2016年10月2日。2016年18回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園(はぜつき磯一時夕やけなぎさ)天気:晴れ釣行時間:6時30分〜9時30分くらい(満潮:6:07〜干潮:11:57 大潮)釣果:マハゼ93匹(7cm〜13cm 10cmくらいのサイズが多し)、ダボハゼ8匹(捨てた) 【今シーズン総釣果:1,981匹】
竿:2.0m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:ナス1号 エサ:ボイルベビーホタテ時々干しエビ【ふやかしVer】ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
今年もいよいよ10月に突入し、ハゼ釣りも終盤に近づいてきています。
何も考えなくてもエサを付けて落とせば無条件に釣れる時期とは違って、ハゼ釣りといえどもテクニカルになってきました。
「しっかりと気を引き締めてハゼ釣りせねば!」と身が締まる思いでいたある日。
自宅のキッチンをゴソゴソと物色していたら、以前ハゼ釣りで使ってみた干しエビのあまりが出てきた。
もう使わないだろうと妻に「適当に使っていいよ!」と言ったのだが、そう言われても困っただろう、全く使わずじまいで闇に葬られていたようだ。
前回、干しエビをハゼ釣りのエサとして使ったときは、やっぱりベビーホタテがエサとしてベストだと再認識したんだけれど、干しエビエサもそれほど悪い印象でもなかった。
その時に、干しエビは硬くてハゼのハリ掛かりが悪いという問題点が浮き彫りになったので「それなら柔らかくすればいいじゃん!」とホコリをかぶった干しエビの袋を見て思ったのでした。
単純に干しエビを水でふやかして柔らかくしてみました。
15分位水に浸けておくと結構ふやける
「ヨシ!これで爆釣じゃ〜」っと気を引き締めてハゼ釣りをするという気持ちはすっかり忘れていたのでした。
今日は久しぶりに天気が良いのでハゼ釣り人もそこそこ出ていた。
最近は”遠くがみたい”前は人気がない
逆にオッサンの元指定席には常に人がいる状態
そしてN氏も息子さんを連れてハゼ釣りをしていた。
いつものように真後ろでN氏の釣りを黙って眺める。
注目はN氏ではなく息子さんの方で、とにかく手返しが早いのだ!
ハゼを釣り上げるとササっとハリから外し、昆虫を入れるプラケースにハゼをIN、エサのベビーホタテを一発で付けると仕掛けを入れる。
この一連の動作が流れるようにサマになっている。
すでにオヤジを超えたか!? ジュニア、かなりの手練である。
さすが夏休みをハゼ釣りで潰しただけはある。(本当にハゼ釣りで潰したかどうかは知らないけど・・・)
やっとN氏がこちらに気づいたのでしばし談笑し、釣りの準備をする。
本日はふやかした干しエビがスペシャルゲスト!
ハリへの付け方はこんな感じで
水も思ったより冷たくはなく、ピピーっとハゼが逃げる姿が見れるから今日は釣れるかもよ〜
っと期待したがフルスイングの空振り!全くアタリなし!!
手当たり次第に落としていくがアタリが・・・
しばらくして「やっぱりエサの干しエビが悪いのか?」と思ったのでホタテにチェンジするとすぐに釣れた。
さすがホタテだ!なかなかの良型が本日の一匹目
ムムム・・・、干しエビはやっぱり駄目なのか・・・・・
血の滲むような努力(水でふやかしただけだけど・・・)が水疱になったみたいで残念。
しかし、ホタテエサにしてもそれほど釣れるわけでもない。
潮は満潮を過ぎたあたりで動きがほとんどないのが原因かもしれない。
ハゼは見えるんだけれどほとんど口を使わないようだ。
こういう時は口を使わないハゼを相手にしても時間の無駄なのでエサに喰い付いてくるハゼを探すしかない。
この場合のポイントは岩の周りになる。
岩に沿ってエサを落としてゆくと、岩の下からハゼが喰い付いてくる。
そいつを狙うんだけれど、一箇所で数匹程度釣ったらもう喰わなくなるのですぐにポイント移動だ。
岩の近くはダボハゼやカニもエサを狙ってくるから、ボ〜っとしていると外道が掛かって来る
カニって結構素早くエサに襲い掛かってくるんですよ!
オッサンがカニと遊んでいると、潮が動き始めたのかだんだんとハゼの喰いが良くなってくる。
この時期になってくると、エサにハゼが群がってくることもあまりないもんだから、ハゼが喰い付いてきたその場所はとても大事になる。
なぜなら、一匹目がエサに喰いつくと対抗心が出てくるのか、それまでエサに知らんぷりしていた周りのハゼがエサに寄ってくるのだ。
しかも、一匹ハリ掛かりさせるとハゼが暴れてホタテがバラけるので、それがコマセになりハゼが集まってくる。
このブログで繰り返しハゼポイントから10cm以上ズラすべからずと言っているのはこういう理由があるからなんです。
このようにしてハゼのホットポイントが出来上がるわけだけれど、集まってきたハゼは散るのも早いので手返しを早くしないと単発で終わることもある。
数釣りを目指すのであれば、その一点でどれだけハゼを釣ることができるかが大事な要素になってきます。
その為には、
見えていてもエサに反応しない奴は無視
往々にしてこのポイントは段々とズレていくことが多い
ちょっと間を置くとハゼはエサを追わなくなる
が有効になってくると思います。
話が変わるが、オッサンがチョコチョコと移動しながら釣りをしていると、いつの間にかいつもの老夫婦の間に入り込む状態になった。
お二人の会話が聞こえてくるが、とても和やかで優しい空気が二人の間を流れていた。
歳をとっても同じ趣味を持つことは素晴らしい!
今まで会話をしたことはなかったけれど、オッサンの仕掛けについて聞かれたので出来る限り丁寧にお話させていただきました。
ご婦人が釣りをしながら発見した20cm前後のウロハゼを「頑張って釣ってみてね!」と言われたので、頑張ろうと思ったがエサを付けているうちに見失いました。
ウロハゼなのが残念だったけれど、オッサンはマハゼもこのクラスの大型を見たことがある(釣ったことはない)のでいるにはいるんだろう。
いつか釣り上げてみたいものである。
とても温和で笑顔がとびっきり愛らしいお二人。オッサンもこのような歳のとりかたをしたいものだと思った。
今日は干しエビを持ってきたので、ホタテエサを4つしか持って来ませんでした。
時期的にエサを大きめに付けていたのでホタテエサがなくなった。
この時、あと10匹で100匹だったので残った干しエビをエサに100を目指して粘ってみたが、思うようにハリ掛かりしないのと本日3つめのオモリ根掛かり&ロストで心が折れました。
本日の釣果は3時間で93匹。
初めのうちは干しエビで粘っていたので時間のロスがあったかな〜
まぁ、粒が大きめなのでビクもズッシリと重い
そういえば、すっかり忘れていたハゼダービー。
20cmオーバーが釣れれば参加したかもしれないけれど、結局大型は釣れなかったので期限切れとなりました。
来年も覚えていたら参加してみようかな・・・
城南地区でもこんな企画やってくれないかな〜
参加せずに期限切れ終了となりました