2024年23回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは強風の中

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2024年23回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは強風にて

2024年9月15日。

2024年夏シーズン23回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】

天気:晴れ

釣行時間:6時00分くらい(潮位:115cm下げ5分)〜9時30分くらい(潮位:36cm干潮)中潮

釣果:マハゼ108匹(8cm〜14cm)

 

竿:3.5m(清流X)→2.1m(行雲流水と彩峰Uの合体竿)

道糸:ナイロン0.8号

ハリス:ホンテロン0.6号

ハリ:袖スレ1号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:ボイルベビーホタテ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

まだまだ暑い日が続きますが、皆さんお元気ですか?

 

僕は元気です!

 

っというほど元気でもなく、今朝の目覚めも身体のどこかしらが痛くて、ダルい…

 

寝起きは身体中が油切れのようにギクシャクしているので、寝ながら軽いストレエッチでほぐしながら起床。

 

「ハァ〜…、歳はとりたくないやね〜」

 

ハゼ釣りへ行くための準備をしていると、窓シャッターがガタガタ鳴っているので、予報通り風は強そうだ。

 

自宅を出発すると、まだ朝焼けの早朝なのに、爽やかとは対極のムァ〜っとした湿った空気が身体にまとわりつく。

 

「この強風が南の湿った空気を運んで来てるんだろうな〜。今日も暑くなりそうだ…」

 

汗だくになりながら愛車を漕ぎ、本日のハゼ釣り場『大井ふ頭中央海浜公園』へ向かう。

 

この釣り場は海沿いの運河なんだけど、吹きさらしなもんだから風が強い日はモロに食らう。

 

いつもの橋に差し掛かると、思った通り強風だった。

やっぱり風が強いな〜

 

既に何人かの常連が釣り糸を垂れていて、ハゼ釣りの塩梅を伺うと釣れなくもなさそうだった。

 

問題はこの強風。

 

釣りの大敵は雨ではなく風。

 

風が吹くとアタリなんて取れやしない。

 

ましてや小魚相手のハゼ釣りで、しかもオッサンがやっているウキを使わないミャク釣りは、ごく僅かなアタリを捉える釣法なので風は大敵だ。

 

この釣り場はどこにも風を遮るものが無いので、どこへ行っても厳しそうなんだけど、少しでも条件が良さそうな釣り場でやりたいものだ。

 

実は本日の本命ポイントは【しおじ磯】だったけど、アッチはコッチよりもさらに強風らしいので、しょうがないので【はぜつき磯】に腰を下ろす。

本日は【はぜつき磯】にて

 

ふと見上げると虹が出ていた。

 

雨が降ってもいないのに虹が出るとは、不吉な予感。

嫌な予感…

 

虹ってメルヒェンでファンタジーなイメージなんだけど、古代日本では不吉の象徴とされていたらしい。

 

虹は干ばつの前触れとか恐ろしい霊物として捉えられていたらしい。

 

逆にヨーロッパ諸国では幸運の象徴と崇められ、虹の根元には幸福をもたらす金のカップがあるとされていたらしい。

 

金のカップ?

 

ワールドカップ?

 

特上カップヌードル?

 

はてまた、金のファールカップ(キン◯マを守る金的サポーター)?

 

ヨーロッパ人って、なんてメルヒェンでお花畑なんだ!

 

ちなみに直に見たことはないけど、YOUTUBEか何かの動画で虹の根本を観たことがある。

 

地面の少し上から虹が始まっていたんだけど、あそこを掘れば金のファールカップが埋まってたのかな?

 

しかし、虹を眺めるとやたらマリオカートをイメージするのはオッサンだけ?

 

最終コースのレインボーロードをショートカットとかしながら必死に攻略していた若き日に思ひをはせるオッサン。

 

 

気を取り直してハゼ釣りの準備。

 

本日の竿は3.5mの清流Xから。

 

本来なら、風が強いから短い竿の方がアタリが取りやすいのだが、今現在は潮が引いているから長竿で沖狙いの方が釣れると思う。

まずは3.5mの竿から

 

餌は定番のベビーボイルホタテ。

 

昨日もハゼ釣りしていた常連によると、まだ小さいハゼも混ざるらしいので、ハゼサイズに関係なく針掛りが良好なホタテ餌をチョイス。

まだ凍ってるぜ!

