2024年40回目の東京ハゼ釣りは夜釣りもラスト!?

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2024年40回目の東京ハゼ釣りは夜釣りラスト!か…

2024年12月8日。

2024年40回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。

天気:曇りのち晴れ

釣行時間:0時00分くらい(潮位:113cm下げ5分)〜6時30分くらい(潮位:85cm上げ4分)小潮

釣果:マハゼ89匹(12cm〜18.5cm)

 

竿:4.5m(ゼロサム初梅)

道糸:ナイロン1.5号

ハリス:ホンテロン0.8号

ハリ:袖スレ4号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:アオイソメ→ベビーボイルホタテ→アミエビ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

本日は強烈寒気の影響で、今季一番に冷え込むらしい。

 

そんな中、オッサンは夜中にチャリンコを漕いでいる。

 

向かう先は夜のハゼ釣り場。

 

例のごとく夜ハゼ釣りなんだけど「なにもこんな極寒の中、夜釣りに行かなくても…」と自分でも思う。

 

しかし、しょうがないのである。

 

昨年の実績から、夜のハゼ釣りは12月初旬でシーズン終了とみていた。

 

本日の夜釣りは予定通りと言えばそうなんだけど、予定外が先週と先々週の忘年会。

 

この年末恒例行事により、一番釣れるチャンスに夜釣りに行けなかったのは痛かった。

 

夜釣り出来なかった慰めで昼間に穴釣りをしてたんだけど、全然パッとしなくて、ますますくすぶったのでした。

 

んで本日は恐らくはラストになるであろう夜ハゼ釣り。

 

しかし、バッドタイミングで今季一番の冷え込みときたもんだ!

 

昨日もけっこう冷えて、昨夜に夜釣りしていた仲間は口を揃えて「もう今季の夜釣りは終了!」ということらしい。

 

その原因は、釣果が芳しくなかったのと、異常な寒さがこたえたらしい。

 

んで昨夜に増して寒くなる今夜は、満を持してオッサン登場!である。

 

なんでこんな極寒の夜中にハゼ釣りせなならんねん!

 

鼻水をすすりながら愛車を漕ぎ、自分で自分に憤るが、しょうがないじゃん!今日しかないんだから!!

 

今夜は誰も釣り場にいないロンリーフィッシングになるんだろうな…

 

寒い上にボッチ、さらには急な寒さの影響でハゼも釣れないと思うと、余計に寂しくなる。

 

愛車は釣り場に向かってひた走るが、途中某『chocoZAP』に目が留まる。

 

最近この手の24時間営業のフィットネスジムを見かけるんだけど、24時間営業の意味あるのかね?と常々疑問だった。

 

オッサンの中では、夜中に汗水垂らしてダンベルを上げる必要性が見当たらない。

 

夜の帳が下りた静かな街なかに『chocoZAP』の黄色い看板が煌々と光り輝き、暗闇を照らしている。

 

誰も居ないのにエネルギーの無駄使いだよね〜っと思いながら、眺めると手前には何台もの自転車が停めてあり、中にはトレーニングしているであろう複数の人影らしきが蠢いている。

 

けっこう居るんだ!夜中にダンベル上げるチョコザッパーが!!

 

オッサンは自らの狭い見識の誤りに気づき、襟を正して気持ちを改めねば!と身が締まる思いだった。

 

しかし、あの人達はなんでこんな夜中に好き好んで汗水垂らしているのか?

 

一度聞いてみたい。

 

 

んで、やっと現場に到着する。

 

案の定、仲間は誰も居ないが、ひとりだけ知らないハゼ釣り人が居た。

 

まぁ良いや!誰も居ないということはポイントは選びたい放題ということだ。

 

どこでやっても良いんだけど、何となく定番のエリアから始めることにする。

 

本日使う竿は4.5mの長竿。

 

本日も水に立ち込む予定でウェーダーを装着しているが、この寒さだからハゼは手前の浅場には居ないと思うので4.5mの長竿で沖狙い。

4.5mの長竿といえばこの一竿

 

仕掛けはいつもの胴突き仕掛けで、道糸の一番上にアタリを取る100均のケミカルライトを装着。

仕掛けはいつも通り

 

怪しく光るケミカルライト

 

餌は夜釣りの定番アオイソメ。

 

今回は某C店で買ってきて、太くて活きも良いからバッチリだ。

 

夏ハゼだとこの太さがデメリットになるんだけど、夜釣りは良型大型狙いだから釣れるぞ〜

ナイスなツヤとハリ

 

新鮮だから元気がよろしい!

ピョンピョン跳ねる!

 

餌付けは、太い箇所は3cmくらいの短めの垂らしで、尻尾の方は長めの方が喰いが良い。

ハゼのサイズによってはもっと短くてもOK

まさかの挽回!

