2024年39回目の東京ハゼ釣りは釣れるには釣れるが…

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2024年39回目の東京ハゼ釣りは釣れなくもないが…

2024年12月1日。

2024年39回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:【秘密の花園2】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。

天気:晴れ

釣行時間:9時00分くらい(潮位:137cm下げ6分)〜12時00分くらい(潮位:111cmほぼ干潮)大潮

釣果:マハゼ18匹(13.5cm〜17.5cm)

 

竿:1.5m(行雲流水)

道糸:ナイロン1.5号

ハリス:ホンテロン0.8号

ハリ:袖スレ4号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:アオイソメ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

本日からいよいよ12月。

 

2024年もアッという間に年の瀬でございます。

 

オッサン的にはこの一年、特に何をしたという実績も記憶もなく、いつものようにノホホ〜ンと怠惰に過ごした訳でして…

 

歳をとる毎に時間の経過にターボがかかり、「こうやって歳をとり、何事も成し遂げないまま朽ち果ててゆくんだな…」と実感する次第でございます。

 

12月といえばなにかと忙しない時期ですが、オッサンはな〜んもすることがないので、いつものようにハゼを釣る事くらいしか用事が思い浮かばない。

 

普通のハゼ釣り人ならもうとっくにシーズン終了してるんだけど、一部のマニアというか好き者というか粘着質な釣り人は、未だにしつこくハゼを釣っているこの時期。

 

通常のハゼ釣り場では釣れないけど、アンダーグラウンドな釣り場ではこれからが本番だったりする。

 

この時期のハゼ釣りと言えば、穴釣りとか、夜釣りとか、投げ釣りとかになり、それぞれがそれぞれの釣り場と釣り方で活動する。

 

何事もマニア道とは細分化され、道なき道、形なき影を追うようになってゆくもので、ハゼの世界とてそうなのである。

 

とは言え、普通のハゼ釣り人はやらんわな〜

 

 

先週に引き続き、今週末も忘年会の予定が入っていたので夜釣りは断念。

 

もう一回くらいは1束狙いをやりたかったが、ハゼなんぞよりも実生活の方が大事だから仕方がない。

 

あまりに悔しかったので、夜釣りに行ってる仲間に釣果を聞いてみると、それほど釣れてないようだったのでホッとする。

 

釣り人ってこうだよね!

 

自分が行ってない時の釣りがイマイチだったと聞くと、安心する習性がある。

 

心が狭いというか、人間がちっぽけというか…

 

その釣れてない分の魚は自分が釣る魚という決めつけみたいのがあったりして…

 

でもただ単に、利己的なんですな〜

 

昨日は酔っ払って終電で帰ってきたもんだから、本日のハゼ釣りに行けるかどうかは怪しいところ。

 

せっかくの休日に目覚ましをセットするのは嫌だったので、自然に身を任せておやすみなさい。

 

んで目が覚めると、そろそろ行動を開始しなくちゃならない時間になっていた。

 

いつものように布団でイモムシになりながら葛藤する。

 

「これからハゼ釣りに行くなんて面倒臭いぞ!」

 

「でもアオイソメ買っちゃったから、行かねば無駄になるぞ!」

 

「しかし、飲んだ次の日くらいはゆっくりしててもいいんじゃね?」

 

「いや、ハゼ釣りしないと仲間から『奴もヤキが回ったな…』と陰口だぞ!」

 

「いやしかし…」

 

なんてやってたら、いつの間にかもうひと眠りしてて…

 

次に目が覚めたら、さすがにヤバい時間になっていた。

 

もう覚悟を決めて、イモムシは起き出した。

 

もう早朝とも言えない時間だったのでけっこう暖かくて、厚着してたもんだから現場に到着する頃には汗だくだ。

 

現場には既にH2氏、MR氏、MT氏がいたんだけど、驚きはH2氏である。

 

この御方、夜釣りしてたハズなんだけど?

 

聞けば、夜釣りがイマイチだったらしく、穴釣りで第二ラウンドのようである。

 

確か昨日も夜釣りしてたから、二日連続の夜釣り&穴釣りというタフガイ。

 

H2氏ってオッサンよりもかなり歳をとってるんだけど、すげぇバイタリティだ。

 

どこからそのやる気が出るんだろう?

 

んで、MR氏は何故かマスクをしてハゼ釣りしていた。

 

どうやらコロナに罹患したらしいんだけど、ハゼ釣りしとる場合か!?

