2018年38回目のハゼ釣りはそんなに甘くない!?

2018年38回目のハゼ釣りはイブの中

2018年12月24日。2018年38回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:秘密の花園(KL−H1)※「秘密の花園」という釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れっぽい曇り釣行時間:8時30分(潮位:180cm下げ2分)〜11時30分くらい(潮位:100cmほぼ干潮)中潮釣果:マハゼ4匹(16cm〜18.5cm)

 

 

竿:1.5m 道糸:ナイロン1.5号 ハリス:ナイロン1号 ハリ:袖4号スレオモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメ&ホタテのコラボエサハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

 

本日は12月24日で、日本ではクリスマス・イブという日らしい。

 

クリスマスの前日がクリスマス・イブと思われてますが、実はコレは間違いらしい。

 

 

キリスト教でいうクリスマスの日の定義は、クリスマス=12月24日の日没から、12月25日の日没までクリスマス・イブ=12月24日の日没から、12月25日の深夜0:00までということで、クリスマス・イブはクリスマス期間の一部であり、前の日ではありません。

 

クリスマス・イブのイブ(EVE)はEVNING(イブニング=晩)の略。

 

つまりクリスマス・イブニングというのが略されてクリスマス・イブになったらしい。

 

決して、ロマンポルノ女優・ノーパン喫茶の女王・歌舞伎町のアイドルといわれた”イブ(神代弓子)”でないのは確かである。

 

 

 

ちなみにクリスマスの方はイエス・キリストの誕生日とされているが、それすらも怪しい。

 

イエス・キリストがいつ生まれたのか?は定かでないからだ。

 

 

人の生誕日が記録されるようになったのは近代国家になってからで、それまでは、よほどの貴人でない限りは生誕日の記録は残っていない。

 

この時代に人が記録されたのは死んだ日である。

 

死んだ日は大事にされるが、生まれた日はほとんど誰も気にしてない。

 

生まれた日月は、人にとって重要な日ではない時代だったのである。

 

 

したがって、恐らくは庶民以下の出生だったイエス・キリストがいつ生まれたのか?なんて記録はどこにもないのである。

 

 

それなのにイエス・キリストの生誕年を紀年とする西暦(紀元法)やらクリスマスやら、人類をたぶらかすしきたりが堂々とまかり通っているのはどういうこっちゃ?

 

 

別に、オッサンはイエス・キリストに何の恨みもないし、もっと言わせていただけば実家はカトリックである。

 

母親が敬虔なキリスト教信者だから兄弟は洗礼を受けていたが、オッサンだけは洗礼を受けてないのでカトリックではない。

 

以前このブログで少々その話題に触れたが、オッサンが洗礼を受けなかった理由が「仕事が忙しくて洗礼を受けさせる時間がなかった」というトホホな理由だった。

 

別にカトリックになる気もなかったし、宗教にな〜んも興味がないからどうでもよいのだけど、そのせいで兄姉からダミアンと呼ばれ、いじめられてたのは記憶しております。

 

同じく洗礼を受けていない唯一の味方だった無信仰の父親も、他界する直前にちゃっかり洗礼を受け最後の最後に裏切りやがって、葬儀はキリスト教式でやったのを思い出す。

 

こんな苦い思い出があるので、オッサンの葬式は絶対にキリスト教式でやらないと固く誓っている。

 

 

まぁ、オッサンのこんな話はど〜でもよくて。

 

このような間違ったクリスマス感の話題を力説しても誰の心にも響かないわけで…

 

場合によっては、楽しいパーティー会場を完全にシラけさせ、あなたは壁の花になる可能性が大きいので発表するべきではないだろう。

 

 

 

しかし、そんなオッサンもクリスマスと言えば、都内の一流ホテルのフレンチでキャンドルライトでワインを傾けながら過ごし。

 

当然ながらスイートルームは予約済みで、その部屋のテーブルにはバラの花束が置かれ、その中にティファニーのジェエリーボックスを仕込んでいるのは言うまでもない。

 

なんて昭和のトレンディドラマのようなシチュエーションを試みたことは皆無である。

 

そもそもオッサンの周りでそんなドラマみたいな事をしでかした奴なんて見たことも聞いたこともない。

 

真剣にそんな事をやってる奴がいるとすれば、小金持ちの相当なアホかこの相手を逃したら後がない切羽詰まったイタイ奴のどちらかだろう。

 

 

あの頃のオッサンのクリスマスと言えば、後に妻となる女性と近所の安居酒屋で焼き鳥をたらふく食った記憶しかない。

 

人それぞれにイブはあるだろうが、背伸びすることなく身の丈に合ったイブを過ごすべきである。

 

風の波で穴が見えないんですケド…

そんなイブにいつものようにハゼ釣りに勤しむオッサン。

 

他に何かすることないんか?と自問自答するが、何もないし、そもそも今日がクリスマス・イブなんて忘れていた。

 

 

釣り場に向かう途中、近所の釣具屋さんで新鮮なアオイソメを調達。

 

クリスマス・イブに買った唯一のモノがアオイソメ(600円ナリ)とは、人生終わってるだろう。

 

ただ、釣具屋の主人がイソメをひとつまみサービスしてくれてちょっぴり嬉しかった。

 

ご主人サンタからのありがたいプレゼント(イソメだけど)を頂き、心が温まるエピソードであった。

 

 

しかし、そんな温もりも自転車を漕ぎ始めるとすぐに冷める。

 

今日はとても風が強い。

 

