2018年7月1日。2018年夏シーズン5回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:大井ふ頭中央海浜公園(はぜつき磯)天気:晴れ釣行時間:6時00分(潮位:187cm満潮)〜9時00分くらい(潮位:132cm下げ4分)中潮釣果:マハゼ100匹(7cm〜11cm)
竿:2.0m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:ボイルベビーホタテ一時アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
いよいよ7月に入りました。
オッサンの個人的な意見を言わせていただくと、サイズはともかく、ハゼ釣りは7月が一番数が釣れると思います。
旺盛な食欲と好奇心、ハリに掛かるサイズに成長してきたという理由もあるでしょう。
また、今頃のハゼはまだ若い個体がほとんどなので、スレてないというのも一因だと思います。
他の釣り場は分からないけど、今までの大井ふ頭中央海浜公園でのハゼ釣りの経験から「数は7月」という気がしています。
という訳で、ワールドカップロシア大会も決勝トーナメントに突入したことだし、オッサンのハゼ釣りもいよいよ本番戦に向けて身が引き締まる思いでございます。
W杯観戦の影響で早朝に起きるのはとても辛い・・・
メッシもクリロナも消えて一時代の終焉という気がするのも辛いが、さっき寝たばかりなのに、もう起きなければならないというのはもっと辛い・・・
今日はもうダルいからこのまま寝てようかと10分ほど葛藤するオッサン。
身が引き締まるどころか、7月初日からダルンダルンである。
先週は寒さで死にそうになったのでハゼ釣りどころではなかったし、その前はシロギス釣りだったしで、ここ数週間はマトモにハゼ釣りをしていない。
これではこのブログの数名いるかいないかの読者に申し訳ないので、渋々起きることにする。
ほぼ無意識なままハゼ釣りセットを準備し、愛車にまたがり現場へGo!
居眠り運転で自転車を漕いでたので、ふと気がつくと本日の現場【はぜつき磯】が見える橋の上にいた。
寝ててもここまでこれるとは習慣とは恐ろしい
昨日、ハゼ釣り動画でお馴染みのG氏から「赤潮で散々だった」という報告を頂いて「また赤潮なんだ・・・」と懸念していたんだけど、橋の上から京浜運河を見ると今日は赤潮ではなかったのでホッとした。
「これなら釣れる!」全く根拠のない確信がオッサンに芽生えた。
このときまではそう信じていた、このときまでまでは・・・
今日は【はぜつき磯】でハゼ釣りと思っていたけど、自転車を漕ぎながら釣れ具合を眺めているとイマイチな雰囲気。
釣れないからかドヨ〜んと釣り場の空気がよどんでいたので、そのまま通り過ぎて【夕やけなぎさ】の様子を見に行ってみる。
こちらの方はハゼ釣り人が多くて入る隙間もないな・・・と思っていたら、M氏がいたので様子を聞いてみる。
「アタリはあるんだけど釣れない」とのこと。
M氏のバケツを見るとちょっと小さめのハゼだったので、このサイズだとハリ掛かりしづらいか。
さらには思っていたよりも水温が低い。
水温はおひさまが当たらないとどうしようもないけど、はぜつき磯はハゼがもう少しサイズアップするから、まだ何とかなるかな・・・っとはぜつき磯へ戻ってくる。
相変わらず、こちらの砂浜地帯には釣り人が多いが、オッサンの指定席には誰もいない。
6月は指定席側は全然ダメだったけど、7月に入ったからもう大丈夫っしょ!と指定席に陣取る。
オブジェのある砂浜側は釣人が多いが
こっち側は寂しいもんだ
まずはブレックファーストをやっつける。
獲物はオッサンの大好物「バナナスペシャル」
最近売ってる店が少なくて手に入りにくい一品
スペシャルをモグモグしているとG氏が現れた。
昨日の釣果&動画が不本意だったらしく、やって来たとのこと。
でも筋トレのやりすぎで肩を痛めたのでハゼ釣りはやらないらしい。
ぶっ壊れるほど筋トレができるとは若いって素晴らしい!っとうらやましいオッサン。
G氏は近所をウロウロしながら水中動画を撮っている。
サイトのネタ作りって大変だな〜、産みの苦しみだ!とオッサンも同情するが、オッサンの場合はテキトーにチンタラやってるので苦しみなんてないんだけどサ。
ハゼ釣りの準備をしながら、水中を覗き込むがハゼの姿がほとんど見えない。
ハゼがいる時は水に近づくだけでワ〜〜っと逃げていくのが見えるほどなんだけど、今日は全然見当たらないんですけど。
う〜ん厳しいのかな・・・
準備を終えてオッサンも第一投!
狙うは砂礫帯とゴロタ石の境目。
ハゼが見えない時って石の下とかに潜んでいるハズだから、そいつらを引っ張り出すのだ。
すぐに小さなアタリあり!
やっぱりいた!!
狙い通りに来ると嬉しいもんだ
ここで爆釣じゃ!っと思ってたら、次に来たのはナイスな重量感で上がってきたコイツ。
外道のダボハゼ
ダヨネ〜!
石の下に潜んでいるのはマハゼのみならず!
