2018年度40回目のハゼ釣りはラストハゼ

いよいよ2018年度ラストハゼ釣り

2019年1月14日。2018年度40回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:秘密の花園(KL−@)※「秘密の花園」という釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:9時00分(潮位:155cm上げ8分)〜12時00分くらい(潮位:158cm下げ2分)小潮釣果:マハゼ1匹(16.5cm)

 

 

竿:1.5m 道糸:ナイロン1.5号 ハリス:ナイロン1号 ハリ:袖4号スレオモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

※2019年からは年度の区切りを夏ハゼ開幕(だいたい6月頃)〜冬の穴釣り終了(年をまたぐけど)とします。

 

2018年度のハゼ釣りもいよいよラスト。

 

2018年6月1日からの夏ハゼから始まり、雨の日も風の日もよく頑張ったものだ。

 

思ひ出が走馬灯のように流れるが、ロクな事がなかったような気もする。

 

 

前回のハゼの穴釣り具合からすると、釣果はもちろんハゼのアタリ数といいアタリ方といい、もう今シーズンも終了と見てよいだろう。

 

一応、念を押したほうが良いだろうと本日出撃したのだが、ただ単に、もうハゼ釣りが終わってしまうのが寂しくて未練がましいだけである。

 

 

万が一、今日3匹以上釣れたらシーズン終了はもう少し伸ばそうと思うが、アジアカップ日本戦の”ハンドブロック”でもPK判定にならない以上に怪しい基準である。

 

 

すこし遅めに現場に到着。

 

今日は風もなく釣日和だからか、既に3人のハゼ釣り人がいた。

 

こんな季節外れの時期にハゼ釣ってるような変わり者は、本当に釣りが好きな人かよっぽどの暇人のどちらかだろうが、皆知っている顔でこの釣り場の常連たちだ。

 

 

今日は晴れてるので穴も見やすいし、ポカポカ陽気で気持ちが良い。

 

あとはハゼが釣れるかどうかだが、コレが一番の問題なんだけどサ。

これでハゼが釣れれば最高なんだけどな〜

 

前回はハリスの位置を高くしたりと小細工したが何も成果がなかったので、本日はいつもの仕掛けに戻す。

やはりいつもの仕掛けの方が使いやすい

 

 

さて、釣れて延命できるのか、それとも今日で終了か…運命のスタート!

やっと釣れたラストハゼ

しかし、すぐに厳しい現実をぶつけられる。

 

全くアタリがない…

 

何の生命反応もない…

 

目につく穴という穴にシラミ潰しに仕掛けを落としてゆくがスカである。

 

1m以上もある穴は良穴として、アタリが無くてももう一度新鮮なイソメにチェンジして探ってみるがナッシング

 

たま〜に明らかにカニと分かるアタリが来て、もう竿を上げるのもダルいんだけどカニがくっついているとハゼが喰ってこないから、仕方なく一度竿を上げてカニを振りほどく。

邪魔すんな!カニ!!

 

 

やはりもう終わりなのか…

 

 

「しかし、今日はいい陽気だね〜」っと、オッサンがひさまに当たりながら粉っぽくなってると、ある浅い穴でマハゼのアタリが来た!

 

間違いなくマハゼだ。

 

コレを逃したらボウズになる!っと確信したので一気に集中する。

 

 

まずは体液の抜けたフニャフニャイソメを交換するため、下手なハリ掛かりしないように早くもなく遅くもないスピードで仕掛けを回収する。

 

ここで中途半端にハゼに追ってこられたらもう喰ってこなくなる。

 

 

クネクネとよく動くイソメのシッポ部を二本掛けにして必勝エサをこさえ、ゆっくり目に投入。

 

すぐにハゼが喰ってくる。

 

一回で勝負を決めなければならないだろうから必要以上に慎重になる。

 

 

すぐにアワセせると喰いが浅いだろうし、喰わせ過ぎるとスレて喰わなくなる。

 

1〜2回のしなりは見逃して、三度目に竿がしなり切る直前でアワセると掛かった!

 

 

しかし奴は横穴に入ってしまい上がってこない。

 

ゲゲゲ!ヤバイ!!

