきた。たぶん釣れなかったからか、景気の良い釣りをしているオッサンを見つけて…だと思う。釣れる人の近くは釣れる!のは釣りあるあるだけど、この場合はちょっと違うかな…オッサンは4.5mの長竿で、他の人は2m程度の短竿だから、狙えるスポットが全く違うんだよね〜少々哀れに思うが、逆にその人達が入ってきたもんだからオッサンが探れる範囲が狭くなった。両側のヘチも長竿で釣ってたんだけど、さすがに他の釣り人の領海侵犯はダメだよね〜ただ、オッサンがやっていた範囲に黙って入ってきて、釣り糸を垂れるのもどうかと思うよ!ちょうどヘチ狙いをしていた時に、「あ、この人入って来そうだな…」と思ったので、オッサンはそのままヘチで竿を動かさないで「ココまでがコチラの範囲ですよ!」とお知らせのつもりだったけど、オッサンが竿を上げたそのタイミングでその範囲内で釣りをし始めた。「あ〜、この手の人か…」まぁ、よくいますよ!釣れてる人の範囲内に黙ってズカズカとやって来ては、釣りをやりだす輩が。大抵はビシっ!と釣りそうな出で立ちと大門グラサンを決めてるんだけど、たいして釣れないんだよね〜そりゃ〜、そんな事やってりゃ〜運も見放すよ!ひと言挨拶でもすれば、オッサンも鬼じゃないんだから「どうぞ〜!」だけど、あの態度はいただけませんな!ちょっとカチン!ときたから、再び奴の眼の前で釣り続けてやった。ちょうどソコで入れ喰いだったのでポンポンと釣り上げる反面、彼奴はほぼ釣れず…釣りもたいして上手くもない上に、マナーも守らんと!己の青臭さを思い知るがいい!と思ったけど、4.5mの長竿で両サイドのヘチを狙うのもどうかと思うよ。4.5mの両サイド、つまり9mの範囲を独り占めしてたという事でして…言い訳をさせていただくと、ほとんど釣り人もいないし、いたとしても、他の釣り人はホンの僅かな日陰に避難して釣りしている状況。片やオッサンは激暑の日向で戦っているし、オッサンの範囲も日陰のない日向の範囲。別に他の人の邪魔をしている訳でもないだろうて。時間が経過するにつれ、おひさまはますます威力を増し、オッサンの体力を奪ってゆく…既にオーバーヒート気味で、お腹と背中に汗がツツ〜っと伝わりながら流れ、すこぶる気持ちが悪い。水に立ち込んでいるなら少しはマシだが、コンクリート護岸の上では暑さのしのぐ術がない。ハゼはまだまだ釣れるんだけど、オッサンの方がもたんだろうて…大潮ならドンドン潮が引いてゆくから釣れなくなるんだけど、なまじっか小潮なもんだから潮の動きが鈍く、釣れる状況が変わらない。とりあえずは頑張って、3時間で終わりにしよう…どこかで見切りをつけないと、ぶっ倒れるよマジで!チョロチョロとハゼは釣れ続け、10cmを超える良型も上がってくる。このサイズが釣れるけど…本来なら釣れるんだから喜ばしいハズだが、帰りたいのに帰れないこの状況が疎ましい。この釣り場は基本的には砂地だから根掛かりはほぼ無いが、水底に沈んでいるゴミやストラクチャーが無きにしもあらず。長竿だからか知らないが、いつもはほとんど根掛かりしないんだけど、今日は何度か根掛かりで針が無くなった。そして今度はオモリごとロスト。この時点であと30分時間を残していたが、仕掛けを作り直すのもかったるいし、コレも神様のお告げと納竿。2時間半ほどで122匹とまぁまぁのハゼ釣りでした。まぁ、これだけ釣れればヨシハゼは輩の反対側にいた釣り人に差し上げました。ハゼを差し上げるやり取りをしていると輩も帰りだし、通過する時にギロリとオッサンのビクを凝視していった。「コレが日頃の行いの差だよ!君〜」オッサンと同じタイミングで何人かの釣り人も引き上げていったので、みな頑張っていたんだと思う。本当にこの暑さの中の釣りは「頑張った!」という感想になってしまう。帰りの体力をつけるために、持参した羊羹を頬張ると、この暑さで羊羹もしっかり熱くなっていた。熱い羊羹を食べたことはなかったが、気持ちが悪かったのは言うまでもない。新発売!HOT羊羹今日はずっと4.5mの長竿でやりきった。この結果なら沖狙い作戦は成功と言っても良いでしょう。コレも『ゼロサム初梅』という超軽量竿だからこその結果だと思います。普通は4.5mの長竿の竿尻を持ち続け、微妙な道糸のテンションを張りながら、休憩なしで300回以上も竿を上げ下げするなんて出来ないよ!普通はやり続けられないよね買うのには勇気を振り絞ったけど、お値段以上の満足感だと思ってます。リンク釣り場は日光が直撃するスポットが多いと思います。熱中症は一般に思われているよりもかなり深刻な症状を引き起こすことがあります。場合によっては命に関わることも…暑さ対策は万全に、水分補給も多めにこまめにとってくださいね。できれば日中の釣りは控える方が望ましいですが、どうしても釣りをしたい場合は、夜釣りという手も無きにしもあらず。ただ時期的に人外の存在に出会う可能性もそこそこ高いので、そこら辺の対策も万全にお願いします。次の記事>>>「2024年17回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは探せばあるよ!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年21回目の夏シーズン東京ハゼ釣りはちょっと早い羽田
    2024年21回目の夏シーズン東京ハゼ釣りはちと早いかな…2024年8月25日。2024年夏シーズン21回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:多摩川【羽田付近】天気:晴れ釣行時間:6時00分くらい(潮位:128cm上げ5分)〜9時30分くらい(潮位:180cmほぼ満潮)小潮釣果:マハゼ120匹(7cm〜12.5cm)竿:4.5m(ゼロサム初梅)→2.0m(そよ風)&3.5m(清流X)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けここ1〜2年の間、やたら疲れを感じるようになった。んでその疲れは蓄積してゆくばかりで、ちっとも抜けない。もっと分からんのが、どこかにぶつけたわけでもなく、酷使したわけでもないのに、ある時突然に現れる意味不明な身体の痛み。しかも、今までの人生で一度も傷んだことがない箇所が痛くなったりする。「なんでこんな部位が?」なんでも、自分の体力の低下を感じるのは、20歳以降と50歳以降の二段階あるらしい。20歳以降の場合は、ゆっくりと低下するものの、筋力は40歳くらいまでは維持されるのでさして気にならないらしい。しかし50歳以降の場合は、体力と筋力が急激に衰えてゆくので、そんな自分に驚くこともあるらしい。まさに今のオッサンがそうだ!本当にここ2年ばかりの間に、自分の老化が加速してるのを感じている。たぶん頑張ればそこそこは力も出るし、ダッシュする事だって出来ると思う。しかし、全力を出すと身体がぶっ壊れそうなので、怖くて全力が出せないのである。街を歩いていると、高齢者がゆっくり移動しているのをよく見かける。横断歩道でも歩行者信号が点滅しているにもかかわらず、焦ることなく急ぐことなく、その愚鈍な歩みは変わらない。今まではナマケモノが怠けているようにしか見えてなかったが、最近は『自分も行く道』とドラえもんがのび太を見るような温かい目で見守るようになった。一応、オッサンのルーティンで、毎晩お風呂の後にストレッチを欠かさずににやってはいる。たぶん同年代よりは身体は柔らかい方だと思うんだけど、以前の自分とは雲泥の差。「身体の柔軟性も無くなったな…」そんな今現在の自分に、軽い失望と決して軽くはない絶望を毎晩味わっているのでした。今朝もそんな感じだった。朝起きると「よく寝た!!」なんて爽やかなお目覚めなんて微塵もなくて、腰とか肩とかのどこかしらが痛くて、おまけに身体全体がダルくてたまらん!よくCMとかドラマとかで、爽やかな目覚めのシーンで寝起きに両腕を上に伸ばして「ハァ〜よく寝た!」なんてあるけど、アレってやる奴いるの?自分もやったことがないし、人がやってるのも見たことがない。いったいどんなイメージなんだろう?夏場は暑いからエアコンを入れっぱなしで寝ているからかも知れんが、この寝覚めの悪さはやはり加齢から来ているんだと思う。もうこの身体は改善することはなくて、良くて現状維持、普通にしててもゆっくりと悪い方に行くのかな…と思うと気が重い。ダメ元で、このブログ作業をしながら、痛みを和らげるヒーリング音楽や疲労回復音楽を聞きいてるんだけど、まぁ効かんわな〜ただコメント欄には「ストレスが緩和されましたぁ」とか「痛みが和らぎましたぁ」とかあるから、効く人には効くのかな?中には「子どもの自殺願望が失くなりました。ありがとうございました!」とかあったけど、ヘビー過ぎるぜ!んで今朝も目覚めるともうハゼ釣りに行く時間。痛む身体をたたき起こして自宅を出発。チンタラと釣り場に向かう。ありがたいことに、釣りを殺ってる時だけは身体の痛みを感じることがないから、釣り時はドーパミンがドバドバ出てるんだろうね!盆明けくらいから空気がちょっぴり変わって、真夏のデロ〜ん!とした重ったるい空気ではなくて、ちょっと秋の装いっぽい爽やかな風が吹いてくるようになった気がする。まぁ、気のせいかも知れんけど…本日向かう現場は多摩川の羽田。いつもの大井ふ頭中央海浜公園でも釣れると思うけど、アッチはお盆中通ってたから飽きた。なので羽田に向かってるんだけど、少々心配な事が無きにしもあらず。ひとつ目の心配は、釣り開始から1〜2時間くらいは潮位が低い。多摩川の羽田ポイントは、高潮位限定のハゼ釣り場。潮位が低いと、ハゼがいる地帯に届かないから釣りにならない。しかし、ソコは4.5mの長竿で沖のハゼを一網打尽な作戦。ふたつ目がこの長竿に関する心配事で、台風10号の影響かどうか分からないが、風がそこそこ強いこと。釣りに強風は大敵だけど、長い竿だと余計に竿が煽られて釣りにならない。多摩川のポイントは風を遮るものが何も無いから、吹きさらしなんだよね〜愛車を漕ぐこと40分、やっと現場に到着。先ほど秋っぽい風なんて言ったけど訂正、現場に到着する頃にはしっかり汗だくになっていた。今日は潮が良くないからハゼ釣り人は2名だけ。釣り人が少ないね〜いつもの船宿『えさ政』さんの横には既に先行者さんがいたので、挨拶とお断りをしてお隣りへ。釣り場は他も空いているんだけど、オッサンは長竿でやる前提だから、釣り場が広く開けているこの区間に陣取る。いつもの指定席釣り場を見渡すが、心配事が的中する。想像していた以上に潮が低い。浅い所なんて砂地が露出しているくらいだった。思ったよりも低潮位更には、重った以上に風が強く吹いている。釣りをしないなら、「良い風が吹いてるね〜」っとお気楽に言ってられるくらいだが、長竿で釣りをするにはちと厳しいかな。とは言え、この低い潮位だと3.5mの竿でもハゼに届かない感じ。ちなみにお隣りの方は2.7mくらいの竿で手前狙いだったけど、そこそこには釣れているらしい。オッサンは迷わず4.5mの『ゼロサム初梅』を取り出す。迷わず『ゼロサム初梅』で勝負じゃ!餌はいつものようにベビーボイルホタテ。安定のホタテ餌実はアミエビも持ってこようかと思ったんだけど、もしハゼがいる沖に届かなかったら無駄になると思って断念。一度解凍した餌はなるべく、その日中に使い切る方が喰いも針掛りも良いです。持って帰って再冷凍すると、その次に使うときはボソボソになるから使いづらいんですよね〜準備完了にて爆釣開始じゃ〜!豪華三本立て時おり強風が吹くが、何とかできなくもなさそう。ブ〜ン!と思いっきり沖に振り込むが、風で押し戻される。ムムム…、風が邪魔するな〜仕掛けがスーっと落ちてゆき、軟着底するとすぐにアタって来たけど空振り。次で掛けたけど、やはりなサイズ。やはりこのサイズか…次も同じスポットに落とすが、何回かやっても針に掛からず。小ハゼが突いているだけと分かっているんだけど、確認したいのでしつこく落とすと、やっぱり同じようなサイズだった。だいたいはアタリ方でハゼのサイズは想像できるんだけど、たま〜に違うことがあって、小ハゼのアタリ方でも良型だったりすることがある。喰いが浅い時がそんな感じで、小ハゼと思って針に掛けるとグイグイ引っ張られる事があったりする。なので、最初は先入観を持たずに確認するべきかな。残念ながら、本日はアタリ通りのハゼサイズらしいので、次からはそのアタリ方で攻め続けるか、見切るかを判断することにします。まだ低い潮位のせいかも知れないけど、10cmに満たないハゼが多い。たま〜に10数cmクラスが上がってくるが続かなくて、すぐにサイズダウンしてしまう。このクラスも上がっては来るが…サイズダウン過ぎないか?一度、針に掛けたらグイングイン!引っ張るから、コレがマハゼなら大型!?と思わせたが、上がってきたらやっぱりな奴だった。ウロハゼかよ…しかし釣りづらい。風が強いし、今使っている『ゼロサム初梅』は長竿な上に軟らかいから、強風に煽られると竿先が3Dに捻れてアタリなんて取れやしない。悪いことに、強風が吹く時に限ってアタって来るもんだから、分からないよ〜おかげさまで何度も餌を取られた。オッサンが燻っていると、ちょうど良いタイミングで根掛かりで仕掛けをロスト。ここぞとばかりに竿をジョブチェンジ!お次は懐かしの2mの竿『そよ風』久しぶりの登場お隣りを見ていると手前でも釣れていたので、そろそろ竿をチェンジしようかな〜?っと思っていた。あと、やっと座って釣りができる!実は今まではスタンディングで釣りをしていた。というのも、4.5mの竿だと仕掛けをうまく振り込めないもんだから、立たざるを得なくて…やっと座れるよ!やっと座れるんだけど、コンクリート護岸なもんだから今度は尻が暑くなるのが玉にキズ。とは言え、椅子を持ってくるのも荷物だし、椅子に座ると動くのが億劫になるんですよね〜手前のヘチ沿いに落とすとすぐに釣れたんだけど、やはり手前はこのサイズか…手前に良型は来てないか…実はこの『そよ風』という竿は軟かめの竿なので、10cm以下クラスに適した竿。なので、しばらくヘチで小ハゼと遊んでいたが、すぐに飽きてしまい沖狙いで良型を探し始める。10cmUPの良型もいるにはいるが、基本はソレ以下の小ハゼが多いかな。探せばいるんだけどね〜ただ2mくらいの短竿だと風の影響を受けないから、釣りやすいのは良いんだけどね。小ハゼと戯れるのも飽きたので、お次は3.5mの竿にて。『清流X』登場!実は本日の本命がこの竿です。沖も狙えるし、竿に張りがあるからそこそこの風にも耐えられる。「んな事言ってないで、さっさと本命竿でやれよ!」というご高教、ごもっともでごせぇやす!ですがぁ、潮がもっと上がるのを待っていたのです。本日の感じだと手前の方には良型は来てないので、沖に居ると思われます。とは言え、この強風だと狙おうにもなかなか厳しい…っという訳で、もうちょっと潮が上がってきて、3.5mの竿でも良型が釣れるようになるまで時間稼ぎをしていましたぁ!さすがにこの竿だと、ある程度の風でも問題なく振り込める。アタリもしっかり取れるので全く問題なし!読み通り、すぐに良型が上がり始める。このサイズならOK小さくてもこのサイズ。ここらへんが最低ラインここから調子良く釣り始める。目一杯の沖狙いで、良型ハゼが良いテンポで上がってくる。もちろん、どこでもアタる訳ではなくて探さなきゃならないけど、ホットスポットを見つければ連打も期待できる。本日最大サイズこのクラスになると、横幅も広くてハゼらしいフォルムになる。Theハゼなフォルム潮位もほぼ満潮まで来ているから、3.5mの竿でアタリが遠くなると、今度は2mの竿で手前狙いに切り替える。やはり手前は小ハゼが多くなるけど、途切れることなくアタリはある。んで、手前の小ハゼに飽きると、寝かせておいた沖のスポットで再び釣る、を何度か繰り返した。一度釣り切ったエリアを寝かせておくと、新しいハゼの群れが入ってきて釣れるのはよくある事。なので、今日みたいにそれほど動けない釣り場では有効な釣り方になります。おひさまの熱射攻撃も激しくなってきたので、餌のキリの良い所で納竿。3時間半で120匹とまぁまぁには釣れた。これだけ釣れればヨシとしましょう画像でもお分かり頂けるように、この釣り場のハゼはちょっと白っぽいんですね。岩場のハゼはもっと黒いのですが、砂地のハゼなので少し白くなります。願わくば、もっと数が上がり、良型揃いなら良かったのですが、そう簡単にはいかんですな〜しかし、まだまだ暑さは厳しいですね。とは言え、朝晩は少しずつ秋の空気が入っているような気がします。いつの間にか季節は移り変わるんだけど、それと並行してオッサンの老化も加速してゆくんだから、さみしくなっちゃう!リンク次の記事>>>「2024年22回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは向こう側」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年22回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは向こう側