っていうよりも、ダボハゼの方が石を住処にしているんだからコイツが釣れないわけがない。
この後、ダボハゼが連打で上がってくるが、ダボを釣り尽くさないとマハゼが釣れないもんだから、ダボを釣っては投げて釣っては投げて・・・
普通に砂礫とか砂地でマハゼが釣れればダボなんて相手にしなくて良いんだけど、今日はそうも言ってられない。
マハゼよりもダボハゼ釣りになる。
救いはダボハゼの方がマハゼよりも先に喰ってくるから、始めにダボさえ片付けておけば後はマハゼが釣れてくる。
っという作戦だったんだけどそう思い通りばかりではなく、ダボハゼを釣りつくしたらパッタリとアタリなし!もある。
マハゼも連打は少なくて、ポツリポツリといる場所を探っては一匹づつの拾い釣りになる。
パッとしないまま1時間が経過し、42匹と寂しい限りである。
サイズは10cm前後ともう本番サイズになってるんだけどね〜
いつもの相棒を頬張りながら休憩を入れて対策を練る。
相棒の羊羹。本当は”練羊羹”の方が好み
沖方面も探ってみたんだけど、やっぱりアタリは少なくて手前のゴロタ石のキワが良いらしい。
でもキワはダボハゼ釣りになっちゃうし・・・
ここはやはりおひさま頼みしかないな!と天に逆雨乞いの祈りを捧げ、おひさまが早く当たるようにしてみた。
すると!!
っと、こんなアホらしい話で引っ張るとまた離脱率が急上昇するのでヤメ。
マジメな話、おひさまが当たればもっとマシになるはずなんだけど、こればかりは自然現象なのでどうしようもない。
結局、何の対策もないまま「とにかくハゼのいるスポットを探すしかない!」という案に落ち着く。
朝イチよりも少しは水温が上昇しているのか、少しずつだけどマハゼの活性が上がっていて、砂礫地帯でも釣れるようになってきた。
ハゼのいるスポットを丁寧に探り、ホットスポットを掘り当てると連打も出てくる。
気持ちよく連打していると、遠くから嫌な音が近づいてくる。
「釣り船が来る時間か・・・」
今日も強風予報だからか乗船しているお客さんが少ないな
船の波が来て、せっかく見つけたホットスポットがパッタリと釣れなくなる。
隣の常連釣り師も「せっかく調子よく釣ってたのにねぇ〜」と苦笑い。
しかし、朝から気になっていたのがM氏が言っていた「アタリはあるけどハリに掛からない」という事態。
確かにアタリはあるんだけど、アワセを入れてもスカが多い。
さらにオッサンの場合は、上がってきたハゼが手元に来る前にポロリと落ちていくことも多い。
これはある程度はあるんだけど、今日はいつもの倍以上とやたら多く感じる。
これはハゼがしっかりとエサをくわえていない為、アワセを入れてもハリが掛からない、もしくは掛かりが浅いために途中で落ちると推察されます。
つまりエサに興味はあるから突付いてはみるけど、バクッっと食べるほどでもないという何とも思わせぶりな状態。
これを打開するためにエサの大きさを大きくしたり小さくしたり、アワセを入れるタイミングを遅くしてより喰わせたり、道糸を弛ませ気味にしてみたり、といろいろやってみたのですがどれも決め手にならず。
唯一効果が見えたのが、アタリに対して極限まで敏感になり、わずかなアタリでも光の速さでアワセを入れるとハリ掛かりすることが多かった。
以前はこんな事を考えなくてもアワセれば釣れたんだけど、オッサンも歳をとって神経系統と運動系統にサビがきてるもんだから反応が鈍臭くなってるんだろうな〜
一抹の寂しさを感じながらハゼ釣りを続けるオッサン。
釣り場全体におひさまが当たる頃には、ハゼがそこここで日光浴をしてる姿が見れるようになってきた。
しかし、ハゼが見えるからといって釣れるとは限らず、エサに全く反応を示さない奴も多い。
相変わらずハリ掛かりも悪い中、あと10匹で一束だからもう少し頑張ろうと意地をみせるが、心配なのがエサが一摘みくらいしか残っていないのだ。
今日の調子でコレでは足りないか・・・
エサを小さく付けて、小型のハゼで数を稼ぐという姑息な手段に出るオッサン。
しかしあと二匹で一束という時に無常にもエサがなくなる・・・
ガビ〜ン!残念!!と思ったが、ふとビクの中を見るとハゼが吐き出したエサが落ちているではないですか!?
これを拾ってハリに付け、何とか釣り上げて一束を達成。
あぶない、あぶない。
今日はベビーホタテを4つ使ったんだけど、まさか一束で全部なくなるとは思いませんでした。
さらにG氏からもアオイソメを少々もらっていたにもかかわらずだ。
どんだけエサ取られてるんだよ!ってことですね。
まだまだ修行が足りないオッサンなのでした。
3時間で100匹だけど、ノルマは達成したからヨシとしましょう。
何とか100匹釣れてよかった
これくらいが平均的なサイズ。だいぶ大きくなってきましたね
もっと釣れると思っていたのですがイマイチでしたね。
おひさまが当たる頃には風も強くなってきて、アタリも分からず釣りにくかった。
以前記事に書きましたが、こんな時は竿を寝かせてゆ〜っくりとエサを引きずって、ハゼがいる場所を探るようにしています。
ハゼがいる場所さえ分かれば、後は普通に釣れるので。
結局、数を釣る一番のポイントはどれだけ喰い気のあるハゼを見つけるかなもんで。
釣ったハゼを誰かもらってくれないか?とキョロキョロするがもらってくれそうな人が近くにいない。
ダメ元で隣の常連釣り師に聞いてみた。
よく釣る人って自分が釣った分で十分だから「いらない」って言われるだろうな〜っと思っていたら、喜んでもらってくれた。
「いつも自分で捌いて、ご近所さんにおすそ分けするんですよ!みんな喜んでもらってくれます。これだけあれば捌き甲斐があるぞ〜」と笑顔だった。
こういう人を本当の釣り師って言うんだろうなと思った。