2016年28回目のハゼ釣り-穴釣り編(森ヶ崎公園裏)

最大サイズのマハゼがやってきた

2016年11月27日。2016年28回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:東京都大田区森ヶ崎公園裏天気:曇り釣行時間:8時00分〜10時00分くらい(干潮:9:53〜満潮:15:53 中潮)釣果:マハゼ2匹(16.0cmと16.5cm) ダボハゼ多数:捨てた 【今シーズン総釣果:2,152匹】

 

竿:2.1m 道糸:PE0.6号&ナイロン0.8号 ハリス:0.6号 ハリ:キス7号 オモリ:ナス1.0号 エサ:ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

今回で森ヶ崎公園裏のハゼ穴釣り場での釣行は3回めになる。

 

誰が言いだしたのかは知らないが「同じ釣り場に3回通えばもうベテラン」みたいな釣り語録があるが、”ベテラン”はともかく同じ所に3回行けば何となく釣れるポイントも分かってくる。

 

 

Butしかし、いざ現場に到着すると前回とかなり違って潮位が著しく低い。

 

沖を攻めるチャンスか!?と思いきや、よくよく眺めてみると沖の方の石組は手前のよりも小さめの石で構成されていて、マハゼが潜んでいそうなご機嫌な穴が見当たらない。

潮位が低いのはチャンスか!?

 

う〜ん、微妙だな・・・と気分は下降気味になる。

 

 

 

ベンチに荷物を置いて釣りの準備を始めるが、今日はピ〜ちゃん(手乗りスズメ)もいないし、ダボハゼ専のコサギもいない。トドメは他の釣り人もいない。

 

ナイナイづくしのオッサンひとりぼっちの寂しい釣り場である。

今日も誰もいない貸切状態の穴釣り場。釣れれば文句ないのだが・・・

 

 

 

今までの経験から、エサは大きめに付けたほうがマハゼのウケが良いみたいだ。

 

だもんで、袖バリ1号では小さすぎてエサが大きく付けられないため、キスバリの7号にしてみた。

 

ちなみに”キス7号”というのには特にこだわりがなくて、余っていたハリの在庫処分というだけだ。

 

 

 

前回4連続でハゼが釣れた穴から始めてみたが、潮位が下がり過ぎててその穴には誰もいなかった。

 

仕方ないのでその近所の優良物件を物色する。

 

 

沖の石組みは小さい。当然穴も小さく浅いのでマハゼのアタリは全くない。

 

あがってくるのはダボハゼばかりである。

今日はダボハゼの活性が良い。別に良くなくていいんだけど・・・

 

時折、ダボハゼが穴から顔を出したりするのが見えるがマハゼの姿は皆無だ。

 

 

飽きない程度にダボハゼのアタリはあるのだが、結果が分かりきっているのでアワセを入れる気にもなれない。

 

 

もう3回めの穴釣りともなると、ダボハゼとマハゼのアタリの違いもハッキリと分かるようになった。

 

ダボハゼのアタリは小さくチョンチョン!とかコンコン!といった竿先が震える程度のアタリ。

 

 

片やマハゼは、この時期はそこそこの良型になっているのでもっと重いアタリになる。

 

グ〜ング〜ン!とかググンググン!といった、竿先をグン!としならせる長い周期のアタリになる。

 

 

 

ダボハゼのアタリに飽きてきた頃、何の変哲もない小さな隙間からマハゼのアタリがあった。

 

一回目はエサを取られてしまったが”次は仕留めちゃる!”とゆっくりとエサを落とすと重いアタリが来る。

 

 

少し喰わせた後にアワセを入れるとズ〜ン!と重たさが伝わってきて、この釣り場に通い始めてからの最大サイズがあがってきた。

 

「来た〜〜〜!」と今までのドヨ〜ンとした空気を吹き飛ばす一尾。

16.0cmの太ったマハゼがあがった

 

ヨシ!これから入れ喰いだ!!っということも全くなく、相変わらずダボハゼの猛攻にあう。

 

 

再びドンヨリと気分がダウナーになっていると、一気に仕掛けを穴の奥に持って行かれた!

 

 

何だこれ?今までこんな持って行き方をされたことがないからコレの正体が分からなかった。

 

仕掛けが抜ける方向に竿を引っ張ってもピクリともしない・・・

 

 

こんな時は忍耐勝負になる。

 

無理に引っ張っても道糸が切れるだけなので、一度緩めて敵が油断するのを待つ。

 

10秒ほど緩めて抜こうとするが敵はまだ踏ん張っているらしい。

 

 

もう一度緩めて、今度は20秒程待ってみる。

 

 

ゆ〜っくりと抜いてみると、スルスル〜っと抜けて姿を現したのが、先程よりも一回り大きい大型のマハゼ。

お〜これはデカい、太い、ズッシリ重い

 

自作ハゼスケールでサイズを測ってみると、この釣り場で釣り上げた最大サイズの16.5cmでした。

さっきよりもデカい16.5cmのマハゼ

 

大型が二匹あがってごきげんなオッサンだが、欲を言えばもう少し数を伸ばしたいところ。

 

 

しかしドラマは起きずタイムアップ。

 

今日は用事があるので粘る訳にもいかず納竿となりました。

 

 

2時間で二匹と相変わらず数はトホホだが、二匹とも大型なのでヨシとしよう。

 

マハゼはリリースしました。

 

「もっと大きくなってオッサンの下に帰っておいで!」とハゼにとっては甚だ迷惑な願いを込めておきました。

この釣り場での最適な潮位とは・・・

夏場の水に立ち込んでのハゼ釣り時は潮位なんて気にしなかったけれど、秋口からの深場や穴釣りでは潮位で狙うべきポイントがガラリと変わるので、ちゃんとチェックしなければなりません。

 

オッサンが潮位をチェックする時に参考にしているサイトはこちらです。

 

「フィッシング・ラボ」のサイトに飛びます。

 

ここは釣り専のサイトですが、タイドグラフぐらいしか見ないかな。

 

ハゼの記事なんてほとんど出てないし・・・

 

 

潮位が表になっているよりも、このサイトのようにグラフになっている方が潮の変化が分かりやすいですね。

 

 

これらの潮位表やらグラフはあくまで計算上の話なので、実際には地形やら風やらで現場とのズレが出ることが多いです。

 

最大1時間位のズレは出てくるらしいので、そこら辺は参考程度に頭に入れて釣りをしてください。

 

 

 

この釣り場での最適な潮位は、あくまでオッサンの個人的な意見を言わせていただくと潮位140cmくらいだと思います。

 

この潮位なら手前の大きめの石組みまで潮が乗っかり、深くて内側が広い穴をまで潮が満ちてきます。

 

逆にこれ以上潮位が高いと足場にまで潮が乗ってくるので、釣りをする側としてはやりづらいですね。

 

 

ちなみにオッサンはこの釣り場に来る時は長靴を履いてきます。

 

長靴を履いてくれば潮が高くても気にならないので、この釣り場では長靴必須です。

 

 

 

 

本日で11月最後のハゼ釣行ですが、今年はいつまでハゼ釣りするんだろう・・・

 

コレを考えると自分で自分が不安になるので、今日も早寝を決め込むガッツゼロのオッサンなのでした。

 

 

 

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