    2024年22回目の東京(?)ハゼ釣りはいつもの反対側2024年9月8日。2024年夏シーズン22回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:多摩川【川崎殿町付近】天気:晴れ釣行時間:6時00分くらい(潮位:157cm上げ8分)〜9時00分くらい(潮位:174cmほぼ満潮)中潮釣果:マハゼ100匹くらい(9.5cm〜13.5cm)※カウンター忘れた竿:3.5m(清流X)→2.0m(そよ風)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ボイルベビーホタテ時々アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け早いもので2024年もいよいよ9月に突入。さすがに9月になると、昼間はまだまだ暑いんだけど、朝晩はいくらか過ごしやすくなってくる。そしてハゼ釣りも、いよいよサイズが期待できる時期になってきた。人によって違うと思うけど、ハゼ釣りにおいては、数よりもサイズに重きを置く釣り人の方が多いと思う。たぶん…出来ることならば両方満足できれば一番だけど、どちらかと聞かれればやはりサイズだと思う。ちっちゃいのを数釣ってもすぐに飽きるけど、ナイスサイズのハゼを掛けて、道糸をヒュン!ヒュン!鳴らしながらのやり取りは何度やっても面白いし、コレがハゼ釣りの醍醐味だよね〜本日の現場は多摩川の川崎サイド。多摩川でハゼ釣りする時はいつも東京側の羽田でやってるんだけど、対岸の川崎側でもズラリとハゼ釣り人が並んでいるのを遠くから眺めていた。「アレだけ釣り人が並ぶということは、きっと釣れるんだろうな〜…」アチラも興味はあったけど、今いる羽田でさえオッサンちから遠い釣り場で、ココへ来るだけでヘトヘトなのに反対側なんて大変だな〜対岸とは言え、一級河川の河口部なので直線距離だけでも500mはある。当然、あちら側へアプローチするには橋を渡ってグルリと回り込まなくちゃならない。っという事は、羽田へ来るよりも何kmもプラスされるということでして、んなことやってたらハゼ釣りする前にグロッキーだよ!っと、気持ちを消極的にさせ、今まで実現せずに対岸を眺めるだけだった。しかしあるきっかけで、この未開のハゼ釣り場へ遠征するハメになったのでした。そのきっかけは釣り仲間のY氏。いつものように、釣りをしながらアホな会話を嗜んでいた時。ふと多摩川の川崎サイドの話になり、Y氏曰く「アッチも釣れますよ!型も東京側よりも大きいですよ!」なぬ!?釣れるのはともかく、サイズもBigだと!しかし問題はこのY氏である。そもそもがチャランポランなキャラで、言ってることやってること、どこまで本気なのか良く分からん御方である。この前も釣りを終え水道で足を洗っていると、いつの間にか足のふくらはぎに釣り場に捨ててあったデカい針が突き刺さっていた。普通、刺さったらすぐに気づくだろ!と思うが、この御方は針が刺さっているのを目視するまで気付かなかったらしい。針のカエシまで皮膚の中に入っていたので、医者に行って処置してもらったらしい。他にも釣り場でコケて腕を骨折したり、足をキズだらけにして血まみれになったりと、万事こんな調子なのでY氏の言う事を真に受けて良いのか迷った。でも前から気にはなっていた釣り場だし、アレだけ釣り人が居るんだから釣れなくもないだろうと一念発起で行ってみることにした。問題は、先日の大雨で上流からいろんな漂流物が流れてきて釣り場に堆積しているらしい。釣り仲間が「多摩川は釣りにならないよ…」という情報がチラホラと入っている事。確かに羽田側は船宿などの障害物があるからゴミが溜まりやすいけど、川崎側は何も無いんだから漂流物は流れてしまい溜まらないのでは?っという解釈で遠征決行!本日は潮位的に絶好の多摩川日和だから、行ける時に行っておかないとね!ハゼ釣り場は遠くなりにけり…今朝はちょいと早めに自宅を出発。なにせハゼ釣り場までは1時間弱の長丁場なもんで。チンタラと愛車を漕ぎ、いよいよ多摩川の大師橋を渡る。車では度々通るけど、自転車で大師橋を渡るのは初めてだ。お初だ!この橋は中央の両側に二つの塔が建ち、それぞれ左右に7本ずつ計28本で橋桁を吊る斜張橋で、見た目に特徴のある橋梁。一応オッサンは建築系の学校を出ているので建造物にはちょっと興味があるんだけど、橋の構造なんて構造力学の力の流れそのままの形が多いから面白いよね。よくこんなの作るよな〜ちなみにすぐお隣りには首都高速1号線の高速大師橋がある。ちょっと前、この橋の架替えの大工事がメディアでも話題になった。もう橋の架替えは終わってるんだけど、未だに何かやってるんだよね〜さすがにこのクラスになると、準備も大変だけど、後工事も大変そうだね〜まだなんかやってるいよいよ神奈川県へ上陸。対岸に渡るとすぐに土手沿いへの進入路があったから良かった。なにせ遠いから少しでも無駄足は省きたいところ。気がきいてるね!あとは土手沿いを現場へまっしぐら!って、もうこの次点でゴールは見えてるんだけどね…あとはまっしぐら!川崎側の河川敷は、広大なアシの群生地。こいつはアシと呼んだりヨシと呼んだりするが、同じ植物で『物事の善し悪し』とはこの植物が語源になっているらしい。葦と書いて「あし」にも「よし」にも両方読める。つまりこの漢字には訓読みがふたつあるという面倒臭い奴。正式には「アシ」らしいが、『アシ=悪し』に通ずるので『ヨシ=善し』というのもアリ!という事らしい。ヨシアシどっちでも良いが、水質浄化には大活躍!んでやっと本日のハゼ釣り場へ到着。遠いな〜…さてどこでやろうかな?と見渡すが、もう結構な人数のハゼ釣り人が釣り糸を垂れていた。ムムム…、対岸の羽田なら釣り座は選びたい放題だが、こちらは競争率が激しいな。出来ればなるべく近い上流でやりたかったが、既にズラリとハゼ釣り人が並んでいたので下流方面へ。少し走り、やっと釣りが出来そうな隙間を見つける。東京側はコンクリート護岸でギッチリ固めてるんだけど、神奈川側は草がボウボウに生えたいわゆる土手で、下に降りるには草をかき分けてのアプローチ。やっと釣り場に到着。やっと着いたよ!河川沿いはコンクリートで固めてあるので釣りはし易い。足場は良い。落ちなければね…しばし風景を眺める。いつもは羽田側なので新鮮な風景。こんなふうに見えるのか〜対岸にはいつも釣り糸を垂れている船宿「えさ政」さんの船が見える。いつもはあんな所で釣りしてるのか…しばらく感傷に浸りつつ、ハゼの釣れ具合をチェックするが、あまり竿が上がってないな〜っていうか、羽田には居ないルアーマンが居るし、ルアーマンではないが投げ仕掛けで置き竿をしている釣り人もチラホラいる。ん〜?アレってハゼ釣りしてるんだよね?いつものハゼ釣り場でも、投げでハゼ釣りしている人を見かけるが、狙いがあってやってるか全くのド素人かのどちらか。コチラでは常連っぽいのが投げの置き竿でやってるんだけど…まぁいい…、オッサンはいつもののべ竿で勝負じゃ!まずは3.5mの竿を取り出す。なにせ初めての釣り場で右も左も分からないので、広く探れる長竿で様子をみる。まずは3.5mの竿から仕掛けはいつものミャク釣りで、餌はベビーボイルホタテとアミエビを持ってきた。ハゼも大きくなってきているからアミエビ餌でも針掛りは良いハズ、ハズ…メインはホタテだけどねまずは信頼のホタテ餌をセットしまして。やはりホタテ餌からですな!さぁ、ハゼ釣り開始じゃ!と護岸に仁王立ち。1番手前の水深は50cmくらい。ホタテ餌の耳とかの貝柱以外の不要な部分を水に捨て、ハゼがソレに反応するか見てみるが、落としたホタテが微動だにしないから手前にハゼは居ないのかな?全くの無反応だと少々不安になる。この潮位でもそれほど深くないまずは第一投。着水し、スーっと落ちて軟着底。3.5mの竿を使って真正面に投げているけど、水深は1mくらいかな。やはりこの釣り場は緩い駆け上がりになっているようだ。スンスン…と誘うが、何も反応なし。そのまま手前まで誘ってみるが生命反応なし!角度を変えて落とすが、誘っていると根掛かって仕掛けをロスト…マジかよ!?水底の其処此処にゴロタ石が見えるから、ズル引きすると根掛かる可能性も大か。あまり引きずらないように誘わなくちゃだわ!っというわけで、ズルズルと引いてくる誘いではなく、オモリをパタンパタンと起こりたり倒したりや、道糸を左右に大きく振ったりと餌を揺らす誘いに切り替える。すると、ツン!と小さくアタって来た!やっとかよ!そのアタリ方からどうみても小ハゼなんだけど、まずは釣り上げるとやっぱりだった。まぁ、このサイズだよね…いつものように無意識にカウンターを押しまして…っと思ったら空振り。あ!カウンター忘れた!!まぁいいや。なんとなくのボリュームで、なんとかなるだろうて…次も全く同じスポットに落とすと、またしても小さなアタリで小ハゼが上がる。全然良型やないやんけ!!やはりY氏からガセネタつかまされたか!?試しに沖方面ではなく、手前の護岸のヘチに落としてみる。チョンチョン!と誘っていると、いきなり竿先をひったくるようなアタリで上がってきたのはまぁまぁサイズ。このサイズなら合格!もしかしてハゼは手前に居るの?っと手前狙いに切り替えると次も同じナイスサイズが上がってくる。ココって手前狙いじゃん!すかさず、竿をジョブチェンジ。手前に居るじゃん!取り出しましたるは、2mの「そよ風」この竿は軟かい竿なので、ナイスサイズ相手だと面白い。楽しい釣りになってくれ!2mの竿だとけっこう短くて、立ちながらだと足元しか狙えないので、座り込んでのハゼ釣り。座って楽ちん!何ヶ所か探っていると、やはり手前で良型が上がってくる。良いね〜!とは言え、けっこう探らないとアタって来ないし、同じスポットでの連打が続かない。自分の位置からアタって来るのはせいぜい数か所だけで、通常は単発で、連打しても3〜4匹が良いところ…う〜ん、ハゼは群れてないらしい。なので、小移動をしながら拾ってゆく感じになるんだけど、問題は釣ったハゼの保管場所。本日は羽田釣行と同じように水汲みバケツとビクの両方を持ってきている。水汲みバケツに釣れたハゼをどんどん入れるんだけど、そのままだと酸欠と水温上昇でハゼが昇天してしまうので、ある程度バケツにハゼが溜まったら、水中に沈めたビクに移し替える。なんだけど、このビクが流されないように固定する場所がココには無い。対岸の羽田ではそこら辺のストラクチャーにロープで結んでたんだけど、ここにはな〜んも無い!しょうがないから最初は水汲みバケツに括り付けてたんだけど、これだと小移動の度にバケツとビクを一緒に持ち歩かなきゃならない。すこぶる面倒臭かったので、そこら辺に落ちていた枝を地面にぶっ刺し、ソコにビクをロープで固定した。こんな調子だもんで、いつ何時ビクごと流されてしまうか心配だった。しかも、大雨の影響で上流から浮遊物が流れてきて、このビクにつかえてゴミが溜まってゆく。当然、ゴミが貯まるにつれて抵抗力が増えるので、ぶっさした枝がいつ抜けてもおかしくない。なので、チラチラとビクをチェックしながらのハゼ釣行。上流からまとまった浮遊物が流れてくると、すかさず基地に戻ってビクを救出。こんな調子なもんでハゼ釣りに集中できない。なので、釣れてくるのはウロハゼとかシマハゼとかの外道が上がってくる。こっちでも釣れるウロハゼ君あっちでは珍しいシモフリシマハゼ面倒臭いな〜…ブツブツ言いながらハゼ釣りを続けるオッサン。とは言え、そこそこの良型ハゼが道糸をヒュンヒュン鳴らせて上がってくるから楽しくもある。道糸ヒュンヒュンサイズ!ず〜っと気になっていた事をお隣りの常連らしきオジジに聞いてみた。「沖に投げているのもハゼ狙いですか?」「んだ!ここは水の流れが早い時は手前では釣れねぇ〜べ。んだはんで、沖の方が釣れるべっちゃ!もう少しすると釣れるようになるだっちゃ!」と東北訛りで説明された。なるほど、だから投げ竿でやってる常連も多いんだ!んだっちゃ!んだっちゃ!相変わらず小移動を繰り返しながら拾い釣りなんだけど、まぁ、どこが釣れるとか釣れないとかは無くて、どこでも釣れるし釣れないしといった塩梅。しかし、ここのハゼはおちょぼ口か!?ツン!と小ハゼのアタリで何度もしつこく同じスポットを攻めても、アタっては来るんだけど針に掛からない。どんだけ小さいんだよ!と釣り上げてみると、良型ハゼだったりする。その魚体で餌の端っこをついばむんじゃなくて、男らしくバクっと来いよ!バクっと!!このサイズでおちょぼ口かよ!特にアミエビ餌を使っている時は、とにかく針に掛からなかった。アタるんだけど、掛からない。端っこを突いてるんだろうね…もしかしたら、ここのハゼはかなりスレてるのかもね。だから、沖狙いの置き竿でゆっくりしっかり喰わて釣るのかな?と思わなくもなかった。釣り人もそこそこ多かったので、ひと通り探れる範囲を終えたところで納竿。カウンターを忘れたので正確には分からないけど、3時間で100匹ちょっとって感じかな。ピンボケで申し訳ないっす!釣りを終え、自分だけの反省会をしながらひと休み。おやつはオッサンの最近のお気に入り、カップ羊羹。美味しいよ!Y氏の言った通り、サイズはけっこう良かったな〜12〜13cmクラスが6割くらいで、元気が良いから針に掛けると道糸をヒュンヒュン鳴らしてくる。ただ、ここでは僅かなアタリ見逃し厳禁なので、長竿だと厳しくなるか?4.5mの竿だとアタリが分からないかも知れないな〜あと、おちょぼ口の分際で、餌は大きめに付けないと喰ってこない。他の釣り場ならまだ喰ってくるサイズの餌でも喰ってこない。そのくせ、ハリ掛かりしづらいんだから性格悪いよね〜もしかしたら、イソメ餌ならその形体から、いい感じに針に掛かるかも知れないですね。機会があったら実験してみようと思います。しかし、お隣りのオジジには「もう少しすると釣れる」のもう少しは来なかった感じ。しょうがないよね〜、自然相手なんだから。でも、沖の置き竿+手前のべ竿でも良かったのでは?少なくともオッサンは釣れていたんだから、その時々に合った釣り方をするべきでは?まぁ、ど〜でも良いんだけどサ!ちなみに、釣り場の近くには『殿町第2公園』があります。決してキレイとは言えないトイレも完備。無いよりはマシ水道もあるから釣りが終わった後片付けもバッチリさ!水道も完備やっぱり、出来る限り早くちゃんと真水で洗いたいじゃん!帰宅してからなんてやりたくないしね〜問題は水道の出がチョロい…ドバー!っと出ないからイライラするぜ!水の出がチョロ過ぎない?節水?展望台もあるでよ!公園脇にはコインパーキングもあったから、車ではこちらの駐車場が至近かな?まぁ、そこそこは面白かったけど、「また行くのか?」と聞かれると答えに窮するかな…釣れなくはないが、釣れるとも言い切れん!オッサンが釣り糸を垂れたエリアは下流サイドだったから、釣り人がズラリと並んでいた上流サイドなら、また違った釣り味なのかも知れませんね〜どちらにせよ、とにかく遠いぜ!どこも釣れないよ〜っというなら、最後の選択肢になるかも知れないが、あそこまで遠征しておきながら「やっぱり釣れませんでしたぁ〜」もキツイな〜最後に、川崎側でハゼ釣りしてたからと言って、「東京ハゼ釣りじゃないじゃん!」というつまらんツッコミは無しで!次の記事>>>「2024年23回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは強風の中」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度19回目のハゼ釣りは早朝の追跡者
    2023年19回目のハゼ釣りは朝っぱらからおいかけっこ2023年9月3日。2023年19回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:多摩川【羽田付近】天気:晴れ釣行時間:6時00分くらい(潮位:199cm上げ9分)〜10時00分くらい(潮位:146cm下げ5分)中潮水温:27℃釣果:マハゼ130匹(6.5cm〜12.5cm)竿:2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:1号ナスオモリエサ:ベビーボイルホタテ時々アミエビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け2023年もいよいよ9月。心なしかお盆明けてから東京の空気が変わった気がする。暑いは暑いんだけど、7月から続いていた地獄のような暑さではなく、そこはかとなく秋っぽい空気になってきたような…なんでも東京は、8月は31日連続で真夏日だったらしい。つまり8月は全て真夏日だったということで、これは観測史上初めてだったらしい。東京都心は本日午前7時30分過ぎに気温が30℃に達して、今年72回目の真夏日となったようだ。コレで統計開始以来、年間の真夏日日数の最多記録を更新。今年の夏は、7月10日に今年初の最高気温35℃以上の猛暑日になって以来、8月8日に猛暑日日数の歴代最多を更新し、昨日までの猛暑日は22日間。などなど、2023年は数々の記録塗り替えてたようであるが、来年は記録更新しないよう願わずにおれない。しかし!今年の暑さは異常だよ!!このように、昨今は地球規模的に様々な気象災害が発生しているが、何事もバランスを取ろうとするから、今は一時的に混乱しているが、きっとどこかで落ち着くんだと思うし、そう思いたい。人間が地球環境を少々破壊したのは、そうかもしれんが、地球側にしてみれば上っ面の一部でちっぽけな生物がなんかやってる程度だろうて…まぁ人間だけが被害を被るだけでなく、他の生物を巻き込んでいるのは申し訳ないが、地球にとっては蚊にさされた程度で、痛くも痒くもないと思うよ!まぁ、多少は痒いかもしれんが…という訳で、恐らくは暑さのピークは過ぎた感じの今朝早朝。ちょっと涼しくなった空気を満喫しつつ、向かうは多摩川羽田ポイント。本日のハゼ釣り場は先々週に引き続き、多摩川遠征でございます。チンタラ愛車を漕いで40分ほどの道のり。車なんてほとんど動いてない、日曜日の早朝。一応、早く現場に到着したいので気は急いている。だもんで、信号無視や一時不停止、通行区分違反etc、etc…、極悪非道の運転で、街中を我が物顔で闊歩するオッサン。昨今は自転車運転違反でもしょっぴかれるようで、国家権力もようやく重い腰を上げるようである。まぁ、ソレはソレで良いことなのかもしれんが、日本人はおしなべて自転車違反への意識が希薄なのは否めない。っという訳で、オッサンも適当な自転車運転だ。車が全く通過しない道路で、いちいち信号なんぞ守ってられっか!