2017年序盤シーズン ラストのハゼの穴釣り

やっぱり厳しいハゼの穴釣り

2017年1月22日。2017年3回めのハゼの穴釣りに行ってきました。

 

釣り場:秘密の花園天気:晴れ釣行時間:9時30分(潮位:134cm)〜12時00分くらい(潮位:156cm)(干潮:6:15〜満潮12:05 長潮)釣果:マハゼ1匹(14cm)

 

竿:2.1m 道糸:PE0.6号+ナイロン1号 ハリス:0.6号 ハリ:秋田袖4号 オモリ:ナス1号 エサ:ベビーホタテ

 

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

夏場は数時間やれば100匹は釣れるハゼ。

 

竿なんて使わなくても、糸とハリにエサを付けるだけで釣れるハゼ。

 

水に立ち込んで釣りをしていると、いつの間にか足元を囲んでいるハゼ。

 

 

 

誰でも手軽に楽しめる釣りモノ筆頭のハゼ釣りも、真冬ともなるとシビレるくらい渋い。

 

一匹釣り上げるのに1時間かかるのもザラなマゾい釣りモノになる。

 

 

 

いつものように寒風吹きすさむ中、愛車”だぼはぜ壱號”を立ち漕ぎしながら思う。

 

「オレ、何でこんなことやってるんだろ・・・」

 

 

 

 

現場に到着すると、案の定誰も釣り人はいない。

 

だよね〜!こんな時期に誰もハゼ釣りなんてしないよね〜」

 

ハゼ師匠が言っていた”常連がいる時は釣れる”という望みは既に絶たれた。

 

 

さらに”富士山が見える時は釣れる”&”水鳥がいる時は釣れる”も・・・

 

富士山は雲に隠れて見えねぇ〜〜っス!

 

水鳥も遠くの方しかいないっッス!!

 

 

ハゼ釣りシーズンも終わりの香りが立ち込めてくる秘密の花園なのでした。

 

 

 

釣りをする前から結果が見え隠れしているのだが、既に腹を空かした野良猫どもに囲まれちゃってるし、せっかく来たんだからちょっとやってみることにする。

 

予報に反して風は穏やかなので穴はよく見える

 

 

釣りを始めると、さっそくボス猫”ニャンキュッパ”がオッサンの至近に陣取る。

今までこやつに何匹ハゼを献上したことか・・・

 

 

釣れるとは期待していないので、今まで釣れたマイホールを思い出しながらピンポイントに仕掛けを穴に落としてゆく。

 

だけんども、上がってくるのはカニ、カニ、カニ・・・・

 

カニばかりでダボハゼのアタリすら無い。

 

真後ろではニャンキュッパが小声で「にゃ〜にゃ〜」と応援してるんだか催促してるんだかずっと鳴いてるんだが、釣れんもんは釣れん!

 

 

しかし、やっと動きのあるアタリで上がってきたのはやはりコイツだった。

定番外道のダボハゼである

 

 

まぁ、なにも釣れないよりはマシなんだけれどやはりテンションは上がらないですな。

 

 

ハゼ穴釣りで知り合ったH氏が、この釣り場で21cmという巨大なダボハゼを釣りあげたらしいが、外道は外道だしきっとすごくキモいんだろうと想像する。

 

 

ハゼ師匠曰く「普通のダボハゼは小さいから誰も持って帰らないけれど、ここで釣れるのは大きいから食べられるし、マハゼよりも甘くて美味しい」らしい。

 

まぁどんな大きさであれ、オッサン的にはダボハゼは一生食べることは無いだろう。そんなポジションに位置する生き物である。

 

 

 

カニと戯れながら、ひと通りマイホールは攻め尽くした。

 

マハゼの気配は全くなし!万策尽きた!!

 

 

一瞬帰ろうかなとも思ったが、まだまだエサが残っている。

 

アタリがないもんだからエサが一向に減らない。

 

 

 

しょうがないのでいつもとは違う方向のポイントへ移ることにする。

 

移動しているとニャンキュッパが後ろをテクテクついてくる。

 

そりゃあ、ダボハゼ一匹じゃあ満足しないわな!

やっと釣れた珠玉の一匹

こちら側は先程のポイントよりも少々深場になっていて、どちらかというとマハゼよりもウナギ狙いになるポイントである。

 

ウナ専の常連もいないから、マハゼ同様にウナギシーズンも終了しているんだろう。

 

 

 

さてどこから始めようかなと思っていると、水鳥がしきりに潜っているのが見える。

 

水鳥がいるところにマハゼあり!

 

「そこだぁ!」

 

オッサンが乱入すると水鳥が逃げていった。

 

「申し訳ない・・・」と多少の罪悪感を抱く。

 

 

 

仕掛けを落とすと早速アタリがある。ありがとう鳥達よ!

 

しかし上がってきたのはダボハゼだった。

 

だよね〜!ど〜みてもマハゼのアタリじゃねぇ〜っス!

 

すぐ後ろに陣取っていたニャンキュッパが「こっちによこせ〜!」っとばかりに目の色を変えて睨む。

 

ニャンキュッパに献上するとチュルチュルと美味しそうに食べた。

 

 

その穴はダボハゼの巣窟で5匹のダボが上がってきた。

 

ニャンキュッパが食べるのに間に合わないのでダボをバケツに入れておいたが、ふと振り向くと犯行現場に遭遇した。

犯行中のニャンキュッパ

 

犯人の図。やはり悪い事してる時は人相が悪い

 

犯行後の現場

 

 

なるほど、結構大胆に犯行してるんだ!

 

コレじゃ〜気づかないのも悪いわな。

 

 

 

しかしこちら側は釣れるのは良いのだが、ダボハゼしか釣れない。

 

ニャンキュッパにダボハゼを献上すると始めは喜んでいたのだが「またダボっスか!勘弁して下さいよ旦那〜。たまにはマハゼくださいよ!」とばかりにダボを口に入れなくなった。

 

しょうがないじゃん!ダボしか釣れないんだから!!

 

 

 

ダボばかりだけれど、とりあえずアタリはあるからエサがなくなってきた。

 

このままダボばかりで終了かな・・・っと思っていると小さくマハゼのアタリが来る。

 

「来た〜!!!」

 

 

一発目で仕留められなかったけれど次で掛けた。

 

上がってきたのは小さなマハゼ。

やっと来たよ〜

 

小型の14cm

 

 

このまま気分よく終わろう!っと最後のマハゼをニャンキュッパにプレゼントしようと思ったが、ダボハゼに飽きたらしく何処かへ行ってしまった。

 

釣り上げたマハゼは海へお帰りになりました。

しばらくハゼ釣りはおあずけ

っという訳で今回で2017年序盤シーズンのハゼ釣りも終了です。

 

 

次は6月からシーズンインする夏のハゼ釣りになるので、この釣り場に来るのは夏ハゼが終わってからになるかな〜

 

でもハゼ師匠曰く「夏にも20cmクラスが上がることがある」って言っていたから、夏に来ることがあるかもしれません。

 

 

 

初めは体験的なつもりでやってみたハゼの穴釣り。

 

やってみると夏のハゼとは違い、マニアックな釣りで面白かった。

 

事細かに教えてくれる師匠に出会ったというのも幸いしたな〜

 

 

 

またハゼ釣りが始まれば、いろいろな人との出会いもあると思う。

 

どんな出会いがあるのか今から楽しみです。

 

 

それまではしばらくハゼ釣りはおあずけ。

 

 

こんなシーズンオフのハゼ釣りブログに付き合ってくれた奇特なあなたに感謝いたします。

 

ありがとうございました。

 

ではでは〜

 

 

 

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