今現在の潮位は陸っぱリでちょうど良い感じなので、まずは水に立ち込まずに始める。

 

できれば水に入りたくないし…と思うが、もしかしたら水の方が温かいかもしんまい、という希望がないわけではない。

 

試しに水に触ってみたら「冷たっ!」、やっぱ水に入りたくないや!

 

まずは沖に向かって遠投。

 

スンスンと数cm毎に絶え間なく引きずるのがオッサンスタイル。

 

場所を変えながら3回ほど繰り返すが、音沙汰なし。

 

ムムム…、やはりこの寒さゆえ厳しいか。

 

今度は試しに竿をかなり立てるくらい手前まで引きずってみると、スン…と小さくアタって来た!

 

ひと呼吸置いてから、ス〜っとゆっくり引くと引っ張り返したので、アワセると針掛かりして本日の一匹目。

やはりこのサイズか…

 

少々小ぶりだが、この寒さの中では贅沢は言ってられん。

 

次も同じスポットを狙うと、今と全く同じ所でアタって来る。

今度はちょっぴりサイズアップ

 

んで、次も同じスポットからなんだけど、またしても小さい。

小っさ!

 

その後は13cm前後の小ぶりハゼが続く。

 

昨日組の情報によると「ハゼが小さくなった…」との事だったので、この事態は織り込み済み。

 

まぁ、夜釣りラストと思えば、こんな感じのフェードアウトになるのはしょうがなかろうて。

 

最初のスポットでのアタリが遠のいたので、移動を考えなければならないが、ハテ?どうしよう…

 

何も考えなければ、水に立ち込むのが最善策だと思うが、間違いなく水は冷たい。

 

とは言え、今探った感じから推測するに、水に立ち込まずに陸っぱりでやっても、アタリは遠いし釣れても小ハゼの群れだと思う。

 

少々考えるが、このままではラチがあかないので一大決心で水にジャブジャブと入り込む。

 

冷たいは冷たいけど、我慢出来ないほどではない。

 

ヒザ上くらいまで水に浸かり、とにかく沖狙いで探ると、小ぶりハゼも混ざるけど、明らかに釣れるハゼがサイズアップ。

 

15cmくらいの夜釣りスタンダードサイズや、たま〜に17〜18cmクラスも上がってくる。

スタンダードサイズ

 

胸キュンサイズ

 

虎穴に入らずんば虎子を得ず、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ、ハイリスク・ハイリターン。

 

ただ、夜釣り最盛期とは違い、アタって来る範囲が凄く狭い。

 

アタるもしくは釣れたスポットにほぼピンポイントで攻めないと、次が続かない。

 

んで続くと言ってもせいぜい数匹が良いところ。

 

しかも、自分が今立っている場所からはアタる箇所が1箇所程度なので、どんどん移動するハメになる。

 

今夜のオッサンは5m毎の移動でやっていたんだけど、とにかく足を使ってのハゼ釣りになったのでした。

 

ウェーダーを着て釣りしたことのある方ならご存知だろうけど、アレって水圧で足が痛くなってくる。

 

オッサンも冷たさと水圧でそろそろ水から上がろうかと思ってるんだけど、狙っているエリアには最初に居たハゼ釣り人がまだ居る。

 

”アッチは釣れそうなんだけどな〜。早く居なくならないかな〜”と念を送る。

 

しばらく水の中で続けていると、なんとMR氏がやって来た!

 

アレ?この人、昨日も夜釣りしてたハズだけど…

 

この極寒の中、二日連続で夜釣りに来るとはなんてタフガイ!っという訳ではなくて、MR氏は寒さにすこぶる強い体型をしているから、きっと寒さを感じないんだと思う。

 

サツを交わすんだけど、MR氏が立っているスポットは先程別のハゼ釣り人が居たところ。

 

アレ?あの人どこ行ったんだろう?

 

「そこに人が居なかった?」とMR氏に尋ねるが、「ちょっと前から来てたけど、誰も居なかったよ!」とのお返事。

 

あ〜、そういう事か。

夜は生の世界ではないので、たま〜にこういう事が起きる。こういうのは気にしないのが一番だ。

 

寒く寂しかった釣り場に花が咲く。

 

仲間が出来てほっこりするオッサン。

 

 

MR氏がオッサンが目を付けていたエリアでやり始めたので、オッサンも試しにやってみたんだけどサッパリだった。

 

っという事は、お次は大きく移動してみる。

 

釣りとはこういうもので、釣れないエリアで粘っても大きく改善することは難しいので、釣れない時はとにかく足を使うしか方法が無い。

 

ハゼ釣りに限らず、釣りの命題は餌を喰ってくる獲物を探しまくること。

 

釣りで一番大切なのはコレで、タックルやら仕掛けやら餌やらの話は枝葉のようなもの。

 