の身勝手運転だが、日本国民のほとんどがオッサン的な発想だと思う。※ちなみに自動車運転の時はチャンとしてますよ!チャンとね!!ある一車線道路をいつものように信号無視してやったら、ちょうどバッドタイミングで、コンビニの前に居た自転車のお巡りさんを発見!確実に目が合った!そしてお巡りはマイチャリンコにまたがり、オッサンの方を凝視しながら、こちらに向かってくるではありませんか!?”コレはちょっちマズイかな…”身の危険を感じたオッサンは、素知らぬ顔で角を曲がるとダッシュ&ターンでお巡りの視界から消える。物陰に潜んで息を殺していると、拳銃に手をかけたお巡りが通過していった…お巡りの後ろ姿を見送り、うまく撒いたオッサン。危険は去った。まぁ、オッサンの思い違いで、あのお巡りの行動もただの偶然かもしれないが…しかし、同じ信号無視にしても、真っ昼間の片側3車線道路をぶっちぎるというなら分かるが、こんな車も通らない早朝の狭い道の信号無視でしょっぴくかね?他人様に危害を及ぼす行為ならともかく、この場合は誰も困らんだろ?国家権力も、TPOをわきまえて警らにあたって欲しいものだ!ちなみに、自転車の信号無視は、3月以下の懲役又は5万円以下の罰金でございます。オッサンの場合は、家族が罰金払ってくれそうもないので、ブタ箱で臭い飯を食わされるんだろうな、3ヶ月間も面会無しで…っという訳で、早朝からcatch and run(おいかけっこ)を楽しみ、すっかり汗だくのオッサン。現場の羽田に到着する頃には、本日のエネルギーを半分消耗していた。釣り場には既に5人ほどの大盛況なハゼ釣り人がいた。今日もハゼ釣り人少ないね〜本日もここ多摩川羽田の『えさ政』さんポイントが中心。今現在はほぼ満潮で潮止まりな時間帯だから、最初は少々厳しいかもしんまい。満潮時間なもんで前々回に爆跳した謎の老人ポイントからスタートしたいところだが、少々問題があって、まずはズレたアタリから始めることにする。本日の竿は2.1mのなんちゃって『行雲流水』『行雲流水』と『彩峰?』の合体竿仕掛けはいつものハリス3cmの胴付きミャク釣り仕掛けなんだけど、ペイントしたオモリを頂いたので、せっかくなので使ってみます。釣具屋では何かと着色系のオモリを売っていて、見た目にも派手で釣れそうな気配を漂わせているが、オッサンの経験上、色を付けたからといって釣れるものでもない。好奇心旺盛なハゼは、派手な色のオモリを突いたりするんだけど、単にソレはソレだけの話で、釣れるのとは別の話である。せっかくの頂きものなので使ってみます餌はベビーボイルホタテとアミエビだけど、釣れ方によってどうなるやら…ハゼのサイズが小さかったり、喰い方が浅い場合はホタテだけになるし、良型クラスが入れ喰いならアミエビも使います。アミエビを消費できる釣れ方を期待!水温は27℃で、今期初めて前回よりも水温が下がった!いよいよ秋近し!かな?準備完了にて釣り開始。コンクリート護岸の縁に座って釣りするんだけど、潮が高いので、オッサンの長いあんよが水に浸かる。サンダル履いてきて良かった!とにかく動け!んだば釣りスタート!ス〜っと仕掛けが落ちて即アタリが!?という事は全く無くて、本日も最初のアタリが遠い…いくら誘っても、角度を変えて入れ直しても、生命反応は全く無し!「あ、今日はマズイな…」と、開始5分で気不味いムード。今現在は満潮の潮止まりだから…という見方も出来るが、まぁその理由も無きにしもあらずだけど、ハゼ釣りの場合は、潮に関係なく、喰い気のあるハゼの目の前に餌を落とせば喰ってくるだけ。なので、アタリが遠いということは、ハゼにやる気がないのか、ハゼが散っているのかのどちらか。しかし、このアタリの遠さは如何ともし難いぞ!この潮位ならハゼは絶対目の前にいるはずだから、単にハゼのやる気の問題か?っという訳で、コマセ作戦を実行する。コマセ作戦とは?ホタテをかなり大きめに針にセット?そのままホタテ全体を指で強めに潰す?目当てのポイントへ投入!?着底したら、強めにブルブルと竿を振動させる?その振動で針が暴れ、ホタテがバラ撒かれるこの『コマセ作戦』はど〜してもアタらない時にやることがあるんだけど、使いどころがかなり限定的なので、実はあまりやらない。実行する時とは、ハゼは居るんだけど口を使わず、更にそのエリアにハゼを集めたい場合。障害物とかがあったり、ハゼを散らしたくない場合に使うことがあります。何度も使う技ではなく、最初の一匹が釣れたらもうやらない。っというのも、こんな事しなくても、最初のハゼが餌を喰って針掛かりし暴れてくれれば、ソレが釣れ出すきっかけとなってくれるから。魚って不思議なもので、針掛かりして暴れると、ソレに釣られて周りの魚が寄って来るんですよね〜人間の立場で考えれば、釣られて危ないから逃げよう!と思うんだけど、魚の場合は餌を食べたいのか?何事かの好奇心からなのか?集まってくる。なので、最初の一匹が暴れることによって、「クォマセさくせぇ〜ん!(ドラえもん風に)」なんぞやるよりも余程効果がある集魚をしてくれる。っという訳で、コマセ作戦で釣れてしまった残念な最初の一匹。ビックリしたのか、恥ずかしかったからか、釣り上げたコイツは硬直してしまい、身体が曲がったままだった。死後硬直?生きてるけど…一匹釣れればコッチのもの!と思ったが、そう甘くもなく、3匹ほど釣り上げるとまたアタリが遠のく…んで次のホットスポットを探すんだけど、無いんだよね〜なので、釣り座ごと動かなくてはならない。前回もお話したんだけど、この釣り場は平坦なコンクリート上から釣り糸を垂れるので、常連と思われる方は折りたたみ椅子持参で釣りしてたりする。椅子に座っちゃうと動くのが億劫になるので、フットワーク良く釣りをしたいオッサンは椅子は持ってこない。そもそもが荷物になるしね。この釣り場の時は釣ったハゼを入れるビニールバケツの他、狭いバケツに入れておくとハゼがグロッキーになってしまうので、ズックビクを水に沈めておいて定期的にビクにハゼを移してます。なので、この釣り場に来る時は荷物が多く、とても椅子なんぞを持ってくる余裕はない。ちなみに、本日はいつもテナガエビ釣りで使っているソーラー式エアポンプ『おひさまの力(ちから)』を持ってきた。ある程度バケツの中にハゼが貯まると、夏の熱射で水が熱くなるのか、酸欠になるのか知らんが、ハゼがバケツから脱走する。脱走したハゼにすぐに気づけば拾って再び収監になるんだけど、時には多摩川へお帰りになる。まぁ、それでも別にいいんだけど、看守側としては脱走は気持ちの良いものではないので、少しでもハゼ様により良い環境を!のつもりで。ソーラーエアポンプ『おひさまの力』コレでハゼ様もご機嫌に!んでハゼ釣りの塩梅はと言うと…相変わらず数匹釣ったら、次の場所へ!とチョロチョロせざるを得ない状況。どうやらハゼが群れてなくて、まばらに散っているらしい。群れのサイズも本当に適当で、10数cmが釣れたと思ったら、すぐに小ハゼになったりする。このクラスが釣れた直後に、コレだもん!まぁ、このパッとしないハゼ釣りも、満潮から下げ潮になれば前回のような爆釣になるだろうて…という期待がお慰みの全てで、それまではその時を今か今かと耐え忍ぶばかりである。本日は、一ヶ所に陣取って粘ればなんとかなるという釣りではなくて、自分の定位置からアタらなくなったら即移動を繰り返す、フットワークの軽い釣りじゃないと数が上がらない。なので、ひたすらにチョロチョロ動き回る。とにかく動いて喰ってくるハゼを探すしかない。釣れればそこそこの型こんな時はやはりホタテ餌の方が釣れるんだけど、せっかくアミエビも持ってきてるので使ってはいる。前回お話した、背中が丸まっているエビと伸びたエビの針掛かりの違いで、丸まっているエビの方が掛かりが良いという話。丸まってるエビの方が釣れる!とは言え、丸まっているエビを厳選するのも面倒臭いし、そもそも半分くらいは伸びているエビなので使わない訳にもいかない。なので、ひと工夫。単純に伸びたエビの頭をカットすれば、針掛かりが向上したというだけ。頭をカットすれば使える!実はアミエビ餌の方が釣れるハゼが良型だったりするから、できればアミエビも使いたいんだよね〜アミエビ餌の方がハゼの型が良い朝はそこそこ気持ちが良かったが、さすがに日が昇ってくると暑くなってくる。しかし、本日のハゼ釣りはどうにもくすぶっているので粘る人もいて、この暑さの中、5〜6人くらいは頑張っている。一応、オッサンも粘ってはみたものの、潮位が低くなり、アタリも更に遠のいたので納竿。4時間で130匹とノルマはなんとか…なんとか1即は超えたけどね…しかし、今日は動いたな〜前回みたいに、潮が動いて良型爆釣の巻き返しを期待したんだけど、ダメだったな〜ずっと同じチョロチョロペースで釣れるだけだった。釣れなきゃ〜足で稼ぐのが釣りの基本。でもこの釣り場は水面まで高さがあるから、立ってるとやりにくいんですよね〜なので座り込んでの釣りになり、必然動くのが億劫になる悪循環…しかし、ここで立ち上がるのが真の勇者である!ダメで粘ってもひとつも良いことなし!さぁ立ち上がって次のハゼを見つけましょう!その繰り返しが結果になり、あなたの釣りを満足させます。たぶん…まぁオッサンの場合は尻が熱いから、我慢できずに立つんだども…直射日光のコンクリは熱いぞ〜追伸、本日の『大井ふ頭中央海浜公園』は爆釣だったらしい。まぁ、いつもこうなんだよね〜オッサンはハズレくじを引くことが異常に多い…「もう釣れすぎて途中でハゼ釣り止めちゃったよ!」大井ふ頭でハゼ釣りしていたO氏とH2氏からの報告に、「コレがチャレンジ!」と虚勢を張るのが精一杯なオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度20回目のハゼ釣りは手強い見釣り」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2023年度25回目のハゼ釣りは玉砕の多摩川
    2023年25回目のハゼ釣りは玉砕の多摩川2023年10月1日。2023年25回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:多摩川羽田付近→【秘密の花園2】天気:曇釣行時間:6時00分くらい(潮位:218cm満潮)〜10時00分くらい(潮位:116cm下げ6分)大潮水温:26℃釣果:マハゼ44匹(9cm〜15cm)竿:2.1(行雲流水と彩峰?の合体竿)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けまぁ、なんですよ…ご覧の通りの釣果でございまして…こんなトホホなハゼ釣りしておきながら、ここで御託を並べるのは恥ずかしいし、みっともないし、そもそも許されざる振る舞いだろう。とはいえ、こちとらもお客様商売。しかし、どういうハゼ釣りすりゃ〜世間様は納得してくれるのだろうか?数釣り、型狙い、(オッサンの)裸踊り、美人を登場させたライバーで投げ銭狙い…etc、etc人それぞれに求める事柄が違うので一概には言えないが、ハゼ釣りがテーマなら、やはりハゼが釣れないと一顧の価値もないだろうて。釣れなかったとはいえ、決してゼロではないので、いつものように頑張って尾ヒレを付けていく所存でございやす。そもそもが釣り人の話なんぞは、尾ヒレどころか、背ビレ、尻ビレ、胸ビレ、腹ビレなど、ありとあらゆるヒレが熱帯魚のロングフィン種なみにビラビラに付属するのでありまして…無い話を作るのは嘘になるからダメだけど、1の話を100に広げるのはご愛嬌って感じで許してくださいって、せめて10程度に抑えとけよ!って感じですかね。本日から10月に突入。2023年夏シーズンのハゼ釣りも、いよいよ終わりの香りがたちこめて来ました。2023年の数釣りはパッとしなくて、コレも過去最高の暑さのせいカモしれませんね。暑いんだから、夏のハゼ釣りが長く続くという考え方もできるかもしれませんが、どうもそう単純でも無いようで…例年の今頃になると、ハゼもそろそろ深場へと移動し始めるので、だんだんと釣れなくなってくる。短いのべ竿を使った浅場でも釣れなくはないけど、ほぼ小ハゼばかりしか釣れなくて、良型狙いとなれば、長竿とかリールを使って深場狙いとか、局地的にある条件の制限時間内だけで良型が釣れたりと玄人好みの釣り物になる。もっと本格的に寒くなってくれば穴釣りになるんだけど、まだ寒いとは言えないこの時期はハゼ釣りには中途半端で、数も型もたいしたことがない。ハゼ釣り人たちは、「先週、あの釣り場では良型が入れ喰いだった!」という噂に一縷の望みを託しては、あっちの釣り場こっちの釣り場を右往左往するのがこの時期。そんな有象無象の一員でもあるオッサンも本日は多摩川へやって来た。もしかしたら多摩川での数釣りも今期はラストになるかも知れない、というメランコリーな気持ちが無いわけでもなかった。本日は朝方が満潮だから多摩川行きを決めたんだけど、大潮だから、潮が動き出せばアッという間に潮位が下がるので、スタートダッシュが肝になる。6時に現場入りするとして、9時までの3時間で勝負する感じになる。頑張って早起きの努力はするんだけど、たいていはいつもの時間に目が覚める。半分居眠り運転で40分程の道のり。多摩川へ出ると思ったよりも風が強くて、水面が波打ってて釣りづらそうだった。現場に到着するが、ハゼ釣り人は少なくて、その中に懐かしのH氏が釣り糸を垂れていた。ハゼ釣り人が少なくて風が強いな〜サツを交わしハゼの塩梅を伺うが「まだ来たばかりだけど、アタリが遠い…」らしい。むむむ、厳しいか…でも今期のハゼ釣りのスタートは難しい事が多いから、そのうち釣れるっしょ!とこの時まではお気楽に考えていた。オッサンも釣りの準備。潮位が異常に高いので、当然ながら短竿からのスタート。もう足元まで水が来てるくらい竿は数釣りを期待して2.1mのいつもの合体竿。なにげに一番数釣ってる竿餌はベビーボイルホタテのみ。本日はスタート勝負なので、喰い&針掛かりが一番信頼できるホタテ一択。仕掛けはいつもの胴付き仕掛け。まぁ、コレは一年中変わらんな水温は26℃とちょっと温かめ。今日は温かいな今期3度目の多摩川釣行で、前の2回はいずれも2束超えをしているので、当然ながら本日も目標は2束に設定。そもそもが本日は先週ハゼが釣れなかった八つ当たりに来ているので、コレくらいは釣らないとね〜さぁ、本日も爆釣じゃ〜!で仕掛けをブン投げる。んでいつものようにアタリが無い…スンスン…と誘ってみるが音沙汰が無い…いろんな方向に入れ替えてみるが、な〜んの生命反応も無い…あ、マズイな…別に良いんですよ、アタって来なくても。否、正直言うと良くはないんだけど、どこかしらでハゼがアタックしてくるスポットさえあれば、結果的にはなんとかなります。だども、このどこに落としても無反応のこの状況はマズイ…見えないけど、ハゼは絶対にいる。こちらが思ってるよりも、うじゃうじゃいるハズ。問題なのは、喰ってこないこの状況。今現在はほぼ満潮で、潮が動き出すのは約2時間後。恐らくは潮が動き出せば、ハゼも反応してくるかもしれないけど、大潮で動けばアッという間に釣りができなくなるほどに引くからな〜っとういわけで、釣り開始5分でせめてもの1束と目標を下方修正。ところが、それも怪しい状況になってきた。やっとアタっては来たんだけど、どうみてもダボハゼの感触。んで粘って掛けてみたがやっぱりダボ。小移動を繰り返しながら、ハゼがアタって来るエリアを探すんだけど、反応が薄い…時おり、交通事故的にハゼが釣れるが、本当に一匹つづで群れで喰ってこない感じ。忘れた頃に釣れるんだけど…近所で釣ってるH氏やMR氏もダメらしく、目が合うと首を横に振るばかり…果たして、この状況で潮が動くまでココで粘れるのか?自問自答を繰り返すが、いよいよ決断の時。釣り場を移動じゃ!ちなみにこちらでは、一時間でわずか10匹なのでした。ここまで釣れないとは…適材適所頭の中で釣り場候補がいくつか挙がるが、ここは確実に結果を出したいところ。なので、目指すは【秘密の花園2】こちらは基本的には穴釣り場なんだけど、もうそこそこに釣れてて、上がれば良型が期待できる釣り場。【秘密の花園2】まで行ったら後戻りは出来ないので、背水の陣の覚悟でございます。チンタラ移動して、【秘密の花園2】に到着すると、この釣り場の主S氏とMT氏がやっていた。聞けば5時半からやっているとの事で、こんな辺境の釣り場でこの覚悟は恐ろしい。S氏はほぼこの釣り場専門で、ハゼ釣り実況を動画で配信している。動画の世界もいろいろあって、自らが撮影し、声も入れるナレーションタイプがいれば、ナレーションは文字テロップを入れるタイプなどなど。S氏は自分で撮影&ナレターも自分の、かつぎワンカメMC入りタイプ。声に出してハゼ釣り実況してるもんだから、動画撮影中という事情を知らない周りのハゼ釣り人からは怪訝に思われたりする。S氏も恥ずかしいらしく、普通の釣り人が来ないこんな辺境の釣り場を自分のホームグラウンドに選び、思う存分ナレーションしているらしい。んでハゼの塩梅はと言うと、こちらも厳しいらしい。はぁ〜、コッチもかよ…そうだよな〜、どうみても釣れる状況じゃないもん。こちらの釣り場は岩と岩の隙間を狙う穴釣りになるんだけど、そもそも水が濁りまくってて狙うべき穴がよく見えんぞ!恐らくは、ちょっと前に降った雨の影響かな…穴が見えないんですが…とはいえ、もうここまで来たら後戻りはできない。やるしかないのである。んで、問題なのは水の濁りだけにあらず。本日は穴釣りなんてする予定は微塵も無かったもんだから、その用意はしていない。オッサンの通常仕掛けは、道糸0.8号でハリスは0.6号、針に至ってはスレ針の袖1号だ。普通のハゼ釣り人よりは、糸が細く針も小さいライトハゼ釣り仕様。コレが穴釣りだと道糸1.5号でハリス1号、針はスレの袖4号と少々ごっつくなる。ハゼが良型大型狙いになるのと、岩で道糸が擦れたり、根掛かりでブンブン引っ張ったりするから強度が必要になるから。