2024年29回目の東京ハゼ釣りは今シーズン初の夜釣り

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2024年29回目の東京ハゼ釣りはシーズン初の夜釣り

2024年10月6日。

2024年29回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。

天気:曇り

釣行時間:2時00分くらい(潮位:47cm上げ1分)〜6時00分くらい(潮位:181cm上げ9分)中潮

釣果:マハゼ31匹(9.5cm〜14.5cm)

 

竿:4.5m(ゼロサム初梅)→3.6m(軽極ハゼ)

道糸:ナイロン1.0号

ハリス:ナイロン0.8号

ハリ:袖スレ4号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:アミエビ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

いつものようにハゼ釣り場へ向かって愛車を漕ぐオッサン。

 

しかし、本日は少々足取りが重い…

 

なぜなら、愛車のライトのダイナモがウィ〜ンウィ〜ンと作動し、自家発電しているもんだからその分の脚力が必要になる。

 

チャリのライトが必要ということは、今現在は漆黒の闇で夜の時間帯。

 

っというわけで、本日は夜釣りでございます。

 

前回の夜釣り企画がオジャンになったので、本日こそ!の勢いで釣り場へ向かっています。

 

オッサンは、夜はてんで弱い朝型人間。

 

でも、いつもの朝からのハゼ釣りはな〜んかダルいんだけど、夜釣りだとテンションが上ってウキウキするのはなんでだろうね?

 

っというわけで、夜のアーバンストリートを鼻歌交じりでぶっ飛ばし、ハゼ釣り場へ!

 

向かうは【秘密の花園3】

 

【秘密の花園】としているのは、釣れる釣り場って宝物みたいに貴重なので、ここでは発表できません。

 

『釣り場は皆んなのもの』という綺麗事は頭では理解できるが、自分のお気にな釣り場に知らない人がズカズカと入ってきて、荒らされるのは気分の良い事ではないだろう。

 

オッサンも遠征と称してちょっと遠くの釣り場にお邪魔したりするが、地元の人間にしてみれば迷惑な話であると思う。

 

インターネット上には釣り情報がワンサとあって、「こんな釣り場で、こんなにたくさん釣れました〜!」ってよくやってるけど、アレほど無責任で迷惑な情報も無いと思う。

 

まぁ、釣れる状況にはそう簡単に当たらないから、真似して行ったところであまり釣れない事が多いけどね…

 

オッサンも人の事は言えないんだけれども…

 

 

っというわけで、久しぶりにやって来た【秘密の花園3】

 

当然、釣り場には誰も居ない。

 

ハゼの夜釣りをやるにはまだちょっとだけ時期尚早で、正直あまり期待はしていない。

 

「でも、もしかしてオッサンが来た時だけは良型ハゼが爆釣じゃね?」という我欲が無いわけでもない。

 

今現在の潮位は干潮から上げ始めたくらいだけど、【秘密の花園3】的には潮位が低すぎる。

 

ただこの状態も織り込み済みで、この状態も含めて4.5mの長竿のテストが本日のメインテーマであります。

 

 

使う竿は当然『ゼロサム初梅 4.5m』

本日はこの竿のテスト

 

そもそもが『ゼロサム初梅 4.5m』を買ったのは、この夜釣りを想定しての事。

 

この釣り場は遠浅で「もうちょっと沖を狙いたいんだけど…」と思うことが度々あったので、4.5mの竿を購入した次第であります。

 

仕掛けはいつもの胴突き仕掛けだけど、夜釣りの良型ハゼを期待して4号のスレ針にて。

 

夏シーズンは袖1号のスレ針だけど、この夜釣りやもう少し先のシーズンにやる穴釣りは、15〜20cmクラスのハゼがターゲットになるので針もサイズアップ。

4号の針ってこんなに大きかったんだ!

 

竿先には、100均のケミカルライトを装着。

 

100均の釣り具って個人的には使えないのばかりだと思ってるんだけど、このケミカルライトだけはありがたくて、消耗品なので安くて助かります。

 

オッサンは37サイズを道糸の一番先に付けています。

 

このライトの付け位置は人それぞれで、オッサンみたいに竿先付近に付ける人やウキに近くにつける人も居ます。

 

どこにつけるのかは、どこを見てアタリを取っているのか?で決まるかな。

 

複数付けると確かに見やすくなるが、釣りの邪魔になるので、最低限の個数に留めるべきだと思いますよ。

道糸の一番上にひとつ

 

餌はアミエビ。

 

本来なら夜釣りの餌はアオイソメを使うけど、まだハゼも小さめだし、イソメも高いし、アミエビも余ってるし……で。

まだ凍ってるぜ!

