2016年8月4日。2016年10回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園(はぜつき磯)天気:晴れ釣行時間:9時30分〜12時00分くらい(満潮:5:46〜干潮:12:14 大潮)釣果:マハゼ191匹(5cm〜13cm 9cmくらいのサイズが多し) ダボハゼ1匹(捨てた) 【今シーズン総釣果:1,357匹】
竿:2.0m 道糸:PE0.8号&ナイロン0.8号(オモリから30cm) ハリス:0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:ナス1号 エサ:ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
いよいよ8月に突入し、夏真っ盛りでうだるような暑さが続き少々バテ気味である。
こんな暑さでは仕事なんかやってらんね〜ので、仕事は休みを取って優雅に平日のハゼ釣りに行きました。
身体を休めるために自宅でおとなしくしていようかとも思ったが、我が家では日中はエアコンを付けずにひたすら耐えるという地獄の掟がある。
風通しも皆無で死ぬほど暑い自宅内では、扇風機を動かしても熱風しか来ないので涼を求めてハゼ釣りに来たのであった。
しかし涼しい早朝ならともかく、日もすっかり昇った時間帯に行動開始したので移動だけでもキツイこと、キツイこと・・・
現場の大井ふ頭中央海浜公園-はぜつき磯は、平日だが5〜6名ほどの釣り人がいた。
平日なので釣り人も高齢者層。日陰になっている釣り場に集結している
こちら側は既に日向になっているので誰も釣り人はいない
本日はオッサンの仮定が証明できるかがテーマです。
このポイントでは15cm以上のヒネハゼが釣れるのですが、常に釣れるわけではない。
今までの経験上【大潮で干潮に近くなるとヒネハゼが釣れるのでは?】とアタリをつけているのです。
本日は大潮だが干潮時間は12時ごろ。
この暑い中その時間まで体力が持つのかと、狙っている干潮時間帯が真っ昼間というのもちょっと心配ではある。
まぁ、できるだけやってみようと釣りを開始する。
いつものように”遠くがみたい”前に愛車を停めて準備を始めるが、対岸の巨大倉庫を重機がデカイ音を立てて解体していて、残念ながら黄昏るには相応しくない環境である。
街中なら解体工事は防音壁で囲って気を使うのだろうけれど、こんな海っ縁では騒音なんぞど〜でもいいらしい。
この景色では黄昏れるのは難しいな〜
やっとヒンヤリした水に入ると、大量の良型マハゼがササ〜っと逃げていく。
「お!スゴイ数!!これは期待できるかもよ〜」
期待を込めて第一投。
すぐにアタリがあり、鬼アワセを入れるとちょうど食べごろサイズ。
サイズ的には10cm弱だが、太くなっていて最盛期のハゼの形だ
見た目通り、今日はハゼが濃いのでどこに入れてもアタリがある。
アタリ方も良型から喰ってくるので、サイズが小さくなってきてもポイントをズラせばまた良型があがってくる。
今日のアタリ方で気持ちが良いのは、落としてすぐに喰い付いてくるという”作業になってしまう釣り”ではなく、誘いを入れるとしっかりとアタってくるという点だ。
釣り人が意図した通りの釣り方ができると、とても楽しい時間を過ごすことができる。
こんな時はハリを飲み込まれることも少ないし、ハゼの上唇のど真ん中にハリ掛かりすることも多いのでハリを外しやすい。
飲まれたハリを外すという余計な時間を取られることもなくハイペースで釣れ続けるので、オッサンは密かにハゼ釣り時速の新記録を狙っていたのでした。
このサイズでも思った通りにアタらせることができれば、袖1号の小さなハリも上唇の真ん中にハリ掛かりする
暑さで多少ダレる時間帯もありましたが、持ち直して一時間のタイムアタック終了。
時速96匹と今シーズンの新記録となりました。
一束に届かなかったが、まぁ良しとしましょう!
ここまで集中してハゼ釣りしたのは、今シーズン初かもしれない。
結構疲れたのでしばしの休憩タイム。
本日のおやつは夏らしく水ようかんで決めてみた。
羊羹と緑茶の和のテイストで攻めてみました。甘いモノを食べたいときはチョコだと暑さで溶けるから羊羹はオススメです!
ゆっくり目に休憩したら第二ラウンド開始。
昼に近づいてくるとアタリにくくなってくるが、しっかりと誘えばしっかりとアタリが来るのが本日の良い所。
誘い方としては、ナスオモリをパタンパタンと立てたり寝かせたりや2cmずらしたりと、エサに寄ってきたハゼを散らさないようなるべく静かな誘いを心がけました。
平日とは言え、はぜつき磯は運河なので時々船は通過してゆく。
その度に海底の砂が舞い上がって釣りにくくなるが、ショートパンツを多少濡らしながら砂で濁りが少ない沖を狙うとアタリやすい。
潮は引いているのだが、中々お目当てのヒネハゼクラスはあがってこず、せいぜい13cmくらいが精一杯だ。
そうなってくると気分もダレるし、暑さで集中力がなくなるとすぐに小さな袖1号ハリは飲み込まれてしまう。
当然ながらペースもダウンしてゆく・・・
「やっぱ、ハゼ釣りは涼しい朝がいいれすよれぇぇ〜」
本日はベビーホタテのエサを4つ持ってきたのですが、いつもなら3時間は持つはずが今日は2時間でかなり少なくなってきている。
それだけ釣れているとも言えるが、ヒネハゼクラス狙いでエサを大きめに付けているということも原因だろう。
体力的にも厳しくなってきているし、エサがなくなったら納竿するしかないが、もう少しで二束に届くがどうだろう・・・・・
ハゼを釣りあげると付いているエサを落とさないように気をつけてハリを外し、エサを無駄にしないように気を使う。
しかし!この努力も虚しくエサは無くなったのでした。
いっそのこと、そこら辺で貝やミミズを現地調達することも脳裏をよぎりましたが、「暑いからもう帰ろう・・・」とガッツゼロのオッサンなのでした。
本日の釣果は2時間半で191匹となりました。
ビクの中でハゼが何層にもなって息苦しそうだ
結局ヒネハゼ級は釣れず・・・ココらへんが最大だったが、サイズはともかく全体的に太く成長している
同じハリで80匹程釣ると0.6号のハリスも陰毛のようになる