2017年12月23日。2017年40回めのハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:「秘密の花園」(KJ-0)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:9時30分(潮位:170cm下げ1分)〜12時30分くらい(潮位:115cm下げ7分) 中潮釣果:マハゼ14匹(13.5・14.5×2・15・15.5×2・16×3・16.5・17×3・18.5cm)
竿:「行雲彩峰V」2.1m(「行雲流水」と「彩峰U」の合体竿)
道糸:PE0.6号+フロロ1.5号 ハリス:ナイロン1.0号 ハリ:流線7号 オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
2017年のハゼ釣りもとうとう40回めに突入し、釣行回数記録を爆進中である。
コレはほぼ毎週以上ハゼ釣りに行っている計算で、毎週毎週本当にトホホな週末だったんだな〜としみじみする。
子供たちからの誕生日カードには、「おめでとう!」の言葉以外はハゼ釣りのことしか書いていない有様。
それ以外のネタも見つからないだろう・・・つくづく渋いねオレ!(泣)
先週は強風の中での穴釣りで無意味ながんばりをみせたのですが、そんなガンバリはそもそもいらんだろうとも思う。
一変、本日は風もなく穏やかな釣り日和になりそうだが、問題は潮加減が少々心配。
基本的に”秘密の花園”という釣り場は上げ潮時が調子良いのですが、今日は上げ潮になるのは早朝か夕方なので釣りをする気にならない時間帯。
この寒い時期に早朝やら夕方で釣りなんぞやってらんね〜ので、お昼前の満潮から下げになる時間帯に行ってみることにしました。
潮が動いていれば、とりあえずは釣りになるだろうと期待薄での釣行です。
いつもの現場に到着すると珍しいことに釣り人が二人もいた。
この釣り場自体は広大なんだけど釣れるポイントは決まっていて、それを熟知している常連たちは、お互いに自分たちの得意ポイント以外はなるべく荒らさないというのが暗黙の了解になっている。
このお二人も普段は違う場所でやってるんだけど、ここにいるということは他が厳しいのかな?
オッサンが到着すると、いそいそと別の場所に移動していった。
別にここでやっていても構わないんだけど・・・
釣果を聞いてみたが全然ダメだったらしい。
ムムム、厳しいのかな?
ちょうど今は満潮から下がり始めるくらいだから、釣れるとすればこれからだ。
ほぼ無風で水も澄んでいるから、満潮といえども遠くの穴もよく見える。
やっぱり穴釣りはこうでなくちゃ!
釣りの準備をしているとボス野良猫のニャンキュッパが現れた。
オッサンを見つけるとニャゴニャゴ言いながらスリスリしてくる。
野良猫をよくここまで手なづけたもんだ
オッサンに飽きたニャンキュッパは、次は岩穴の中に入って何かやっている。
隠しエサでもあるのか?岩穴に入り込んでしばらく出てこない
もっと不思議なのが、海水をペロペロと舐めていたりすることもある。
のどが渇いているのか?とも思うが、海水を飲むと余計に渇くだろう!
この辺りの猫にはエサや水をやる猫オジサンがいるので、飲食は問題ないはずだけどミネラルでも摂取しているのか?
こんどニャンキュッパに聞いてみよう。※最近はお互いの意思疎通が出来るようになっている(気がする)
話を釣りに戻す。
本日のエサはアオイソメ。
昨日、お馴染みの船釣り専のオッサン2号が「まだハゼ行くんでしょ!」と、自分で釣ったアジと一緒に余ったイソメを持ってきてくれた。
もちろん、アジは三枚におろして小骨も排除済みで、すぐにでも調理できる状態のを頂いた。
さすが2号だ!
オッサンの面倒くさがりの性格を熟知しているので、ここまでしないと受け取らないのを心得ている。
エサ代が一回分浮いたよ!ありがたく使わさせて頂きます。
一回分にしては多いかな
んでやっと釣り開始。
先程のいなくなった釣り人がやっていた場所は一級ポイントなので、オッサンもそこから始める。
通常なら人が入った直後なんて釣れないはずなんだけど、穴釣りの場合は何とかなったりする。
攻める穴が違っていたり、同じ穴に入れたとしても、その時のハゼの気分で喰ったり喰わなかったりするからね。
んで、すぐに2匹連続でマハゼが上がってくる。
本日の一匹目。ちょっぴり小型の15cmクラス
何で先程の人達は釣れなくてオッサンが釣れたのか?