 

アミエビは2つ付けてハゼにアピール!

 

チンマリおひとつよりも、ふたつ付けた方が良くアタって来るし、アタリ方も早い。

 

オッサンの経験上、付け餌をケチると無駄な時間ばかり喰うと思う。

付け餌はケチらないのが吉

う〜ん、どうでしょう…

準備完了にて水辺に移動するが、昨日の雨で護岸石が濡れてて滑りそうで怖い。

 

おっかなびっくり一歩一歩移動してやっと水辺へ到着。

 

んでは、今日も殺ったるで〜!と第一投。

 

ブ〜ン!と思いっ切り沖へ向かい、ボチャン!と着水とほぼ同時に着底。

 

ん?もう着底!?

 

さすが遠浅だ!ってこんな浅場でハゼが釣れるんか?と思うが、これ以上沖へは投げられんし、とくかくこれでやるしかない。

 

まぁ、そのうちに潮位も上がってくるでしょ!と思うしかない。

 

スンスン…と誘うが、やはり竿が軟らかいのでやりにくいな〜

 

日中のハゼ釣りで散々この竿で誘いを練習し、それなりに出来るようになったが、昼と夜とではかなり勝手が違うぞ!

 

今見えるのは竿先のケミライトと手元のみで、あとは漆黒の闇だ。

 

日中に竿全体を見ながら竿を操作するのと、ケミライトと手感覚のみで操作するのでは全く違う。

 

オッサン的には数cmズラし続けて誘いたいんだけど、何度かの誘いの後はどうしても仕掛けが引っ掛かったみたいになって、そこで強めに引っ張ると大きく跳ねてしまう。

 

コレではせっかく寄ってきたハゼがびっくらこいて逃げてまう!

 

何度かやっているうちになんとなく掴んできて、竿が寝ていると誘いづらいので、竿は45度くらいに立ててから誘い始める方が細やかな誘いがやりやすい事に気づいた。

 

でも、コレだとけっこう手前からの誘いになるから、4.5mの長竿を使ってる意味が無いな〜

 

っとブツブツ独り言で文句を垂れてると、竿先がスン!と反応する。

 

反射的にアワセるとナイスな引きと重量感で、柔らかい竿がしなる。

 

来た〜!大型ハゼに違いない!と思ったら、そこそこサイズ止まりだった。

良型ではあるが…

 

次も同じスポットへ!なつもりなんだけど、やはり夜だと正確には落とせなくて、だいたいの範囲でしか狙えない。

 

でも、ハゼはアタックして来て二匹目。

お!また良型

 

次もだいたいに落として三匹目。

お〜!良型の連打だ!

 

いきなりの三連打で「今日は良型大型ハゼが大爆釣だぜ!」と思ったら、ココからが苦行始まり。

 

アタリがパッタリと無くなり、それでもマメに探っているとチョン!とアタって来るがアワセてもハリ掛かりせず。

 

それでもしつこく同じ範囲を攻めるとやっと上がってくるが、やはりなサイズ。

やはりこのサイズか…

 

なるべく丁寧に探っているんだけど、なかなかアタって来ないね〜…

 

忘れた頃に釣れるんだけど、ハゼが群れていないようで単発ばかり。

 

一匹釣り上げたら、次のハゼスポットを探さなくちゃならない。

 

 

最初のエリアは探り切ったので、しょうがないので違うエリアに移動する。

 

お次は『島』と呼ばれるエリア。

 

こちらは深場エリアだから潮位が低くても釣りにはなるが、逆に潮が上がってくると水没してしまうので、注意が必要だ。

 

昨年は釣りに夢中になるあまり、潮位の確認を怠って避難路が水没してしまい、長靴の足を入れる口から浸水しながら逃げてきたのを思い出す。

 

もう4.5mの問題点は分かったので、竿をチェンジする。

軽極ハゼの3.6m

 

この竿も柔らかかったけど、竿先を10数cmほどカットしたら操作しやすくなった。

 

ただの偶然だが『ゼロサム初梅』と『軽極ハゼ』は宇崎日新という同じメーカーの竿。

 

なので、ゼロサム初梅もそのくらいは竿先をカットするべきか…

 

浅場がダメなら深場はどうじゃ!と意気込んでみたものの、こちらでもアタリはガンダーラよりも遠く……

 

それでもしつこく粘っているとハゼが上がってくる。

釣れなくはないが…

 

こちらは深場だから浅場とは違う魚類が上がることがある。

 

本日やたらちょっかい出してきたのはコイツ。

 

コイツは『コトヒキ』と言います。

 

この釣り場でしか見ないんだけど、コイツは厄介者。

 

分かりやすいアタリ方で針に掛けると細かい引きで暴れるから面白くはあるが、問題は釣り上げた後。

 

背びれやエラぶたにトゲがあり、釣り上げると身体をクネっと曲げて硬直し、そのトゲ全部を立てせて刺そうとする全身凶器みたいな奴である。

 

なので、釣り上げたら針だけを持ってブンブンと振り、魚に触らないようにして振り落とす。

全身凶器なビリビリにヤバい奴

 

コイツは群れでいるらしくて、一匹釣れると連続で上がってくるから本当に困る。

 

ちなみにイサキの仲間で、刺し身とか洗いとかにして美味しく食べられるらしいですよ!