まぁ、ハゼはまだ大型とは呼べないサイズだからまだしも、根掛かりすると道糸が一発で切れる可能性大。だもんで、小さな穴は根掛かり率大なので、できる限り大きめの穴で勝負することになるが、そもそも穴がマトモに見えないもんだからどうなるやら…っという問題がグルグルと頭を巡るが、なんの道具もないので問題解決のしようもない。大移動の体力回復と、煮詰まった頭をクールダウンするためにエネルギー補給。いただき物の羊羹で一服よ〜く目を凝らしながら、なんとなく穴っぽいところを手探りで落とす。スルスルと深めの穴だとすぐにアタりあり!上がってくるのは案の定のコイツ。いつでもどこでも元気だね!まぁね…、穴釣りだと特にダボハゼとマハゼのアタリ方の違いがハッキリするもんで、アタった瞬間にダボと分かるとガックリする。とは言え、良物件に限ってコイツが同居してるもんだから、さっさと釣り上げて排除し、次のマハゼのアタリに備える。スルスルっと落として、スンスンと餌を動かして誘うと…またしても、ダボハゼが喰ってくる!お前はいらんのじゃ〜!っと遥か沖に遠投。この行為は、決してダボが嫌いなわけじゃないんですよ!手前にリリースして同じ穴に潜られると困るからです。かと言って、好きでもないけど…気を取り直して、三度スルスル落とすと、またすぐに喰って来る。今度は少し遅く・大きく・重い、間違いなくマハゼのアタリ方。少し喰わしてたら、しっかり完食しやがってエサが無くなっていた。次で掛けちゃる!と今度はアタリに即アワセで上がってきたのは、穴ハゼにしては小さいが、今日は贅沢は言ってられん!とにかく今日は釣れればOKまだ穴釣りのシーズンではないから、ハゼが穴に入りきってもいないし、ひとつの穴から何匹も釣れるわけでもない。ひとつの穴からは、良くて数匹程度しか釣れない。しかも、多くの穴のファーストアタリはダボ野郎だったりする。ダボにめげずにしつこく攻めれば、やっとハゼが喰ってくる事も多い。まだ小さいけど、釣れればヨシ!しかし、本日は仕掛けがマズイ…やはり穴釣りVer.の仕掛けじゃないと厳しいな〜ちょっとでも根掛かりすれば、ほぼ間違いなくオモリの上で道糸が切れる。なるべく大きめの穴を選んでいるが、やはり小さい穴の方が良型が潜んでたりするもんだから、見逃すという訳にもいかない。一発で仕留めれば良いんだけど、空振っての根掛かりは痛い…もう一つは針が1号と小さいから、付けるホタテ餌のボリュームが小さくなり、ハゼへのアピールが弱くなる。後は、今日は風があって波立っているから水が終始揺れてて、その揺れでホタテが針から自動的に外れることも多発。知らないで、餌もないのにボケ〜っと釣り糸垂れてて、時間のムダも多かった。挙句の果ては、小さいとはいえそこそこサイズのハゼだから、ごっくん針ごと飲み込まれてしまう。まぁ、1号針でそこそこ大きいハゼに針を飲まれても昇天してしまう事は無いけど、やはり針が飲まれるのは釣り人としては未熟を痛感する。針を飲まれる理由はもうひとつあって、穴釣りの場合は、アタリに即アワセだと空振る事が多いので、必然、少し喰わせることになるから。そんな訳で、本日は根掛かりロストが多発し、しょっちゅう仕掛けを作り直したり、飲まれ針を外したりと無用な時間ばかり取られていました。最後は持ってきた針が全て無くなり納竿。【秘密の花園2】では3時間で34匹とトホホな釣果なのでした。もっと釣れても良かったけど…最大サイズは15cmやはり、穴釣り仕様のアイテムじゃないと釣りにならないですね。本日は、道具の適材適所の必要性を痛感しました。特に穴釣りの時は良く言われるんだけど、オッサンはハゼ釣りの時はカエシの無いスレ針を使ってます。この理由は、カエシがあると釣れたハゼから針を外す時に力を入れるから指先を痛めるのと、ハゼを傷つけるから。「スレ針だと掛けたハゼが外れる」とも言われるけど、オッサン的にはそれは気にしていない。外れる奴はカエシがあっても、外れるんだと思います。そしてコレが一番の理由なんだけど、スレ針を使うことによってハゼに逃げる猶予を残しているんです。釣りとは魚側にとっては命がけ。まぁ、リリース前提のゲームフィッシングとかは例外ですが、【釣られる=死ぬ】というのが前提。片や、人間側は命を掛けているわけでは無い。中には命がけでハゼ釣ってるぜ!な人もいるかも知れませんが、ほとんどの人は命まで削ってません。一方は命掛けで餌に喰い付き、もう一方は完全な安全圏でのお楽しみ。このように釣りとは不公平で理不尽だけど、コレはどうしようもない事実。ならば少しでも魚側に有利な条件を持っていこう!という気持ちがあるので、オッサンはスレ針を使っています。正直、思いますよ!特に穴釣りで大型を掛けてやり取りしているうちに逃げられて「カエシが付いてれば上げられたな…」と。とても悔しいですが、そのハゼが次の世代に命を繋られれば、ソレで良いと思ってます。「んなキレイ事言うなら、釣りなんぞするなよ!100匹だの200匹だの言ってないで、最低限の数で止めとけよ!」そのご意見、ごもっともでございやす。そうは言っても、釣り人とは釣れるだけ釣ってしまう無分別な人種なので、ご勘弁願います。申し訳ないです。っという訳で、本日の釣果は合計で4時間で44匹と2束なんて夢のまた夢=A dream after a dreamである。もう釣りから帰る途中なんて、悶々としてストレスフルなオッサン。釣り途中に大井ふ頭でハゼ釣りしていたH2氏からの連絡。「今日はけっこう釣れたよ〜!型もそこそこ良かったよ!!」こんチキショ〜!またハズレ引いちまったぃ!!しかしコレで良いのである。安パイで結果が見える釣り場だけで釣って何が面白い?ぬるま湯に浸かってそれで満足か?チャレンジしないで何が人生だ!そう自分に言い聞かせるのが精一杯なオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度26回目のハゼ釣りは千葉県の外房遠征」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年テナガエビ釣り開幕でございます!
    2024年多摩川テナガエビ釣り開幕!2024年4月26日2024年第一回目のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:晴れ釣行時間:9時00分(潮位108cm下げ4分)〜10時30分(潮位45cm下げ7分)中潮釣果:7匹(12cm〜17cm)竿:「GR愁渓」2.1mと「清滝」2.1m道糸:フロロカーボン2号ハリス:ナイロン0.8号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:発泡スチロールの玉浮きオモリ:中通しマル0.8号エサ:ミミズ(自己調達)仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛け本日、いよいよ多摩川テナガエビ釣り開幕でございます!「ハァ!?なに言ってんだコイツ?」と思った方は、正解です。本日は花金とは言え平日でございますが、例のごとく、夜勤明けの代休をとっての平日釣行。夜中まで仕事してたんだけど、平日に釣りなんぞの贅沢はなかなか出来ないので、身体にバラ鞭打って出撃。数時間しか寝てないから、身体はダルいし、脳ミソはポワンポワンだ。釣り場に向かって愛車を漕いでると、ちょうどよい時間帯で、これから通勤通学の人々とすれ違う。サラリーマンは当然ながら、チン○も生えてない小学生すら朝はみんな気が急いてて、気持ちに余裕がないもんだから、けっこう危険な道中。最近、特に危ないと思うのが、子供を後ろに乗せている親の電動自転車。脇道から左右の確認もなしにノールックで飛び出して来たり、アホみたいにかっ飛ばしてる電チャリ。コイツらは一体なに考えてるのやら、全く理解できん!「朝は急いでるから…」という言い訳は通らんぞ!自分の後ろに何を乗せて走っているのか理解できてないのか?オッサンも”一応”親なので、親とはどういうものか?は分かっているつもりだ。自分の子どもとは、自分の命を捨ててまで護るべき存在であるハズだ。そんな至宝を後ろに乗せているにも関わらず、よくそんなふざけた運転が出来るものだ。まぁ両親共働きで、泣く泣く子どもを預けなくてはならない厳しい懐事情には同情の余地はあるが、ソレと子どもの命は天秤に掛ける以前の問題である。万が一、事故ったらどうなるのか想像もできんのか?あと電動アシスト自転車というシロモノも良くないと思う。道路交通法によって、電動アシスト自転車のアシストが利く速度は 時速24kmまでと制限があるらしい。ダメだろソレは!信号待ちからのスタートダッシュは良いとして、せいぜい15km/h程度までのアシストにするべきだ。街中での時速20km以上っていったら、かなり危ないスピードだよ!ただでさえ重い電動自転車がそんなスピードで走ってたら、急に止まれる訳ないじゃん!ましてや二人乗りや三人乗りなんかもいるんだから、なおさらOUTだよ。親子タンデム電チャリもそうだけど、最近は年寄りの電動自転車率が異常に高い。漕ぐのが楽だからという理由で乗り回してるんだろうけど、勘弁してくれ!と言いたくなる。危険予知の判断力や反応速度も皆無なのが、そこそこのスピードを出して当たり前のように電チャリに乗っている現状には恐怖しかない。「お前どう考えても、その速度で危険を察知&反応できるわけ無いだろ!」と思うわせる老電チャリが、当たり前の顔してかっ飛ばしているのである。「最近は足が悪くなって歩けないから、電気自転車に乗ってるんじゃよ!ありがたい世の中じゃの〜」日向の公園のベンチで粉っぽくなってる老人達のこのような会話を耳にすると、「マトモに歩けない奴がスピードが出る乗り物を動かすんじゃないよ!」と言いたくなる。このような電動アシスト自転車も、”自称”アクセルとブレーキの踏み間違い暴走自動車も同じ構図である。国もメーカーも早く規制してくれ!電動キックボードやモペットもこの電動アシスト自転車も、この国の交通ルールはぶっ壊れてるぞ!!まずは準備だけど…このような危険な障害物をヒラリヒラリと軽快にかわしながら、釣り場へと向かうオッサンの自力チャリ。みんなが働いてる時にこちとらは釣りという優越感で、ついつい鼻歌が出る。テーマソングは、忌野狂四郎「パパの歌」だ。どうでもいいんだけど『♪ときどき〜、プ〜!っとやらかしてぇ♪』のフレーズのプ〜!を鼻歌で表現するのがイマイチ難しかった。パパの歌を100テイクほどやってると釣り場が近づいてくる。途中、多摩川河川敷にある川崎競馬場の練習馬場を通過するんだけど、まだサラブレッドが走っていた。今日はちょっと遅い時間だったからもう馬いないかな?と思ってたんだけど、まだ涼しいこの季節だから見られて良かった。サラブレッドはカッコいいね〜程なく、目的のテナガエビ釣り場に到着。正直迷いましたよ。せっかくの平日釣行なんだから、いつも先行者がいて釣りが出来ないポイントに行くべきかどうか…ギリギリまで迷ってたんだけど、今シーズン最初だし、今年のエビの塩梅を伺うには勝手知ったるいつものポイントじゃないと比べようがないじゃん?っというわけで、いつものオッサンポイントにやってきた次第です。まぁ、今年も多摩川の護岸工事をあちこちでやっててテナガ環境が激変し、選べるほど釣り場がないのが正直なところ。ほぼ一年ぶりのテナガポイント対岸の東京サイドは植栽がバッサリと刈られ、見通しが良くなっていた。見晴らしが良くなっとる本日はお日柄もよく、風もほとんどないテナガ日和なんだけど、問題は潮位がちと低く、これからもっと下がるので厳しくなってくる。「潮位なんて事前に分かってるんだから、もっと早く来いよ!」というご意見ごもっともでございますが、さっき寝たばかりなのに起きれんて!潮位が低いし、これからもっと下がるし…平日という理由なのかエビが釣れないのか知らんが、見渡す限り釣人の姿は皆無で、少々不安になるオッサン。まぁいい…、広大な釣り場を独り占めじゃ!ではでは、急いで釣りの準備をば!今年もバケツに入れておくソーラーエアーポンプ『おひさまの力』コレを使い始めてもう5年目になるけど、いまだにチャンと稼働してくれる頼りになるやつ。透明なアクリルケースはオッサンの自作。思ったよりも長寿命らしい元気にブクブク!リンク釣れたテナガエビを入れておくバケツには、短冊状に切ったシートを入れてます。っというのも、狭いバケツの中に密集しているとエビがケンカするので、間仕切りの意味で。以前はそこら辺に生えている草を入れてたんだけど、面倒くさいし、草って触りたくないし。短冊状に切ったシートコレを入れておくと大人しい今年も餌は、近所の公園で捕まえてきたズミミ様。ミミズってどこにでもいるわけじゃないんだけど、生息スポットは決まってるので、見つけるのはけっこう簡単。公園の暗いすみっこでいつものスポットをほじくってると、今年はすごい数の幼虫が出てきた!カナブンの幼虫だと思うんだけど、やたらデカいし、少し掘っただけで気持ち悪いくらいにゴロゴロ出てきた。【閲覧注意】って感じな量カナブ〜ンはいくらでもいたんだけど、肝心のズミミ様がなかなか見つからなかった。やっとコレだけ…ズミミ様はカナブンに駆逐されたか…しかし、すごい量の幼虫だった。こういう幼虫って昆虫食としては美味らしいので、万が一食糧難になったらココに捕りに来よう。っと、いつもながら自己調達のズミミ様なんだけど、実はこのミミズは捕まえてから一週間以上経過してまして…本来なら先週テナガエビ釣り開幕の予定だったのですが、その前日に飲んだくれて二日酔いで開幕ならず。捕まえたミミズは、ずっとタッパーの中で暮らしていたのでした。本日、無理してテナガエビ釣りにやって来たのは、このミミズを消化しなければならないという理由でもあったのでした。ズミミ様生きてるのかな?多少弱っていたが健在でしたとは言え、餌として使う時はみじん切りになるので、生きていようが死んでいようが、ど〜でもいい。【閲覧注意-その2】みじん切り後のズミミ様竿は昨シーズン同様「清滝(2.1m)」と「GR愁渓(2.1m)」の面々。「清滝」は、オッサンには硬すぎてハゼ釣りで使えなかったので、二軍落ちした竿。「GR愁渓」は、釣り仲間のO氏からもらったんだけど、全然知らない竿で、コレも硬すぎでハゼ釣りに使えない。そもそもこの竿は2.4mだったけど、テナガエビ釣りに使うにはちと長かったので、手元のブランクを外して使っている。まぁ、テナガエビ釣りも極めようとすればそれなりの竿になるんだろうけど、そもそもオッサンのテナガエビ釣りのスタンスはハゼ釣りまでの”ツナギ”という位置づけで極めようと思ってなくて、竿は適当で事足りる。いずれもハゼ釣りでは使えない竿「GR愁渓」の手元なんてこんな雑な有り様だ仕掛けは、発泡スチロール球に輪ゴムを突っ込んだトホホな浮きというか目印に、中通し丸オモリにヨリ戻しを介してハリス3cmの新半月のタナゴ針。如何にもやっつけな仕掛けで、やる気の無さがみなぎってるぜ。釣れりゃ〜いいんじゃ!釣れりゃ〜このポイントはテトラポットの上からの置き竿になるので、道糸は竿よりも50cmくらい長くしています。竿を置く時は、洗濯バサミを竿の手元部に挟み、高ナットを括り付けて重し代わりにして安定させますが、それでも風が強い時はコロンと竿が落ちてゆく。安っぽいけど頼りになるよ!開幕の割には良いんじゃね!?テナガエビ釣りの準備もほぼ一年ぶりなもんだからモタモタしてて、釣りを始める頃にはすっかり潮位が下がっていた。んでやっと今シーズンお初の釣り開始!まずは昨年の記憶を辿りながら実績穴から始める。まずは一本目の竿を目標の穴というか石の隙間にスルスルと落とす。このポイントはそれほど大きい石は無いから、隙間も小さくて、老眼を酷使しないとゴキゲンな穴や隙間がよく見えん!一本目を落とし、少し離れたスポットに二本目もセット。本日は少々暑いので水分補給&小休憩。餌はボリュームがあるミミズなので、喰わせる時間が必要になります。コレがアカムシ餌だとあまり喰わせ過ぎるとテナガエビが針を吐き出してしまうので、忙しくなるかな。二本とも落としてしばらく見ていたが、エビが突いてくる気配がなかった。食い気のあるエビがソコにいれば落としてすぐに突いてくるから、「今日はイマイチなのかな…」とちょっぴり不安になる。数分後、一本目の竿をゆ〜っくり聞きあげてみると…ビクン!ビクン!と懐かしいテナガエビの引きが来た!!「お〜!喰ってんじゃん!」その強い引きから、そこそこサイズが掛かってるみたいだぞ。ここで好きにさせると穴の中に潜られるので、多少強引に引っ張るんだけど、引っ張り過ぎても針から外れるので微妙&絶妙な力加減で穴から引きずり出す。上がってきたのは、このシーズンにしては大きめのオスのテナガエビ。いきなりナイスサイズ!サイズが良いとエビを掴んだ瞬間に挟まれる。テナガエビのハサミは小さいけど、けっこう痛いんだよね〜ダブルで挟まれて痛いんですけど…チャンと伸ばせば17cmってところ今季初のテナガエビはナイスサイズからのスタートで、気分が良いオッサン。餌を付けて再び落とし、二本目の竿を上げてみると、こっちにもエビが掛かっていた。まぁまぁ良いサイズだね!二本ともいきなり釣れて嬉しいオッサン。ただ、同じ穴や隙間から釣れる事はなくて、一匹釣れたら次を探さなければならないらしい。釣れる時って同じスポットから何匹も上がるんだけど、まだシーズン序盤だから数自体が少ないのかな?とは言え、すぐに近所の穴から三匹目。すぐに三匹目爆釣には程遠いけど、飽きない程度にはアタって来る。ただ、針から外れる事も多くて、喰わせる時間の加減がイマイチ掴めない。基本的には、餌にちょっかい出してから2分間くらい長めに喰わせているが、それでもハリ掛かりしない事も多いな。潮はますます下がってきて、沖側を狙わなければならなくなるが、多摩川の本流際は釣れないから狙うべきスポットが限られてくる。本流近くになると外道のダボハゼがちょっかい出してくるから、なるべく本流側は避けたいんだけど…コイツはいつでもどこでもいるな〜適度に移動しながら拾っていくが、釣り始めのアタリは無くなってきた。たま〜に釣れる程度テナガエビサイズが大きめなのか、一気に穴の奥底に持っていかれ、上げてみると根掛かりが多発。本日はシーズン始めでナメてたから針を6本しか用意してなくて、あっという間に針が無くなり、釣り続行不可で納竿。わずか90分の開幕戦だったけど、ナイスサイズ揃いの7匹と期待以上で、楽しい釣りになった。ナイスサイズばかりミミズ餌だから、小さいエビは拾わなくて、針に掛かるのは10数cm以上ばかり。小さいのがちょっかい出して来ても、ミミズ餌はおちょぼ口には大き過ぎるから掛からない。釣っても持って帰るわけじゃないから、コレでいいのだ!エアーポンプは元気にブクブクしてるからか、エビはみなさん元気にお帰りになられました。ブクブクと活躍中!テナガエビってデリケートな生き物だから、小さいエビが釣れて丁寧に慎重に針を外しても、たいていは死んじゃうんですよね。なので、オッサンの場合はミミズ餌で大きめサイズを狙うという事で満足しています。そのぶん数は上がらないけど、ナイスサイズの引きの醍醐味を楽しむこの季節。テナガエビ釣りの釣行回数は少ないけど、数少ない貴重な釣り場で楽しませてくれるシーズンがやって来ました!次の記事>>>「2024年第二回めの多摩川テナガエビ釣りはいるところには」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼ(テナガエビ)サイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年第二回めの多摩川テナガエビ釣りはいるところには