 

しかし、一度竿を緩めるとすぐに出てきてまた暴れだした。

 

穴の中で粘ってるみたいだけど、この感じなら張らず緩めずにしておけばその内に出てくるだろうと竿を止めていたら穴から出てきた。

 

分かっちゃいたけど小さいズ…

 

 

おとなしくなったので水面から上げようとしたら、最後にクルン!と身体をひねりやがって道糸がハゼにからまり、シッポを上にした情けない格好で上がってきた。

小さいけど釣れて良かった!

 

ハゼをつかむと魚体がかなり冷たい。

 

コレじゃ〜釣れないわけだ!

 

この冷たさだと身体もロクに動かないだろう。

 

つまりエサを見つけたとしても、移動してまで喰おうとしないハズ。

 

”たまたま目の前に落ちてきたエサに反応して喰い付いた”という状況でなければ釣れないということになる。

 

今の状況は、この偶然に期待しなければならないといいうことだ。

 

 

 

 

なんとかボウズ逃れた…っとホッとしていると、穴師匠がやって来た。

 

この人がこんな時期まで釣りを続けるのも珍しい。

 

話を聞くと、オッサン同様に今年は好調だったからもう少し釣れるんじゃね?とやって来たらしい。

 

釣果と状況を報告すると「そうか〜、やっぱり厳しいか…」と残念そうだったが、穴師匠の事だからなんとかするんだろう。

 

 

すぐ横で穴師匠も釣り始めた。

 

ここでオッサンの目が光る!

 

実は穴師匠の釣りを目の前で見たことがないのです。

 

多分お互いに思ってるんだろうけど「近くで釣りして邪魔しちゃ悪い…」という理由で、よく釣り場で顔を合わせるんだけどいつも離れて釣りをする家庭内別居みたいな間柄。

 

 

しかし、この釣り場で断トツに釣り上げるそのテクニックを是非見たいとは思ってました。

 

チャンス到来とばかりに、オッサンも集中して釣ってまっせ〜という素振りを見せながらも、目玉が飛び出すくらいの横目で穴師匠の釣法をガン見する。

 

フムフム…なるほど、なるほど…

 

 

釣り方って見た目だけマネしてもその本質は全く違うものだったりするからここでバラしてしまうが、穴師匠はこんな釣りをしていた。

 

ハゼの穴釣り-穴師匠Ver.

@仕掛けをス〜っと落として、底で一度止まったらすぐに数cmシャクる。※これは穴釣りでは仕掛けを底まで落としたつもりでも、実は本当の底ではない事も多々あって、こうすることによって本当の底かどうかを確認している。

 

A約5〜7秒毎に数cmシャクって誘う。※これは誘うというのが主な目的なんだけど、もう一つ理由があって、カニが付いているかどうかを早く気付くようにしている。当然、カニがエサにくっついているとハゼが喰ってこないから、時間の無駄を省く意味がある。

 

っという感じでやっていた。

 

ちなみに※印はその行動についてのオッサンの勝手な解釈です。穴師匠が本当はどんな趣旨でやってるのかは知らないけど…

 

まぁ、ここで発表するほどの独自の釣法でも珍しい釣法でもなく、常連達が普通にやってる釣り方だった。

 

コレで並み居る常連たちを遥かに上回る釣果を上げるんだから、恐らく見た目では気付かない操作をしているに違いない。

 

オッサンは穴師匠の使っている仕掛けや竿も知ってるけど、さすがにここでバラすわけにもいかないのでそれは止めておきます。

 

 

でも何よりも大事な一番のツボは集中力なんだと思う。

 

釣りをやってる人なら分かるだろうけど、釣りって集中しないと本当に釣れないからね〜

 

 

 

まぁそんな感じでドラマも何も無く1匹で納竿。

 

危うくシーズンラストをボウズで締めくくるところでした。あぶない、あぶない。

やっと釣れた珠玉の一尾。感謝!