開けた場所に出ると呼吸すらままならない強風。

 

でも北風だから、釣り場に行けば樹木で風が遮られて何とかなるだろうと気楽に考えていた。

 

 

釣り場に到着するがそんなに甘くなくて結構な風が吹いていた。

 

 

釣り場にはイブとは無縁の釣り人が数人いた。

 

そして昨日も一緒だったH2氏もいた。

 

「ちょうど今着いたところだよ!」と笑顔だったが、この人にもイブは訪れなかったらしい。

 

 

やはりこの風では立ち波で狙うべき穴がよく見えない。

昨日よりも穴が見えない状態

 

今日は厳しくなりそうだな…と覚悟を決める。

 

エサはいつものアオイソメとホタテのコラボエサ。

 

こんな感じにセッティング

 

波で穴が見えないから、何となく穴だと思われる黒くなっている部分に仕掛けを落としてゆくしかない。

 

さすがに甘くはないね〜

一投目ですぐに気づいた。

 

水面だけでなく穴の中でも水が揺れている。

 

船の立ち波で同じような状態になるが、今日は風がおさまらない限りこんな感じなんだろう。

 

 

狭い穴の中で仕掛けがユラユラなるということは根掛かりしやすいということで、一投目にしてオモリごとロスト。

 

一投目でロストするとガックシなんだけど、渋々仕掛けを作り直す。

 

こんな日はオモリが軽いと釣りにならないので、次は風と水の揺れに負けないよう、もっと重い2号のオモリを付ける。

さすがに2号のFe(鉄)オモリは作っていない

 

気を取り直して釣り開始!

 

だが、シ〜〜ンという音が聞こえそうなくらいに何の音沙汰もない。

 

カニすらも喰ってこない。

 

そもそも、穴すらもよく見えないから手当たり次第に黒い部分に仕掛けを落としてゆくが、なかなか深い穴にも当たらない。

 

ないないづくしのハゼ釣りである。

 

 

しかし、こんな厳しいときにこそ丁寧な釣りを心掛けるべきである。

 

丁寧に餌付けをし、丹念に頃合いの穴(深さ50cm以上)を探し、ゆっくりと落とし込んで僅かなアタリを探る。

 

 

開始から30分なんのアタリもないが、ふとある穴で微かな反応あり!

 

その穴はさっき探って何の反応もなかったんだけど、気になってもう一度戻って来たらアタって来た。

 

 

こんな事は穴釣りではよくあることなんだけど、アタリが無いからハゼが居ないという事じゃなくて、ちょっとしたタイミングでハゼが喰う喰わないという事が多々あります。

 

そのタイミングがいつどういう時なのかは分からないけど、ハゼが居付きそうな頃合いの深さの穴は覚えておくと後に良い事があると思います。

 

 

ハゼがエサに反応すればコッチのものだが、今日はなかなか喰ってこない。

 

エサを揺らしたり、チョン!と動かしたりして誘うんだけど、ツン!っと一回突っついて来るくらいで、その後は無反応になる。

 

たぶん道糸を張り過ぎてるんだろうな〜

 

 

強風の中、アタリを取るためにいつもよりも道糸を張り気味にしてるんだけど、これだとエサが不自然に抵抗するからハゼが警戒して、一回突っついた後の追い喰いをしないのだと思います。

 

オモリをいつもの1号に変えようかな…でもまた根掛かり頻発になるだろうし…

 

とくすぶっていると、ククン!と持っていった!!

 

すかさずアワセるとやっとハリ掛かりして、本日の一匹目が上がってきた。

やっと釣れてホッとする

 

同じ穴に落とすが二匹目は来なかった。

 

今日は単発を拾ってゆくしかないかな…

 

 

いつもは10秒落として様子をみるんだけど、今日はもう少し長く待つことにする。

 

「ハゼは絶対に穴の中にいる。後は喰うか喰わないかのタイミングだけだ!」と自分に言い聞かせて辛抱強く待つ。

 

 

長く待つと問題なのは、カニがワラワラとエサに群がってくる事。

 

朝よりも温かくなってきたからかカニの活性が上がってきて、長く落としているとエサがカニ団子状態になる。

 

辛抱強くカニを排除してハゼのアタリが来るのを待つが、結局カニばかりな穴も多々ある。

 

 

今日はこんな感じで、とにかくカニを排除しながらその中でハゼが喰ってくるのを待つしかない。

 

きっと穴の中は波の揺れでかき回されて砂が浮いている状態なんだと思います。

 

ハゼは居るんだけど全然口を使ってこないみたいですね。

 

その中で、たまたま目の前にエサが落ちてきた時に思わずバク!としちゃった残念なハゼが釣れてしまう感じかな。

 

 

結局、状況は変わらず3時間粘りましたが4匹という貧果。

今日は厳しかったけど、楽しませてくれた4匹

 

最大は18.5cm

 

17cm

 

17cm

 

16cmかな…

 

今シーズンは期待できるから今日の釣果はトホホなんだけど、例年で言えば、年末でこれくらいの釣果とサイズが普通なんですよね〜

 

今日はお歯黒ハゼが一匹だけだったから、こんな日は抱卵しているハゼは警戒しているのかもしれませんね。

 

釣れてくるのは抱卵していない小ぶりなハゼでした。

 

 

さすがに3連続で20cmとはいかなかったですね〜

 

 

 

今年はあと1回来れるか来れないか…

 

昨年の釣行回数は異常だったけど、今年も何だかんだ言ってかなり頑張ったよオッサン!

 

 

 

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