2016年10月23日。2016年22回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園 はぜつき磯天気:曇り時々晴れ釣行時間:7時00分〜9時00分くらい(干潮:4:02〜、満潮:11:33 小潮)釣果:マハゼ14匹(8cm〜13cm 10cmくらいのサイズが多し) 【今シーズン総釣果:2,093匹】
初めの20分のみ竿:4.5m 道糸:PE0.8号&ナイロン1.0号 ハリス:0.6号 ハリ:キス4号 オモリ:ガン玉3B エサ:ボイルベビーホタテガン玉とヨリモドシの間にカラービーズ4つ 浮きは使わないミャク釣り仕掛け
その後はいつものミャク釣り仕掛け竿:2.0m 道糸:PE0.8号&ナイロン0.8号 ハリス:0.6号 ハリ:袖1号 オモリ:ナス1号 エサ:ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
もう時期的にハゼが釣れなくなってるのは頭では理解てきているのだが、実際に釣れないと気分が晴れない。
そんなある日、いつものようにコンビニで立ち読みしていると「月刊つり人11月号」にハゼ釣りの特集があった。
立ち読み常連に対するコンビニ店員の刺さるような視線をいなしながらハゼ特集を熟読する。
静岡県焼津市の方のハゼ老師の記事で、御年88歳でもハゼ釣りに余念がないそのバイタリティに感服した。
記事には老師の弟子たちも登場し、ハゼ釣りのポイントが説明されているが「なるほど!なるほど!みんな同じような事やってるんだなぁ〜」っとオッサンのハゼ釣りにちょっぴり自信が持てたのでした。
その中で一番感銘を受けた「自然にエサが動いたときにハゼは一番喰いつく」という老師の御言葉。
これは確かにその通りである。
ハゼが口を使わない喰いが悪い時に、仕掛けのエサには食い付かずに、ハリから外して捨てたフワリフワリと落ちていったエサに喰い付くのを幾度となく目撃していました。
記事中に登場する仕掛けは奇をてらったものではなく、よくあるハゼ仕掛けだが、ビーズをかましてあるのとガン玉オモリが軽めかな〜っという印象。
ガン玉が軽いということはハゼにとっては違和感の少ない喰いになるのかもしれない。
最近の全然釣れないハゼ釣りに悶々としていたオッサンとしては、「試しにちょっとやってみるかな」と記事中の仕掛け図を頭に叩き込み、コンビニ店員の「結局買わねぇのかよ!」という冷たい視線を振り切ってコンビニを後にしたのでした。
材料はビーズがないだけで後はオッサンの手持ちで何とかなるだろう。
釣具屋さんにビーズを見に行くと、予想通りたいしたビーズは売っていなかった。
大きさ・色・種類どれをとっても面白くないものしか置いていない。
まぁ釣具屋なんだからしょうがないか・・・
という訳で本命のお店に向かう。
「ユザワヤ」と聞けばご存じの方もいるだろう。
”世界のホビー材料大型専門店”という謳い文句なお店だが、工芸・手芸材料がもの凄い充実している。
早速ビーズ売り場に行くと流石に大型専門店、”世界の・・・”は伊達ではない品揃えである。
どれにしようか迷うこと30分、「これだ!」というビーズをついに発見!「チェコビーズ 4mm」というビーズ。
こんなビーズないかな?と思った通りのビーズを発見!
このビーズは大きさといい、色の豊富さといい文句なし!更に面カットしてあるので角度によってキラキラと反射して光るのだ!
しかも30粒入ってお値段108円(税込み)ナリ〜!安い!!
釣具屋に売ってるビーズは種類も量も少ないくせに高い!
いつも思うのだが、釣具屋でしか手に入らない材料はしょうがないにしても、今回のビーズみたいに他店で代用できる材料は専門店で買ったほうが種類も豊富なうえリーズナブルなのだ。
ただ問題は手芸・工芸専門店なので客がほぼ100%女性である。
作業着姿のオッサンがウロウロしていると完全に場違いなのは否めないし、「ここで何してんのよ!」的な視線が痛い!