もちろんオッサンはこのポイントを熟知しているというアドバンテージはありますが、それだけではありません。
先程の人達もエサはイソメを使っていたんだけど、オッサンの作戦は喰いが良いイソメの尻尾の方だけを使っていました。
なるべく細くて長い動きの良いイソメを選んで、ぶった切ってエサにしていたのです。
オッサンの予想によると・・・
釣れていないということはハゼはまだ穴にいるハズ。↓ポイントに人が入ってそこそこ荒らされているのでハゼも警戒しているけど、エサが落ちてきているのはハゼも気付いているハズ。↓なのでハゼは目の前にエサがあるのに我慢していた状態。↓ならば!我慢できないくらい美味しそうなエサを落とせば喰い付いてくるハズ。
っという極めて玉虫色の演繹論法なのですが、釣れたんだからあながち間違いでもないだろう。
更には、キチンと誘いも入れることによって、よりハゼに喰わせることが出来ます。
まずはゆ〜っくりと5cmくらい竿を上げ、下げる時は少し早めに落とします。
竿を上げる時は聞きアワセを兼ねていて、ハゼが追ってこれるスピードで上げます。
また下げる時は、オモリが底に当たって音と振動を出すようにしてハゼを誘います。
これは他の根魚系の釣りでやることもありますが、ハゼ釣りにも有効なテクニックのひとつです。
ただハゼの目の前でやることになるので、なるべく小じんまりした動作でやらないとハゼが逃げてしまいます。
その日の活性や時期によって変わりますが、今日は5cmの上下が有効だったようでした。
スタートが良かったので気分良くなっていると、H氏が現れた。
H氏もここの常連で釣れる時間帯を分かっているらしい。
H氏は先日、19.5cmのハゼを釣り上げたので、今年こそ20cmオーバーを目標にセッセと通っているようだ。
一応、オッサンも20cmを目標にしてるんだけど未だ出会えず・・・絶対ここにいるはずなんだけどなぁ〜
今日は釣りをする前は下げ潮なのであまり期待していなかったけど、いざやってみると型は小さいけど良いペースでマハゼが上がってくる。
しかし問題は、今日はやたらとカニがくっついてくる。
小さくコン!と来て、その後引かずにモゾモゾしているのはカニのアタリだ。
ボケ〜っとしていて最初のコン!を見逃すと、カニが数匹くっついてきたりして邪魔ったりゃありゃしない!
しかし、カニがいるということはマハゼもいる確率が高いわけでして・・・
先ずはその穴のカニを排除してから、マハゼを狙いに行くという手順を踏まなければなりません。
しかし「もうカニもいないだろう!」と勝負エサのイソメの尻尾にチェンジした後にまたカニがくっついてくるとうぜぇ〜んだよ!とカニを岩に叩きつけて落としたりする。
でも、カニのアタリがハッキリと分かるくらいに今日は穏やかな日だったので、絶好の釣り日和でした。
結局、3時間で14匹と穴釣りで初のツ抜け(10匹以上)になりました。
目標の20cmオーバーにはカスリもしませんでしたが、飽きる時間がまったくなかったのでアッという間の3時間でした。
17cm
16cm。ここら辺りが穴釣りのスタンダードサイズ
ちょっと尾ビレが曲がったけどキチンと伸ばすと18.5cm
13.5cm。この小型サイズも逆に珍しい
14匹とこの時期の穴釣りには珍しくよく釣れた
いつもはせいぜい7匹くらいしか釣れなくて、心が折れて納竿するんだけど、これくらい釣れると穴釣りといえどもやる気が出ますね!
今日の納竿理由はエサのイソメが無くなったからで、まさか全部使い切るとは思っていませんでした。
まぁ、釣り初めは贅沢に一匹まるごと付けてたりしたからなんだけどサ!
イソメエサも頭だったり尻尾だったりを使い分けたりして面白いですよ〜
ただオッサン的には、買いに行くのが面倒くさいから使わないって言うのが一番の理由かな。