2016年10月10日。2016年20回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園(はぜつき磯)天気:曇り釣行時間:7時30分〜10時30分くらい(干潮:5:31〜満潮:12:51 長潮)釣果:マハゼ62匹(7cm〜13cm 10cmくらいのサイズが多し) 【今シーズン総釣果:2,064匹】
竿:2.0m 道糸:PE0.8号&ナイロン0.8号 ハリス:0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:ナス1号 エサ:ボイルベビーホタテ一時干しエビ【ふやかしVer】ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
10月10日と言えば体育の日だ。
釣りはスポーツなのか?
スポーツフィッシングなる言葉もあるから、やはり釣りはスポーツなのか?
その昔、オリンピック競技に”釣り”があったらしいが、それをテレビ中継しても黄昏の釣り番組にしか映らないだろう。
松岡修造がどんなに熱く語ったとしても、その熱はお茶の間には伝わらないハズだ。
釣りとはそんな競技だ。
全然関係ないが、体育は「たいいく」と送り仮名を付けないとテストではバツだろうけれど、言葉に発する時は「たいく」。
パソコンでの入力は「たいく」とやると「体躯」になる。「たいいく」じゃないとキチンと変換しない。
でも言語は「たいく」。
「せんたっき(洗濯機)」と同じ論理である。
まぁ、そんな話はど〜でもいい!
オッサンは今回で今シーズン20回めのハゼ釣り釣行となった訳で、もうアスリートと読んでも過言でないかもしれないが多分違うだろう。
という訳で、スポーツネタも引っ張るだけ引っ張って飽きたのでもうヤメ。
このブログの数少ない読者の方はもうお気づきだろうと思う。
「コイツ、ハゼ釣れなかったな!釣れなかった時はくだらねぇ前置きが長げえんだよなぁ」と。
ビンゴでございます!!
天気予報通り、今日は寒い・・・
上着は3枚着込み、もちろんウェーダーを装備してハゼ釣りに出撃。
持って行く竿の選択に迷ったが、ちょっとは期待して2.0mの短い竿を握りしめて、いざはぜつき磯へ!
現場の大井ふ頭中央海浜公園-はぜつき磯は、ほぼ常連だけになっていた。
もうこの季節になると、余程の変わり者じゃない限り早朝からハゼ釣りなんてしない。
変わり者ばかりが朝からハゼ釣ってる
フツ-の一般人は見当たらない
遅ればせながらオッサンも変わり者のお仲間に入れて頂く。
今日も念のため干しエビを持ってきた。
小さなタッパーに入れて現場で水でふやかして使う作戦で、まだ干しエビを諦めきれない甚だキレの悪いオッサンなのでした。
長く水に浸けておけばもっと柔らかくなるのでは・・・と期待を込めて
準備をして「ヨシ!やるぞぃ!!」と水に進撃した途端、船が来て出鼻をくじかれる。
この時、既に悪い予感はしていた。
一投もしていないのに・・・
気を取り直して釣りを開始。
悪い予感はすぐに確信に変わった。
全く生体反応なし!
どこに投げても、投げても、投げても、アタリなし!
「これはヒドイな・・・」
水に触ってみるとそれほど冷たくないので、ハゼの活性は悪くなさそうなんだけれどハゼの姿は見えない。
20分経過してアタリが一度もないというのも凄いことだ。
一気に寒くなったし、潮が全く動いてないからかな?
原因を考えてみるが、考えても釣れないものは釣れん!
ふと足元にハゼが見えた。
「お〜、いるんじゃん!」っと口先にエサをチョンチョンやってみるが全く反応なし!