とにかく喰ってくるハゼを見つけるのが仕事だ。

 

問題は、ソイツを探すのにどれほどのレベルで探りを入れるのか?という事。

 

全然アタらないスポットの20cm横がホットスポットだったりする場合もあるから、なるべく丁寧にの方が良さそうだけど、ダメなエリア内で丁寧にやっても時間の無駄でもあるので、どこらへんで見切りをつけるのか?の判断は正直難しい。

 

とは言え、ホットスポットを見つけるのは全くの偶然でもなくて、運と勘と微妙なサジ加減がモノをいう世界でもあるから、言葉で説明しようがないんだよね〜

 

 

やって来たのは、オッサンがツバを付けていたエリア。

 

この夜釣り場はけっこう広いんだけど、みんなそれぞれにツバ付けエリアをいくつか持っている。

 

さぁ、コッチはどうだ!と沖に遠投すると、着底と同時に竿をひったくられた!

 

反射的にアワセると、今までに無い重量感と強い引き。

 

「外れるなよ〜!」と願いながら引きをいなして、ハゼが大人しくなるのを待つ。

 

上がってきたのは本日最大級の18cm。

お〜!良いね!!

 

次も同じスポットに落とすと、またしても同じクラスのハゼが上がってきた!

 

ここから忙しくなる。

 

アタリは頻繁にあり、上がってくるのは17〜18cmクラスの胸キュンサイズ。

 

ここで一気に挽回じゃ〜!

 

大型ハゼの連続で楽しいオッサン。

 

せっかくなので、MR氏も呼んでこの喜びを分かち合おうと思ったが、MR氏が居るのは遥か彼方…

 

だし、釣れるから親切心で仲間を呼ぶと、途端に釣れなくなるのは誰しもが経験する釣りあるある。

 

なので、MR氏の招集は止めにして、オッサンひとり占め。

 

とにかく今までが嘘のようにアタって来るし、ナイスサイズ揃い。

本日最大サイズの18.5cmもココで

 

ハゼカウンターは一気にフル回転し、あっという間に本日の目標を突破。

 

小移動しながら拾いまくり、アタリが落ち着いて来た頃にMR氏がやって来た。

 

「釣れてますか?」に「大型釣れまくり!」と答えると、「マジ?」と顔色を変えるMR氏。

 

どうやらMR氏は芳しくなかったご様子で…

 

かなり移動していたんだけど、どこもかしこもダメでハズレを引いたようだった。

 

そんな事もあるさ!と、ココで釣り始めたんだけど、時すでに遅しでもうオッサンが釣りきっちゃった後なんだよね〜

 

 

空が薄明るくなった時間帯でMR氏はしょんぼり帰宅。

 

オッサンはもうちょっと粘る。

 

実は気になっていた事を確認してみる。

 

今日はやたらポロリとか針に掛けたと思ったら外れる事が多くて、その原因はきっとアレかな?と思っていた。

 

んでやってみると、やはりそうだった!

 

原因はケミライト。

 

このケミライトの重さでアタリが鈍り、必然アワセが遅れる。

 

一番針掛りがしやすい前アタリが取れていないがために、ポロリと掛け損ねが増えていたのでした。

 

もちろんこの寒さで喰いが浅いという事もあるだろうけど、検証の結果は明白だった。

 

明るくなったのでケミライトを外してやってみたら、夏ハゼ釣り同様に僅かな前アタリでアワセることが出来て、掛かりも良好だった。

 

とは言え、暗闇の中でどうやってアタリを感知するのか?

 

仲間にはケミライトを付けないのもいて、聞けば「竿の振動でアタリを取る」らしいのだが、オッサンの使っている柔らかい竿で小さな前アタリでは手元に振動が伝わってこない。

 

ハテ?どうしたものやら…

コレで釣り納め

 

本日は夜釣りラスト記念で6時間半粘って89匹でした。

意外に釣れた!

 

しかし寒かった〜!

 

手なんて無防備だから、しもやけみたいになったよ。

手が腫れた〜!

 

あと今日気付いたんだけど、砂が硬くて歩きやすいところはハゼのアタリが少なくて、泥土みたいになって歩きづらいところだとアタリが多い気がした。

 

気のせいかな?

 

勝手な憶測だけど、マハゼはどうか知らないけど、ハゼには砂の中に潜る種類も居るから、イザという時は潜れるような環境を好むのかもしんまい。

 

 

夜釣りは今回で今シーズン最後と思ってたんだけど、思ってたよりも釣れたからまだまだいけるのかな?

 

なんとなくまだ釣れそうな気もするんだけど、問題はこの寒さをどうにか克服しないと我慢大会になってまう。

 

今回も寒さ対策はしたつもりだけど、まだ足りないぞ!

 

万が一、寒さ対策出来そうなら泣きのもう一回!あるかもよ〜

 

 

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