2024年32回目の東京ハゼ釣りは夜釣り最多記録更新

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2024年32回目の東京ハゼ釣りは夜釣り最多記録更新

2024年11月4日。

2024年32回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。

天気:晴れ

釣行時間:0時00分くらい(潮位:13cm干潮)〜6時00分くらい(潮位:179cmほぼ満潮)中潮

釣果:マハゼ90匹(11cm〜17cm)

 

竿:4.5m(ゼロサム初梅)

道糸:ナイロン1.5号

ハリス:ホンテロン0.8号

ハリ:袖スレ4号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:アオイソメ→アミエビ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

まだ本格的なハゼの穴釣りのシーズンでもないこの時期は、すこぶる中途半端な時候でもある。

 

夏のハゼ釣り場では釣りにならないんだけど、全く釣れないわけでもない…

 

穴釣り場の穴にハゼが入っている訳でもない、でもやってみると釣れないこともない…

 

とは言え、どちらもたいして釣れるもんでもないから、わざわざ釣りに来るまでもない…

 

様々なtrial and errorの結果、この時期は夜のハゼ釣りが一番釣果が期待できると知ってしまった。

 

それはつい昨年の事。

 

今までは「なんでYONA YONA WEEKENDERSにハゼ釣りせなあかんねん!」

 

「昼間でもかったるいのに、夜に釣りなんぞやってられん!」と思っていた。

 

しかも夜は魑魅魍魎が闊歩する時間帯。

 

ましてや、夜の水辺になんて近づきたくもない!恐ろしや〜

 

しかし、この中途半端な時期は、ハゼ釣りもパッとしなくてくすぶっていた。

 

釣り仲間にほぼ夜専の変態ハゼ釣り師がいて「昨晩は釣れたよ〜!サイズもよくて面白かったよ!」と景気の良い自慢話を聞かされると、さすがに心が揺れる。

 

釣り仲間内にも、ひとりまたひとりと夜釣りにチャレンジしてみる輩も出てきて、サイズ・数ともに賑やかだったという話で盛り上がる。

 

ソコまで話を盛るのなら、オッサンもご相伴に預かろう!嫌いなクチじゃないし!という事になったのだが、強力な護符と全身に経文を書いて耳なし芳一状態で事にあたったのは言うまでもない。

 

んで夜釣りをやってみると、良型揃いで70匹以上の釣果をいきなり叩き出したのである。

 

こんな中途半端な時期に、良型ハゼ大漁苑に完全にのぼせあがり、以来、夜釣りドハマリしたのでした。

 

問題は、夜中〜朝まで夜通し釣りしてるもんだから気力体力の両方厳しくて、次の日は抜け殻になってしまうこと。

 

まぁ、夜釣りの代償として割り切ってはいるが、爽やかな休日とは対極な、気だるい休日を過ごすハメになるのは間違いない。

 

 

んで本日も夜釣りである。

 

今シーズン2回目で、前回はまだ時期尚早で釣果もイマイチだったから、今回はそのリベンジ。

 

問題は今夜の潮周があまり良くないこと。

 

夜釣り場である【秘密の花園3】は遠浅のエリアなので、潮位が低すぎると釣りにならない。

 

今夜はスタート時間帯が干潮だから、釣り始めは期待できないかな〜

 

仮眠をとり、予定より早めに自宅を出発。

 

夜のアーバンストリートをブッ飛ばし、漆黒の釣り場へ到着すると、既にO氏が釣り糸を垂れていた。

 

アレ?O氏は明日の早朝から仕事だから夜釣りは来れないと言ってた気がするが…、まぁいい。

 

しばらくO氏の釣りを後ろで眺めるがどうにも釣れなくて、やはり厳しいかな?

 

ボケ〜としててもしょうがないので、オッサンも釣りの準備。

 

今夜の竿は、4.5mのゼロサム初梅。

 

この夜釣りのために購入した長竿なんだけど、ちょっと軟らか過ぎて扱いづらかった。

 

なので10cm+10cmの合計20cm竿先をカットしました。

画像は2回目の10cmカット

 

少々お高い竿なのでカットするには勇気がいったけど、使えないんじゃ〜意味がない。

 

道具は使ってナンボじゃ!

