2018年10月6日。2018年20回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:多摩川本流羽田付近天気:晴れ釣行時間:13時30分(潮位:150cm上げ7分)〜16時00分くらい(潮位:195cm満潮)中潮釣果:マハゼ75匹(11〜14cmくらい)
竿:2.1m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
今週もまたまた台風が来ている。
今近づいているのは大型で強い25号。
「大型&強力な台風」というセリフは聞き飽きているので、もう麻痺していて何とも思わなくなった。
この油断が一番ヤバイんだけどさ・・・
台風絡みだと天気はどうなるか分からないから、明日のハゼ釣りは予想もつかない。
オッサンは土曜日は午前中仕事で午後は銭湯行ったりしてグダグダしてるんだけど、明日の保険をかけてハゼ釣りに出撃してきました。
ちょうど上げ潮なので釣り場は多摩川本流の羽田を選択。
この釣り場は今シーズン調子良いから期待できるハズなんだけど、ある釣り師から、前回の台風24号の影響で今週のハゼ釣り場は水潮になっていて厳しいとのタレコミがあった。
さらに予報によると25号の影響で風も強くなるとのこと。
ムムム、ちょっと手強いかもしんまい・・・
予報通り現場が近づいてくると風が強くなってきている。
多摩川の河川敷に出ると遮るものがないもんだから風が一段と強く、川面にも波がたっている。
ヒャ〜!コレって釣りになるかな・・・
強風に煽られフラフラしながら現場を目指すオッサンなのでした。
やっと現場に到着。
もう昼過ぎだし風も強かったけど、数名のハゼ釣り人がいた。
今の時間は潮が上がってきていて、この釣り場のハゼ釣りに最適な潮流だからそれ狙いの釣り人達なのかもしれない。
まぁ、よくこの強風でハゼ釣りやるわな〜
オッサンのお気に入りのうん◯ポイントが空いていたので早速陣取る。
ここが空いてたらまず確保
確保したのは良いが、なんだか水の色がおかしい・・・
タレコミ情報通り、真水が多く混ざった水潮の色で厳しい釣りを覚悟する。
それほど酷い水潮ではないが濁りが強い事態には違いない
この釣り場はオッサンちから一番遠い釣り場だから「せっかくここまで来たんだから、ハゼ釣りをしないで帰るのもなんだし・・・」と自分に言い聞かせて釣りの準備を始める。
今日は強力なアイテムがある。
The 座布団!
船釣りに使っている座布団を持ってきました。
オッサンは尻に肉が付いてないタイプなので、この釣り場の硬いコンクリート護岸に座ってるとすぐに尻が痛くなってくる。
コレさえあれば尻もゴキゲンだと思うが、フットワークが鈍るんだよな〜
ハゼが釣れなくなったらすぐに移動するべきなんだけど、座り心地は良いし荷物が増えてるしで移動自体が億劫になって尻が上がりづらくなる。
願わくば、うん◯ポイントで釣れ続ければ良いんだけど、この水加減だとそれもムリかな・・・
ブツブツ独りごとを言いながら釣りを開始。
竿を風に吹かれながらアタリに集中するが、まったく反応なし!
ガビ〜ん!まだ台風の影響が長引いてるの!?
手当たり次第仕掛けを放り込むが生命反応なし・・・
既に諦めモードに突入するオッサンなのでした。
暇だから周りをキョロキョロすると、あることに気づいた。
今やっているポイントは建物の影になってるので水が濁っている時は喰いが悪いのかもしれないと推測。
これはオッサンが勝手に思ってるんだけど、浅瀬にいるハゼと太陽はすごく関係があって、日が当たっていて明るい場所と曇ってたり影だったりで暗い場所でハゼの濃さと活性が明らかに違います。
なので、日向のポイントに移動を始める。
「よっこいしょういち!」とカビの生えた昭和ギャグがつい口から出るが、ますます尻が重くなった。
荷物をまとめて重いケツを上げ、反対側のおひさまが当たっているポイントに移動。
明るい日向ポイントにやってきました。
仕掛けを投入すると早速アタリあり!
お〜いるじゃん!とアワセるが掛からず。
濁りの影響から今日は喰い込みが浅そうだったので、少し喰わせてからアワセるとハリ掛かりした。
上がってきたのはこの時期にしては小さいサイズ。
もうちょっと大きいサイズを期待してたんだけど
でも、やっと釣れたから気分はパプア。
次も同じポイントを攻めるが続かず・・・
角度を変えて他をあたってみると、同じようなアタリで、同じようにハリ掛かりをさせて上がってきたのは、同じようなサイズのハゼだった。
う〜ん、また小さいな・・・
この釣り場でこの時期ならもっと良型が上がってきてもいいのに。
水が濁ってる時は、警戒心の薄い小さめのハゼがアタって来ますが、警戒心が強い大型はなかなか喰ってきません。
ちいサイズをチョロチョロと上げていると、たま〜にですが良型サイズも上がる。
コレくらいはないとね!
いつもなら5秒毎に誘いを入れるのですが、今日は5〜10秒どころではなくて15〜20秒近くじ〜っと喰わせないとアタってこないことが多い。
誘いもオモリが浮くような派手めでは全然だめで、竿先をプルプルさせるシェイクとか、大きく竿の角度を変えるようなオモリを浮かせないおとなしい誘いじゃないと喰ってきませんでした。
一ヶ所での連打もなくて、一匹釣れたら他を探さないと次が続かない・・・
まぁ、こんな釣り方になっているのでポツリポツリとしか上がってきません。
一度だけ8匹ほど連打が続いたサービスタイムもありましたが、それ以外は一匹づつ拾ってゆく我慢の釣り。
厳しいな〜っと思っていたら、いきなり足に水が掛かってきてビックリする。
いつのまにか潮が上がってきていて、風で波も立ってるから護岸のヘリに座ってブラ〜ンと垂れ下がっていた足に水が掛かってきたのでした。
しょうがないからアグラの体勢で座リ続ける。
立ってもいいんだけど、せっかく座ってハゼ釣りできる釣り場だし、こんな風の強い日は竿をなるべく低くしたほうがアタリが取りやすい。
いつのまにか潮が高くなってる
満潮になり、潮が動かなくなったのでアタリもパッタリと無くなった。
風もますます強くなってきたので納竿となりました。
もう釣りもムリっしょ!
2時間30分ほど粘って75匹と一匹づつ拾う釣りの割には数はまとまったと思う。
ビクの水さえもこんなに濁ってる
平均的なサイズはこれくらい
一度直撃の台風が来ると釣り場はものすごく荒れますね〜
今日も釣りをしている、とゴミやら植物の残骸やらが大量に漂ってきて釣りのジャマをするのでした。
水潮の濁りも少しずつですが回復してはいますが、まだまだ元通りには時間がかかるかもしれません。
この状態が回復するのはいつになるやら・・・