 

 

オッサンが納竿すると同時に穴師匠も帰り支度をしていた。

 

「今日はダメだ〜、釣れなかったよ。ハゼはいるんだから何かが間違ってるんだろうな〜この状況でもハゼを釣る方法はきっとあると思うよ!」

 

オッサン程度だと”コレじゃあ、しょうがないよ…”で済ます状況でも、穴師匠は”きっと方法はある!”と考えるバイタリティあるれる熱意にオッサンも襟を正される思いだった。

 

 

釣り場で穴師匠とお別れした帰り道。

 

名残惜しくママチャリを漕ぎながら釣り場の見える橋を渡っていると、なんと!穴師匠が違うポイントでハゼ釣りしているではありませんか!?

 

すげ〜な穴師匠!この状況でもハゼ釣りに対するボルテージが上がりっぱなしだ!

 

あの人、絶対オッサンよりも長生きするだろうな〜と思った。

2018年度のハゼ釣りを手短に総括

2018年度のハゼ釣りはホームグラウンドの「大井ふ頭中央海浜公園」が不安定な釣果でした。

 

良い日に当たれば釣れるんだけど、そうじゃないとどうしようもない状況…

 

原因は酷暑と少雨の影響で赤潮が続いたためだと思います。

 

大井ふ頭中央海浜公園は運河で、水流があるから赤潮・青潮の影響は少ないはずなんだけど、今シーズンはかなり長い期間水濃い茶色に濁ってました。

 

しかも一番釣れて欲しい期間にそれが重なったから、とても残念でした。

 

 

だもんで早々にホームを諦め、多摩川本流の羽田付近まで遠征してハゼの数狙いをしてました。

 

今シーズン一番数が上がったのがこの多摩川ポイントでした。

 

水に立ち込まないし、コンクリート護岸に座りながら釣りができたのも楽チンだった。

 

しかし、この釣り場はオッサンちから一番遠いので自転車移動がキツかった〜!

 

 

多摩川ポイントが終了すると森ヶ崎海岸公園に移動。

 

ここは本格的なハゼの穴釣り場「秘密の花園」が本調子になるまでのつなぎ的な釣り場で、半穴釣りみたいな感じ。

 

しかし、台風の影響で地形が大きく変わってしまったのと、呑川河口部の浚渫工事の影響で、お世辞にもキレイとは言えない釣り場になってしまいました。

 

数が上がるときもあったし、良型が釣れるときもあったけど、あまりパッとしなかったな〜

 

まぁ、ここはどっちつかずみたいな釣り場だったから別にいいんだけど…

 

 

10月も後半になるとハゼの穴釣り場「秘密の花園」での本格的な穴釣りが始まりました。

 

例年よりも少し早い穴釣り開始だったのですが、今シーズンはこの釣り場がアタリ年で、とにかく数が上がる。

 

まぁ、上がるといっても20数匹が精一杯なんだけど、穴釣りでツ抜けすれば大満足ですよ!

 

数釣れる時はまだ型が小さいけど、それでも16〜18cmが主体だから手応えも充分。

 

数が落ち着いてくれば今度は良型・大型が釣れてくるんだけど、今シーズンは穴釣りの目標としていた20cmオーバーが二匹上がってきました。

 

10cm代とは次元の違うズッシリ感を味わえて、もう思い残すことはありませんでした。

 

そして、この釣り場が終わるといよいよハゼ釣りシーズンも終了となります。

 

 

っという訳で、2018年度シーズンは本日で終了となりました。

 

お疲れ様でした!オレ!!

 

 

 

6月から始まり毎週のようにハゼ釣ってたけど、あらためて思うが今年もハゼな週末だったな…

 

いつも自転車移動だから、ハゼ釣り場の往復でその走行距離ももう地球を何周かするくらいになってるに違いない。

 

 

 

現場で声を掛けて頂いた方々、メールをくれた方々ありがとうございました。

 

多分このしょ〜もないブログを見て頂いた縁かと思いますが、きっと声がけやメールには相当の勇気が必要だったと思います。

 

オッサンを見てしまった方やメールでオッサンと接触してしまった方のガッカリ感お察し致します。

 

まぁ、こんなブログをやってるトホホな人間なので期待は厳禁です。

 

 

 

4月のテナガエビ釣りシーズンまでオッサンは冬眠に入ります。

 

 

また釣り場でお会いしましょう!

 

ではでは〜

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