 

4.5m改め4.3mの竿

 

仕掛けはいつも通りハリス3cmの胴付き仕掛け。

いつものコレ

 

なんだけど、良型大型ハゼ仕様で、道糸1.5号でハリスは0.8号にボアアップ。

 

針は4号の袖スレ針です。

 

餌はアオイソメだけど、夜釣りはイソメじゃなくてホタテでもエビでも問題なく喰ってくるし、釣れると思う。

安パイのアオイソメ

 

イソメ餌だと、喰わせてからどこでアワセを入れるのか?とか、ハゼとの駆け引きができるから面白くはある。

 

ちなみにイソメの垂らしは、人によって違うんだけど、オッサンは穴釣り同様に3cmが基本かな。

 

コレよりも短いと喰ってこないし、長いとイソメだけ咥えて針まで喰ってこないし。

 

ただ、尻尾部分は長めでも問題ないです。

 

って感じで準備してたら、SS氏がやって来た。

 

SS氏は今夜が夜釣りデビュー戦。

 

新しい釣り場って新鮮だから、うらやましい。

 

経験者が居る時にという事で来たらしいが相手が悪くて、オッサンは手の内を見せるほどお花畑ではないのが気の毒だ。

 

聞かれれば答えるが【釣りは自分で発見するもの】というスタンスなので、手取り足取り腰取り教えてやるほどお人好しではない。

 

頑張れ!SS氏。

気付けば1束狙い

では夜釣り開始。

 

今現在は干潮時間帯なので海底の砂地が完全に露出してて、ソコまで降りて釣りをするしかないんだけど、泥土でぬかるんでるからけっこう危ない。

 

おっかなびっくり進み、長靴が許せるギリギリまで前進し仕掛けを投入。

 

なんだけど、すごく浅くて着水とほぼ同時に着底。

 

「こんなんで釣りになるんか?」

 

とは言え、コレしか出来ないんだからコレでやるしかない。

 

オッサンの夜釣り時の誘いは、スンスンと数cmずつ小刻みに引き続ける。

 

喰わせる間は取らないで動かし続けます。

 

最初は夏ハゼ釣りみたいにスンスンやったらしばらくステイしてたんだけど、止めてる時じゃなくて動かしてる時ばかりで喰って来るので、今現在はこうなりました。

 

夜でハゼの警戒心が薄いから、動かしてても喰ってくるのかな?と思ってます。

 

あと夜でアタリがよく見えないもんで、止めている時よりも動かしている時の方がアタリが分かりやすいからという理由もある。

 

竿の穂先のすぐ下の道糸にケミカルライトを付けてアタリを見てるんだけど、ソレでも夜はハッキリとは分からないよね〜

 

「もっと潮が高くならないと厳しいかな?」と疑心暗鬼で誘っていると、スン…とケミカルライトが挙動不審な動きをする。

 

この釣り場は基本的に砂地だから、リズムよく等間隔に誘いやすくて、この動きに変化がある時はほぼハゼのアタリに違いねぇ。

 

アタリが来たら、穴釣り同様、ハゼに引っ張らせるためにゆっくりス〜っと引きずるとクン!っと持っていった!

 

コレが本アタリなのでアワセると、ググン!ググン!と良型ハゼの小気味良い引きが来る。

 

しばらくいなしていると、プィ!と外れてしまった!

 

針掛かりが浅かったか、そもそも針掛りしてなかったのか。

 

まぁ、よくある事だよ。

 

気を取り直して、次も同じスポットへ落とす。

 

できれば寸分違わず同じスポットへ落としたいが、暗くてさっきのスポットなんて分からないから「だいたいここら辺かな?」な感じで落とす。

 

まぁ、さすがにさっきと同じハゼはもう喰ってこないだろうけど、近所のハゼが寄ってきてると期待する。

 

魚って仲間が針掛りして暴れてると、何を考えてるのか知らんが、寄ってくるんだよね〜

 

人間だと「危険だから逃げよう!」だけど、魚の場合は「何?何?どうしたの?」って感じで近づいてくるのをオッサンは何度も目撃していた。

 

「さっきはココら辺だったよな?」のタイミングでまたしてもアタリが来た!

 

次も少し喰わせてからグン!と引っ張ったタイミングでアワセると掛かった!

 

今度は間違いなく針掛かりしている。

 

上がってきたのはそこそこサイズで、本日の1匹目。

ボウズ逃れじゃ〜

 

次もしつこく同じスポットら辺へ。

 

ハゼ釣りの基本は、アタリが無くなるまでしつこくだ。

 

次もさっき釣れたら辺でアタって来た。

 

今度はアワセると同時にグィン!グィン!持っていかれる。

 

その強引な引きと重量感からすると、なかなかのサイズに違いない!

 

しばらくやり取りして大人しくなったところで取り込むと、本日最大クラス。

お〜!良いね〜

 

潮位が低すぎるから釣れないと思ってたんだけど、思いの外、アタリは頻繁にある。

 

どこでもというわけではなくて、広範囲に探るとどこかしらでアタっては来る。

 

面白いのは、さっきはな〜んも反応が無かったスポットでも、今度はアタって来ることも珍しくなくて、どういうことなんだろう?

 

そして、アタリはあるけどすっぽ抜けもそこそこあって、コレはしょうがないと思うしかないかな?

