2024年34回目の東京ハゼ釣りは夜釣りタイ記録

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2024年34回目の東京ハゼ釣りは夜釣りタイ記録

2024年11月10日。

2024年34回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。

天気:曇り時々雨

釣行時間:0時00分くらい(潮位:141cmほぼ満潮)〜6時00分くらい(潮位:63cm干潮)長潮

釣果:マハゼ90匹(10cm〜17cm)

 

竿:4.5m(ゼロサム初梅)

道糸:ナイロン1.5号

ハリス:ホンテロン0.8号

ハリ:袖スレ4号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:ジャリメ→アオイソメ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

人間のノリというかやる気というのは、時としては厄介だ。

 

余計な事ややらんでも良いことすらも「頑張ろう!」「やってみよう!」と前のめりな行動を起こさせ、自分の許容範囲をリミットオーバーさせる。

 

昨日というか正確には同日なんだけど、大成功のハゼ釣り遠征ですっかり舞い上がり、その勢いのまま夜釣りを決行。

 

朝もまだ暗いうちからのハゼ釣り遠征は良型大型ハゼが大漁で、盛り上がっていた帰りの道中「んじゃ〜、当然ながら今夜の夜釣りは行くよね?」とのオッサンの問いに「行きますか!」と一同即答。

 

唯一、冷静だったSS氏は「あんたらは鬼か!?」という目でオッサン達を見る。

 

きっとこの時は、やる気ホルモンのドーパミンがドバドバ出てたんだと思う。

 

あとで冷静になってみると「キツイな〜!」なんだけど、もう夜釣り行くって言っちゃったし、アオイソメも買っちゃったしで後戻りは出来ない。

 

 

数時間の仮眠をとり、夜釣りへGo!っというポジティブな気持ちではなくて、もう疲れて身体もダル〜なんですけど…

 

チンタラと愛車を漕いで夜釣り場へ向かうが、オッサンちから一番遠い釣り場なのでなかなか到着しないぞ。

 

「こんなに遠かったっけ?」

 

やっと夜釣り場【秘密の花園3】に到着するがハゼ釣り人はいなくて、ルアーマンが数人いた。

 

一時間弱のチャリ漕ぎで疲れ切ったので、しばらくボ〜っと釣り場を眺めるが、今晩は風が強くて釣りづらそうだな〜

 

ただ、潮位はちょうど良い塩梅で釣れそうな予感はする。

 

 

せっかく来たんだから、ハゼ釣りでもしましょうかね?と準備に取り掛かる。

 

そう言えば、先日入手した100均の『釣り用活かしバケツ』に少々手を加えました。

 

バケツ自体には問題ないけど、付属のロープが少々心もとなかったので。

 

このバケツ一杯に水を汲むと、計算上で8.4kgにもなる。

 

確かに、釣り場で実際にやってみるとかなりの重量で、付属の細いロープが切れないか?と心配になるほど。

 

万が一ロープが切れた日にゃ〜、せっかく釣り上げたハゼがバケツごとボチャ!と海に奉納する事態になる。

 

しかもメッシュフタのチャックを閉めたままともなれば、バケツのハゼ達は脱出することも出来ずに密室の中で飢えてゆくという運命。

 

ハゼって共食いするから、密室で何が起こるのかは想像に難くないが、最終的には全滅は免れないだろうて。

 

密室サスペンス映画みたいな有り様を想像すると「このままじゃいかん!」と思ったオッサン。

 

っというわけで、このバケツのロープをよりしっかりしたモノにチェンジしました。

ロープチェンジ!

 

使ったのは4mmの金剛打ロープで、コレ1本で50kgほど持ち上がる。

上が付属のロープ。細くてすぐに切れそう

 

ハンドルには2mくらい巻いた。

それほど長くなくて十分

 

一番ヤバいのがこのフックで、すぐに壊れそうだ。

 

ココが壊れたら水没間違いなしで、密室サスペンスが現実になる。

このフックはヤバい!

