2024年30回目の東京ハゼ釣りは釣り場選びが難しい

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2024年30回目の東京ハゼ釣りは釣り場のカインとアベル

2024年10月14日。

2024年30回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:京浜運河緑道公園

天気:晴れ

釣行時間:6時30分くらい(潮位:65cm下げ8分)〜10時00分くらい(潮位:59cm上げ1分)中潮

釣果:マハゼ112匹(9.5cm〜13.5cm)

 

竿:4.5m(ゼロサム初梅)→3.5m(清流X)

道糸:ナイロン1.0号

ハリス:ナイロン0.8号

ハリ:袖スレ4号→袖スレ1号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:アオイソメ→ベビーボイルホタテ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

この時期になってくると、当たり前に釣れていたハゼもそろそろ釣れなくなってくる。

 

いつものハゼ釣り現場で当然のように釣れていたハゼは一体どこへやら…、っといった塩梅でサッパリ釣れなくなる。

 

普通のハゼ釣り人なら「もう釣れないから今年のハゼ釣りも終わりだな…」と釣り道具を納屋に仕舞う頃だろうて。

 

至極真っ当な判断だと思う。

 

ところが、そうでない人種がいる。

 

もう釣れもしないのに「こっからが本当の腕の見せ所!」とか「小ハゼなんて目じゃないね!大きいハゼ釣ってなんぼのもんじゃい!!」と、釣り場を右往左往。

 

ハゼ釣りに寿命を刻むマニアックな人種。

 

そう常連と呼ばれる奴らである。

 

いつでもどこでも、釣り場で陣取ってはデカい面で偉そうに宣う。

 

普通の釣り人からは白い目で見られるが、そんな痛い視線を熱い視線と勘違いし、益々調子に乗ってしまうヒマ人集団だ。

 

さすがにこの時期になってくるとハゼ釣り場も空いてくるので、やりたい放題のフリーダム。

 

本日もそんな感じだった。

 

 

実はオッサンの昨日は船アジ釣りに行ってたんだけど、アジ釣りに使った餌のアオイソメがけっこう余った。

 

ハテ?どうすべ?

 

っと考えるまでもなく、ハゼ釣りで消費する事になるんだども。

 

むしろ、アジ釣り+翌日のハゼ釣り分のイソメを仕入れたと言った方が正解だろう。

 

問題は、船釣りってけっこう体力を削られる。

 

揺れる船内で130号オモリのアジビシをブンブン振り回し、水深50〜70mを上げ下げするもんだから、年寄りにはすこぶるこたえる作業だ。

 

「明日も釣りするのか…」

 

自分で選んだ道なれど、どうにもくすぶる。

 

 

昨日はまだ暗いうちから活動を開始し、アジ釣りから帰宅するとすかさずアジを捌かなきゃならなかったので身体は疲れ切っていた。

 

いつもよりもかなり早く布団に入って熟睡だったが、オッサンももうお歳を召しているので一晩寝たくらいでは回復するわけもない。

 

今朝の目覚めはやっぱり身体が重い…

 

「もう寝てよう…」と二度寝をし始めるが、野菜室でウネウネと蠢くイソメを想像すると、やはりあのままにしておく訳にもいかないだろうて…

 

ハゼ釣り云々の問題よりも、野菜室に場違いな宇宙生物が居るという事実が家族にバレるのはマズイよね。

 

っというわけで、バレる前に証拠隠滅をはかるためにハゼ釣りに出発。

 

昨日集めた最新ハゼ情報によると、いつもの大井ふ頭中央海浜公園内のハゼ釣り場は厳しいらしいので、ちょっとズレた釣り場がHOTらしい。

 

とはいうものの、実はオッサンが試したいポイントがあったので先にソコへ向かう。

 

 

ソコは人がひとり入れるくらいの狭いスポットなので、場所は明かせないのであしからず。

 

ポイントには誰も居なかったけど、思ったよりも潮位が低くて心配になる。

 

まぁ、せっかくココまで来たんだからやってみる。

 

使う竿は4.5mのゼロサム初梅。

まずはこの竿から

 

っというのも、お試しがしたかったから。

 

実はこの竿の穂先を10cmカットしました。

 

この竿は柔らかすぎて誘いづらかったんですよね〜

 

オッサンの誘いはスンスン…と数cm動かすのが基本なんだけど、柔らかすぎて思うように出来ない。

 

「もうちょっと張りがないと…」と思ったので、まずは10cmカット。

ついにやっちまった!