 

症状が大したことがないからという感じだし、自宅での隔離も家族に迷惑がかかるから、人気のないハゼ釣り場でやり過ごしているらしい。

 

コロナが騒がれ始めた頃には考えられない行動だが、あれから数年も経過すると、恐れなくなっているというか、麻痺しているというか…

 

未だに決定的な薬は登場してないが、それは風邪も同じで、必要以上に怖がる必要もないんだろうて。

 

結局、薬なんて症状の緩和にしかならなくて、治すのは自分の免疫力に頼るしかない。

 

その点、MR氏はポッチャリ過ぎる体型だから、免疫力は有り余ってそうだから心配ないだろうて。

 

しかし、今年のMR氏はなにかとツキに見放されてるな〜

 

何か悪いもんに取り憑かれてそうだから、お祓いやってもらった方が良いのでは?

 

 

それぞれにハゼの塩梅を伺うと、釣れなくはないが、釣れると良い切れるほどでもない程度…

 

ムムム…、厳しいか。

 

ならば!ダメ元でいつもはやらないエリアに大きく移動する。

 

やってきたのは、広大な釣り場の一番端っこで、数年ぶりに来たエリア。

 

ココまで来る釣り人も少ないから、もしかしたら良型大型ハゼ爆釣の期待がないわけでもない。

 

 

本日の竿も1.5mの穴釣り竿。

いつもの穴釣り竿

 

いつもサラリと流しているから大したことないと思われてるかも知れないけど、この竿って秀逸だと思う。

 

穴釣りって根掛かり必至な釣りモノで、根掛かりすると竿をブンブンやって外そうとするんだけど、アレだけブンブンやっても折れないから丈夫なんだよね。

 

まぁ、オッサンは穴釣りでも道糸は1.5号だから、竿が折れる前に道糸の方が切れる。

 

道糸にPEラインとか3号くらいの太いラインを使っていると、さすがに折れるカモね。

 

柔らかめだけど張りもあるし、軽いし、リーズナブルだし、文句なしの竿だよ。

 

オッサンの布教活動により、この竿のシリーズを使ってる仲間もけっこういるから、良い竿だと思うよ。

 

仕掛けは穴釣りといえども、いつもの胴突き仕掛け。

いつものね!

 

しかし画像で見ても手が汚いな。

 

オッサン手がまたしても脱皮が始まりまして。

 

周期的に脱皮するんだけど、頑張ってリクーム塗ったり気にして保湿してるんだけど、脱皮が止まらないんだよね〜

 

 

餌はアオイソメ。

 

前回は糸ミミズのようなジャリメだったけど、今回はちゃんと新鮮なアオイソメを買ってきたから、絶対釣れるハズだ!

絶対釣れっぞ!たぶん…

 

垂らしは短めで4cmくらいが基本。

 

『基本』と書いたのは、状況によって変えるから。

 

アオイソメの個体によって違うけど、イソメの頭の方の太い部位の場合はちょっと短めで、尻尾の方は長めにすることがあるから。

 

でも、オッサンの餌付けは短い方だと思う。

 

長い人は、アオイソメでもほぼ一匹掛けする人もいるからね〜

 

そういう人は大型ハゼしか眼中にない釣り人。

オッサンはコレくらい

 

準備完了にて、本日のハゼ釣り開始。

意外にもアタって来るぞぃ!

なんだけど、少々心配事が…

 

今現在の潮位が思ったよりも低くて…

 

これから更に下がってくるから、釣りになるかな?

 

仲間が口を揃えて「カニが多い!」と言ってたのは、潮位が低いとカニがちょっかい出してくるからだろうね。

思っていたよりも潮位が低いな…

 

とは言え、もう釣り場に来ちゃってるし、しかもこんな場末のエリアまでノコノコ来ちゃったしで、もう釣りするしかないのである。

 

まずは適当な穴から始めるんだけど、実は適当とは言っても、けっして当てずっぽうな訳ではございません。

 

この釣り場の護岸はある特徴があって、その特徴的な護岸の脇に釣れやすいスポットがある。

 

この釣り場に来る常連は、まずその実績スポットから始めることがほとんど。

 

まずはさっさと釣り上げて、ひと安心したいのはみんな一緒だね。

 

なので、そこへス〜っと落としてみる。

 

何ケ所目かでスン!スン!と大きく強く竿先を拝ませる、マハゼのアタリが!?

 

「居た!居た!」

 

いつものようにス〜〜〜…っとゆっくり竿を上げると、グ〜〜ン!と引っ張り返したのでアワセると、針掛りして本日の一匹目。

まずはボウズのがれ

 

この実績スポットは水中の穴じゃないから、穴からハゼを上げるともう空中なので、さっさとハゼをキャッチしなくちゃならないからリスクが大きい。

 

なので、暴れるハゼをキャッチする前に針から外れ、不本意なリリースも珍しくはない。

 

同じ穴からもう一匹上がってきたけど、お次は小さ過ぎだよね。

小っさ!