 

なので、ロープとロープを直接結ぶことにしました。

もやい結びにて

 

 

夜釣りなので、アタリを取るのに100均のケミカルライトを使ってるんだけど、少々気になる出来事が…

左が今年購入、右が昨年購入した商品

 

 

細かい文字の違いとかはあるけど、決定的で壊滅的な違いとは?

こちらでございます!

 

昨年のが6本入りで、今年ものが4本入りでございます。

 

同じ100円(税込み110円)でこの内容差は、いかんともしがたいぞ!?

 

価格高騰によるステルス値上げ、シュリンクフレーションは100均にも及んでいるらしい。

 

しかしこれは気付かない程度ではなく、あからさまな減量。

 

もうステルスではなくて、無遠慮で明確な値上げ。

 

世知辛い世の中だね〜

 

 

いつものように使う竿は4.5m(正確には4.3m)の『ゼロサム初梅』

すっかりお馴染みの竿

 

竿先すぐ下の道糸には、値上げされたケミカルライトを装着しアタリを確認。

今年は貴重品だぜ!

 

仕掛けはいつもの胴突き仕掛け。

いつも変わらず

 

んで餌は昨日、一宮川での大ハゼ祭りで余ったジャリメから。

これだけしか無いけど

 

コレを贅沢に1本掛け。

コレなら良型ハゼ釣れるね!

 

さぁ、釣るぞ〜!

釣れないと思いきや

スンスン誘っていると、さっそくアタって来たんだけどまずは空振り。

 

気を取り直して次も同じようなスポットに落としてスンスンしていると、またしてもアタって来て空振る。

 

ん〜?確実に針掛りするタイミングでアワセを入れてるんだけど、掛からないな〜

 

たぶん、喰って来てるハゼが小さいんだろうね。

 

ジャリメの先っちょだけを喰って来てる感じだもん。

 

試しにジャリメを半分にしてみると、すぐに本日の一匹目が上がってきたんだけど、思っていたよりも良型のハゼだった。

あれ?このサイズ?

 

おかしいな〜、どうみてもこのサイズのアタリ方じゃないんだけど…

 

気を取り直して、次からジャリメを半分にしてこじんまり付けてみると、やはりな奴が上がってきた。

やっぱりこのサイズだよね!

 

そして、立て続けにこのサイズばかりしか釣れなくなる。

 

今日のハゼは小ハゼ揃いでマズイな…

 

しかも、アタリが遠のいて来る。

 

夜釣りってしつこくやっているとそこそこアタって来るんだけど、今日はアタりが遠いし、釣れても10数cm程度の小ハゼばかり。

 

今日はダメだな…

 

まぁ、昨日は大ハゼ祭りだったから、世の中はバランスが取れているんだね〜っと開き直っていた時だった。

 

スンスンと誘っていると仕掛けが動かなくなった。

 

こういう時は、仕掛けが砂地の凸凹にはまっているか、ハゼが喰い付いてジ〜っとしている時のどちらか。

 

「さぁ、どっちだ?」と竿をス〜っと上げてみると、グングン!と強烈な引きがぁ!

 

お!デカい!

 

その重量感といい、その強引な引きといい「こ、これはココでも20cmオーバーじゃね?」と期待したその正体は?

巨大なウロハゼ

21cm

 

ふざけんな!21cmの丸々太ったウロハゼかよ!

 

今までの最大記録だけどいらんわ〜!と遠投。

 

小ハゼとウロハゼ攻撃でオッサンがくすぶっているとMT氏がやって来た。

 

MT氏は今晩が夜釣りのデビュー戦。

 

今シーズンは夜釣りデビューの釣り仲間が多いんだけど、そりゃ〜この中途半端な時期に釣れるのは夜釣りくらいだから、やってみたくもなるわな。

 

んで申し訳ないが、オッサンは聞かれなきゃ答えないタチなので、デビュー戦とは言え頑張ってください!というスタンス。

 

不憫な事にMT氏は厳しい時に来ちゃったな〜。

 

