2017年12月10日。2017年38回めのハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:「秘密の花園」(KJ-0)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分(潮位:140cm上げ7分)〜11時30分くらい(潮位:165cm満潮) 小潮釣果:マハゼ7匹(13.5・15・15・15・16.5・17・17.5cm)
竿:「行雲彩峰V」2.1m(「行雲流水」と「彩峰U」の合体竿)
道糸:PE0.6号+フロロ1.5号 ハリス:ナイロン1.0号 ハリ:ナノヤマメ7号 オモリ:ナツメ中通し0.8号&1号のち自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:ボイル桜エビ初めは穴師匠風の中通し仕掛けの後にハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
オッサン的にはいろいろな物事に対して「こうである!」と決めつけるのは、可能性を狭めてしまうのでそうしないようにしているんだけど・・・
この時期になるとハゼが釣れる時間帯というか潮の状況は大体決まっていて、それ以外で釣り糸を垂れても釣果は難しい。
それでも「もしかして・・・」の期待を込め、いろいろな潮加減で穴釣りにチャレンジしてみたけれど、やはり結論は変わらずだった。
いつものハゼの穴釣り現場『秘密の花園』は普通の釣り人はまず来ない。
”来ない”というよりも一度はやってみるんだけど、あまりの釣れなさに「二度と来るか!!」となって本当に来なくなる。
獲物は同じマハゼなんだけど、夏のハゼ釣りのようにいつ来ても”まぁなんとかなる”というシロモノではないため、偶然に釣れる状況にブチ当たってでもなければ全く釣れないのだ。
だもんで、この釣り場ではいつも同じ顔ぶれだけが揃うことになる。
釣果が期待できる時を知っている穴釣り師達が集まってくる。
今日も現場に向かって愛車を漕いでいると、前方に知っている釣り師が同じように漕いでいた。
H氏である。
オッサンが言うのもなんだけど「モノ好きだな〜」と思う。
ふつーこの時期までハゼ釣りやるか!?
どうやらオッサン同様にヒマなようである。
黙ってすぐ後ろのスリップストリームの位置にピッタリとつけ、H氏が気づくまで追走する。
しかし、さっきから全然気づいてくれなく結局現場に到着。
警察は廻りの状況を全く気にしないで運転しているH氏に対して、安全運転義務違反で青キップを切るべきだと思った。
でも、この時間にやってくるということは、チャリンコの運転はてんでダメだけどハゼ釣りにやってくる状況判断は的確ということなんだろうH氏。
今日は心配していた風もなくて釣り日和かな〜と思いながら海を見たら少々萎えた。
なぜか水が濁っている。
数日前に降った雨の影響なのか、海の中でのっぴきならない状況が発生しているのか・・・
微妙に濁ってるぞ
これからドンドン潮が上がってくるから、この水の濁りでは程なく狙うべきゾーンの穴が見えなくなってしまう。
なのでダッシュで釣りの準備に取り掛かる!っということもなく、寒いのでまずは持ってきたHOTスポドリをすする。
オッサンがチンタラそんなことをやっている内にH氏はもう釣り糸を垂れている。
うわ!素早いなH氏。
しょうがないのでオッサンも釣りの準備をする。
本日の竿はいつもの「清滝」ではない。
前回の釣行でハリ掛かりしたハゼが二連続でポチャン!と落ちていってしまった。
今シーズンはこのパターンが何回もあって、その度にオッサンの叫び声がこだましてたんだけど、原因は硬い竿でハゼが暴れる衝撃を吸収しきれなくてハリから外れたんだと思う。
この時期、ただでさえ貴重なマハゼがつまらない原因でロストというのも悔しいので、今回は柔らかい竿を持ってきた。
ただ柔らかい竿だと今度はハリ掛かりしたハゼが根に潜って上がってこないこともあるので判断が難しいところ。
どちらの竿を使うにしても一長一短があるのはしょうがないですね。
久しぶりに登場の合体竿
さらに今日はハゼの穴師匠の真似をして作ってきた中通しオモリの仕掛け。
まぁ、特に珍しいものでもなく穴釣りではよく使われる一般的な仕掛けですが、仕掛けが一直線になる分、根掛かりが少ないのかもという期待があります。
そもそもオッサンがいつも使っている胴付き仕掛けなんて、穴釣りでやってる人を見たことがない。
根掛かりが多いからかもしれないけれど、オッサン的には胴付きだとハゼがエサをどの方向に引張ってもアタリが明確に出るから使ってます。
中通し仕掛けだと、アタリが出る方向が限定される気がしているので使っていなかったのです。
今回は気分転換に中通しでやってみることにしました。
穴師匠はオモリの上下にビーズを入れたり、色付きのオモリを使っていたりとキチンと作っていましたが、せこいオッサンは手持ちのアイテムだけでごまかした手抜き風になりました。
こういうダメなところに釣果の違いが出るんだろうな〜
エサはボイル桜エビ。
買い置きはこれで最後だから、今シーズンのエビ餌もこれで終わり。
まだ凍っている
H氏と数十m離れて開始する。
いつもなら最初の数回でダボハゼが来ることが多いけど、今日はアタリが全く無い。
なんか静かだな〜、ダボも来ないということはやはりこの濁りが原因で厳しいのかな〜
っと思っていたら待望のマハゼのアタリが来て一発で仕留めた。
スタンダードな穴釣りサイズ
竿が柔らかいからいつもよりも上げるのに時間がかかるが、ハリから外れることもなかったから良かった。
グ〜ンとハゼの重さが掛かってくるし暴れるのを竿の柔らかさでいなすから、やっぱり柔らかい竿のほうが釣りが楽しいな!
