2018年9月29日。2018年19回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:森ヶ崎海岸公園天気:雨釣行時間:13時30分(潮位:84cm干潮)〜15時30分くらい(潮位:115cm上げ三分)中潮釣果:マハゼ59匹(10〜14cmくらい)
竿:2.1m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
台風24号が近づいてきてる。
コヤツは大型で強力な奴らしいが名前は「チャーミー」(プッ!)
台風にはいちいち名前が付いてる。
一体誰が何を根拠にネーミングするのか知らないが、台風名でカッコいい名前を聞いたことがない。
んで24号は「チャーミー」(ププッ!)
オッサンがチャーミーと聞いて思いつくのは、台所洗剤か、ハローキティが飼っている猫の「チャーミー・キティ」か、親戚が飼っていたチワワの名前くらいしか思いつかない。
ちなみにハローキティが猫を飼っているという設定ですが、キティちゃんは猫ではなく猫っぽい擬人化したキャラクターという設定なので、猫が猫を飼ってるわけではないらしい。
いずれにしても非常に強力で日本列島を縦断する凶悪な台風らしくないネーミングである。
2018年は何かと日本列島を直撃する台風が多い気がする。
その被害もままならない規模で発生してるが、今回は被害を最小限にしていただきたくお手柔らかにと願うばかりだ。
台風が直撃するというのにオッサンはハゼ釣りに行かねばならない。
なぜか?
先週使うはずだったアオイソメが、予定外の出来事により全く使わずに冷蔵庫に眠ったままなのだ。
簡単に話すと、先週の連休に使うためにアオイソメを買っておいたんだけど、人命救助したお礼にもらったアオイソメを先に使い、自分で買ったイソメはそのまま保存しておいた。
なので一週間冷蔵庫に入れっぱなしだったんだけど、イソメの生命力と妻の忍耐力がこれ以上もたないと判断。
ハゼ釣りに行かねば!!
わざわざ雨の日にハゼ釣りに行くのも面倒くさいから、そこら辺の土に埋めて自然に返そうかとも思った。
しかし、釣りエサとして生まれたのだからエサとしての人生をマットーさせるのが筋なのではないか?と訳のわからん屁理屈をこねて、ハゼ釣りに行く言い訳をこさえた。
雨の日のハゼ釣りは釣れるとはいうものの、いくらなんでも台風が通過する明日はリスクが大きい。
なので”まだ普通の雨降り”の今日のうちに出かけることにした。
オッサンは土曜日も仕事だが、半ドンなので午後に出撃。
本日の潮汐を確認すると”干潮〜上げ始め”という塩梅なので、向かう釣り場は下げ潮が調子良い「森ヶ崎海岸公園」に決定。
会社の経費で買った仕事用のカッパ&長靴を装着。
正直、仕事よりもハゼ釣りに活躍する雨の日装備。
潮とイソメ臭いのは他の社員には内緒である。
自宅を出発した時はカッパを着てても寒いくらいだったが、森ヶ崎海岸公園に到着する頃には汗だくになっていた。
こんな雨の日には誰もいないだろうから気楽にやりましょう!と思ってたら、現場には3人のド根性なハゼ釣り人がいてビックリした。
ハゼ釣りの塩梅を聞いてみたら「釣れるよ!」とナイスなレスポンスと共に良型のハゼが80匹は入っているであろうビニール袋を見せてくれた。
「お〜!良いサイズが上がってるジャン!!」一気にやる気になるオッサン。
こんな雨の日にド根性釣り師がいるとは・・・
到着した時はちょうど干潮だったんだけど、思ってたよりも潮位が高い。
前回ここで16cmを筆頭に良型が釣れたポイントを狙いたいが、この潮位だとちょっと届かないかな?
予想よりも潮位が高いな・・・
まぁ、他のハゼ釣り人が結構良型を上げてるから大丈夫だろうと言い聞かせながら釣りの準備をする。
先行の釣り人がもう帰るらしいので余ったエサをもらったが、贅沢にジャリメを使っていた。
確かに、ハゼ釣りにはアオイソメよりもジャリメの方がハリ掛かりは良いと思う。高いけどね。
片やオッサンのエサは冷蔵庫で一週間熟成されたアオイソメ。
元気も艶もやる気もないシロモノ。
かろうじて生きていたが逃走本能だけはあるらしい
早速オッサンも釣り開始。
前回の釣行時に気になっていたヘドロの臭いも今日はないし、水も澄んでいてキレイだ。
オッサンが使っているハリは袖1号だから、太いくて硬い頭の部分に小さなハリを刺してもハリ掛かりがすこぶる悪い。
なので、イソメの頭から3cmくらいは使わずにカットして、イソメを刺し通し、垂らしは1cm。
まずは前回調子良かったポイントで良型狙いだったが音沙汰なし!アタリすらない。
ムムム、狙いたいポイントに少々届いていないようだ。
しょうがないから普通の平場にエサを落とすと、小さなアタリで上がってきたのは本日最大級の良型ハゼ。
一匹目でこのサイズが来ると期待しちゃうな〜
お〜!今日は良型の日か!?と思ったがそう甘くはなく、それ以降は10数cm程度の通常サイズばかりになる。
まぁ、小さいわけではないんだけどね・・・
今日はどこに落としてもアタるという事ではなくて、自分が立っている届く範囲で1〜2ヶ所のハゼスポットが見つかる感じ。
そこで3〜4匹くらいの連打で釣り切っちゃうとアタリがなくなるので移動するというパターン。
誰も釣り人がいなくなったのでオッサンの貸し切り状態になったから、この釣り場全体を移動しながら様子を見ることにする。
基本的に岩の先の平場で連続してアタリがあるが、岩の穴にハゼがいないこともないらしい。
かといって穴狙いをするほどハゼは入り込んでいないので、今の時期はまだ穴釣りで数は上がらないかな。
穴から上がるサイズも普通サイズだし。
丁寧にハゼスポットを探せば見つかるんだけど、今日は探すのに少々時間が必要だった。
いつもなら5秒ごとに誘って少しずつ仕掛けを動かしながら探るんだけど、今日は10秒くらいジ〜っとしていると喰ってくることも多かった。
これってもしかしたらオッサンが使っているイソメに問題があったのかも知れない。
イソメがシナ〜っと元気なくてフニャフニャなもんだから、ハゼへのアピールが弱かったのかな?
試しにもらったジャリメでやるとすぐに喰ってきたもんな〜
当たり前だけどエサは新鮮じゃないと喰いは悪いようですね。
熟成された食物が好きなのは人間だけなのかもしれません。
雨の中2時間粘って59匹と飽きない程度に楽しめました。
一匹目に釣れたのが14cmと最大だった
スタンダードサイズはこれくらい
誰もいなくなった雨の釣り場
時間帯だけで考えるならば、こんな真っ昼間は一番釣れない時間なんだけどさにあらず!
これが雨の日の強みなんだと思う。
やはり雨のハゼ釣りは釣れるが、晴れの方が気持ちよく釣りができるのは言うまでもない。