2018年12回目のハゼ釣りは夕まずめ狙い

2018年12回めは夕まずめ狙いのハゼ釣り

2018年8月25日。2018年夏シーズン12回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:大井ふ頭中央海浜公園(夕やけなぎさ〜はぜつき磯〜夕やけなぎさ)天気:晴れ釣行時間:15時00分(潮位:142cm上げ六分)〜17時30分くらい(潮位:195cm満潮)大潮釣果:マハゼ57匹(8cm〜12cm)

 

竿:2.0m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

 

オッサンは基本的に土曜日は仕事である。

 

フツーの会社員なら週休二日制はあたり前の現在、土曜も出勤の逆働き方改革。

 

まぁ、肉体労働者で現場仕事だったりするからしょうがないと言えばしょうがないが、やはり一日だけの休日と二日も休めるのとでは肉体的・精神的なゆとりが全く違うと思う。

 

二日休みの人が何をやってるのか知らないが、多分、一日は自分の趣味などに費やしていて、もう一日はゆっくりと休んでいると思う。

 

 

 

土曜日に出勤してても客から連絡が来るわけでもなく、適当にダラダラしていることが多い。

 

なので「くだらん!土曜も休みにすればいいのに・・・」と心底思うが、経営者というのは会社が稼働していないと不安になる生き物らしいので、それが無為な時間でも安心するらしい。

 

オッサンのようなペーペーは、それに付き合わされるのでたまったもんじゃないが・・・

 

それでも今の社長の代になって、やっと土曜日は午前中のみになったのは大きな進歩である。

 

 

 

っという訳で、いつも土曜の午後は近所の銭湯に行ったりしてチンタラしているんだけど、本日はハゼ釣りに行かなければならない。

 

実は明日の日曜日は別の釣りモノがあってハゼ釣りに行けないからだ。

 

しかもその釣りモノはオッサンも初めてなので、最悪はボウズの可能性もなきにしもあらず。

 

さすがにボウズではこのブログのネタにならないので、保険をかけて本日の午後にハゼ釣り出撃になりました。

やはり夕まずめは厳しいのか・・・

はっきり言って、オッサンは夕まずめの釣りはやりたくない。

 

すごく時間を無駄にしてる気がするし、そもそも”釣れた”という思いをしたことがない。

 

何よりも日が落ち沈んでゆくその時間帯って、自分のエネルギーを抜き取られてゆくようで良い気がしない。

 

夕日を見て「ワァ〜!すってき〜〜ぃ!!」とは全く思わないタイプで、かえって気分がダウナーになるのだ。

 

 

そんな気分でハゼ釣りをやるとなるとますます落ち込みそうだが、ネタ探しのために渋々愛車を漕ぐ。

 

真夏といえども朝は爽やかな空気が漂っているが、一日のうちで一番気温が高い昼下がりになんで一生懸命チャリを漕がなあかんねん!?

 

 

 

いつものようにはぜつき磯が見える橋から現場を眺めると、思ったとおり酔っ払ったBBQ達が京浜運河で沐浴してやがる。

 

 

ここでは水質基準的に海水浴はおろか水面に顔をつけてはいけない事になっているが、きゃつらにそんな基準なんぞ通じるはずもなく、頭のてっぺんまで水中にINしている。

 

まぁ、奴らが溺れようが大腸菌をたらふく飲み込もうが知ったこっちゃないが、奴らがはしゃぐことによってハゼが釣れないことのほうが心配である。

 

そもそもそんな奴らの横で釣り糸を垂れるのも気分が悪いので、はぜつき磯での釣りは断念し夕やけなぎさに舵を切る。

 

 

問題はそのルートで、よせばいいのに公園内の園路を通過する道を選択。

 

やっぱり園内はBBQで酔っぱらった若人達のポルカでごった返していた。

 

「どんだけ酷い有様なんだろう・・・」っというオッサンのくだらない好奇心でこっちまで来てしまったのだが、思った以上に無法地帯だった。

 

 

 

邪魔な酔っ払いを自転車で轢きながらやっと夕やけなぎさに到着。

 

こっちははぜつき磯よりもっとカオスだろうと思っていたが、意外に静かで7〜8人のハゼ釣り人がいたくらい。

 

 

しばらくハゼ釣りを眺めていたが、誰も竿が上がらず釣れていない御様子。

 

波打ち際に行っても水中を凝視するがマイクロハゼすら見えない。

 

「ん〜ダメか・・・」っと思ったので、もう少し足を伸ばしてしおじ磯に行ってみる。

 

 

しおじ磯では5人のハゼ釣り人がいたがこちらも全然パッとしない感じ。

 

水中を眺めるがやっぱりハゼの姿が見えない。

 

まぁ、ハゼが見えてるから釣れるわけでもないし見えないからと言って釣れないわけでもないが、この時期はやっぱりハゼが見えていないと釣果も期待できないと思う。

 

やっぱり夕やけなぎさに戻ろうと煮え切らないオッサン。

 

 

なぎさに到着した時にちょうど柵際でハゼ釣りをしていた方が帰ったので、ナイスタイミングとばかりに柵際に陣取る。

 

 

でも最近の柵際ポイントはマイクロハゼばかりで面白くないんだよな〜っと思いながらの第一投。

 

さっそく8cm程度の唐揚げサイズが上がってくる。

 

まぁこんなもんだよね〜!