 

おかしいな?このエリアはアタリは遠いけど、大型が期待できるハズなんだけど…

 

その後はアタリがなかなか来なくて、チョロチョロと動き回るオッサン。

 

んでやっぱり、ハゼは釣れないがカニが凄くて!

 

穴が浅めだと、アッという間にカニの餌食になる。

カニばかり

 

この状況は難しい…

 

穴に落としてすぐにマハゼのアタリが来れば問題ないけど、誘っていてカニが付いてくる場合は、その穴は諦めて次の穴へ行くべきかどうか?

 

大抵は、カニが集まってくると、ハゼが遠慮するのか知らんがアタって来ない事が多い。

 

コレが深めの穴の場合の場合は、「絶対この穴にハゼがいる!」とカニ攻撃に負けずにしつこくやってると、ハゼが釣れることもある。

 

こんな事もあるから、諦めきれないんですよね〜

 

穴釣りの難しくも面白いのが、粘るのか?見切りをつけるのか?の判断が大きく釣果を左右することがあること。

 

穴に落としてすぐにアタって来るのが理想だけど、昨今はそんな簡単でもなくて、見切りの判断力が試されて来ていると思います。

粘れば釣れることも

 

とは言え、アタリが遠いもんだから心も折れ気味…

 

このエリアでやるのは数年ぶりなんだけど、やはり釣れないから来ないわけでして…

 

なので、みんなのいる釣れる方へ移動開始。

 

 

オッサンはダメなエリアで遊んでいたので、当然ながら、他の釣り人が探った後のスポットで釣りをするハメになる。

 

「そんなんじゃ釣れないよ!」と思われるかも知れませんが、さにあらず!

 

結構早めに見切ってさっさと次の穴に行く人が多いから、実は取りこぼしハゼも多い。

 

穴釣りで面白いのが、人が探った穴でも普通に釣れること。

 

前の人にはアタって来なくても、粘って一匹釣れたのがキッカケで、複数上がってくることが普通にある。

 

だもんで、オッサンは人の手垢の付いた穴が大好物。

 

”もうちょっと粘ってれば、釣れたのに!”と思いながら釣り上げて、ほくそ笑む事も多いです。実際に。

 

本日の最大サイズも恐らくは人がやった後の穴から。

ちゃんと釣れるんだよ!

 

そもそもが、無数に穴があるんだから全てを探るなんて不可能だ。

 

しかも、今現在は潮位が最大に下がって干潮時間帯になっているので、目に付きやすい穴にしか落としてないご様子。

 

このような状況だと探りが大味になるんだけど、それだと釣れるもんも釣れまへんな!

 

この状況でのオッサンの作戦は、少々危険が伴うけど、結構な頻度でアタリがあるやり方。

  1. 気をつけながら水際まで護岸石を降りる
  2. 水中を覗き込んで、深さのありそうな小さな穴を探す
  3. ソコへ仕掛けを落とす

コレだけです。

 

たったコレだけですが、釣れるんですね〜

 

ポイントは、ハゼを掛けたら抜け出るかな?と思うような小さな穴とか、手前側からは見えなかった穴を探すということです。

 

こういう穴は他の人はまず探ってないので、そこそこの深さがあった場合は、ほぼ100%ハゼがアタって来ます。

 

問題は、滑ったりバランスを崩すと水へダイブするのと、なかなか見つからないのと、根掛かり率がジャンプアップする事。

 

それさえ気を付ければ、他の人が諦めている状況でも釣れ続ける事ができます。

ちゃんと居るんだよ!

 

こんな感じで餌切れまでやり続け、3時間で18匹でした。

この状況でコレなら十分でしょ

 

餌切れが早かったのは、カニの猛攻を受けたから。

 

カニが釣れたら丁寧に外してたんだけど、彼奴らもなかなかイソメから手を離さなくて…

 

終いにゃ〜、イソメをちぎりやがって!

 

 

今日は17.5cmのプチ大型も釣れたけど、13cmクラスも混ざった。

 

せっかく穴釣りに来てるんだから、良型大型で揃えたいよね〜

 

MT氏なんて19cm釣ってたから、ポテンシャルは高い釣り場なんですよ。

 

ただ、例年なら数10匹は当たり前の釣り場だけど、今シーズンは全然数が上がらない。

 

う〜ん…、今年は厳しいのか、それとも時期がズレているだけなのか?

 

今後に乞うご期待!

 

 

次の記事>>>「2024年40回目の東京ハゼ釣りは夜釣りもラスト!?」へ

 

 

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