2017年11月23日。2017年34回めのハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:「秘密の花園」(KJH-1L)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:13時00分(潮位:115cm干潮)〜14時00分くらい(潮位:113cm干潮) 中潮釣果:マハゼ2匹(16.5・17.5cm)
竿:「清滝」2.1m
道糸:PE0.6号+フロロ1.5号 ハリス:ナイロン1.0号 ハリ:流線7号 オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:ボイル桜エビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
ついに2017年のハゼ釣りも34回目となってしまいました。
あれだけ通った昨年でさえ33回止まりだったのに、今年は11月で昨年を上回る釣行回数・・・
本当に何もやることがなかったんだなぁ〜っと痛感するオッサンの休日。
釣り場では平日・休日関係なく、お歳を召した方々が哀愁を漂わせながら釣り糸を垂れているを見かける。
オッサンもこんな風になるのかな〜っと、釣りをしながらその後ろ姿を自分とダブらせてウェットな気分に浸ることがある。
若けぇ頃は、自分の人生が輝かしい未来で彩られていることしか想像しなかったのに対して、もう人生ラストスパートに入ってくると自分の余生がかなりリアルにイメージできてしまう。
そのイメージを信じたくないがために目をそらそうとするのだが、現実は刻々と迫ってくるのだ。
考えてみればハゼ釣りも現実逃避の手段なのかもしれない。
ハゼ釣りをしているときだけは、自分のリアルとフューチャーを忘れられる希少な時間だったりする。
しかし、そのハゼを釣っている姿こそがまさに信じたくない自分の未来だったりするのだ。
これぞハゼ釣り因果&ハゼ釣り輪廻。
と、いつものように前置きが長い時は釣れなかったということでして・・・
結果を申し上げますと2匹でございます。
正直、わざわざ記事にすることないじゃん!とも思いましたが、このブログの数名いると思われる読者のためにもハゼ釣りしておきましたアピールはしておこうと思います。
東京は昨日から雷も鳴るほどの結構な雨が降り続いていました。
しかし、予報によれば昼過ぎから急速に晴れるとのことで、予報通りならハゼ釣りに行けるかな?と思っていました。
ただ、釣り糸を垂れることができるのと釣れるのとは全然別物なので、行けたとしても恐らく前者だろうという予想。
んで予報通り晴れたので早速出撃。
完全防寒で自転車を高速で漕いでいるもんで、現場に到着する頃には汗だくだ。
現場「秘密の花園」は広大なポイントですが、こんな日は誰も釣り人がいない。
”こんな日”とは釣れないと分かっている日という意味です。
昨日から今朝までまとまった雨が降ったので、真水が大量に流入した時は基本的に釣れない。
しかも水がかなり濁っているのでハゼの喰いも悪い。
大井ふ頭中央海浜公園のように、あまり釣りに詳しくない人が来るような釣り場なら誰かしら釣り人がいるかもしれないが、ここは手練達が集う釣り場。
人間都合でポッと来て簡単に釣れるほど甘いポイントではないのだ。
んでポッとやって来たグリコジャイアントコーン以上に大甘なオッサン。
水質を確認しやっぱりダメだろう・・・とは思うが、せっかく汗だくになりながら自転車で30分もかけてやってきたんだからと、いつものように”せっかく”を言い訳に釣りの準備をする。
水質はともかく濁って全然穴が見えないのですが・・・
今季から登場の防寒長靴。ものすごく温かい
本日のエサはボイル桜エビ。
エビのカーブが流線バリのカーブとちょうど良い。
キチンと刺し通しね♪
さて準備が済んだのは良いが、水が濁って穴が見えない。
全然ではないのだけど、水際から50cmくらいしか見えないので狙える穴がとても少ない。
実は今日はいつも穴釣りをやっているポイントではない。
今いる場所はいつも他の常連釣り師がいるポイントで、誰もいないもんだから、たまには気分転換にとやって来たのだ。
なので穴の勝手も分からないから余計迷ってしまう。
大きめの自然石をゴロゴロと敷き詰め、人工的に作った緩傾斜の護岸ですが、場所によっては穴が浅すぎたり、逆に深すぎたりします。
ちょうど良い頃合いの場所って限られるんですよね〜
なんだかんだ言って、いつも釣り師がいる場所って釣れる条件が揃っているところという事ですね。
しかし、先程からサッパリ生命反応がない・・・
ダボハゼはおろかカニのアタリさえない・・・
ん〜〜〜、やっぱりこの水質では厳しいか!
濁りは当然ながら、水温が低いのも雨が影響してるんだろうな〜
見える限りの穴は攻めているんだけれど、何のアタリもないぞ。
このまま30分間、適当にエサを新しくしながらボ〜っとしているだけでした。
もうちょっとだけやって何もなければ帰るかな・・・本日の釣行は無かったことにしよう・・・と場所を移動したときでした。
ハゼを狙うにはちょっと深い穴で「こりゃ〜ウナギ穴だな〜」っと思いながらスルスルと底まで落とした時でした。
懐かしいマハゼのアタリがついに来た!
ゆっくりとグ〜ング〜ンと引くアタリ。
ちょっと喰わせてから大きく引いた時にアワセると結構ズッシリと来た。
上げる途中に引っ掛かってヤバイと思ったが、しばらく緩めていたら抜けてきた。
あがってきたのは丸々太った良型のマハゼ。
サイズも17cmクラスで、今季で一番ハンサムな絵に描いたようなハゼでした。
すぐに写真を撮りたかったのですが、外れて岩の隙間に落ちるともう取れなくなるのでとにかくバケツに入れる。
やっと釣れてホッとするオッサン。
再び同じ穴に落とすと、またマハゼのアタリあり!
「いたいた!」とアワセを入れるがハリ掛かりしなかった。
チッ!と舌打ちを入れながらもう一度落とすが、スレて喰わなくなった。
「チッ!セカンド・チャンスはくれないのか!!しばらく他をあたってからまた戻ってこよう。」と穴の位置をインプット。
再び穴を探す。いつもの頃合いは50〜60cmくらいの深さなんだけど、今日は1m以上もある深い穴じゃないとアタリはこない感じ。
これは水の濁りと関係しているのかもしれない。
とにかく深い穴を探し回るとある穴でアタリあり!
今度は喰わせ過ぎないように注意しながら、大きく引いた時にアワセるとハリ掛かかりし、先程よりも軽いがマハゼがあがってきた。
この穴も再び入れるとアタリはあるが、同じように一発では掛け損ねて喰わなくなった。
今日はサービスしてくれないのデスネ・・・
一応、アタリがあった穴を休ませてからもう一度狙ってみたんだけど全然喰ってきませんでした。
せちがらいマハゼ達なのでした。
というわけで1時間で2匹と厳しい穴釣りとなりましたとさ。
17.5cm強もうちょっとで18cmだった。けど今季一番のマハゼらしいフォルム
小さいなと思ってたけど16.5cmもあったか・・・
やはり穴釣りは穴が見えないと釣りにならないと、当たり前の事に気付かされたオッサンなのでした。