 

仕掛けはいつものミャク釣り仕掛けで、餌は大きめにセット。

餌は大きめの方が吉

 

ちなみにオッサンはホタテの餌付け時には、ホタテを指で潰しています。

 

こうすると、餌が外れにくくなるのと、餌持ちが良くなるのと、水中でホタテ繊維が広がるのでアピール力が高まるのと、針掛りが良くなると良い事ずくめなので、ホタテ餌を使う時は毎回やってます。

 

貝柱繊維を束のままチョン掛けするよりも、潰すひと手間で全然違うので、ホタテ餌を使う時はやってみてください。

ムギュ!っと潰す

 

準備完了にて、さぁ!今日も爆釣じゃ!!

ますます強風になりまして…

ブ〜ンっと長竿を振り込んでなるべく沖に着水&軟着底すると、すぐにアタって来た!

 

一投目はアワセても空振り…

 

次で掛けちゃる!と同じスポットを狙って振り込むが、強風で流されて狙いが30cmほどズレる。

 

まぁ、いいか…

 

一投目でアタリがあったからハゼの活性は良さそうで、多少はズレてもアタって来るだろうて…と思ってたら、やはりアタって来た!

 

んで、次も空振り…

 

マジ!?そのアタリ方からハゼは小振りだろうから掛かりが弱いかな?

 

お次はズレないように風を計算して慎重に落とすと狙い通りに落ち、やっと一匹目が上がってきた。

やはりこのサイズだよね〜

 

次も同じスポットに落とすと、今度は一発で掛かった。

このサイズなら確実に掛かるね!

 

とりあえずは、釣れる限りは同じスポットに落とし続けるのが基本。

 

なんだけど、上がってくるのが10cmに満たないハゼばかり。

ん〜、もうちょっとサイズアップしないか?

 

良型はもっと手前かな?と手前に落とすと上がってきたのはコイツ。

いらんわ〜!

 

このエリアは普段ならダボハゼはほとんど上がらないんだけど、潮位が低い上に手前狙いだとダボも来ちゃうな〜

 

ダボは嫌なので、再び沖狙いにすると今度は良型が上がってきた。

 

まぁ、せっかく長竿を使っているんだから、素直に沖側で釣りしましょ!

このサイズなら良いしょ!

 

初めから吹いていた強風は一向に弱まる気配がない。

 

どころか予報では今後も強まるばかり。

 

おかげさまで竿先が煽られて3Dに曲がり、ハゼのアタリなんて分かりゃ〜しない。

 

ホンの触りのアタリは全く取れないので、大きく派手なアタリとか、このくらいの時間でアタって来るハズで空アワセのタイム釣りとかで拾ってゆく。

 

風が止まった一瞬の時にアタリが来ればベストだけど、そんな都合の良いタイミングってなかなか無いよね〜

 

いつもならほとんど針を飲まれることはないんだけど、本日はアタリに気付かなくて、針をゴックン飲まれている事もそこそこにあった。

 

そんな時はオッサン自作のハゼ専用の針外し器登場!

針をゴックン飲まれた時は、

 

自作の針外しにて

 

針外しの部分は真鍮の丸棒を潰して穴あけとスリットを入れ、手持ち部はコンビニでもらう竹の箸で製作。

 

この針外しは滅多に使わないんだけど、自分で言うのも小っ恥ずかしいが、秀逸に出来ていると思う。
自作のやり方はコチラから>>>「ハゼ釣り用針外しの自作」へ
※手持ち部の材料が違うけど作り方は同じです

 

市販の針外しって大きいからハゼ釣りには使えない事が多いと思います。

 

あと、オッサが使ってる針は袖1号と小さいもんだから、余計に市販品は合わないんですよね〜

 

本来なら、針を飲まれ、針外しなんて使うのは恥ずかしいと思うが、しょうがないじゃん!アタリが分からないんだから!!