    2024年第二回目の多摩川テナガエビ釣りはソコにいれば…2024年4月29日2024年第二回目のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:晴れ釣行時間:9時00分(潮位154cm下げ2分)〜11時00分(潮位92cm下げ5分)中潮釣果:8匹(9cm〜14cm)竿:「GR愁渓」2.1mと「清滝」2.1m道糸:フロロカーボン2号ハリス:ナイロン0.8号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:発泡スチロールの玉浮きオモリ:中通しマル0.8号エサ:ミミズ(自己調達)仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛け昨日は、東京湾の中ノ瀬へ船シロギス釣りに行っていた。朝は遅めの出船だったけど、釣りの後は釣った魚で宴会コース付きだったので、ほぼ一日が潰れるスケジュール。自分で釣った魚を捌いて料理するという手間は無かったけど、まるまる半日以上の長丁場は疲れるね〜んで、本日はゆっくり身体を休めて…っということは全く無くて、テナガエビ釣りへ出撃。っというのも、シロギスがたいして釣れなくてくすぶっていたもんだから、テナガエビに八つ当たりという意気込み。ただ、テナガエビもたいして釣れないんだよな〜以前は一級のエビ釣り場もあって忙しいほどに釣れたんだけど、大型台風上陸による多摩川の増水氾濫やソレに伴う護岸工事を着々と進めやがって、テナガ環境が激変してしまった。「んだよ!エビ釣りと人間の命や財産どっちが大事だよ!」と比ぶべくもないモノを、釣り人特有のお花畑思想で優先するオッサン。っとくわけで、八つ当たりどころか、もっとくすぶるのを覚悟してのテナガエビ釣行。まぁ、自宅にいてもやることがないもんだから、ただの暇つぶしなんだけどサ!昨日に引き続き本日もお日柄が良く、絶好の暇つぶし日和。さすがに疲れているので脚に力が入らず、チンタラと愛車を漕ぐ。多摩川河川敷には、近所に住んでいるであろうレジャーを楽しむ家族、ジョギングやサイクリングなど多くの人出。一見、穏やかに見えるこの風景も視点を変えれば、せっかくのGWにも関わらず、どこへ行く金もアテもない人々という構図。かたや、「ニッポンは物価が安くて過ごしやすいデスネ!」を合言葉に、インバンド外国人でごった返す我が国。円安と長きにわたる経済の低迷で『安く貧しい国』に成り下がったこの国。【海外出稼ぎ】という言葉が珍しくなくなり、合法ではない出稼ぎすらも余儀なくされるほど、庶民の生活は逼迫している。まさかこんな時代が来るとは思わなんだが、全ては身から出た錆。国が悪い政治が悪いとは言っても、このような状況にしたのはソレを黙認している国民ひとりひとりなのである。河川敷をほふく前進並みの勢いで進んでいると、本日も競走馬の練習馬場に到着。しばらく停車して、サラブレットを眺める。ついつい見とれてしまういつもながら本当に見とれちゃうよね〜全く無駄のないフォルムと動き。たてがみをなびかせ、エイトビートの尻尾の振りで、風を切りながら軽快な駈歩(かけあし)<キャンター>を決めてくる。この練習馬場のすぐ堤内側に厩舎があるんだけど、行き来するのに馬も信号を渡るので、手が届くほど間近で激視できる。蹄でコンクリートを歩くと「カッポレ!カッポレ!」とカッコいい音がして、シビレルね〜!ただ、風向きによって厩舎からプ〜〜〜ン!と生物由来の臭いが漂ってくるのは御愛嬌。今日もホースセラピーに浸り「もうこのまま帰ろうかな?」とも思ったが、まだ時間があり余っているので、しょうがなくテナガエビ釣りに向かう。もう温かいというか暑い時期になっているので、帽子ではなく麦わらの季節。釣りには麦わらが似合うね!さっそうと麦わらオッサンは釣り場に向かう。「今日もいつものスポットで!」と思ったら、オッサンポイントに先行者がいるではありませんか!?ムムム、まさかこんな釣れない場末の釣り場に人が来るなんて…まぁたいして釣れないし、釣り場はみんなのものだから早いもん勝ち。っと、ちょっと離れたエリアに移動する。やっぱり釣れる所は決まってるココらへんも釣れないこともないが、釣れた!という記憶もない微妙なスポット。いつもとはちょっとズレたポイント今現在の潮位はちょうど釣れ始める感じで、これから潮が引いてゆくから、もっと良くなって来ると思う。潮位はちょうど良い塩梅テナガエビ釣りはこの潮位が生命線で、各ポイントごとに釣れやすい潮の高さが決まっている。ソコから高すぎても低すぎても釣れないから、エビという生き物は不思議だ。まずは釣りの準備から。仕掛けはいつものように発泡スチロール浮きにマルオモリを付けた単純なもの。まぁ単純な仕掛けだよく思うんだけど、この浮きがテナガエビ釣りでは根掛かりの元になることが多い。テナガエビは餌を自分のハウスへお持ち帰りしてから食べるので、仕掛けごとズルズル持っていかれる。この時、浮きも岩場の下に持って行かれるので、そこそこサイズの浮きが岩の隙間に挟まり、引っ掛かって外れなくなることも珍しくない。「そんなの呑気にボ〜っと見送ってないで、アワセればいいじゃん!」と思われるかも知れませんが、このお持ち帰り最中は、エビは餌をハサミで摘んでいるだけなので、ここでアワセても餌を離されて終わりなのである。エビが自宅の食卓でモグモグと餌を食べ、針が口に掛からないと釣れないのである。なので、オッサンとしてもエビに仕掛けが持って行かれるのを、黙って見送らなければならない。「うわ〜、浮きが岩の下に隠れちゃったよ…」ナイスサイズのテナガエビになると、あっという間に浮きごと見えなくなる。「出てくるかな〜?根掛かるかな?」これはもう掛けみたいなもので、アワセてみないとなんとも言えない。このような釣りものなので、浮きを付けない方が根掛かる率は少ないとも思うんだけど、そうもいかんのである。ソコにテナガエビがいるかどうか?を確認するためには、やはり浮きが目印になる。エビがいればすぐにちょっかい出してくるので、ピョコン!と浮きが反応し、いなければ音沙汰なし。すぐにこの判断をするためにも、浮きは重要な役割を担っている。っというわけで、こんな浮きとも呼べない発泡スチロールが役に立つのである。餌はいつものように近所の公園から捕まえてきたミミズ。タダだから助かるね〜このミミズを米粒大のみじん切りにしてセット。これでも大きいくらい釣れたテナガエビをいれるバケツには、ソーラーエアポンプをセット。テナガエビって酸欠に弱いからね〜コレならエビも安心だね!準備は完璧だ!では早速釣り開始なんだけど、エビの気配がしそうな穴や隙間に落とすんだけど、な〜んも生命反応がない。いると思うんだけど、全く反応がない。ヤバいな…、今日はボウズかもしんまい。やっぱりいつものポイントじゃないと釣れないのかな?このエリアはテトラポット帯が500m以上続いてるんだけど、それでもテナガエビが釣れるスポットは限られる。どこでも釣れるわけではないのである。さっきの人、まだいるのかな?っと、オッサンポイントを凝視すると人の気配がしないぞ!あ、居なくなってる!!すかさず、瞬間移動でオッサンポイントに返り咲きなんだけど、いなくなったという事は釣れなかったということなのかな?とにかく、いつものポイントでやり始めると、すぐに1匹目が上がってきた。小さいが釣れた!このサイズがミミズ餌で釣れるのは珍しい。でも透き通ってて、唐揚げにするにはもってこいのサイズだ。まぁ、オッサンは食べないけどサ!そしてすぐにもう一匹も。コッチはミミズ餌サイズ普通に釣れるじゃん!到着した時に、横目でさっきの人の竿を見かけたけど、1mくらいの短い竿だった。アレだと短すぎてこのエリアでは釣りにならないから、釣れなかったのかな?まぁ、コレも経験なので、次からは長い竿を持ってくるべし!だ。3匹目はコレまた可愛いサイズ。美味しそうなサイズミミズ餌だとこのサイズは針に掛かりにくいんだけど、今日はコレが釣れるね!まぁ、この時期はコレくらいのサイズがスタンダードだからおかしくはないんだけどね。その後も爆釣ではないけど、飽きない程度には釣れて来る。コレもミミズ餌サイズ途中、いつものように根掛かりでブレイクした仕掛けを作り直している時だった。すぐ脇にはエビ入れのバケツ。ピチョ!という音とともに一匹のテナガエビがバケツから脱走し、テトラポットの下へ落ちていった。「あ!やっぱり脱走するんだ!」と確信したオッサン。いつも面倒臭いから、オッサンは釣れたエビを数えてなくて、釣りが終わった後に数えています。その時に感じていたのですが、「ん〜?もっと釣ったと思ったんだけどな…」という事がよくあった。こいういう事だったのか!?エビは脱走してたんだ!だけど、まぁ別にいいや…下の落ちたエビも歩けるんだから、自力で水に辿り着くだろうて…テナガエビに対して、愛も思い入れもないオッサンなのでした。ちょっとアタリが遠のいたタイミングでプチ移動。ココも実績ポイントで、今日は珍しくナイスサイズのメスが釣れた。このサイズのメスは珍しいここも釣れるんだけど、ダボも上がってくるのが玉にキズ。こいつも釣れちゃうんだよな〜昨日のシロギス釣りで疲れているので、早めに撤収。なにせテトラポット帯での釣りは危ないので、ちょっとの油断が怪我につながる。2時間で8匹ともっとやればもっと釣れたんだろうけど、やろうとは思わなかった。一匹脱走したもしかして、今年のテナガエビは釣れるのかな?まだ2回しか来てないけど、飽きない程度には釣れるので、もっとチャンとやればもっと釣れるはず。まぁ、このエリアだとあまり期待できないけど、いつも先行者がいる一級ポイントなら釣れるのかも知れませんね〜途中、素敵なゲストと遭遇。スペシャルゲスト『青大将』つぶらな瞳が可愛かった。1m以上はあったけど、コイツもデカいやつは2m以上にもなる本土最大のヘビ。小鳥やネズミをたくさん食べるから、この河川敷なんて餌の宝庫だろうね。もう暑くなってきてるから、水浴びでもしてたんだと思う。今回は可愛いアオダイショウだったけど、多摩川の河川敷には、コブラとかサソリとか洒落にならない奴もいるから油断ならない。気をつけねば!次の記事>>>「2024年第三回目のテナガエビ釣りは釣れないんですけど…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼ(テナガエビ)サイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年第三回目のテナガエビ釣りは釣れないんですけど…
    2024年第三回目の多摩川テナガエビ釣りはますます釣れないぞ2024年5月4日2024年第三回目のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:晴れ釣行時間:7時30分(潮位80cm下げ8分)〜9時30分(潮位70cm干潮)若潮釣果:3匹(8cm〜16cm)竿:「GR愁渓」2.1mと「清滝」2.1m道糸:フロロカーボン2号ハリス:ナイロン0.8号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:発泡スチロールの玉浮きオモリ:中通しマル0.8号/ナス1号エサ:ミミズ(自己調達)仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛け/胴突き仕掛けGWも後半で、いよいよ5月に突入。東京都心の気温は27℃の夏日。『夏日』とは25℃以上を言うらしいが、、昨今の夏は25℃どころじゃないよね。30℃は当たり前で、40℃も珍しくなくなってきた感じ。コレが真夏だったら「今日は27℃だから、ちょっと涼しいよね…」だろうが、まだ暑さに身体が順応してないから27℃は暑い!オッサンのGWと言えば、毎年ギリシャ、ミコノス島のエーゲ海を見渡せるカーボ タグー ミコノスに泊まりながら、プライベートインフィニティプールでのんびりとって感じ。っということは全く無くて、どこへ行くアテも金もないもんだから、近所の多摩川でトホホなテナガエビ釣りで時間を潰している。まだハゼ釣りも始まってないもんだから、金をかけずに手軽に出来る釣りものと言えば、テナガエビ釣りくらいしか思いつかない。「別に釣りじゃなくてもいいじゃん!」なんだけど、釣り以外に思い浮かぶのは、近所の銭湯くらいしかなくて、つくづく狭い範囲で生きてるな〜っと痛感する。しかし、いつも思うがゴールデン・ウィークの釣りは釣れない。海釣りなんて特にそう思う。海の中は陸よりも1〜2ヶ月ほど季節が遅れているという理由から、この時期の海釣りは釣れないらしい。海の中はやっと冬から春になり始めた頃なので、海水温はまだちょっと低いからというのが釣れない理由らしい。でも、シロギスとかアジとかは冬にも結構釣れるから、問題ないのでは?と思われるかも知れない。しかし、現実に釣れない理由は、水温が低いなら低いなりに安定してれば釣れるけど、この時期は暖かくなったり冷たくなったりと不安定だから、魚の活性が良くないらしい。んじゃ〜、渓流釣りならいいんヂャね?確かに、この時期の渓流釣りは、新緑が気持ち良く、渓魚は冷たい水を好むから釣れる時期でもある。渓流釣りフリークにはもってこいの季節だが、残念ながらオッサンはフリークではない。渓流釣り場って遠いし、そもそもそこへ辿り着く足がない。電車?例え始発から行動しても、それなりに遅い時間になってしまうので、車移動の釣り人には敵わない。渓流釣りは早いもの勝ちの世界だし、警戒心が異常に高い渓魚相手だと、人が入った後に釣り糸を垂れても釣れないだろうて。このように、歳をとると否定的な理由を並べたててはチャレンジを拒否し、自分の殻に閉じこもろうとする。頭の老化を少しでも遅らせようとするなら、新しい事柄にチャレンジするのが一番!と何かで読んだが、そもそもが行動を起こすために腰を上げることが一番億劫になるのが、歳をとるということなのである。と言うわけで、本日もいつものように釣れないテナガエビ釣りへ行くハメになった。今年のGWはお日柄が良い日続きで絶好の行楽日和だが、どこ行く予定も金もないオッサンとしては、せめてテナガエビ釣りでもやらないと時間さえも潰れない。今朝は珍しく朝早くに目覚めた。そして、久しぶりに身体が軽い目覚めでもあった。普段は、いくら寝ても朝起きると身体がダルい重いで、爽やかな目覚めとは程遠いドヨ〜ンとした朝ばかり。しかし今日は違うぞ!コレは爆釣かもしんまい!さっそうと釣り場へ愛車を漕ぎ出す。途中、近所のドブ川にたくさんの可愛い鯉のぼりが泳いでいた。毎年恒例こどもの日のイベント鯉のぼり=魚としか出てこない頭の硬いオッサンだと、鯉のぼりの模様は鱗しか出てこないが、こちらの鯉のぼりにはいろんな柄があって見ていると楽しくなる。こういうのを見ていると、子どもの発想って柔軟で羨ましくなる。そして、いつものように多摩川河川敷の競走馬の練習馬場でひと休み。しばしサラブレッドの走りに見とれる。すげぇ速ぇ〜!並走する人の馬にムチを入れたりしているのも練習馬場での光景。堤内側の厩舎への移動は通常の横断歩道を渡るので、競走馬が目の前で見れるぞ!かっちょええ!この移動時は、コンクリートの場所を歩くもんだからカッポレ!カッポレ!音がするんだけど、馬によって微妙に音が違うんだよね。馬によって、蹄や歩き方が違うからからかな?何にせよ、カッコいい音には違いない!程なく、本日の釣り場に到着。さすがGWだ、今日はテナガエビ釣り人がひとりいた!広大な釣り場に、オッサンともうひとりの二人も釣り人がいて大盛況だ。今日は人が多いぞ!二人だけど…まずは釣り場のチェックだが、思ったよりも潮位が低かったので、釣りになるポイントが限られる。ん〜!水位が低いな勝手知ったる釣り場なので、この時点でどこから釣り始めるのかは決めていた。本日の竿はいつもの二本。「清流」と訳の分からん竿まぁ、竿の性能云々の釣りではないのでテキトーだ。