まぁ若い女子の視線なら多少心も痛むが、オバサンの視線なんぞものの数ではない。
このブログでも紹介しているオモリに着色するマニキュアを買ったときよりは堂々としていられるし、もしかしたら「手芸が趣味な心優しいオジサマ」と勘違いしてくれるかもしれない。
色は雑誌のお手本通りに赤と緑を基本として、オッサンのお好みで青を追加してみた。
というのは、お魚の本に「魚は青と緑に寄ってきて、赤と紫は避ける」と言うような事が書いてあったのでこうなったのだが、本当のところは分からない。
とにかくお目当てのビーズをゲットして「これで爆釣じゃ〜!」と嬉しいオッサンなのでした。
帰宅して早速仕掛けを作るが、アッっという間に完成。
単純なのですぐに完成した
ヨリモドシの上にビーズを4つ通してビーズの上に3Bのガン玉を付けてみた。
他の色バージョンも作ってみた。
一応、三種類のバージョンを作った
立ち読みだったので細かい内容は定かでないのだが、雑誌にはガン玉は3B一つが基本で適宜調整みたいなことが書いてあったと思う。
作りながら「ガン玉3B一つだけだと流されるかな?いつものはぜつき磯は波が立つから厳しいかもな。厳しかったらオモリを足すか?でも重くなると最大のテーマである自然なエサの動きができなくなるな・・・」と釣行前から悩む。
でも釣りって、こうやって自分で仕掛けを作りながら、あ〜でもないこ〜でもないやってるときが楽しいんですよね〜
明日は新しい仕掛けのお試しじゃ〜っと早めに寝たのはいいが、すっかり熟睡してしっかり朝寝坊。
釣り場の大井ふ頭中央海浜公園のはぜつき磯に到着したのが7時過ぎだった。
しかしいつも通りハゼ釣り人は少ないので、どこでも釣り糸を垂れることが出来る。
今日も空いてるね〜
夏なんてこんな時間に来たらどこも空いてないよ
朝ごはんをゆっくりと食べながら他の釣り師を眺める。
妻から”ホラよ!持ってけ!”とばかりにオッサンの席に置いてあった「さのまる」アンパン。意外にアンコのボリュームがあって腹は膨れた
妻からの愛情たっぷりなアンパンをやっつけ、気を取り直して釣りを始める。
喰い込み重視でハリスは長めに5cmにしてみた
まずは4.5mののべ竿からスタートする。
期待を込めて第一投。
いつものナスオモリ1号に比べると仕掛けが落ちるのはゆっくりだが、予想よりも早く着底する。
ビーズの重さのせいかな?
オッサンが使っているのべ竿は柔らかいのでこの仕掛でも道糸を張ると結構しなる。
この時期は20秒待ってアタリがなければチョン!とサビくのだが何度サビいてもアタリなし。
ムムム・・・今日も厳しいか。
お隣の常連さんに今日のハゼ釣りを聞いてみるが「ボチボチだね〜」という玉虫色の返事が帰ってくる。
釣れないわけじゃないけど釣れてるわけでもないと解釈して、いつもの通りハゼのいるポイントをこまめに探るしかない。
今日は風がちょっと吹いているし、いつもの仕掛けとは違って軽いうえ、竿も4.5mと長めなので狙ったポイントにうまく振り込めない。
しかし、この仕掛けの利点は雑誌の記事中にも書いてあったと思うが、根掛かりしても一旦緩めてツン!と引っ張ると簡単に外れるところだ。
だもんで、マメにサビいても大丈夫だ。
オッサンのいつものミャク釣り仕掛けは、根掛かりするとオモリごとロストが頻発するのでこれはありがたい!
しかし釣れん!水中を見渡してもハゼの姿は全く見えず。
「本当にボチボチも釣れてるんか!?」
結局20分粘ってアタリは全くなし!
ハゼがいないのか、それともオッサンが下手でアタリが取れなかったのか分からないが心が折れた。
ここからいつもの2.0mの竿と胴付きミャク釣り仕掛けにチェンジする。
4.5mの竿から2.0mにすると感覚的に1mしかない短い竿に感じる。
早速、第一投からアタリがあり、本日の1号が釣れた。
なんだ、ハゼいるんじゃん!
全く同じポイントを攻めると4匹あがって来るがその後が続かず。
ポツリポツリの拾い釣りになる。
アタリが取れれば100%釣れるが、とにかくアタリがない・・・
今日はオッサンの指定席から始めて、砂浜ゾーンから”遠くがみたい”前まで広く探ってみたがほとんどアタリなし!
結局、2時間で14匹とこれ以上やっても状況は厳しくなるばかりと判断して納竿となりました。
ひゃ〜!厳しいなぁ
これで2016年シーズンの大井ふ頭中央海浜公園でのハゼ釣りは終了にしました。
今年もたくさん楽しませてくれてありがとう!
雑誌にあった老師の仕掛けで釣れなかったのは、オッサンのハゼ釣りが未熟なのと釣れない時に試したからということで、また釣れる状況でリベンジしたいと思います。
さて、これからはどこでハゼ釣りしようかな?