2018年7月8日。2018年夏シーズン6回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:大井ふ頭中央海浜公園(はぜつき磯→夕やけなぎさ)天気:晴れ釣行時間:6時30分(潮位:70cm干潮)〜8時30分くらい(潮位:75cm干潮)長潮釣果:マハゼ108匹(7cm〜12cm)
竿:2.0m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:ボイルベビーホタテ→ボイル桜エビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
西日本方面では過去に例のない記録的大雨による被害が発生していて、少しでも被害が大きくならないのを祈るばかりです。
昨日、関東も千葉県東方沖を震源とする地震が発生して震度5弱を記録しました。
「一体この国はどうなっているんだ?」と思うが、この地震が関西で起きなくて本当によかったと思うばかりです。
人間も自然の一部だし、自然と共生しないと生きていけないのは頭では理解しているんだけど、自然災害の恐ろしさは時に理不尽を感じせざるを得ません。
こんな時にハゼ釣りをしても良いのだろうか・・・とも思うが、オッサンに出来ることは、少しばかりの募金とこれ以上の被害が出ないのを祈る程度のことしかできない。
明日は我が身
いつ自分の身に何が起きるやも知れないので、その日その日を噛み締めて生きていこうと思います。
んで、今朝はしっかり寝坊した。
せっかくの休日に目覚まし時計に起こされるのも癪なので、いつも自然に目が覚めるに任せているんだけど、今日は既に釣り場にいなければいけない時間に目が覚めた。
「おわ!ヤバイ!」と思うが、「ここ数日、東京もけっこう雨が降ったから、雨が流入してたいして釣れないだろう・・・」と慌てずにチンタラと釣りの準備をする。
その日を噛み締めて生きるどころか、朝っぱらからダルンダルンのオッサン。
気持ち的には急いでいるので自転車を漕ぎながら朝食のパンをモグモグする。
本日の現場【大井ふ頭中央海浜公園-はぜつき磯】が見えてくるが、思っていたよりもハゼ釣り人が少ない。
「ここ数日の天気と今日の潮の塩梅からして、条件は悪いわな・・・」
予想よりも少ないハゼ釣り人
いつもの指定席に到着。
周りの釣れ具合を眺めるが、全然竿が上がらず・・・
ちょうど干潮時間帯だし長潮だから、釣れる要素がまったくない。
これはヤバイのかな?
でも実際に釣り糸を垂れてみないと何とも言えない、と釣りの準備をする。
本日のエサは、いつものベビーホタテではなくボイル桜エビ。
今年もホタテの高騰が続いているので、代わりのエサを持ってきました。
ホタテと遜色ない喰いが期待できる
エサの付け方はエビの背にチョン掛けで済ませる
アッという間に準備をし、第一投!
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
どこに入れても全くアタリなし!
うげ!コレってどうしようもないパターンか!?
マイクロハゼのアタリすらない。
喰いの良い桜エビを使ってこの状態では手の施しようがない。
すぐにオッサンは決断する。
【夕やけなぎさ】に移動だ!
夕やけなぎさに到着。
こちらはいつもより少ないが、そこそこのハゼ釣り人がいる。
この【夕やけなぎさ】(常連たちはここを「ワンド」と呼ぶ)はサイズは期待できないけど、安定して数釣りは出来るので、オッサンは”困った時の夕やけなぎさ”的な位置づけである。
もちろんこんな時間に来ても、よく釣れる一級ポイントは常連が陣取っているので取れるはずもなく、適当に空いている場所にお邪魔する。
はぜ磯と違ってこちらは賑やかだ
こっちはど〜だ?っと半信半疑で落とすとすぐにアタリあり!
やっぱり夕やけなぎさですな!とアワセるが全然ハリ掛かりせず。
3回ほど出し入れして、やっとフッキングさせて上がってきたのはスタンダードな”なぎさサイズ”
やっと本日の一匹目
まだ桜エビを使える喰いとサイズじゃないんだな〜
この事態はちょっと懸念していて、夕やけなぎさじゃなくてはぜつき磯で釣りをする予定だったから、もういけると踏んでたんだけど・・・
急遽、エサを予備に持ってきてたベビーホタテに変更。
するとすぐにポイポイとなぎさサイズのハゼが上がってくる。
やっぱりこのサイズにはホタテだよね〜と調子に乗ってくるが、問題はホタテは2つしか持って来てない。
まぁホタテで釣れるだけ釣って、後は桜エビでごまかすしかない。
予備に持ってきておいて良かった!
