2016年7月24日。2016年8回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園(はぜつき磯)天気:晴れ釣行時間:6時00分〜9時00分くらい(満潮:7:39〜干潮:14:06 中潮)釣果:マハゼ209匹(6cm〜14cm 9cmくらいのサイズが多し) ダボハゼ3匹(捨てた) 【今シーズン総釣果:1,055匹】
竿:2.0m 道糸:PE0.8号&ナイロン0.8号(オモリから30cm) ハリス:0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:ナス1号 エサ:ボイルベビーホタテ時々アサリハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
東京はここ数日涼しい陽気が続いていた。
ちょっと前までは暑さで寝苦しかった夜も、気持ちよく快眠どころか夏用のタオルケットでは寒いくらいで、おかげで夜中に何度も起きてしまう始末。
我が家では家族全員が同じ部屋で川の字になって寝ているので、この寒さで子どもが風邪をひきやしないかと隣を見るとちゃっかり毛布で寝ている。
寒くて凍えていたのはオッサンだけだったナリ〜!
夜中に何度も起きてしまったので寝起きは悪いが、今日は頑張って少し早めにハゼ釣りに行くことにする。
前日、オッサンの友人オッサン2号から連絡があり、2号もハゼ釣りに来るとのこと。
2号はいつもハゼを持ち帰り、自分ちの分のみならず嫁さんの実家に配ったりするので、オッサンは沢山ハゼを釣ってあげようと早朝の爆釣狙いのスタートダッシュ。
現場の大井ふ頭中央海浜公園はぜつき磯には、早朝にもかかわらず多くの釣人で賑わっていた。
お目当ての”遠くがみたい”ポイントにも釣り人が張り付いていて、オッサンの入る余地がなかった。
そんな中、もうすっかりこの釣り場の住民となったN氏が既に釣り糸を垂れていたので、しばしハゼ情報を聞いてみる。
N氏:「今日は普通に釣れていますが型が小さいです。昨日なんかはダメでしたね〜」
オッサン:「昨日も来たのですか!?」
N氏:「いました!」
オッサン:「今日は何時からやってるんですか?」
N氏:「4時半くらいから」
オッサン:「・・・・・・」
相変わらず気合が入った釣り師である。
ちなみにN氏のスゴイところは息子さんもこの行動を共にしているところだ。
まさに”ハゼの子連れ狼”
夏休みの宿題の絵日記には、ハゼ釣りと潮干狩りネタで埋め尽くされるのだろう。
N氏。現時点で担任の先生からの呼び出し確定である。
”遠くがみたい”前を諦め、久しぶりに”Hゾーン”の指定席にやってくる。はぜつき磯のゾーン区分はこちらから
ここは相変わらず釣り人がいない・・・釣れるんだけどな〜
今シーズン一番の混み具合だが指定席は空いている
とりあえず適当な石に腰を下ろし、腹ごしらえをしながら周りの釣れ具合をチェックする。
良いリズムで竿はあがるがもうちょっとサイズアップして欲しいところだ。
しかし、釣りとしては物足りないかもしれないが、ちょうど良い唐揚げサイズだから食べるには最高だとも思う。
遅ればせながらオッサンも釣り糸を垂れ、腕時計のタイマーをスタート。一時間のタイムアタック開始。
早速アタリが来て鬼アワセを入れると唐揚げサイズが来た。
まぁ、オッサンだけ大型ということはありえないよね・・・
次もオモリ着底と同時にアタリが来て、全く同じポイントで着底即アタリで釣れ続ける。
このアタリ方だと今日は爆釣を期待できる!