 

穂先は回転リリアンだったけど、普通に毎回道糸が絡むから意味がなかった。

回転リリアンって意味ないよね〜

 

貧乏性なので回転リリアン部は保管しておく。

ライターでちょっと炙るとすぐに外れる

 

でも、たぶん10cmじゃ〜済まないだろうな…

 

 

ついでにリリアン部に目印も付けてみた。

 

オッサン目が悪いもんで、長竿だとアタリがあったかどうか穂先が良く見えないんですよ。

 

この目印ってアタリが見えるようになるけど、邪魔になる時もあるから一長一短なんだけどね。

一応、目印をば

 

餌はアジ釣りで余ったアオイソメ。

こいつのせいで今日も釣りするハメに

 

まずは付け餌は小さめかな。

 

ちなみに良型ハゼを期待して、針は袖スレの4号にしているからイソメも付けやすい。

コレくらい

 

さぁ、釣るぞ!の前に、疲れた身体にドーピング。

今、その疲れに!速攻1本!

 

グイ!っと飲み干すと、海綿体まで滲みてきたぞっ!

 

さぁ、爆釣じゃ〜!っと元気一投するとすぐにアタって来た!

 

速攻釣れたのはコイツ…

っんだよ!

 

気を取り直して二投目、着底と同時にアタって来るがまたしてもダボハゼ…

 

恐ろしいことに、毎回着底すぐにアタって来るがダボばかりなのでした。

 

「なんじゃココは!ダボハゼの巣窟か!?

 

もうやってられんので、移動じゃ〜!

まさかの入れ喰い

向かう先は、いつものハゼ釣りのホームグラウンドである大井ふ頭中央海浜公園の【みどりが浜】でも【はぜつき磯】でも【しおじ磯】でも、ましてや【夕やけなぎさ】でもない。

 

やって来たのは【京浜運河緑道公園】

 

正式名称は上記の通りなんだけど、なんてことはない、京浜運河沿いの比較的キレイめに整備された護岸帯である。

 

大井ふ頭中央海浜公園の道路を挟んですぐ隣りに位置しているという好立地でもある。

 

毎年このくらいの時期に、わずかな短期間だけど釣れる事もあるマイナーなエリア。

 

オッサンがまだハゼの穴釣りなんてオシャレでトリッキーな釣りモノを知らなかった頃、夏ハゼ釣りが終わるとこのエリアでしつこくハゼ釣りしていた事もある、懐かしい釣り場でもある。

 

仲間から釣れている情報を得ていたし、今現在も常連たちがハゼ釣りしているらしいこの釣り場へ合流することにする。

 

釣り場へやってくると、既にいつもの面子がズラリとならんで釣り糸を垂れていた。

 

その他には数人の釣り人が居るだけ。

 

しかし、長い一直線の護岸帯のホンの一部に常連たちが密集して並んでいるのは異様な風景だ。

 

コレだけ長いエリアなんだからもっと広く使えばいいのに…と思うが、彼奴らは釣りよりも、釣り糸を垂れながらアホな会話をする方が楽しいのだろうて。

 

一直線のハゼ釣り場

 

ハゼ釣りの塩梅を伺うが、「デカいのが釣れてるよ!」という御託とは裏腹に、ビクの中には小ハゼがチョロっと入っているだけ…

 

「なめとんのか!」

 

まぁ、この時期は釣れないのはしょうがないよね…

 

「今日はイソメを消費するのが目的だから…」とオッサンも諦め半分で釣りを始める。

 

いつものように常連たちから離れて釣りをすることにする。

 

オッサンの経験上、人が密集しているところで釣りをするとロクなことがない。

 

オッサンはすぐに動き出したいタイプなので、身動きが取れないのはとてもストレス。

 

っというわけで、50mほど離れて始める。

 

 

今現在は潮が引いているから護岸石を降りて釣りするんだけど、ここの石は滑るから注意が必要だ。

 

下まで降りればフジツボ付きの石になっているから滑り止めになるんだけど、その途中が滑るからおっかなびっくりで降りることになる。

 

