2016年12月11日。2016年30回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場はある事情により秘密です。「秘密の花園」ということで天気:晴れ釣行時間:8時00分〜11時30分くらい(干潮:8:57〜満潮:14:54 中潮)釣果:マハゼ8匹(16cm〜18cm)【今シーズン総釣果:2,163匹】
竿:2.1m 道糸:PE0.6号&ナイロン1.0号 ハリス:0.6号 ハリ:キス7号 オモリ:ナス1.0号 エサ:ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
もうハゼの穴釣りシーズンも終盤だというのに、穴釣り場の新規開拓というのもズレてるなぁ〜と自分でも思う。
しかし、仕事の時に現場近くで見つけてしまったのだ!「ここってハゼ釣れんぢゃね?」っというハゼ釣りポイント。
お昼休憩中にフラフラとそのポイントを物色していると、何人かの釣り人がいたので情報を集めてみた。
フムフム、やはり釣りになるんだ。しかも大型が!
ここまで引っ張っておいて言うのもなんだけど、海より深い事情によりこの釣り場の場所は発表できません。残念!
それほどマイナーなポイントでもないので、ご存じの方もいると思います。
オッサンはハゼ釣行に出費をすることはないので、自転車圏内ということだけは確かです。
このポイントに行くにあたって、ひとつ考えなければならない事案がある。
それは狙いはハゼだけではないということだ。
もう一つの狙い、それはウナギ。
最近通っていた「森ヶ崎公園裏」の穴釣り場でもウナギが釣れるが、ここでも同じことが言える。
ハゼとウナギではかなり質量が違うので、両方狙える仕掛けとなるとかなり無理があるのだが、現場で情報収集していた時に見せて頂いた仕掛けを参考にする。
竿:1.8mくらいの硬調のべ竿道糸:ナイロン3〜4号ハリス:ナイロン2号ハリ:セイゴ12号エサ:アオイソメ2号の中通しオモリをヨリモドシの上に通す。
さすがにゴッツイ仕掛けだが、ウナギが掛かるのならばこれくらいじゃないとぶった切られる。
オッサンも少年時代にウナギを釣り上げたことがあるが、かなりパワフルな魚である。
ここはいっちょウナギ釣ってみるか!と意気込んでみたものの、いつものように先立つものが皆無なので出来る限り手元にあるアイテムで済ますしかない。
竿:1.8m(渓流)-全然使っていない3軍のハゼ竿道糸:PE0.6号&ナイロン1.5号ハリス:ナイロン1.5号ハリ:セイゴ11号エサ:アオイソメ1号のナスオモリを使ったいつもの胴付き仕掛けセイゴハリとアオイソメは新しく買った。
ウナギを釣るには道糸とハリスが少々心もとないし、竿も安物で折れるんじゃね?という気がしないでもないが、ハリ掛かりしてから考えようという行き当たりばったりな作戦だ。
一応、いつものハゼ釣りセットとベビーホタテも持ってハゼ釣り現場へGo!
自転車をこいで30分ほどで到着。
予想よりも寒いし風も強い!!からかも知れないが釣り場には誰もいない・・・
潮位が低いので攻める穴がちょっと少ないし、これから一時間程は潮が引いてゆくがどこまで引き続けるのか不安になる。
もっと引き続けたら穴釣りできないのでは・・・
まずは寒風吹きすさぶ中でブレックファーストをやっつけて釣りの準備をする。
ハゼ&ウナギ仕掛けの出番である。
エサのイソメが硬くなるほどの寒さで手がかじかんでるもんだから、イソメがうまく切れない。
イソメは房掛けにしてみた
さぁ、どんだけ釣れるんだぁ〜?と適当な穴に仕掛けを落とす。
するとすぐにチョンチョン!とアタリがあるではないですか!?