しかし、せっかく釣れてきたのに1時間のタイムアタック終了。
1時間で40匹とトホホな釣果。
まぁ、はぜつき磯→夕やけなぎさへの移動とか、エサの交換とかで時間ばかりが過ぎていたもんね。
マトモに釣りをしている時間が少なかったかな
少々休憩を入れて、ハゼ釣り開始。
基本的には8cm前後のなぎさサイズなんだけど、大きめの群れに当たると10cmオーバーも上がってくる。
ハゼのホットスポットを丁寧に探して、そこを外さずにきちんと落とせば連打も出来る。
他の釣り人もいるから移動もままならないんだけど、自分のテリトリー内を丁寧に探れば何箇所もホットスポットが見つかる。
ハゼは濃いから何とかなるのが夕やけなぎさの良い所。
ふとお隣りの釣り師が「その竿、そよ風ですか?」と聞いてくる。
「よく分かりますね!」とオッサン。
「あ〜例の・・・」
うなずき180度のオッサン。
これ以上はお互い何も言うまい。
釣り師同士のアウンの呼吸である。
この方は以前にも見たことあるんだけど、釣りを見ているとかなりの手練ということが分かる。
聞けば、昨日は予想に反して爆釣だったらしく、ヒラメやキビレなども釣れてもう何でもあり!というほどだったらしい。
いつも思うんだけど、土曜日の方が釣り日和という事が多い。
それもそのハズで、平日は釣り人はかなり少ないから釣り場が荒らされていないし、ハゼもスレてない。
その流れで土曜日はよく釣れるはずなのである。
反対に日曜日は、土曜日休みの釣り人達が押し寄せて釣り場が荒れた後なので、釣れにくいということなんだと思う。
オッサンは日曜日しか来れないから、それを考えるといたく悔しい。
このご時世、土曜も休みにするべきだと思うが、吹けば飛ぶような零細企業は土曜も仕事しないと気が済まないらしい。
いいリズムでハゼは釣れるが、反面、ホタテエサがみるみる無くなってゆく・・・
ホタテのヒモはハリ掛かりが悪かったから使わなかったけど、いつもは使わない生殖巣もちぎりながらエサとして活用する。
そしてついにホタテがなくなる。
しょうがないので桜エビを使うが、アタリはあるんだけどハリに掛からない。
ハゼはエビを突っつくんだけど、エビが大きいもんだからハリまで口に入っていないというのが原因。
っというわけで、エビの頭部と胴体部を分けてエサを小さくしてハリ掛かりをUPさせる。
まだバク!と口に入れるサイズでもないので
エビの胴体部の方はハリをチョン掛けではなく、しっかりと刺し通して確実にハゼをハリ掛かりさせる作戦。
頭部は脆くてすぐにハリから外れてしまうので、ハゼが釣れれば儲けもん程度のノリ。
ハリ掛かりはホタテには及ばないけど、ハゼが何とか上がってくる。
ただ、エビを分解して刺し通しなんてやってるもんだから、エサ付けに時間ばかり掛かる。
でも、これをやらないと釣れないし・・・
先程の良いリズムとはうって変わって、ポツリポツリとしかハゼが釣れなくて「なんでエビなんか持ってきたんだ!俺!!」と自分にギャラクティカマグナムを喰らわせそうになる。
根掛かりでラインブレイクした時にちょうどエサも無くなり終了。
何とも歯切れの悪い終わり方。
2時間で108匹ともうちょっと何とかなったろ!という釣果。
もっと釣れたはずだろ!俺!!
今日は朝寝坊に始まり、釣り場やエサの選択ミスと失敗続きでした。
原因は全てオッサンにあるんだけど、釣りは実際やってみないと分からないしね〜
帰りの自転車を漕ぎながら、ちょっと前にCMでやっていた“C’est la vie.(セラビ)”(「そういうこともあるさ」の意味)のセリフを連呼して自分を慰めるオッサンなのでした。
まだ冷凍庫で眠っているボイル桜エビが日の目を見るのは、8月くらいかな。