水辺に降りて第一投。

 

ス〜っと仕掛けが落ちてゆくが、水深は1.5mくらいかな。

 

スンスン…と誘うが、反応がない。

 

角度を変えて何度か入れ替えるんだけど、生命反応が全く無い…

 

はぁ〜…、やはり上手くはいかないか…

 

小移動を繰り返しながら探ってるんだけど、なかなか反応が無いな〜っと思ってたら、やっと小さくアタって来て小ハゼが釣れた。

やはりこのサイズかよ…

 

釣れないよりはマシか…っと、次も同じスポットに落とすと今度はサイズアップ。

このサイズならね〜

 

しかし、アタって来たのが手前だったので、今は手前狙いの方が良さそうだったので竿を4.5mから3.5mにチェンジ。

 

すると先程よりも格段に反応が良くなった。

お〜、釣れるじゃん!

 

ハゼが居る距離を掴んだので、ソコを重点的に攻めるとアタリが増えてきた。

 

どこでもアタって来る訳ではないけれど、ホットスポットをピンポイントで攻めれば5匹くらい、場合によっては10匹くらいの連打になった。

 

釣り切ったら小移動すれば、またどこかしらでホットスポットが見つかるの繰り返しで拾ってゆく。

 

あっという間にイソメが無くなってゆくんだけど、この状況だとイソメ餌よりもホタテ餌の方が絶対に釣れるし、針掛りも良いと思う。

 

ただ、本日のテーマがイソメの消費なので、とにかくイソメが無くなるまでは我慢の子。

 

イソメも付け方に工夫が必要。

 

まぁ、誰でもやってることだと思うけど、太い部分は垂らしを短めに付け、尻尾の方は長めが基本。

尻尾の方は長めに

 

特に尻尾の一番先の部分は、ほぼ間違いなくアタリが来るハゼ釣りでは特餌。

 

調子よく釣れてきたのは良いんだけど、問題は微妙な風が吹いているし、まだ日陰だから寒いんだ!

 

お昼ごろは暖かくなるらしいので止めたんだけど、朝方は寒くてもう一枚余計に着てくればよかった。

 

そのせいか、釣れるハゼが暖かく感じる。

ハゼが温かい

 

やっとイソメが無くなったので、一度常連たちが居る方の基地にホタテ餌を取りに帰る。

 

「釣れた?」との問いに「入れ喰いだよ!マジで!」と正直に答えると、ガヤガヤと常連たちがオッサンのやっているエリアにやって来た。

 

どうやらアッチではあまり釣れていなかったらしい。

 

そりゃ〜そうだよ!

 

あれだけの人数が密集してエリアを荒らせば、ハゼも警戒するっての!

 

んで、コッチでも同じようにズラリと並ぶんだから、それじゃ〜どこでやっても同じだよ!

 

オッサンはまた離れて入れ喰いタイムを堪能する。

キチンとやれば、キチンと釣れる

 

いつも口を酸っぱくして言ってるように、ピンポイントの一点でホットスポットを攻めればしっかり釣れるんですよ!

 

そして釣れなくなってくるこの時期は、人の手垢が付いたスポットでは釣れないと思ったほうが良いです。

 

誰かが釣り糸を垂れた後は絶対的に釣れにくいですね〜

 

どこで釣り糸を垂れるのか?を迷ったら、とにかく人がやってなさそうなエリアを探すのが吉だと思います。

 

結局、3時間半ほどで112匹と1束超えになるとは思わなんだ。

思ったよりも釣れた!

 

今日はイソメを消費すればいいや!なノリだったので、無欲の勝利じゃ!

 

このように、この時期になるとどこで釣り糸を垂れるかで天国と地獄、all or nothing、live or dieである。

 

とは言え、日頃の精進が釣りの確かな技術を磨くんだから、普段からしっかり釣りと向き合わないとコレまた釣れないという事態になります。

 

何やっても釣れる時期よりも、厳しくなってくる今の時期の方が技術を磨くには良い時期だと思います。

 

腐らずに頑張ってくらさい!

 

 

ちなみに穂先をカットした4.5mの竿の感触ですが、イマイチかな…

 

もう10cm切る事になりそうですが、もうこうなってくると、いったい何のために長竿買ったのか…複雑な気分でございまふ。

 

 

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