んで、本日はいつもの一直線の仕掛けとは別に、ハゼ釣りでも使っている胴突き仕掛けも試してみる。歳をとってもチャレンジじゃ!っというのも、この釣りものは根掛かり必至なんだけど、少しでも根掛かりを軽減する方法はないものか?と思案した。根掛かりのほとんどはオモリ部で発生する。せっかくテナガエビが針掛かりしているのに、その上のオモリで根掛かりしてて、どうしても外れなくて、泣く泣く道糸をぶった切るという事態も少なくない。心配は針掛かりしていたエビは大丈夫か?なんだけど、多くの魚は自分で針を外すので、テナガエビも自分で外すと思う。なんなら、ハサミ付きの手もあることだし、きっと魚以上に器用に針を外すっしょ!「もしかして、オモリがエビに近ければ根掛かり率も少ないのでは?」と思ったので、胴突き仕掛けを試してみることにした。んで、もうひとつのお試しが竿を安定させるためのオモリ。いつもは高ナットを使ってたんだけど、本日は25号のスパイクオモリを装着。っというのも、テトラポットの上に竿を置いていると、風が吹いたり、斜め部だと竿がコロン!と落ちることがあった。高ナットだと平らな部分が多くて滑っていた。このスパイクオモリなら、スパイク部で引っ掛かって落下防止になるのでは?と期待している。アナゴ釣りで使ってたスパイクオモリんで、餌はいつものように近所の公園で捕まえてきたズミミ様。今日も餌はコレ。タダで助かるぜ!アタっても針に掛からないいよいよ釣り開始!まずは実績ポイントで、何匹か釣り上げて安心したいところ。んで、期待通りすぐに一匹目が釣れた。思った通り、すぐに一匹目ゲット!すぐにもう一本の竿からもう一匹。さすが実績ポイント!釣れたテナガエビの口から針を外すんだけど、エビの口って複雑怪奇で、どこに口があるのか意味不明である。訳の分からんエビの口テナガエビ釣りをはじめた頃は、この奇妙なエビの口で噛まれそうで怖かったので、ピンセットを使って針を外していた。今現在は針を指で摘んで外すんだけど、正直、針がどこに引っ掛かっているのか良く分からないので手早く上手く外せずに、エビが昇天してしまうこともある。とりあえず、本日はスタートダッシュ成功で、今日は爆釣Dayと思ったが、ここからが地獄のテナガエビ釣りになった。さすが一級ポイントだからエビは多いんだけど、問題なのはテナガエビって縄張り意識が強いのか、強欲なのか、性格が悪いのか、餌を巡って他のエビと争い始める。基本的に身体が大きい方が強いんだけど、そいつが餌に近寄ってくる他のエビを追っ払おうとする。追っ払われたエビは、エビ特有の後ろ向きでピュ〜!と跳ねるようにして遠くに逃げてしまう。せっかく何匹もいたエビが遠くに散ってしまい、残っているのは餌にかぶりついていた一匹のテナガエビのみになってしまう。んで、ソレを釣り上げたら、他のエビは居なくなってしまってるので、そのポイントは終了だ。それでも、釣れる日だったらすぐ隣りとかの穴から釣れるんだけど、本日は残念ながらそういう日ではなく、それっきり音沙汰なし。まぁ、居るには居るんですが、小エビ過ぎてミミズ餌だと針に掛からないサイズ。ミミズ餌には珍しく、この小サイズが釣れたこのサイズだと、餌にちょっかい出してきても浮きに反応は出なくて、竿を聞き上げた時にピク!と魚信はあるけど、針に掛かってないもんだから逃げられる。今日はそんなんばっかだった。「クソ〜!アカムシ餌だったら掛かってるのに…」と悔しさ100倍である。まぁ、餌代をケチってる報いではあるが、小エビって釣ってもすぐに昇天してしまうので、コレはコレでヨシとしましょう。あんまり釣れないもんだから、ポイントを移動しながら釣り歩いたんだけど、どこへ行っても釣れないんだよな〜そうこうしているうちに潮はますます引いてしまい、状況は悪くなるばかり…かなり厳しい状況だたま〜にアタリがあっても小エビが突いているだけで、いつものようにピク!という魚信だけで居なくなってしまう。結局、2時間でわずか3匹の貧果にて終了。うわ〜、これだけかよ!日が経つにつれ、テナガエビが釣れなくなっていくな〜…もっと釣れても良いと思うんだけど…来た時にいたもう一人の釣り人もさっさといなくなってしまった。かつてはテナガエビ釣りの聖地とまで言われたこの釣り場も、GWのかきいれ時にも関わらず、オッサン以外は誰もいない閑古鳥が絶叫するくらいの悲惨な状況。台風による河川の増水の影響や護岸工事でテナガエビ釣り場が無くなったということは、エビが繁殖できる環境も退廃したということでもあり、エビの個体数も激減しているんだと思う。本当に釣れなくなってしまった多摩川のテナガエビ釣り。以前にエビ釣り場で出会ったエビ釣り師たちは、今どこで何をしているのだろう?エビ釣りを諦めたのか?それとも別の釣りものに勤しんでいるのか?そもそもが、みんな年寄りばかりだったから、もうこの世にいないのかも知れない。オッサンの中では、ハゼ釣りまでの”つなぎ”のつもりで始めたテナガエビ釣り。こんな状況じゃ〜、つなぎどころか燻り続けるのみである。どっかにテナガエビ居ないかな〜?次の記事>>>「2024年第四回目の多摩川テナガエビ釣りはやはり餌!?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼ(テナガエビ)サイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年第四回目の多摩川テナガエビ釣りはやはり餌!?
    2024年第四回目の多摩川テナガエビ釣りは餌の違い2024年5月5日2024年第四回目のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:晴れ釣行時間:8時00分(潮位63cm下げ8分)〜10時00分(潮位45cm干潮)中潮釣果:10匹(6.5cm〜11cm)竿:「GR愁渓」2.1mと「清滝」2.1m道糸:フロロカーボン2号ハリス:ナイロン0.8号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:発泡スチロールの玉浮きオモリ:中通しマル0.8号/ナス1号エサ:アカムシ仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛け/胴突き仕掛け本日は5月5日。言わずもがな、『こどもの日』であり、祝日であり、GWの最後の日でもある。まぁ、2024年は振替休日で6日も休みだけどね。こどもの日は別名『端午の節句』とも呼ばれ、男の子の誕生をお祝いするとともに、その健やかな成長を祈る行事。鯉のぼりや鎧兜を飾る勇ましい日でもある。オッサンにももう社会人だけど息子がいて、毎年兜を出してお供えし、毎日兜に祈りを捧げている。実はオッサンちでは、この兜を飾っている期間が異常に長い。オッサンには娘もいるので、3月のひな祭りにもお雛様を飾るんだけど、3月3日におひなが終了し、おひな収納と同時に兜を出すのである。男女の子どもがいる多くのご家庭が同じだと思うが、おひなと兜もしくは鯉のぼりは同じスペースに収納してあると思う。当然、一年に一度だけ登場する低頻度のブツは、収納の奥底に仕舞ってあるはず。普通のご家庭でも大変なのに、オッサンちのサルガッソーのような混沌とした収納の奥底から、目的のブツを引っ張り出すのは至難の業。っというわけで、おひなの収納と同時に2ヶ月後の晴れ舞台に向け、兜を取り出しているのである。問題は、おひなも兜も飾ってあるのはオッサンの小部屋。けっして豪華絢爛とはいえない節句人形だけど、ただでさえ狭い部屋にセッティングすると、身動きのスペースすら無くなる。正直邪魔ではあるが、子どもたちの成長を見守ってきたありがたい節句人形なので、邪険には扱えない。今年もやっと兜を片付ける日がやって来て、ホッとしている。ところで、よく耳にするのが【雛人形の片付けが遅いと婚期が遅れる】という伝説。これはあくまで迷信の類で、その真意は「「こどもに雛人形を自分でしまえるようになってほしい」つまり、「大切なものを、正しく片付けられる」きちんとした大人に成長してほしいという親の思いからきたものらしい。オッサンの親類に、けっこうな年齢の独身女性がいて、その人の母親は毎年律儀に雛人形を飾り、3月3日が終わる前にダッシュでで雛人形を片付けていた。この甲斐あって、すぐに結婚!っということは全く無くて、未だに独身である。本人に結婚する気はさらさら無いらしいが、ある日突然に運命の出会いも無かったんだろうて…もう還暦に近いのでさすがの母親も諦めたらしく、今年も雛人形はけっこうな時期まで出しっぱだったらしい。そもそも自分でおひなを出し入れしてないんだから『きちんとした大人に成長』という願いもクソもないのだが…そう考えると、オッサンちも一緒で、娘の婚期が心配になるオッサンなのでした。ちなみに、五月人形にはこの手の迷信はないらしいが、万が一に備えて、オッサンは兜を5月5日に仕舞うようにしている。数とサイズそんな忙しい本日ですが、相変わらず用事も無いので、本日もテナガエビ釣りだ。向かうは多摩川だけど、たまには別のテナガポイントに行くべきか?愛車を漕ぎながら悩み続ける。ずっと悩んでいたが、考えるのも面倒臭くなったので、河川敷に出てから「気の向くまま自然に任せよう!」となった。んで多摩川に出るが、無意識に向かった先はいつものテナガポイントだった。まぁ、こうなるわな…別の釣り場だと、他の釣り人とバッティングするかも知れない。多摩川のテナガエビ釣り場はもう数えるくらいしかないので、かち合う可能性が高い。せっかくやって来たのに再びの移動も面倒臭いし、労力と時間の無駄だ。ならば、いつものテナガポイントなら安心だろうて。っというわけで、いつものオッサンの指定席にやって来ました。本日もココかよ!今現在の潮位は、思ったよりも低い。って、毎回同じ事言ってる気がするが、なんか今年はタイドグラフと実際の潮位が合ってない気がする。まぁ、タイドグラフは計算上の数値だから若干のズレが生じるんだけど、”若干”という程度のズレじゃないんだよな〜ずいぶん水位が低くね?今日はまだ潮位が下がるから、焦り気味で釣りの準備。二本竿なんだけど、本日も一本は胴突き仕掛けにて。ハゼ釣りでも使ってる仕掛け昨日はわずか3匹しか釣れなかったもんだから、仕掛けの検証なんてトンデモなかったので、本日も引き続き。ちなみに、昨日のもう一つの検証だったスパイクオモリは、実用に耐えうると判断したのでレギュラー入りでございます。スパイクオモリは使える!んで、本日はテナガエビ釣りの餌といえばコレ!アカムシでございます満を持して、真打ち餌の登場!今まではタダで手に入るミミズ餌でセコくやっていたんだけど、ミミズ餌は針掛りするエビをかな〜り選ぶ。そこそこの良型エビじゃないと針に掛からないので、かなりの小エビを弾いていた。そこそこ釣れてれば気にならないけど、今年も釣れないもんだから面白くない。っというわけで、大枚はたいてアカムシを購入し、小エビも一網打尽にする「釣りは釣れてなんぼのもんじゃい!」な非道な釣りにチェンジ。二匹ずつチョン掛けあとアカムシを使う理由はもう一つあって、売ってるアカムシってけっこうな量が入っている。爆釣なら一日で使い切る事もあるけど、今年の釣れ具体ではかなりのアカムシが余りまくるハズ。余った餌を持って帰っても次週までは保たないので、今回の2日連続の釣行で使い切る予定って、明日もテナガエビに来るの?俺?さっそくテナガエビ釣り開始!まずは実績ポイントでスタートダッシュを決めるつもりがズッコケル。昨日もスタートは釣れた実績エリアだけど、今日はどこに落としてもアタリが無い…アレ〜?ひとつもアタらないってどゆこと?マズイなコレ…とは言え、この低い潮位で釣りになりそうなスポットは唯一アソコしかない。でも、ココよりも厳しそうだから、なんとしてもここらで釣りたいところ。粘っていると、やっと浮きに反応が出た!ピョコン!と浮きが動いて、そのままズズ〜…と石の下に持っていかれる。間違いなくテナガエビの挙動。問題なのは、けっこう引っ張っていったんだよな〜オッサンの拙い経験上、あまりに持っていかれると、針掛りでエビが暴れて石の反対側から出てきちゃうと、いくら引っ張っても根掛かりみたくなって取れなくなる。「根がかるなよ〜!」っと雨乞いのような祈りを捧げながら、針がエビの口に掛かるのを待つ。ミミズ餌の場合は、エビが餌を喰い始めたと思われる時点から90秒〜2分くらい長めに喰わせる。アカムシ餌の場合は、40秒くらいか長くても1分までかな。それ以上喰わせるとアカムシを完食してしまうので、竿を上げても空針になってしまう。この時間てけっこう長く感じるから、せっかちなオッサンは毎回時計で計ってます。待つ時間って自分が思ってるよりも長いよ!マジで!浮きの持って行き方からそこそこの良型エビと思ったので、短めで40秒。出てくれよ〜!と願いながら竿をス〜っと上げてゆくと、ギュンギュン!と暴れ始める。マズイ!けっこう深い所で暴れ始めたな!こういう時って反対側からエビが飛び出すことが多いので、多少強引に引っ張らないと根掛かる。ズルん!とエビが岩の隙間から出てきてまだ暴れまくるんだけど、しっかり針掛りしていたので、さっさと水から上げてしまう。上がってきたのは11cm程度だったけど、元気だったな〜本日の一匹目やっとソーラーエアーポンプが使える。今日も出番があって良かったね!すぐに同じ穴から二匹目が上がってきた。コッチはおとなしかったんで、このエリアは全く音沙汰がなくなったので、泣く泣く移動。やってきたのは、セカンドベストのエリア。こちらでやるには潮位が低過ぎるんだけど、他に行くアテが無いのでとにかくやるしかない。案の定、アタリは遠かったのでシラミ潰しに穴や岩陰に落としゆく。最初に釣れたのはこんな小エビ。さすがアカムシ餌ミミズ餌だと絶対掛からないサイズも拾うのがアカムシ餌。多少心が痛むが、心をサターニャ(悪魔キャラ)にして釣り続行!やはり、小エビを拾うんだけど、このクラスのアタリって浮きに出ないんだよね。「エビ居ないな〜」と思って竿を上げるとくっついてる感じ。なので、テナガエビ釣り独特の「喰ってきた!まだ竿を上げるべきか?否か?」のドキドキ感が無いんだよね〜なかなかエビも見つからないもんだから、一か所で粘らずにポンポン移動しながら探ってゆく。上がってくるのは、10cmクラスと小エビクラス半々って感じ。このサイズなら楽しいがこのエリアも広くないから、探り切ってしまい納竿。2時間で10匹と、とりあえずツ抜けで、まぁ良いか。ツ抜け(10匹)だからヨシとしましょうう〜ん、アカムシ餌使ってるんだから、小さくてももっと拾えると思ってたけどな〜厳しいな〜やっぱりアカムシ餌だと、釣れるエビサイズが小さくなりますね。ミミズ餌だとサイズアップするけど、その分、数が上がらない。どっちを取るのか?人それぞれだけど、どちらにせよもうちょっと釣れて欲しいな〜余ったアカムシは妻に見つからないように冷蔵庫へ隠した。だもんで、明日もテナガエビ釣りに行くしかないオッサンなのでした。次の記事>>>「2024年第五回目の多摩川テナガエビ釣りはどうにも…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼ(テナガエビ)サイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年第五回目の多摩川テナガエビ釣りはどうにも…
