2018年36回めのハゼ釣りはついにイったか!?

2018年36回めのハゼの穴釣りはついに20cmきたか!?

2018年12月16日。2018年36回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:秘密の花園(KL−H1)※「秘密の花園」という釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れっぽい曇釣行時間:8時30分(潮位:125cm上げ5分)〜11時30分くらい(潮位:165cm満潮)長潮釣果:マハゼ9匹(16.5cm〜20cm)

 

 

竿:1.5m 道糸:ナイロン1.5号 ハリス:ナイロン1号 ハリ:袖4号スレオモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アオイソメ&ホタテのコラボエサハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

 

12月も中旬になり本格的な冬に突入。

 

昨晩、明日に備えてどれくらい寒くなるのか?を調べたら「真冬並みの寒さ」ということだった。

 

「真冬並み」って何?

 

もう冬なんだから充分寒いんですけど…と疑念を抱きながら調べてみた。

 

 

真冬というのは一年で最も寒くなる時期で、1月下旬から2月上旬の期間らしい。

 

しかし、オッサン的にはイマイチ腑に落ちない回答である。

 

体感的には12月末あたりから1月上旬あたりが一番寒さがこたえると思ってるんだけど…

 

 

考えるに、こう言うことなんだろうと思う。

 

気象予報士さんがメディアで堂々と言い切ってるんだから統計上・数字上では確かにそうなんだろう。

 

しかし、人間には”慣れ”というものがある。

 

まだ寒さに慣れてない寒くなり始めの頃は必要以上に寒さを感じてしまい、それに慣れてくると、いくら数字上の気温が低くても体感的にはそうでもないという感じ。

 

例えるなら、最初は気持ち悪くてアオイソメを全く触れなかった釣りガールが、今では「ぅおらぁ!」っと口でイソメを噛みちぎるくらい慣れてしまうって感じかな。

 

まぁ、例えが少々トホホで申し訳ないのですが、人間の適応能力とはかくも素晴らしく、かつ恐ろしいものである。

 

 

 

ちなみに天気予報と言えば、芸能人が気象予報士の資格をとってやたらと天気予報コーナーに露出していたが、現在はそんな芸能人はほとんど見なくなった。

 

天気予報はあくまで生活必需情報のひとつとしての捉え方だろうから、そこにビジュアル的な要素は必要ないような気もする。

 

以前、海外の番組でパツキンのお姉さんがビキニを脱ぎながら天気予報をするという企画をやっていた。

 

確かにチャンネルを変えさせないというテレビ番組の趣旨は達成できただろうが、その内容が情報を受け取る視聴者のためになったかどうかは甚だ疑問である。

 

天気予報とヌードという、かけ離れたテーマのマッチングは如何ともし難い。

 

 

日本においては、さすがに”脱ぎ”はBPO(放送倫理・番組向上機構)が黙っちゃいないだろうが、芸能人と天気予報同様に、物事はふたつの間に飛距離があればあるほど違和感を感じてしまうものなのである。

 

コラボエサでスタートダッシュ!

んで朝、目覚めるとやっぱり寒かった。

 

あまりにも寒かったので、もうこのまま今シーズンのハゼ釣りは終わりにしよう…と布団の中でイモムシになってグズグズしていた。

 

すると、すぐ隣りで寝ている息子の目覚まし時計が鳴り響く。(もう子ども達も大きいのだが、我が家では未だに家族全員が一つの部屋で川の字になって寝てる)

 

何でか知らんが、いつも起きないクセに必要のない時間にコヤツの目覚ましが鳴るのだ。

 

キサマはまだ若いから二度寝三度寝が可能だろうが、オッサンの歳になると一度目が覚めるともう寝られんのじゃ!

 

頑張って眠ろうと思うがもうダメだ!寝られん!!