明らかにダボハゼのアタリだが、一発目から反応があるということは今日は期待できちゃうかもよ〜っとうれしいオッサン。
アワセを入れるが空振りだ。
まぁ、あれだけデカいハリを付けてるんだから、そこそこの型じゃないとハリ掛かりしないよね〜と噛じられたエサを交換する。
次も同じ穴に落とすがアタリはあるが掛からず・・・
突っついてるのは間違いなくダボハゼで、釣り上げても仕方ないのは分かっているが、釣らないと気が済まないのは釣り人の性だ。
しかし、何度やってもハリ掛かりしない。
「やっぱりコレじゃ〜釣れないや!」と早々にウナギ狙いを止めて、いつものハゼ釣り仕掛けにチェンジする。
やはりハゼにはコレだよね!
ヨシ!これで爆釣じゃ〜っと思ったが相変わらず掛からない。アタリはあるんだけどな〜
何度かやってみて原因が判明する。
エサのイソメだ!喰い込みが悪く、タラシの先っちょだけ突いてハリまで届いていないらしい。
っというわけで、エサもベビーホタテにチェンジするといきなり釣れた。
釣れてもダボハゼなんだけどさ
さすがベビーホタテだ!改めてホタテの優位性を噛み締めたオッサンなのでした。
しかし、さっきからダボハゼしか釣れない・・・
アタリは飽きない程度にあるんだけれど、ダボハゼオンリーなのだ。
寒風は相変わらず強いし、マハゼ釣れないしで半泣きになっていると「どうですか?釣れますか?」といきなり後ろから声が掛かる。
どうやら常連釣り師らしいが片手にビールを持っている。
”いくらなんでもビールじゃ寒いだろ”とツッコミを入れそうになるが「ダボハゼしか掛からないですよ」とオッサン。
「あれ〜?もうダボハゼは掛からないんだけどなぁ〜」と常連は言うが、んなこと言ってもダボハゼばかりじゃ!
「今日は風が強いね〜。あっち側なら風も当たらないよ。」っとアドバイスをくれたが、その釣り師も風吹き抜けるオッサンの並びで釣りを始めた。
寒くて半泣きだったオッサンだが、常連がこっちでやってるんだからここで釣りをするのは間違いではないだろう。
鼻水を風に飛ばしながら粘っていると、やっとマハゼのアタリがきた!
少し慎重に喰わせてアワセると掛かった!ズッシリと重みが伝わってくる。デカい!
ズルんと抜きあがってきたのは今シーズンの最大サイズだった。
正確には18cm弱だけど18cmということで
やっとマハゼが来たと思ったら、いきなりこんなサイズが来るとは!
やっぱりこのポイントはスゴイな〜
一気に寒さが吹き飛んだオッサン。
始めはこの釣り場の穴の感じがつかめなかったけれど、段々と分かって来るとアタリが出るようになった。
あいかわらずダボハゼが多いけど、マハゼがあがれば16cm以上のサイズでズッシリだ!
コイツはサイズ的には次点なんだけれど、お腹パンパンで重かった
おひさまも当たってきて、やっと身体がポカポカしてくる。
このポイントはとにかく広いので穴に困ることはないが、ハゼのいる穴は決まってるのでそれを探して常に移動しながら拾い歩くという釣りになる。
かと言って、何の反応もなかった穴に実はハゼがいたりするから、どこで見切りをつけるのかは悩みどころだ。
まぁ、釣れる釣れないは運と粘りとチョッピリの実力だと思うので、とにかく多くの穴にアタックするのが釣果を伸ばすポイントだと思う。
最初は寒いし釣れないもんだから一時間程度で帰ろうと思ったけれど、気づけば3時間半もぶっ続けでやっていた。
16cm以上が8匹と今シーズンの穴釣りで最高の釣果になりました。
とにかく粒が大きいので釣り甲斐がある
条件さえ良ければ、これ以上の釣果も期待できると思います。
ハゼがこれだけ釣れればウナギはいらないなぁ〜。
やはりどっち付かずの仕掛けはどちらも釣れないという感想だ。
しっかりと狙いを決めて、決め打ちの釣りを心がけましょう!!
常連釣り師によると、1月中頃まで穴釣りができるみたいだからまた来てみよう。
次はもっと暖かい装備は必須だ。
ここまでageておいて釣り場を紹介できないのが心が痛い!
申し訳ないです〜