 

 

「釣れねぇな〜…」と半分不貞腐れながら雑に誘っている時だった。

 

仕掛けが全く動かなくなり、「また、根掛かりかよ…」と竿をブンブンやったが外れそうもなかった。

 

このエリアは根掛かり地帯でもあるので、いつものように根掛かりだと思っていた。

 

オモリが根掛かったらしく、もう道糸を切るしかないと竿と道糸を一直線にしてグ〜っと引っ張た時、いきなりググ〜ン!と引っ張り返された!

 

根掛かりじゃない!何か生き物が付いてる!?

 

竿を立てるとグイン!グイン!と重量級に暴れる。

 

ナニコレ珍百景!所でナンじゃこりゃ!?

 

今までハゼ釣りで味わったことのない引きの強さで暴れてくる。

 

引きをいなしながら、その正体を考える。

 

チヌ?シーバス?はたまた鯉?

 

なかなか水面まで上がって来ないが、取り込めない感じでもなさそうだったので、コチラも覚悟を決めて粘る。

 

たぶん数分は水中で暴れた後、やっと水面まで出てきたが、ココからが長かった…

 

バシャバシャ!と水しぶきを上げては潜るを繰り返し、なかなか弱らない。

 

「絶対上げちゃる!」ここまで粘ったんだからコチラも意地だ!

 

3回ほどラインをぶった切られそうになるも、なんとかしのいでやっと水面に顔を上げてきた。

 

暗いからよく分からないんだけど、近付いてきたその正体はチヌだった。

 

やっと取り込んでサイズを見ると35cmほどのチヌ

やっと上がってきたよ!

 

こんなのがよくハゼの仕掛けで上がってきたな〜

 

たぶん10分くらいは粘ってたと思う。

 

『ゼロサム初梅』だったら竿が折れてたかもね〜

 

否、それ以上にそもそも寄せられなかったと思う。

 

チヌは優しくリリースしました。

 

本日のメインイベント終了。

 

 

東の空が白々と明るくなってきた。

 

この時間帯が一番眠くなる。

 

ハゼのアタリでもあれば目が覚めるが、相変わらずアタリは遠い…

 

朝マズメのプチサービスタイムで5匹ほど上がったところで納竿。

 

最後は本日の最大サイズで締める。

14.5cm

 

ここら辺のサイズが一番多かった。

もうひと超え欲しかったが…

 

夜通しの4時間で31匹と予想を大幅に下回る貧果にて終了。

ムムム、コレだけか…

 

数もサイズも全くダメな今シーズンお初の夜釣りだったのでした。

 

眠気と疲れと貧果で放心状態のまま、燃料補給。

「白い恋人」と「黒い愛人」

 

 

ゼロサム初梅の穂先をカットするのは間違いなくて、10cm〜20cmはカットすることになるだろうて。

 

10cmだとあまり変化はなさそうな気がするし、20cmは切り過ぎになるかな?

 

あまり短くすると何のための長竿なのか?という事態もあるし…

 

切り過ぎの失敗は痛いが、最悪は一番先のブランクのみを買えばまた使えるようになるんだども…

 

なにせ竿のお値段がオッサンのハゼ活動2年分なもんだから、弱気&及び腰になるのは当然だけど、このままではロクに使えないので、思うように使えるようにしなくちゃ買った意味がない。

 

道具は使えてこそなんぼのもんじゃい!である。

 

 

今日の感じだと、夜釣りはもう2週間くらい後の方が良さそうだ。

 

しかし、その頃になってくると寒さも増してくるだろうて。

 

今日だって上着は3枚で、下半身は股引(ヒートテックとも言う)も履いてたけど寒かったな〜

 

今シーズンお初の夜釣りだったけど、アタリが遠かったので半分居眠りでハゼ釣りしていた。

 

次は居眠りする暇もないくらいに釣れると良いな〜

 

 

次の記事>>>「2024年30回目の東京ハゼ釣りは釣り場選びが難しい」へ

 

 

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売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。

 

なるべく頑張って製作します。

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