    2024年第五回目の多摩川テナガエビ釣りはエビはいずこ?2024年5月6日2024年第五回目のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:曇り釣行時間:7時30分(潮位63cm下げ8分)〜9時00分(潮位45cm干潮)中潮釣果:7匹(7cm〜12cm)竿:「GR愁渓」2.1mと「清滝」2.1m道糸:フロロカーボン2号ハリス:ナイロン0.8号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:発泡スチロールの玉浮きオモリ:中通しマル0.8号エサ:アカムシ仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛け案の定というか…。やっぱりというか…。思った通りというか…。2024年のGWは、全日釣りのみで終わった。もっと充実した日々を過ごしたかったが、どこかへ出掛ける気力も金も瞬発力もない。もともと面倒臭がりな上、人混みは嫌いなので「GW中はどこへ行っても混んでるしな〜」と、タダでさえ無い行動力をますます消極的にさせていた。っというわけで、人混みを避ける”釣り”という逃げに走ったんだけど、近所でず〜っとテナガエビだけを相手にしていた訳ではございません!ちゃんと、船シロギス釣りと船アジ釣りにも行ってたんですよ!しかし、大枚はたいて船に乗ったにも拘らず、釣果は散々な玉砕…エビも釣れない、シロギスも釣れない、アジも釣れない…無い無い尽くしのGW釣行だったのでした。っというわけで、GWの釣りは釣れない!という都市伝説を実感したオッサン。本日はGW最終日で、最終日を記念して本日も多摩川にてテナガエビ釣りだ。否、別に記念しなくてもいつものエビ釣りなんだけどサ。せめて雨でも降ってくれりゃ〜釣りなんてしないんだけど、GW中は悲しいくらいの行楽日和ばかりで、結局は釣り三昧になってしまった。現場に向かって愛車を漕ぐが、本日の天気は曇りな上、風が強い。「こりゃ〜、本日のエビ釣りは厳しくなるな…」街中でこの強風だから、多摩川なんて吹きさらしだから、もっと風が強く吹いているだろうて…んで河川敷に出た途端、思った通りに強風が吹き荒れていた。釣り人ならみんな知ってるが、釣りの大敵は雨ではなく風。風が吹くと、とにかく釣りづらいったらありゃしない!一瞬、帰ろうかな…と弱気になるが、置き竿を安定させるためのスパイクオモリのテストが出来るかも…と、オッサンには珍しくポジティブシンキングで釣り場に向かう。運悪く向かい風なので、愛車を漕いでも漕いでも進まないが、やっと現場に到着。相変わらず、見渡す限り釣り人は皆無だった。やはり釣り人いないね本日はちょっと早めに釣り場に来ました。っというのも、連日潮位が低すぎて釣りにならなかったから。一応、毎回タイドグラフで潮位の確認はしてるんだけど、ソレよりも実際の潮位はかなり低かった。ここんところ釣れなかった原因は、低すぎる潮位もあると思ったので、本日は頑張って早くに来てみました。その甲斐あって、到着した頃はちょうどよい潮加減。この潮位なら釣れると思う。潮位も良さそうだぞ!風は強いし、今日は曇っているから狙うべきテナガポイントが見にくいが、なんとかなるっしょ!では釣りの準備をば。ここ2回ばかり胴突き仕掛けをお試ししてみたんだけど、確かに通常仕掛けに比べて根掛かり率は低いけど、針掛かり率も低かった印象。せっかくテナガエビが餌をついばんでいるのに、針掛かりが悪くて釣れなければ本末転倒。なので、いつもの通常仕掛けに戻しました。やはり、こちらの方が釣れやすいか餌は昨日の余りのアカムシ餌。今日もテナガエビ釣りに来るハメになった原因でもある。こいつのせいで!置き竿を安定させるスパイクオモリ。今日は風が強いから、スパイクオモリの本領発揮だ。こんな感じですあっという間に釣り終了まずは実績ポイントでさっさと釣りあげ、心に余裕をもって釣りしたかったが、昨日に引き続き今日もアタリが遠い…おかしいな〜、ココってテナガエビが集まってるハズなんだけど…連日叩いてるから警戒されてるのか、エビが居なくなったのか…30分ほど粘ったが、釣れたのは小エビ一匹のみ。これだけかよ…アタリもこの一匹だけで、あとは全く音沙汰なしだった。こりゃ〜だめだ!っと移動開始。もう一か所のお気になエリアにて始めるが、こちらでもアタリが遠い…とは言え、アタっては来るからやる気にはなる。アカムシ餌だから、仕掛けを落として40秒〜1分くらいで聞き上げるんだけど、ス〜っとゆっくり竿を上げているとピク!と魚信が来て、エビが餌を離して逃げてゆく。「まだ早かったか…」次はもうちょっと長めに喰わせてから竿を上げてみると、今度はアカムシを完食しやがって、空の針だけが虚しく揺れる。チッ!ちゃっかりしてやがるぜ!次で掛けちゃる!と意気込んでると、今度は喰ってこなくなるんだよね〜全くテナガエビって奴は性格が悪い。苦労してやっと掛かった!と思ったら、小エビばかりでちっとも面白くない。小エビすぎだよね…目に付く岩陰や隙間に片っ端から落としてるんだけど、そのほとんどは空振り。ハァ〜、今日もエビが居ないな〜例え居たとしても、小エビばかりで手応えがないんだけど、やっと良型が釣れた。せめてこのサイズ以上じゃないとね〜いつも思うが、良型になるとエビを掴んだ途端にいつもハサミに手を挟まれる。大きめにガッツリいってくれればそれほど痛くないんだけど、皮膚の表面だけをちょっぴり掴まれるとけっこう痛い。ちょっぴりだけ摘むのは痛いからやめてくれ!やっと良型が釣れてホッとしたが、これ以降はまた小エビばかり…ある深めの小さな穴に落とした時だった。落とした途端に浮きがピョコン!と反応した。「お!良型が居たぞ!」浮きに反応が出たということは、そこそこサイズが突いてるということ。期待しながら、早くも遅くもない絶妙なタイミングで竿を上げなくてはならない。実はコレが意外に難しい。早いと口に針が掛かってないので釣れないし、遅いと針を吐き出され、コレまた釣れない。良型以上になると、アカムシを食べるのも早いから短時間勝負になる。頃合いを見計らって、ス〜っと竿を上げるとビクン!ビクン!と引っ張ってくる。この重くて激しい引きは、20cmオーバーのビッグアームに違いない!好き勝手にやらせると潜られて出てこなくなるので、多少強引に抜き上げる。果たしてヌルン!と出てきたその姿は…20cm近くはあったチチブでした。なんだよ!コイツはよ〜っざけんな!と多摩川に向かってフル遠投し、優しくリリース。コヤツを最後に釣れなくなり納竿。本日は潮が引くのが早く、わずか90分で7匹で釣りにならなくなった。ムムム…、たったコレだけう〜ん、厳しすぎるな…アカムシ餌だと、細かいのを拾うからもっと釣れるハズなんだけど…もしかして、ボリュームのあるミミズ餌の方が目立つから、エビが寄ってくるかな?実際どうなんだろう?まぁ、おいおい検証しみてようと思います。ちなみに置き竿を安定させるスパイクオモリのテストは、成功でした。この強風の中でも、竿がコロンと転がり落ちることは一度もなく、しっかりと耐えてくれました。釣りを終え自宅に向かうが、90分の短時間釣行と7匹の貧果でくすぶっていた。ふと対岸に目をやると、以前は一級ポイントだったテナガエリアが視界に入る。「以前は釣れまくったけど、今は誰も釣りしてないから、きっと釣れないんだろうな〜」たぶん釣れないと思うが、実際にオッサンが試した訳ではなく、あくまで想像の範囲。連日の腐れ釣行と今日は強風に吹かれていたから身体はヘトヘトだったが、好奇心の方が勝ってしまった。「どうせあちら側に帰るんだから、ダメ元で行ってみよう!」久しぶりに訪れたかつての一級テナガエビ釣り場。以前の様相とは打って変わって、背の高い雑草がボウボウに生い茂り、釣り場は草陰に隠れて見えない。それでも人の出入りがあるらしく、いくつか獣道のような通路が出来ている。目的のエリアの通路を通り河川側に出るが、やはり以前のようなテナガエビが好みそうなナイスな石組みは見る影もなかった。ただ、所々に石組は残っているので、もしかしたらエビがいるかもしんまい。とりあえず竿を出して、目に付く岩陰に落としてみるが、生命反応は全く無かった…今現在は干潮なので、潮位が低すぎるからかも知れないが、以前だったらココは潮が引けば引くほど釣れたのだ。この惨状を見る限り、確かに厳しいとは思う。ただ、石組みが残っている箇所もあるので、状況によってはテナガエビが釣れる可能性はなきにしもあらず。本当にここらのテナガエビ釣り場は無くなったんだな〜っと悲観に暮れるが、きっと多摩川のどこかに誰も知らないテナガパラダイスがあると思いたい。釣りだけで終わった2024年のゴールデン・ウィーク。それでも釣れればまだ慰めにもなるが、揃いも揃って貧果の嵐!来年のGWは釣りなんぞしてないで、自分探しの旅に出ようっと!次の記事>>>「2024年第六回目の多摩川テナガエビ釣りは異常なし!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼ(テナガエビ)サイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年第六回目の多摩川テナガエビ釣りは異常なし!
    2024年6回目の多摩川テナガエビ釣りもパっとしない2024年5月12日2024年第六回目のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:曇り釣行時間:7時00分(潮位180cm満潮)〜10時00分(潮位105cm下げ5分)中潮釣果:4匹(10cm〜15.5cm)竿:「GR愁渓」2.1mと「清滝」2.1m道糸:フロロカーボン2号ハリス:ナイロン0.8号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:発泡スチロールの玉浮きオモリ:中通しマル0.8号エサ:ミミズ仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛けオッサンにとってテナガエビ釣りは、ハゼ釣りが始まるまでの慰めという位置づけ。まだ寒い時期は釣りなんぞに出掛ける気にもならないが、春が来て暖かくなってくると、身も心もソワソワして落ち着かなくなる。とは言え、ハゼ釣りするにはまだ早いし、船釣りするペイメントなんぞ皆無だ。しょうがないので、チャリ圏でのテナガエビ釣りで誤魔化している次第でございます。それでも以前のように釣れれば楽しいんだけど、ここ数年は釣れないもんだから、釣り場でムス〜っとくすぶる始末。「他になんか楽しい釣りものないんかな〜?」と思案してみるが、『手の届く範囲内&金が掛からない&手軽で楽しい』という都合の良い釣りモノは見当たらない。そんないたたまれないテナガエビ釣りですが、いよいよ終盤に突入。あっ!終盤というのは、オッサンにとってのテナガエビ釣りが終わりに差し掛かっているというだけで、テナガエビ釣りのハイシーズンは6月〜7月頃なので一般的なエビ釣りの本番はコレからです。本日もせっかくの休日を無為に過ごすため、多摩川へ向かうオッサン。テナガポイントへ向かう道中に川崎競馬場の練習馬場があって、朝方はいつも競走馬達がいるんだけど、本日は休みなのか知らんが一頭もいなかった。実はオッサンは、エビ釣りよりもココでキレイな競走馬を眺めるのを楽しみにしてるんだけど、今日は見れなくてつまんないっス!「っんだよ!」っと、ふてくされながら釣り場へ向かう。いつものエビ釣り場に到着するが、相変わらず他の釣り人はだ〜れもいない…いつも通り誰もいないまぁ釣れないし、こうなるわな…テナガエビ釣りハイシーズンになれば、釣り人もちょっとは現れるのかな?本日の心配事のひとつが、今現在は満潮時間ということ。テナガエビ釣りは潮位がものすごく影響するんだけど、この釣り場は潮が高いと全然釣れない。「分かってるなら釣れる時間帯に来いよ!」という有り難い善導、ごもっともでございます。ですがぁ!釣りなんぞでせっかくの休日がまるまる一日潰れるの嫌じゃね?釣りは朝〜せいぜい午前中くらいまでで、午後はゆっくりしたいじゃん!っというわけで、オッサンはいつも潮汐関係なく時間で動いてます。潮高すぎじゃね?コレとは言え、コレからはどんどん潮が引いてゆくから、そのうちにいい塩梅になるだろうて。という薄っぺらい期待を抱きながら、釣りの準備。仕掛けはいつものように、安っぽい浮きというかただの目印と単純な一直線の仕掛け。安っぽい仕掛けだ餌は近所の公園でほじくってきたミミズ。昨日ほじったから新鮮だ!先週は豪華にアカムシ餌を買ってきたけど、今週はいつものように無料餌にて。アカムシって、ひとパックに結構入ってるから、狂ったような爆釣でもない限り余るんだよね〜余っても翌週に持ち越せる訳でもないし、冷蔵庫に入れようとすると間違いなく妻に◯されるので、入れらんないし…なので、現場に放流することになるんだけど、せっかく買ったのに捨てるのってもったいないじゃん!正直、アカムシ餌の方が小さなエビも拾えるから釣りとしては面白味があるんだけど、小エビって釣り上げると昇天する率が高いから可哀想になる。っというわけで、オッサンはミミズ餌を愛用してるんだけど、単に餌代がもったいないというセコい理由でございます。ミミズをみじん切りにして針にセット!老眼の身としてはアカムシよりもミミズ餌の方が針に付けやすいが、ミミズをハサミでカットしているとブチョ!って中身が出てくるのが気持ち悪い…気持ち悪いのが玉にキズさぁ、爆釣じゃ!時間切れ間際のラッシュ!まずは実績穴で釣り上げてスタートダッシュ!…っという訳にもいかなくて、まだ潮位が高いから狙いの穴帯なんて見えやしない!しょうがないので、手前のテトラポットの隙間に落とすしかない。スルスル落としてみるが、深さなんて50cm以上もあるから期待出来ない。テナガエビ釣りって深くてもせいぜい20〜30cmで、深いと釣れないんだよね〜本当はもっと浅い方でやりたいんだけど、そっちはゴミやら枯れ草とかが一面に浮いてて、釣りなんぞになりゃしない!んで、案の定なんのアタリもない。下がエグレていそうなテトラポットの股下とか、岩陰とか手当たり次第に落としてるんだけど、釣れないな〜時おり、竿をゆ〜っくり聞き上げていると、チョン!と振動が来る事もある。コレは餌を突いてた小エビが逃げた時の振動。「アカムシ餌だったら針掛かりしてたかもな…」とも思うが、無いもんはしょうがないし、小エビ釣って昇天しても困る。くすぶり続けること一時間ばかり釣れない時間が経過。「マズイな…、今日はボウズかもしんまい。マジで…」と焦り始めると、やっと本日の一匹目が上がってきた。やっとボウズ逃れソーラーエアポンプ『おひさまの力』も出番があって良かったね!ただ、本日は曇り模様なのでソーラーパワーが弱くて、ブクブクも申し訳程度にしか出ない。ブクブクではなくプクプク程度なんだけど次が続かず、またしても沈黙の時間が続くのでした。唯一の希望は、潮位がもっともっと引いて、テナガエビが居付いてる穴帯を狙えるようになること。雨乞いの心境で潮が引いてゆくのを待ってるんだけど、思ったよりも潮の流れが遅いんだよね〜いつもならアッという間に潮が引いてゆくんだけど、「遅ぇ〜よ!」と石を投げたくなる。オッサンが悶々としていると、遠くからウェイクボードのボートがやってくる。いつもはもっと手前でUターンしてこちらに影響は無いんだけど、今日はコッチまで来やがって!しかも、オッサンの眼の前でUターンかましやがって!コッチが釣りしてるの分かっててこういう事してくるんだから性格悪っ!本当にこのボートってどうにかならんのか?通過するだけなら我慢できるんだけど、何度も往復してくるから釣りの邪魔で邪魔でしょうがない。ハゼ釣り場にもよく来るんだけど、とにかく釣り人に嫌われている存在。釣り人がいる方いる方に来るんだよな〜、こいつら。ボートと言えば、いつもは沖釣りに行くプレジャーボートが何艘か通過してゆくんだけど、今年は一艘も見ていない。ずっと以前、テナガエビ釣りの常連が「ここらよりも上流のボートはみんな違法係留ばかり…」と言ってたから、しょっぴかれたのかな?ここいらも護岸工事が進んでるから、違法係留のボートは工事や調査の邪魔だから、軒並み排除されたかもね。めでたし、めでたし!しかし、あのテナガエビ釣りの常連たちは、今、この釣れない状況の中でどうしてるんだろう?あれだけエビ釣りに情熱を傾けてたんだから、そう簡単には諦めてないハズで、絶対どこかテナガパラダイスを見つけて釣ってると思うんだよな〜っと、ノスタルジーに浸っていたオッサンだったが、コッチはエビが全然釣れないから、ちっともめでたくない!ジワジワと潮位は下がり続け、そろそろ狙うべき穴が見え始めてきた。すかさず実績穴を攻めてみると、一気に浮きが持っていかれる!「お!さすが実績穴は違うね〜」っと久しぶりに良型エビの反応で嬉しいオッサンだったが、「あの持って行き方はマズイんだよね…」喰い気のあるエビがいればすぐに浮きに反応があるんだけど、ピョコン!と浮きが動く程度だったら良いんだけど、一気に石の下に持って行かれるのは根掛かる率が高い。例えエビが針掛かりしていても、エビ本体やオモリやヨリモドシ部が岩の隙間に引っ掛かって出てこなくなる。本日はミミズ餌だから、反応後90秒〜2分ほど喰わせてから上げるんだけど、ス〜っと竿を上げてみるとグン!グン!とテナガエビが引っ張り返した後、やっぱり根掛かりした。こういう時は慌てずに道糸を一度緩め、しばらく待っているとエビが動いて根掛かりが外れることもあるんだけど、今回は残念ながら外れることはなかった。泣く泣く道糸をぶった切る。そしてコレが二連続で発生する。せっかく待望の良型エビが掛かっているのに、なんで上がって来ないねん!仕掛けを作り直しながらブツブツ文句を垂れるオッサン。今期の傾向っていうか釣れない時ってこうなんだけど、その穴とか隙間に落とし、何らかのエビ反応があって一発で針掛りしないと次は無い。エビが餌を離して逃げた!というなら次は警戒して喰って来なくなるのは分かるんだけど、餌を完食して針だけになり、「まだ居る」と思って、次も同じスポットに落としてももう喰って来なくなるのである。つまり、一発で確実に針に掛けないと、セカンド・チャンスは無いのである。コレって思うに、エビの個体数が激減してるからだと思う。以前はその穴とかには何匹もエビが居て、一匹釣れたり逃げたりしても次のエビが喰ってくるから、同じ穴から何匹も釣れた。しかし、今期はひと穴一匹がほとんど。ソコに居るたった一匹のエビがいなくなれば、その穴はお終いなのである。本日は時間指定のテナガエビ釣り。潮位が低くなり、ラスト30分でやっと一級ポイントに行けるようになった。ここで最後の勝負に出るオッサン。潮が引いたばかりなので、まだ濡れて滑る石の上を玉砕覚悟で移動し、目標のスポットへ落とすとすぐにエビ反応!「やっぱりココは居るね〜!」と嬉しいオッサン。焦る気持ちを抑えながら、時計とにらめっこ。90秒後にス〜っと聞き上げるとしっかり針に掛かってて、やっと本日の二匹目。やっとだよ〜!すぐにお隣りの穴からもう一匹。本日最大サイズ調子良くなってきたところで、もう一匹釣れてタイムアップ。3時間粘ってみたがわずか4匹…ひぇ〜!これだけか…本日は時間が限られてて残念でしたが、あの反応だったら、あのスポットで入れ喰いも期待できたと思います。泣く泣く撤退しましたが、後ろ髪をアメリカンピットブルにグイグイ引っ張られる想いで現場を後にしましたよ。マジで!「あのままやってたら、どんだけ釣れただろう?」釣りにタラレバは通用しないが、ソレを夢見るのもまた釣りである。釣れて欲しい時に釣れなくて、もう帰ろうと思った時に釣れるのもまた釣りである。おそらく、次あたりが2024年のテナガエビ釣りラストになるかも知れませんが、一度でいいから良い思いしたいな〜間違ってていいから、たくさん釣れないかな〜!次の記事>>>「2024年第七回目の多摩川テナガエビ釣りはラストぉ〜!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼ(テナガエビ)サイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年第七回目の多摩川テナガエビ釣りはラストぉ〜!
