2016年6月26日。2016年3回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園(はぜつき磯)天気:晴れ釣行時間:6時30分〜9時30分くらい(満潮:08:30〜干潮15:08 小潮)釣果:マハゼ162匹(5cm〜11cm 8cmくらいのサイズが多し) ベビーハゼ10匹くらい(リリース) 訳の分からない巨大チチブ1匹(捨てた) ダボハゼ2匹(捨てた) 【今シーズン総釣果:348匹】
竿:2.0m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:ナス1号 エサ:ベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
やっと100均のハリスをゲットしたので今回からナイロンでいきます
東京はここ数日、強い雨が降ったのでハゼが釣れるか少々心配でした。
シトシト降りならかえってハゼが釣れるくらいだけど、大雨となると水温と淡水の影響で悪くなることが多い。
まぁ、今年は水不足も危惧されるので災害が起きない程度に降って欲しいとも思う。
6月も最終週になると戦闘服(ウェーダー)を着ていられない陽気になってきたので短パン&サンダルスタイルの軽装で出撃。
釣り場の「大井ふ頭中央海浜公園-はぜつき磯」には釣り人もボチボチ増えてきた。
そろそろハゼ釣りも本格的なシーズンin
相変わらずこちら側は釣り人が少ない。釣れるんだけどなぁ〜
釣り場に到着し準備を始める。
問題なのはこの指。
怪我をしたので結構不便
仕事中にデカい電気ノコギリ(弊社では昇降盤と呼ばれている)で指を削ってしまった!
かなり危ない機械なので気をつけていたんだけど、材料が弾かれた勢いで回転刃に指が接触した。
最初は指が無くなったと思ったけど有って良かった〜(大げさではなく事故ると指が無くなるくらいの機械なんです)
骨までは逝っていなかったけど、爪とお肉が無くなっていました。ヒェ〜!
つくづく人間は機械に勝てないと思った。
映画「ターミネーター」みたいに人工知能搭載のキラーマシンなんぞ完成した日にゃ〜人間なんて一瞬で滅ぼされるね!マジで!!
機械が怖いのは感情が微塵もないからだ。
「ついつい出来心で・・・」という感情でお金を払わずに店からテイクアウトしたり、人を傷つけたりなどの行為をしてしまう人がいる。
こういうことは当然やってはいけないことなんだけれども、人は感情があるからまだ抑制が効く。
無差別に制限なく悪いことをし続けることはできない。
なぜなら人には「心」があるからだ。
コレが感情を持ち合わせていない機械となるとそうはいかない。
「昨日は飲み過ぎたから今日は目の前の人間を消したら、あとは適当にチャラけてザボってりゃいいや!」というようなターミネーターはいないのだ。
一度、動き出したら365日24時間営業で仕事をしまくるのだ。
人類に明日はない!
人工知能を搭載していない電動ノコギリでさえ、人の指を吹っ飛ばすほど凶暴なのだ。
これがAIなんぞ持ちあわせていたら・・・想像すると恐ろしい!
ありとあらゆる方法で人類抹殺を企ててくるだろう。
例えば、あなたの家にもある洗濯機や食洗機が、ある日突然あなたに牙を向くかもしれないのだ。
一番怖いのはシャワー付き便座である。
最も人間が無防備な状態で、しかも急所丸出しで動けずにいるのだ。
まさに一撃必殺!”死して屍(しかばね)拾うものなし!”
その犯行現場は、長年いろいろな仏を見てきた刑事(デカ)も目をそむけるに違いない。
というわけで、いつも通りしょ〜もない話で引っ張るのもヤメ!ハゼに話を戻す。
ハゼ釣りの準備(と言っても、作ってきた仕掛けを竿に括りつけるだけだが)をしながら隣りの釣り師の会話に耳を凝らす。
聞き慣れた台詞が聞こえてくる。
いつも思うがこの手の会話には信憑性がない。
本当に釣れている人は、釣りに集中しながら黙々と動作を繰り返すものだ。
さて、オッサンも遅ればせながら釣りを開始する。
水に入ると「ウヒョ〜!結構冷たい」。これは大雨の影響ですね。
この水温で心配になったが、水底を大量のハゼがササ〜と逃げてゆく。
「この濃さならイケる!」オッサンはそう確信したが根拠は全くない。
相変わらずエサのベビーホタテは凍っていたので、水につけて解凍する。
この大きさのホタテなら、無駄にしなければ4つで3時間のハゼ釣りができます
期待を込めて、本日の第一投。
いきなり心地よいアタリが来たので鬼アワセを入れると唐揚げサイズがあがってきた。
一投目からあがると気分がいい!