 

餌をホタテとかアミエビとかに変えればちょっとは違うかも知れんが、イソメを余らせてもしょうがないので、今はとにかくイソメを消費することに専念。

 

 

入れ喰いとは言えないが飽きない程度には釣れ続ける。

 

ありがたいのは、最初に陣取った所から動かずとも釣れていること。

 

ハゼはチョロチョロと動いているらしく、新たなハゼがドンドン入って来てるんだと思う。

なんだかんだで釣れ続ける

 

開始から2時間経った頃にMR氏がやって来た。

 

確かこの御方、昨夜もココにいた気がするんだけど、連日の夜釣りとはなんてタフガイだ!

 

MR氏はウェーダーを装着してて、オッサンの近所にやって来たと思ったら、躊躇なくズンズンと前進し、太ももくらいまでの深さで立ち込んで釣り始めた。

 

さすが夜釣りの鬼。

 

ちょっと寒いこの状況でも、当たり前のように水に立ち込むとはなんてタフガイだ!

 

長靴スタイルだから水際でやらざるを得ないオッサンとは違い、MR氏は遥かに沖まで入り込んでるから強くて、いきなりガンガンに釣り始めた。

 

あの深さで泥土にはまれば脱出は不可能で、下手すりゃ〜海の藻屑になるやもしれない危険を顧みず、なんのためらいもなく突き進むMR氏。

 

その心意気は見習うべきだが、その行為は真似するべきではないだろう。

 

はまってしまえ!と念じながら、オッサンも釣り続行。

 

丑三つ時が過ぎた頃に今度はH2氏もやって来た。

 

アタリも遠のいて来たタイミングでオッサンも移動開始。

 

夜釣りの釣り場でも釣り人それぞれに唾を付けてるスポットがあって、メインステージが釣れなくなってくると、お目当てのスポットに散ってゆく…

 

オッサンも少し離れて自分の実績スポットへやって来る。

 

こちらでも釣れないことは無かったけど、イマイチ釣れるハゼが小さくて意気消沈…

 

再び移動開始。

 

次のスポットはアタリで、良型ハゼが釣れて来る。

このサイズが上がれば良いね〜

 

釣り場をチョロチョロしているオッサンやMR氏のような経験者とは違い、本日デビュー戦のSS氏はほぼ同じスポットでず〜っと釣り糸を垂れている。

 

移動先を知らないからか、夜釣りを堪能しているのか分からないが、まずはこの釣りものをじっくり実践してみるのが本日のテーマだろうて。

 

 

なんだかんだでチョロチョロと釣れ続けていたので餌のアオイソメが無くなり、予備に持ってきていたアミエビ餌を投入する。

 

アミエビは2匹ずつのチョン掛け。

 

ケチって1匹だと喰ってこない。

 

アミエビの場合はアタって来たら喰わせる事はしなくて、即アワセ。

 

オッサン的にはコッチの方が釣りやすいし、性に合っているし、勝負が早いので楽しい。

 

アミエビ餌でも良型ハゼは上がってくるので全く問題ない。

アミエビでもこのサイズ

 

気付けば1束を狙えるくらいに釣れていた。

 

ならば狙うべし!

 

この時には東の空は白々と明けてきてて、夜釣りも終わりが近づいていた。

 

ラストは実績ポイントでフィニッシュ!と移動するが、コレが見事に裏目に…

 

苦労して移動してきたんだけど、アタリひとつなく大ハズレ。

 

おまけにバッドタイミングで根掛かりしてしまい、仕掛けをロスト。

 

もうヘトヘトだったので、仕掛けを作り直す気力はエンプティ…

 

悔しいがこれにて納竿としました。

 

夜通しの6時間釣行で90匹と昨年の記録だった87匹をわずかに超え、夜釣りの最高記録を更新。

意外と釣ってたんだね

 

できるなら1束いきたかったが、1束超えはまた今度の機会に狙ってみるとしましょう。

 

ここのハゼは白っぽく太っててキレイだ。

 

H2氏曰く「腹の中もキレイだったよ!水が汚いところだと腹の中も変な汚いのが入ってて、食べる気がしないよ」らしい。

 

 

ちなみに20cmカットした4.5mの竿の使い心地ですが、格段に誘いやすくなりました。

 

お陰様で今夜はず〜っとこの竿一本でやり通しました。

 

考えてみれば、4.5m(正確には4.3mだけど)の竿で6時間ぶっ通しで釣りできるなんてスゴいことだと思います。

 

欲を言えば、もう10cmカットしても良いかな?とも思ったが、さすがにソコまでやっちゃうと4.5mの竿の意味が…

 

 

今年も始まった夜釣りシーズン。

 

やってる時は楽しいんだけど、終わった時の脱力感がハンパ無くて…

 

とにかく眠い…

 

 

次の記事>>>「2024年33回目の東京?ハゼ釣りは第一次遠征」へ

 

 

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