今日はヤバいから、もしかしたら彼の夜釣りも最初で最後になるかもね…

 

しかし、ヤバいのは人の心配よりも自分の釣りである。

 

メインステージをチョロチョロと小移動しながら釣り歩くが、どうにもパッとしない。

 

しょうがないので大きく移動する。

 

この【秘密の花園3】の夜釣り場では、アソコがダメならココ、ココがダメならアソコっとそれぞれのお気になスポットがある。

 

まぁ、これは夜釣りには限らないけども。

 

やって来たのは、仲間内でもほぼオッサンしかやらないスポット。

 

こっちはどうだ〜!と一投目でハゼが上がってくる。

お〜!釣れるじゃん

 

サイズは少々小ぶりだが、今日の釣れ具合で贅沢は言ってられん。

 

このスポットが当たりで、ほぼ一投毎にアタリがある。

 

とは言え、アタリがあるから釣れるという訳ではなくて、掛からないことも多々あります。

 

どうも今晩のハゼは喰いが浅いらしい。

 

アタリは頻繁にあるからあっという間にジャリメが無くなって、買っておいたアオイソメを取り出す。

 

途中、MT氏が居たので「釣れる?」との問いに「ん〜ボチボチ…」という程度だったので、せっかくなのでオッサン珠玉のスポットにご案内。

 

せっかくのデビュー戦に花を添える心意気だ。

 

するとMT氏も釣れ始めた。良かった良かった。

 

んでオッサンは次のスポットへ移動。

 

お次は潮位限定のスポットで、普段は水没してるんだけど潮位によって釣りが可能になる幻のスポット。

 

ココが出現したら迷わずココでやるべし!な珠玉のスポットである。

 

んで、やはり釣れる。

 

ほぼ毎投ごとにアタって来て、しかもサイズも良型がほとんど。

このクラスが上がってくる

 

まぁ、オッサンは昨日の大ハゼ釣りでサイズ感がバグっているので、このサイズでもガッカリなんだけど、普段ならナイス!なサイズだ。

 

オッサンがこのスポットから全然動かないもんだから、仲間達が集まってきて全員がココでやり始めた。

 

あ〜、『秘密の花園』のそれまた『秘密の花園』がバレちゃったか…

 

そりゃ〜そうだよね。

 

ハゼの夜釣りではヘッドライトを点け放しでやってるから、どこに誰がいるのかな遠目でもよく分かる。

 

時折、パラパラと雨が落ちてくるが、釣れてる時に止める気なんて微塵もなくて、構わず続行!

このサイズが釣れ続ければね〜

 

最初のアタリは落ち着いたけど、コンスタントには釣れ続ける。

 

空は白々と明け、すっかり朝なんだけど、今日は曇りだから爽やかな朝ではないな〜

 

世の中が動き始める時間にやっと納竿。

 

6時間で90匹と前回とタイ記録となりました。

けっこう釣れてたんだ

 

しかし、前回といい今回といい釣れるね〜

 

特に今回なんて最初は全然ダメだな〜っと思ってたんだけど、セカンド&サードベストなスポットが当たったので楽しい釣りになりました。

 

MT氏もそこそこ釣れたらしく「次も来ますよ!」と鼻息荒くしていた。

 

 

今年は調子が良い夜釣りだけど、いつまでできるやら…

 

この釣りモノって、釣れなくなって来るとあっという間に釣れなくなるから、油断ならない。

 

しかし昨日の遠征からの夜釣りで身体はヘトヘトだった。

 

帰りの愛車漕ぎが何かの罰ゲームか?と思わせるくらいに、全然進まなくてキツかった〜

 

でも両日ともに素晴らしい釣果だったので、気持ち的には晴れやかだった。

 

なんとなくだけど、たぶんコレが今シーズンのピークなような気がするのはオッサンだけだろうか…

 

 

次の記事>>>「2024年35回目の東京ハゼ釣りは釣りにならんな…」へ

 

 

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