このサイズがスタンダード

 

 

しばらく様子見がてら柵際で粘るがマイクロハゼばかり。

 

たまに10cm程度も混じるが、ほとんどが8cm以下ばかり。

 

こんなのを相手にしてても面白くないので、柵から離れながら移動して拾い釣りをしてゆく。

 

 

今季はこんな感じなのか、夕まずめだからなのか知らないが、アタリがあるポイントがすごく限られていて、そこ以外では全くアタリがない。

 

通常、この時期ならどこに落としてもマイクロハゼが突いてくるんだけど、ポイント以外ではマイクロすらもあたらない。

 

 

自分が立っている一ヶ所で丁寧に探ればアタリポイントは見つかるが、相変わらず10cmにも満たないサイズばかり・・・

 

なるべくゴロタ石の際を攻めて良型サイズを狙ってはいるんだけどサイズアップせず。

 

我慢して一時間粘ってみたものの、何も変わらず唐揚げサイズが45匹とダメダメでした。

小さいからビクの中もスッカスカ・・・

 

今シーズンの初フグ。カワイイから釣れるとウレシイ

 

 

もう夕まずめ狙いはするまいて・・・

良型を求めてはぜつき磯に移動する。

 

ハゼ釣り人は二名。相変わらず沐浴している金髪野郎ども二名。

 

なぎさで時間を潰し、そろ夕まずめ本番の時間帯になっているだろうからと期待を込めて投入するが、シ〜〜〜ン・・・・・。

 

どこに落としても音沙汰なし。

 

すぐ後ろのBBQの馬鹿騒ぎとは裏腹に静か過ぎるハゼ釣り場。

 

砂レキ帯とゴロタ石の境目を狙っているんだけど全くアタリがない。

 

しつこく落とし、微かなアタリで上げるとなぎさと変わらないサイズが上がってきてゲンナリする。

コレではなぎさと変わらないではないか!?

 

「はぜつき磯よ!お前もか!!」と思いながら粘ってみる。

 

そしてやっと上がってきた12cmクラス。

コレくらいが上がらないと、はぜ磯に来た甲斐がない

 

まぁ、はぜつき磯では上がればこのクラスなんだけど、いかんせんアタリが無さすぎる。

 

30分粘ってはぜ磯でやっと4匹。

 

 

なぎさに戻ろう・・・

 

 

 

夕暮れはドンドン進んでいるし、潮も上がっているから状況的には良い方向に進んでいるはず。

大潮の満潮まで潮が上がっているが・・・

 

っと期待していたのだが、先程よりもさらにアタリが無くなっている。

 

「なんじゃそりゃ〜〜〜!」

 

 

暇なのでボ〜っと遠くを見ていると、沖合30mほどで鵜がしきりに浮き沈みしている。

 

「ハゼはあんな沖にいるんだ。ど〜りでアタリがないはずだ・・・」

 

隣りでは投げ釣りのタックルでハゼ釣りをしている方が、投げもしないで目の前に落として釣りをしている。

 

オッサンなら迷わずあの鵜まで投げるぞ!

 

 

 

粘ってみたものの状況改善せず。

 

2時間30分程で57匹・・・

 

しかも唐揚げサイズばかり・・・

 

もう夕まずめはやらないと心に誓ったオッサンなのでした。

釣れないし、小さいのばかりだし・・・

 

最後はフグが釣れて少しは気が和む

 

 

帰り際、若人たちが散会したBBQ会場をBBQ屋さん達が忙しく撤去・後片付けをしていた。

 

ここでは日没までにBBQを撤収しなければならない。

 

キレイに後片付けしておかないとBBQ禁止にでもなったら彼らには死活問題である。

 

 

何の準備もしない、食材・道具全て御膳立てしてもらい、後片付けすら必要のないBBQ。

 

炭に着火することもできない輩が集う、安っぽいプチ野外体験。

 

それでも彼らは「BBQやってきたんだ〜!」と胸を張るんだろう。

 

本物にこだわるのがエライとも思わないが、金さえ払えばどんな事も”軽”体験できるというのもやるせない世の中である。

 

しかし、ものごとに熱くなるのが恥ずかしいと揶揄されるこのご時世。

 

スマートに爽やかに何でもやったことがある、というのもまたステータスなのかもしれない。

 

 

そこでオッサンも考えてみた。

 

「たった60分であなたもハゼ釣り名人!親切丁寧にご指導いたしマス。60分で500円ポッキリ」

 

まぁ、ハゼ釣りなんぞでは流行らないだろうな・・・

 

帰りの自転車を漕ぎながらそう思った。

 

 

 

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