 

 

予報通り、風はますます強くなってきて、時おり身体を持っていかれるくらいに吹いてきやがった。

 

さすがに長竿ではもう訳が分からないので、2.1mの短竿にチェンジ。

短竿ならなんとかなるっしょ!

 

とは言え、長竿よりはアタリは取りやすいがやってる事はあまり変わらない。

 

アタリに気付かずに餌が無くなってる事が多発。

 

ムムム…、やはり厳しいか…

 

でも釣れないことはなくて、アタリ自体は頻繁にある。

 

もしかして、風が吹いてなければ爆釣Dayだったのかも知れないが、釣りにタラレバを言っても始まらん!

 

小移動を繰り返しながら探っていると、そこそこサイズも上がって来る。

本日の最大サイズもすぐ手前から

 

釣れ具合は変わらなくて、コンスタントに釣れるんだけど、風が強くて掛けたハゼが風に煽られてなかなか手前に近付いて来ない。

風に吹かれて手元に寄って来ないぞ!

 

こんな調子なもんで、釣れなくもないが思うように数も伸びない。

 

結局、3時間半で108匹と一応ノルマは達成したので納竿。

1束超えて良かった、良かった

 

強風の中、心が折れかかったが、頑張ったよ俺!

 

ふと見ると、朝にあれだけいたハゼ釣り人が皆居なくなっていた。

 

まぁ、普通は心が折れるよね…

 

まだしつこく居るのは、いつもの変態常連たちだけ。

 

この強風の中でよくハゼ釣りやるわな〜、この人たち。

誰も居なくなった【はぜつき磯】

 

自然相手の釣りだから雨風は当然なんだけど、雨はともかく強風時は辛いね〜

 

一応、強風時の対策としては、風下方向へ竿を出すくらいかな。

 

本来なら、あらゆる角度で広く探りたいが、風上方向へ竿を出してもアタリなんて取れないもんだから、風下方向への半分以下の範囲になる。

 

この前提でフットワーク良く移動しながら探るしかないかな。

 

もうひとつは気休め程度だけど、竿を水平に持つと多少は変わるかも知れません。

 

いつもなら垂直方向に対して斜めに出すんだけど、少しでも風の抵抗を無くすために竿を水平にして持つとなんとなくだけどアタリが取りやすいかな…。たぶん…

 

まぁ、これは短い竿じゃなないと出来ないけどね。

 

 

そもそもがこんな強風時は釣りをやるべきではないが、いつ何時、突然に強風が吹き荒れるやもしれん!

 

そんな時のためにも一度は経験しておけば、少しは役に立つかも知れません。

 

んがしかし、やっぱりコンディションの良い日に釣りはしたいよね〜

 

本日も何艘も遊漁船が出船して行ったけど、こんな日なんて釣れないし、釣りにならないよ!

 

ハゼ釣りならいつでも好きな時に撤収できるが、船に乗ると釣れなくとも好きな時に帰れないし…

 

大枚はたいて船に乗って、釣れない釣りに行ってしまう…

 

「かわいそうに…」

 

哀れみの視線で船を見送るが、こんな日に船に乗る決断をした自分が悪い!と鬼軍曹なオッサン。

 

まぁこれも経験と思うが、確かMR氏はこんな日に船に乗り、開始20分で船酔いでグロッキーになった苦い経験があった。

 

思えば、アレが最初で最後の沖釣りとなったMR氏。

 

今は元気にオッサンの隣りでハゼ釣っているが、何度誘っても「絶対にもう乗らない!」と頑なに拒否してくる。

 

たった一度の苦い経験が一生のトラウマになったMR氏なのでした。

 

 

次の記事>>>「2024年24回目の夏シーズン東京ハゼ釣りはハズレポイントにて」へ

 

 

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オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。

 

結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…

 

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なるべく頑張って製作します。

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