    2024年多摩川テナガエビ釣りもいよいよラストぉ!2024年5月19日2024年第七回目のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)天気:曇り釣行時間:7時00分(潮位88cm下げ7分)〜10時00分(潮位66cmほぼ干潮)中潮釣果:10匹(9cm〜17.5cm)竿:「行雲流水」1.5mの2本竿道糸:フロロカーボン2号ハリス:ナイロン0.8号ハリ:タナゴ針-極小新半月ウキ:発泡スチロールの玉浮きオモリ:中通しオモリ0.8号エサ:ミミズ仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛け2024年の多摩川テナガエビ釣りもいよいよ最後になりました。本来なら、これから本格的なテナガエビ釣りシーズンに突入する時期ですが、そろそろハゼ釣りが始まるのでそっちを優先。オッサン的には「ハゼ釣り>>>>テナガエビ釣り」という位置づけなので、コレばっかりはしょうがない。できるなら、テナガエビ釣りとハゼ釣りの時期がズレてくれれば有り難いのだが、多くの生物が春先から活動を始めるので、ご都合よい訳にもいかんか…今年も全然パッとしなかった多摩川のテナガエビ釣りでしたが、まぁ暇つぶしにはなったかな?あまりにもエビが釣れなかったもんだから、テナガエビ釣り初の夜釣り作戦も考えてたんだけど、決行の日の夜に雨が降ってきて泣く泣く断念したという経緯もございます。ただ夜釣りっても、いつものエビ釣り場はテトラポット帯だから、「昼でさえ危ないのに夜なんておっねぇな〜」と思っていた。別のエビ釣りポイントで…という案もあったけど、「いつもの釣り場じゃないと昼と夜の違いの比較ができないしな〜」とも思っていた。まぁ、事故で怪我したら元も子もないから、中止になってかえって良かったのかも知れない。そんな訳で、いよいよラストのテナガエビ釣りですが、ラストを記念して!という企画も思いつかなかったもんだから、いつも通りな感じ。いつものように多摩川河川敷の競走馬の練習馬場を眺める。本日は結構な頭数が練習していて、眺め甲斐があった。この光景も見納めと思うと寂しい…「このまま馬を見てようかな?どうせエビ釣れないし…」とも思ったが、このブログの片手で数えられるくらいの多くの読者の期待を裏切るわけにもいかないので、後ろ髪を引かれながらいつものテナガエビ釣り場へ向かう。まぁ、期待なんぞしてないだろうけどサ!んで、本日もテナガエビ釣り場に到着。相変わらずエビ釣り人はいないが、たぶん仲間だろうけど二人組のルアーマンがブンブン投げていた。間違ってか?知らないのか?たま〜にココで投げてる人がいるんだけど、釣れてんの見たことないな…ココは釣れないだろうから、きっとこの人たちはキャストの練習をしてるんだろう!と思うことにする。ここも本日でお別れだんで、いつものように潮位は思ったよりも低い。潮、ずいぶん低くね?今年は潮汐表よりも、実際の潮位がかなり低めなんだよね。若干のズレがあるのはしょうがないけど、テナガエビ釣りって潮位命だから大きく違うとリンダこまっちゃう!と分かる人には分かるフレーズですな!「ウララ〜♪ウララ〜♪」と言うと、今の子達はアニメ『ちびまる子ちゃん』なんだろうけど、オッサンの年代では歌手山本リンダの『狙いうち』が元祖。この「狙いうち」というタイトルも相まって、高校野球や六大学野球のチャンステーマ曲として、耳に残っている方も多いかも知れませんね。実はこの「ウララ〜♪ウララ〜♪」の歌詞は、作曲時には「ウダダ〜、 ウダダ〜」だったらしい。なので、アニメ『ちびまる子ちゃん』で、次回告知前にまる子ちゃんが身体をクネクネさせながら「ウダダ ウダダ ウダウダダー ウダウダ ダーダー」と言ってるのも、まる子ちゃんがふざけて言ってるという訳ではないのである。っというわけで、オッサンの頭の中は「ウララ〜♪ウララ〜♪」をパワープレイしながら釣りの準備。本日の竿はいつもと違って、1.5mの短い竿を2本ご用意。いつもなら、この釣り場ではテトラポットの上から釣り糸を垂れるので、2.1mの竿に道糸を2.5mくらいにしています。しかし、本日は潮位が低いほぼ干潮時間帯なので、ほぼ水面に降りての釣行。こうなると短い竿の方が釣りやすいので、短竿にて決め打ちのテナガエビ釣りでございます。この竿は冬季のハゼの穴釣りで使っている竿で、穴釣りは根掛かり必須の釣りものだもんだから、いつなんどき竿がブチ折れるやもしれんので予備も含めて2本持っています。ハゼの穴釣り用の竿リンク仕掛けはいつも通り、発泡スチロール浮きに一本針の一直線。オモリは丸だったり長細かったりするが、別にこだわりはない。細い方が根掛かりにくいと思われるかも知れませんが、オッサンの経験上どちらも変わらないと思う。本日も安っぽい仕掛け餌は近所の公園でほじってきたミミズ。今年はなぜか少なくて、見つけるのに難儀した。意外に貴重な野良ミミズタダ餌だから助かるが、ボリューミーだからテナガエビ釣りの定番餌アカムシに比べると針掛かりが良くない。まぁ、これからの時期はエビも大きくなってくるから、ミミズとかサシ(ウジ虫)でも釣れてくると思います。ちなみにオッサン的には、テナガエビ餌は白サシが一番釣れると思ってます。参考文献:)手長エビ釣りのエサで一番釣れるのは?←単にオッサンの記事だけどね!ミミズをみじん切りにして針にセットしたら準備完了。実はミミズの端っこの方は針掛かりが良くないッス!ラストだからちょっとサービス今は足場の良いテトラポットの上で準備してたんだけど、オッサンお目当てのポイントはチョイと移動しなくちゃならない。今現在は潮が引いている状態だもんで、お目当てのポイントまではまだ濡れている石の上を伝ってゆく。乾いている石の上なら安心だけど、濡れてて苔も生えてるもんだからとても滑りやすい。おっかなびっくり一歩ずつ進み、やっと現場に到着。なんでこんな苦労せなあかんねん!っといつも思う。このエリアは見た目は広大なテトラポット帯で、どこにでもテナガエビが居そうな雰囲気を醸し出している。その昔は釣り雑誌とかでテナガエビ釣りの聖地なんて掲載されていたが、実は釣れるスポットはごくごく限られているのが現実。当然、釣り人って心が狭い人種だから、釣れる場所は自分だけの秘密で、なかなか教えてくれない。教えてくれないどころか、オッサンみたいにタチの悪い奴はガセネタを掴ませようとする輩すらいる。皆さんもお気をつけください。くわばら、くわばら…このスポットもオッサンが苦労して見つけた場所だから、教えてあげないよ!ジャン!オッサンの機嫌が良ければ教えるかも知れんが、知ったところで釣れる状況はとても限られてるし、いつでも気軽に入れるわけでもないんだけどね。まずは1本目の竿を落とすんだけど、本日は今期ラストのテナガエビ釣りだからちょっぴりサービス。そのまま狙いのスポットにストン!と落とすだけじゃなくて、オモリが底に着いたら、数cmチョンチョン!と5回ほど上下に揺らして餌を踊らせてください。コレがテナガエビ釣りの誘いになります。どんな釣りモノでも必ず誘いを入れますよね?誘いを入れるのと入れないのでは、釣果がまるで違う事になるのも珍しくありません。テナガエビ釣りでもソレは同じで、投入時に餌を揺らすとソコにやる気のあるエビが居ればすぐに手を出してきます。コレはエビ側のみならず、釣り人側にもメリットがあります。落としてすぐに反応があるとコッチもやる気が出るじゃん?じゃん?って馴れ馴れしくすることもないんだけど、やる気が出るじゃないですか?今期もたいして釣れないからかも知れないけど、落としてからエビが餌をいぢくるまでけっこう待つことが多い。仕掛けを落とし、1分ほど我慢して浮きを眺め、何も反応が無いと、「ここもエビ居ないか〜…」と竿を上げようとしたらピョコン!って反応してくる。「居るんならもっと早く反応しろよ!」と今期は何度も言いたくなった。コレはまだ良い方で、エビが居るのに待ちきれなくて竿を上げてしまったこともきっと多かったと思う。オッサンはとてもせっかちなので、エビがちょっかい出すまでチンタラ待ってらんないよ!っというわけで、この誘いをやるとエビの反応が良かったように思えたので、勝負が早くなるハズ。エビが居ないスポットに落としてジ〜っと待ってるなんて、砂漠に釣り糸垂れてるのと同じで時間の無駄じゃん!この誘いをやって駄目なら、さっさと次のエビスポットを探した方がポジティブだよ!ついでにもっとサービス。釣りの間中はよそ見してないで、眼の前のエリアにエビが居ないか良く見ていてください。エビって縄張り意識が強く、穴や岩陰から他のエビに追い出された奴が歩いてたリします。まぁ、そんなエビの鼻っ面に餌を垂れ下げて掛けてしまうという事もありますが、そのエビがどこに移動するのか?をよく観察してください。その移動先がエビの良い隠れ家になっていて、しかもかなりの優良物件という事が多いです。散々同じスポットで釣りしててかなり熟知していたはずなのに、「こんな所にエビの住処があったんだ!」という発見も少なくないです。あともうひとつ。狙いの穴や岩陰に落とす時は、水底付近を舐めるようにゆっくり目に横移動させながらやってみてください。っというのも、狙いの手前だったりすぐ近くの岩陰から、エビが手を伸ばしてくる事があるからです。横移動させていると、仕掛けや餌を目掛けてニュ〜!と長いハサミが伸びてきて「お!こんな所に居たんだ!」という事もあるんです。っというわけで、本日はラストだからかなりサービスしちゃったな〜!まぁまぁに釣れて終了話をエビ釣りに戻す。まずは実績穴に落とすと、着底&誘い後にすぐに反応あり!「お!居たぞ!しめしめ…」ミミズ餌だから少々喰わせないと針に掛からないから、90秒ほど我慢の子。その間にもう一本の竿も落とすと、こちらでも反応あり!しめしめその2。まずは2匹ゲット!と既に釣り上げた気分のオッサン。頃合いを見計らって最初の竿を上げてみる。ビクンビクン!と明らかに良型エビの強い引き。マズイ!っと思った時は、既にあとの盆踊り…引きの強さに竿が負けて一気に持って行かれ、エビが岩の反対側から見えてしまい根掛かり。やっちゃったよ!こういう時は無理をしないで、しばらく竿を置き、エビが動くと外れることがある。一本目の竿を「外れてくれ〜」と願いながら置き、二本めの竿を上げてみると、こちらもビクンビクン!と良型エビの反応!させるか〜!っと今度は強めに引っ張ってみるが時すでに遅し…こっちなんて反対側の穴から良型エビが飛び出て、一周回っての根掛かり…「アカン!コレは絶対に外れん…」と思ったが、一応こちらも置き竿にして、万が一の一縷の望みにかける。んで最初の竿を上げてみるが、エビの姿は見えないがますます深場に逃げたらしく外れそうにもない…泣く泣く道糸を切ってサヨナラ。もう一本も案の定外れなくて、こちらもサヨナラ2。「マジかよ…」のっけから天国から地獄に突き落とされ、萎えるオッサン。まぁ、コレはテナガエビ釣りではよくあることだが、初っ端の二連続とは、ダブルクロスカウンターを喰らった気分である。「真っ白な灰になったじぇ〜…」っと、しょっぱなから渋々仕掛けを作り直すオッサン。こうなると次が続かないだよな…穴の中でエビを暴れさせると他のエビが散って釣れなくなる。んで案の定、反応しなくなった。間違いなく釣れるであろうスポットの2つがいきなり玉砕だが、しばらく穴を休ませればまた釣れると思うので、その間は他をあたる。いくつか別の穴を探り、なかなかアタリが遠かったが、やっと本日の一匹目。やっとだよ!ハサミが取れちゃったし…同じ穴からすぐに二匹目。コッチも片腕まずは釣れてホッとする。本日も出番があって良かったソーラーエアポンプ『おひさまの力』。空が曇りだから元気はないが…リンクソーラーエアポンプの詳しくはこちら>>>「ミジンコ繁殖の新兵器「ソーラーエアーポンプ」投入!」へ本日はどこでもアタリがあるわけじゃないけど、エビの反応は良いみたい。とは言え、ミミズ餌だと小エビは針に掛からなくて、ス〜っと竿をゆっくり上げているとピクン!と魚信の後に逃げてゆく。ミミズ餌の宿命だが、アカムシ餌を使って小エビを釣り上げてもすぐに死んじゃうから、コレでいいのだ!と自分に言い聞かせる。ミミズ餌だとこのサイズ以上じゃないと釣れにくい釣れるのは10数cm以上だが、ここらへんになると、釣り上げて針を外していると100%手を挟まれる。エビも命掛けで、せめてもの抵抗なんだろうけど、けっこう痛いんだよね〜まぁ、この痛みも本日でラストと思えば快感だ!カ・イ・カ・ン!言わずもがな映画『セーラー服と機関銃』の名台詞だが、名作にはバッタもんが付きもので、「セーラー服と一晩中」や「セーラー服で一晩中」など秀逸だ。こういうの考える人はスゴイと思うよ!まぁ、オリジナル側から何を言われるのかは知らんが…最初の玉砕ポイントも落ち着いてきたのか釣れ始め、一発目は本日最大サイズが上がってきた。かなりの強烈な引きだったけど、今度は好き勝手させなくて、強引に穴から引きずり出した。その強引さに観念したのか、竿を上げたら既にホールドアップ!だった。「勘弁してくださいよ!旦那」ボディサイズは大した事ないが、手が異常に長い奴だった。本日最大サイズの17.5cm当然、手も挟まれる。カ・イ・カ・ン!その2そろそろ釣りきったらしく、このエリアもアタって来なくなり、小移動を繰り返す。とは言え、なかなか釣れないが忘れた頃にボチボチといった塩梅。潮位はますます低くなり、ほぼ干潮の時間帯。手前ではもう釣りにならないから、多摩川の本流付近でやらざるを得なくなるが、深め狙いとなるとダボハゼがちょっかい出してくる。んで、本日もけっこう深い穴から20cmクラスのチチブが上がってきた。またオマエか!?さらにはコチラも深い穴だったんだけど、短い竿を弓なりどころか、半円状にしならせる奴がいた。入口は小さいんだけど深さが60cm位あって、落とすとすぐに喰ってくる。なんだろう?テナガエビじゃないんだけど?釣り人の悪い性分で、反応があると釣り上げたくなる。落としてスンスンと誘うとグングン!と喰ってきて、そのうちにグ〜ン!と竿を半円状にしならせて持ってゆく。この持って行き方はたぶん20cmくらいのチンチン(クロダイの稚魚)っぽいんだけど、3回ほどアワセてみたんだけど針に掛からない。そりゃ〜そうだ!使ってるのは小さなタナゴ針で、先曲がり部なんてほとんど無いもんだから、掛かる方が間違っている。例え掛かっても、細い針を折られて終わりだろうて…っというわけで、その正体は分からじのままだった。本日はラストだから頑張って3時間やって10匹と釣れなくもないが…といった塩梅だった。サイズは良型揃い!みなさん元気に多摩川へお帰りになりました。良かった良かった。今期のテナガエビ釣りでは、以前のテナガエビ釣りみたいに落としてすぐに喰ってくるというのはなかなか無くて、しばらく放っておかないと手を出してこないというのが多かった。なので、待ち時間が多いから、複数本の竿を出しておかないと手持ち無沙汰になるかな?でもこれは、オッサンがミミズ餌を使っているからかも知れなくて、アカムシ餌だったらすぐに反応してくるのかも知れません。ただ、釣れたテナガエビを持って帰って食べるのならともかく、そうでないのなら小エビはすぐに死んじゃうから、小エビも拾ってしまうアカムシ餌はどうなんだろう?「んな事言うなら、釣りなんてするなよ!」というご意見、ごもっともでございます。オッサンの偽善な言い分でしたね。申し訳ないです。テナガエビって人間が思っているよりもウジャウジャ居るんだと思います。ただ釣れないだけで…こう言えるのも、あるエビがどこかの岩陰に移動してゆくと、その先に居たエビがピュッ!って出てくることが多いんですよ!「そんな程度の所に居たの?」って言うくらいに浅くて小さな岩陰とかに居るもんだから、こちらがビックリするくらい。たぶんあらゆる穴や岩陰に居るんじゃないかな?と思ってますが、これらが釣れるかどうかはまた別の問題。っというわけで、オッサンの2024年のテナガエビ釣りもこれで終了です。できればもっと釣りたかったけど、なかなか思い通りにはなりませんね〜来シーズンはどこか違うポイントを見つけられれば!という気がしないでもないですが、果たしてどっかにあるんかな?一度、梅雨時期のハイシーズンや夜釣りもやってみたい気もするんだけど、それはまた気が向いたらということで!とりあえず、オッサンに釣れてくれたテナガエビ様達、ありがとうございました。ここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼ(テナガエビ)サイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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