試しに、ハリに付けていないエサをハゼの真上から落としてみる。
潮が動いていないから、まっすぐ下にユラユラと餌が落ちてゆく。
すると!パクっとハゼが食べるではありませんか。
食い気が無いわけではなさそうだ。
これはよくあることで、ハゼが口を使わない時って自然にゆっくりと落ちてゆくエサは食べるんだけれど、オモリの重さで落ちてゆくエサには見向きもしないだよね。
一応ハゼも考えているわけで、仕掛けのエサってやはり違和感があるんだろうね〜。
ただ、残念なのがこのフリーフォールのエサが呼び水になったらしく、すぐに垂らしたオッサンの仕掛けのエサにかぶり付いてしまいましたとさ。
残念な結果だが、結構良い型だ
その後も本当にアタリが無くて、
ポツリ・・・
ポツリ・・・・・
ポツリ・・・・・・・
といった塩梅にしか釣れない。
何となく分かってきた原因が、下の方の水が冷たいということ。
表面近くの水はそれほど冷たくないんだけれど、ヒザ上までくらい立ち込んでいる足先の方が結構冷たく冷えてきている。
ハゼがいる底の方の水は結構冷たいのだ。
いきなり気温が冷えたからなのかもしれないけれど、これじゃハゼも動かないわな〜
おひさまが出てくれば違うかもしれないけれど、今日は曇りで日が差し込むことはない。
恐ろしいことに、この調子で2時間経過。
やっと10匹釣り上げたところで、さすがに心が砕けた。
変わり者の常連たちはとっくに諦めて帰ってしまっていた。
小耳に挟んだ話では「今日はどこでもこんな調子だったらしい」
オッサンもついに諦めて竿をあげた。
「もう帰ろう。今日は無かった事にしてブログの更新は無しだな・・・」っと、陸に向けて振り返った時だった。
水際でピ、ピ〜!っとハゼが逃げるのが見えた。
通常、水際では赤ちゃんハゼがこんな感じで逃げてゆくが、オッサンの鷹の目がキラリと光った!
小さいハゼに混ざって、唐揚げサイズから10数cmクラスが何匹もいたのだ。
「ダメ元でちょっとやってみよう!」と水深20cmの水際にエサを落とすと、すぐに周りからハゼが群がってきた。
「こんなところにいたんだ!」
オッサンは今まで「水が冷たいんだから、沖にハゼがいるんだろう」と水深がある方ばかり攻めていました。
なるほど!水深が浅いほうが水温は温かい。
っということは、浅い方のハゼは活性が良い訳だ。
ここからがドラマの始まりでした。
とにかく浅場を攻めていくと、ウソのように入れ食いになった。
サイズも10cm〜13cmくらいまでで思ったよりも良型があがってくる。
潮が上がり始めたのも幸いしたかもしれない。
周りのハゼ釣り人はファミリー層に変わっていて、リールなどで沖を狙っているが、ちっとも釣れていないそばでオッサンは水際で入れ食い状態。
いつの間にかファミリー釣り人達で一杯になっていた
朝のグダグダを挽回すべく、狂ったような手返しで一時間で50匹以上を釣り上げたのでした。
最後はエサが無くなり納竿。
※干しエビ【かなりふやかしVer】も使ってみたけど一匹も釣れませんでした。
釣果は3時間(と言っても最初の2時間は死んでいた)で62匹。
結果的には全然ダメなんだけれど、この時期に時速50匹以上出るとは思わなかった。
ほとんど最後の一時間で稼いだ
もしあのままで終わりにしていたら「もう今シーズンのはぜつき磯も終了だな・・・」となっていたでしょう。
でも、今回の展開を考えると”まだハゼがいるところにはいる”と期待せずにはいられません。
もうちょっとはぜつき磯で粘ってみるかな。
ハゼを差し上げたファミリーが残念ながら駐禁を取られていたようだった。
駐車場に入れないで、大井ふ頭中央海浜公園の沿道にそのまま路駐していたようで・・・
ある情報によると、その沿道は朝8時になると駐禁が来るみたいです。
8時前なら駐禁は来ないようなので、釣りをする方は8時以降は注意してください。
「8時駐禁説」は絶対ではないので、もし情報通りでなくても責任は取れません。路駐するなら自己責任でお願いします。