今日は期待できるかもよ〜って、二投目はダボハゼがあがってきて凹む。
開始早々からあがってくるんじゃねぇ〜
お次はいきなりズドンときて本日の最大サイズがあがってご機嫌回復♪
このくらいのサイズがコンスタントに来ると面白いんだけどね〜
まぁ、この釣り場ではそこまでは望めないです。
けっこうズッシリときた本日の最大級
相変わらず赤ちゃんハゼも多いけど、段々と良型も増えているので気持ち良いペースでハゼがあがってくる。
そして相変わらずお隣の釣り師さんは「アタリもないよ・・・」を連呼している。
さっきからこれを聞かされているオッサンの頭の上にアニメのように?マークがポコポコと浮かぶ。
「釣れないよ〜」は何となく分かる。アタリはあるけどハリ掛かりしない状態だ。
これは赤ちゃんハゼばかりの群れにエサを落としていて、エサばかり突かれている状態だ。
つまりハリとハゼの大きさのバランスが取れていないということだ。(まぁ、赤ちゃんハゼを狙おうとは思わないけどさ)
しかし「アタリがないよ〜・・・」とは如何に!?
今のこの状況は、かなりの手練が釣れば時速1束(100匹)は狙えるくらいの濃さだ。
どこに入れてもアタリが来る。逆にアタらない場所を見つけるほうが難しいくらいの状況になっているのだ。
一体どんなところに仕掛けを落としているのだろうか・・・
いや、あのオヤジはハゼを釣るのではなく会話を楽しんでるんだ!そうだ、そうに決まった!!
釣りの楽しみ方は人それぞれだ。オッサンはそう納得させて耳にフタをした。
耳にフタをして言うのも何だが、遠くから船の音が聞こえてきた。
そろそろ時間か・・・釣り船が通る時間になった。
今日は調子が良かったのであっちゅう間に時間が経っているようだ
調度良いので休憩を入れる。
ここまでは一時間弱で58匹となかなかのペースでした。
スカスカに見えるけどいるんですよ58匹
本日のおやつは懐かしい「バーベキュースナック」。
よく考えるとこれで108円は高い気がする。
コンビニの108円コーナーって高い!スーパーならパッケージもオリジナルでもっと安いはずだ。
文句を言うならスーパーで買えよ!って感じかな。
なんで”バーベキュー”なんだろ?
バーベキューを一気食い&お茶を鼻から出しながらガブ飲みしたらハゼ釣り再開。
今日は水がすごく澄んでいて底の様子がよく見えるから、エサを見ながらの”見釣り”に切り替える。
エサのベビーホタテは白いから水底でもとても目立つ。だもんでハゼがエサを咥えるのがよく分かります。
ハゼがエサを咥えたら竿をあげるという、ある意味「それは”釣り”と呼べるのか?」という味気ない行為に走るオッサン。
「いいんですか!?・・・いいんです!」「絶対、負けられない戦いがそこにあるんです!」と川平慈英になることはないが「釣れればいいんです!釣れれば!!」という結果オーライでひとつ勘弁して下さい。
単純にハゼがエサにかぶりついた時に竿をあげれば釣れるはずなんだけど、現実はそう簡単ではない。
ホタテエサが見えなくなった瞬間におりゃ!と竿を上げるがスッポ抜けることも多々ある。
けどこれで釣れることは釣れる。
はぜつき磯にはゴロタ石が配置されていて、中には上面が平らになっている石も多くあります。
その石の上にハゼがビッチリいることがよくあります。狙い所は石と石の間が通例ですが、実は平らな石の上も良いポイントになっています。
しかも石はほとんど黒色に近いのでホタテエサの白色がよく映える。
そんな訳で平らな石の上での”見釣り”は最適ですが、すぐに飽きるのが玉にキズ。
気になるのが指だ。
サランラップを巻いて防水にしたつもりなんだけど、浸水しているらしく海水がキズに染みて地味に痛い。
”傷口に塩を塗る”とはこのことだ!ちなみに←をやると治りが早くなるという都市伝説もあるがかえって遅くなるらしい。
やはり痛いことはやらないほうがいいらしい。
「なんでこんな時にハゼ釣りなんて・・・」と自分でも思うが、どうせ痛いんだから何かやっている方が気分が紛れる。
正直、今日は2時間もやれば十分な釣行でしたが一応頑張って3時間弱やってみました。
見釣りはすぐに飽きて、後はいつものミャク釣りに切り替えました。
結果162匹と最後は半分ダレていたのでいまいち伸びず。
2束を狙ってみたんだけどダメだな〜
型はまだちょっと小さいけどこれだけいると賑やかだ
はぜつき磯ではこれくらいが最大級サイズ
コレ何チチブだろ?巨大で気持ち悪かった。突然岩の陰から突進してきて、餌に食いついてきた
指が不自由なので、ハリを外してからビクに入れる時にポロリすることが多かった。
「ここまで来てなんだかなぁ〜」という気もするが、それも人生さ!
もう大井ふ頭中央海浜公園のハゼ釣りは通常営業とみて良いと思います。