誘いを入れる必要が全くなく、エサを落とすだけでハゼが群がってくる。
どこに落としてもアタリが来るので”釣りとしての楽しみ”はないのだが、釣果だけは期待ができる。
釣りというより”作業”をしながら、少しでも大きいハゼを狙ってみる。
ハゼといえども少しでも型が大きいのを釣りたいというのが釣人の人情だ。
釣り場によって違うかもしれないので「はぜつき磯」限定でお話させていただきます。
【砂礫よりも平らな石の上】や【沖よりも手前】が比較的大きいサイズのハゼがあがる率が高いです。
あと毎回ではないのですが、ハゼは大きいサイズからハリ掛かりし始めることが多いです。
群れをよ〜く見ていると、大きいハゼが小さいハゼを蹴散らしてからエサにありつく事が多いと思います。
ただ、蹴散らしている間に他の小ハゼがエサにかぶりつくことも多々あります。絶対量は小ハゼのほうが多いですから。
今日のような爆釣の日は、小ハゼが数匹続いたら即移動して良いサイズがあがるポイントを探したほうが吉です。
というわけで、少しでも良いサイズがあがるポイントを探しながら釣り続ける。
これくらいのサイズが上がると楽しい
当然、コイツも釣れてくる。
釣り上げると残念な気持ちになるカワイソーな奴
釣り開始から30分位たった頃、思っていたよりも早くオッサン2号が出勤してきた。
2号:「釣れ具合はどうよ?」
オッサン:「もう作業状態・・・」
オッサンが釣りをしている姿を後から眺めながら、
2号:「全く同じテンポで釣ってるから本当に作業って感じの動きをしてるよ。もっと楽しそうに”釣り”しなよ(笑)」
オッサン:「落とすと勝手に掛かるからそうなるのだ!」
オッサンが釣っていたポイントを2号に譲って、気分一新!新たなフィールドで!!とも思うが、今日はどこでも釣れるのでまた”作業”に戻る。
2号としょうもないグデングデンな会話をしながらも、動きは機械的なリズムを刻んでゆく・・・
一時間のタイムアタックが終了。
釣果は時速89匹。
一束を狙っていたんだけれど、敗因はハリを飲まれることが多発し、ハリ外しに余計な時間を取られたからだろう。
今日のハゼは居食い系が多く、そのアタリは竿から伝わててくる僅かな振動にも満たない触ってくる感触。
なので、少しアワセが遅れると1号のハリはすぐに飲まれてしまう。
まだまだ修行が足りないオッサンなのでした。
ハゼの粒が結構大きいのでボリュームはある
休憩を入れながら、しばらく2号の釣りを眺める。
改めてデカい身体だな〜っと思うとともに、釣り上げるハゼという小魚とのアンバランスさが笑いを誘う。
食べ始めると癖になるベビースター”ソースマヨ味”
休憩後、2号からもらったアサリのむき身エサを試す。
2号はハゼの特エサと言っていたが・・・
アサリにハリを引っ掛けて適当にちぎって使うことにする。
確かに!ホタテと同じくらいにアタリがあるが、ハリ掛かりしづらいかな〜という印象。
アサリの水管の部分は喰いもよく、エサとして長持ちするので手返し良いが、その他の身の部分はホタテ同様に一回のアタリで無くなる。
もしアサリの水管部分だけで大量に売っていれば買うかもしれない。
気分転換にアサリを交えながらポイポイ釣っていると、ズシン!と竿を持って行かれたのであげるとヒネハゼ級がきた。
このゾーンでこのクラスが釣れるとは思わなかった
本日の釣果:3時間で203匹
スタートダッシュ&アタリが続いた割には釣果は伸びず。
ハリを飲まれるのを避けるためにアワセを少し早めに入れてたから、しっかりハリ掛かりしないでポロリが多かったからかもしれません。
今日のように落とすだけで釣れるというのは、釣りの内容的には物足りないのですが、シーズン中でも数少ない爆釣日もたまには良いですね。
ビクの中でハゼが何層にもなっていて息苦しそうだ
本日の最大はもっと大きかったハズだけど見つからなかった・・・
帰り際、2号がオッサンのあげたハゼをジプロックに詰めながら言った。
2号:「この量をこのままあげたら、ただの嫌がらせだよね(笑)」
確かに!モノには適量というのがある。
オッサンもムキになって釣りまくるのではなく適量を心がけたいものだ・・・・・まぁ、それは無理なんだけどさ!
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