 

しょうがないから布団を脱出し、ハゼ釣りの準備を始める。

 

 

真冬並みの寒さに備えて、極暖ヒートテックを着込み完全防寒で出撃。

 

 

途中、アオイソメとオッサンの朝食をゲットしつつハゼの穴釣り現場に到着すると、広大な釣り場に4人の穴釣り師が既に釣り糸を垂れていた。

 

「この時期にこんな所で釣りをするなんて変な奴らだ…」っと、自分を棚に上げてほくそ笑むオッサン。

 

 

天気予報では晴れと言い切っていたが、曇りに近い晴れなのでハゼの穴がよく見えない。

まぁ、風が吹いてないのがせめてもの救いか…

 

「おひさまに期待してたんだけどな〜」と憤りながらブレックファーストを食べ始める。

 

ローソン限定”悪魔のおにぎり”よりも100倍美味しい”ごはんですよ!おにぎり”(個人の感想です)

「新発売」?ってずっと前から売ってるんですけど…

 

こんな寒い時って、おひさまが出てるのと出てないのでは全然違う。

 

日が当たってると穴が見えやすいというのもあるけど、何よりもハゼの活性が格段に上がる。

 

50cm〜1m近い深さの穴に落とす穴釣りなんだから日光なんて関係ないじゃん!と思われるかもしれませんが、さにあらず。

 

日光が当たると水温が上がるというのが一番の理由なんだろうけど、その他にも穴の中が明るくなるという要因もハゼがエサに喰い付きやすい原因だと思います。

 

あとは日光が当たって暖かくなるから、オッサンのやる気にも大きく関係してきます。

 

 

っという訳で、早く日が出てこないかな〜っと雨乞いのような祈りを捧げながら釣りの準備を始める。

 

 

 

本日は最初から袖バリの4号を使います。

やはり、ハリはある程度の大きさがないとね!

 

エサはいつものアオイソメの他にボイルホタテを持ってきました。

 

もうとっくに使い果たしただろうと思ってたんだけど、冷凍庫の奥底から夏ハゼ釣りの余りが出てきました。

 

来シーズンでも使えないことはないけど、こんな時に見つけたのも何かの縁を感じたので持ってきました。

ガッチガチに凍っているホタテ

 

凍ったホタテを海水に浸して解凍したら、先にイソメを刺し通してから飛び出たハリ先にホタテをチョン掛けする。

 

イソメとホタテのコラボエサでキックオフ!

夢のコラボレーション!って程でもないが…

 

まぁ、コラボエサは以前から気が向いた時にやってたんだけど、エサ付けが面倒臭かったからあまりやらなかった。

 

こう言ってしまうと夢も希望もないけど、やってもやらなくても釣れる時は釣れるし、釣れない時は釣れないのである。

 

 

コラボエサの狙いとしては、チョン掛けしたホタテがハラリハラリとバラけてハゼを寄せ、更にゆらゆらと海中のゆらぎで揺れる&イソメがクネクネと動くことでハゼの喰い気を誘う。

 

という「るろうに剣心」の”飛天御剣流”並みの必殺な二段構え。

 

 

そして剣心は早速、釣り上げたでござる。カニを!

 

だよね〜!

 

ハゼが黙っちゃいないということは、カニも黙っちゃいないということだし(泣)

 

いつもよりも大きいカニ団子状態でカニ達が上がってくる。

 

 

しかし、いつもと違うのは次からだった。

 

気を取り直してエサを付け直しての二投目。

 

マハゼ特有のゆっくりな引きが来た!

 

もうこの時期になると大きく引いた時にアワせるというのは通用しなくて、いつまで経ってもチョンチョンと突いてるだけ。

 

ここで待っていてもそのうちエサに飽きて喰ってこなくなるので、ゆ〜〜〜っくり聞き上げるグン!っと引っ張ってきた!

 

ここでアワセるが、無理に穴から抜き上げようとすると横穴に逃げられたりバラシの原因になるので、竿を固定して竿の反発を利用しながらハゼが上を向いて穴から出てくるのを待つ。

 

ハゼが穴から出てきたら、おとなしくなるまでしばらく泳がせておく。

 

おとなしくなったらハゼの口を水面から出しながら寄せて取り込むというヘラブナ取り込み法で確実にゲット。

本日の一匹目。18cmくらいかな

 

スロースターターなオッサンにしては珍しく、二投目にしてマハゼが釣れた。

 

そしてすぐに同じ穴からもう一匹釣りあげる。

 

 

Oh!今日はスタートが良くていいね〜!!

 

寒さを忘れて気分良くなるオッサンなのでした。

ついにその時がやって来た!20cmのマハゼ登場!

もうこの時期だし、爆釣というのはあり得ないんだけど、飽きない程度にチョロチョロと釣れてくる。

 

さっきから気になるのが、釣れるハゼの半分くらいが”お歯黒ハゼ”な事

 

 

あまり聞き慣れない呼び名かもしれませんが、冬のいよいよ産卵時期になると口の下周りや吸盤状の腹ビレが黒いハゼ。

 

個体によっては本当に真っ黒になるハゼもいる。

 

このハゼがお目見えしてくると、いよいよハゼの穴釣りも終盤にさしかかってくる。

こんな感じに黒っぽくなってるのが”お歯黒ハゼ”

 

この時期のハゼの雌は抱卵しているのが多いから、できる限り弱らないように扱ってリリースするんだけど、お歯黒ハゼって雌なのか雄なのか…

 

”お歯黒”は女性の風習だろうけど、身分の高い男性もしたみたいだし…

 

ハゼの雌雄は、やや四角い顔が雄で丸くて細い顔が雌という説もありますが、個体差もあるんだろうし…

 

ハゼは産卵のために穴を掘るのが雄だから、その時に出来た傷がコブみたいになっているハゼはやはり雄なんだろうか…

 

っとブツブツ独り言をいいながら釣りをしていると、あるアタリでアワセるとふと根掛かりみたいになった。

 

ゲ!潜られた!!と思ったんだけど、すぐに奴は暴れだした。

 

落ち着いて引きをいなすが、なかなか上がってこない。

 

元気いいな!と思いながら、ここで無理はイカン!と自然に上がってくるのを待つ。

 

 

程なく姿を現したのはかなり良型のマハゼ

 

いいね〜!っと呑気でいたのだが、ソヤツは穴から出てきても泳ぎまくっておとなしくならない。

 

しばらくハゼの動きに合わせて、竿を右に左に動かしているとやっと観念した。

 

水面から口を出しながら手繰り寄せるが、もうこの時点でその大きさと重さが伝わってくる。

 

おりゃ!と抜き上げて道糸やハリスが切れるのもマズイので、抜き上げないで開いたハゼの口をつまんでゲット!

 

 

すぐにサイズを計測したいところだが、ここで大きく動くと今釣れた穴を見失いそうだったので、計測はあとにして釣りを続ける。

 

 

この同じ穴から3匹の良型ハゼが釣れてご機嫌なオッサン。

 

 

 

そろそろ満潮の時間になり、ハゼのアタリが遠くなってきた。

 

まぁ、今日は長潮だからそもそも潮の動きは鈍いんだけど、ちょうどエサも無くなったので納竿。

 

3時間で9匹とあと一匹でツ抜けだったんだけど、その一匹が遠かった!

良型揃いで楽しかった!

 

さて、いよいよ計測の時間。

 

ドキドキしながら一番でかいヤツを測ると…

これは20cmジャスト!で良いですよね!?

 

オッサンのひいき目で見て20cmジャスト!ということに決定!

 

そうだ、そうに決まった!

 

やっと念願の20cmハゼが釣れました。

 

これでやっとオッサンも一人前の穴釣り人になることが出来ました!

 

この釣り場に通いはじめて苦節3年。(たった3年ですが何か?)

 

眠気と寒さと葛藤しながら布団から起き上がり、鼻水を垂らしながらママチャリを飛ばし、かじかむ手でエサを付け、ハゼのボディで温もりを得てやっとゲットした20cmハゼ。

 

 

計測を周りで見守っていた野良猫達と、歓喜の抱擁を交わしたのは言うまでもありません。

 

次点は19cm

 

銅メダルは18.5cm

 

その他は16cm〜18cm台でした。

 

もう寒すぎて、昨晩フル充電した携帯電話のバッテリーがまいってしまい、電源が切れて写真が撮れなくなってしまいました。

 

でも20cmの写真が撮れて良かった〜

 

もし画像が無かったら、いくらここでオッサンが力説しても誰も信じてくれない、オオカミ少年ならぬオオカミジジィになるところでした。

 

 

釣ったハゼはリリースしたので、もっと大きくなってからオッサンが再び釣り上げる予定です。

 

 

しかし、寒かった〜!

 

手なんて凍るくらいで、海水に触ってると暖かく感じるくらいでした。

海水が暖ったけ〜

 

ハゼの穴釣り後は数日間、両手の指が軽いシモヤケになるんだよな〜

 

くわばら、くわばら…

 

 

次の記事>>>「2018年37回めのハゼ釣りは連続でイッたカモ…」へ

スポンサーリンク