今日はアタリが極端に少ないけど、いつも通り穴をシラミ潰しに探って3匹程釣り上げた。
野良猫ニャンキュッパは今日はH氏にたかっているが、オッサンが釣れる度にこちらと目が合う。
「コッチに来ても、ダボハゼが釣れないからあげるものはないよ〜」の視線を送り返す。
不思議なことに今日はダボハゼのアタリが全くなくて面白い日だな〜っと思っていたら、チャッカリ釣れてきやがった!
やっぱり来るんだ!
ニャンキュッパにダボハゼを献上したが、スゴイ嫌そうな顔をしてソッポを向いてしまった。
コヤツも生意気になってきやがった!
今日は中通しオモリの仕掛けを使ってるんだけど、やっぱり根掛かりするのは同じで、しかもヨリモドシの部分が引っ掛かるらしくラインブレイクすると仕掛け全てが無くなる。
一応中通し仕掛けをふたつ作ってきたんだけど、一時間半ほどでふたつとも海に奉納しました。
二度目なんてマハゼがハリ掛かりしたまま切れたので、ハゼがハリにくっついたままでかわいそうだな〜っと思っていたんだけど、同じ穴でマハゼが上がってきたのでたぶんコヤツだったんだろうと思う。
魚って自分でハリを外したり吐き出したりするので、ハリが付いたままでいることがあまりないように思います。
いつもの胴突き仕掛けにチェンジすると、やはり慣れがあるのかアタリが取りやすく4匹上がってきた。
根掛かりする時はどちらの仕掛けも同じなので、それなら慣れていてブレイクした時に被害の少ない胴付き仕掛けを使おうと決めたオッサンなのでした。
柔らかい竿を使っていたので本日はポチャン!がありませんでしたが、掛けてから根に潜られることも二度あり引っ張り出すのに苦労しました。
でもこれもハゼとの駆け引きの一端なので楽しみのひとつだと思っています。
あと今更ながらエサ付けの重要性を痛感しました。
面倒臭がっていい加減なエサ付けをすると、今の時期のデリケートなハゼは喰ってこないですね。
逆にキチンとエサ付けをすると、今喰ってこなかった穴でしっかりとアタリが来たりします。
エビやイソメエサなら、その時の適量を非の打ち所なく、キチンとまっすぐに刺し通しするとハゼがいれば喰ってきますね。
時間がかかってもいいからエサ付けはしっかりとやるべきだと思いました。
いい加減なエサ付けで釣り糸を垂れていることこそ、無駄な時間になってしまいます。
本日はH氏がいたこともあり少々粘って3時間で7匹の釣果でした。
ちょっと小粒が多かったのが残念でした。
今シーズンは20cmオーバーを目標にしているんですが、なかなか来ないですね〜
でも絶対にいるはずなので望みを捨てずに続けていこうと思っています。
本日最大17.5cmなんだけどいつ釣れたのか印象が薄い
15cm
15cm
15cmのジェットストリームアタック
17cm。コイツはなかなかハリに掛からなくて苦労した
13.5cm。
16.5cm。尾びれが切れ具合に見覚えあるんだけどまさかの再会か!?
本日の釣果
ニャンキュッパが待っていたので一番小さいマハゼを献上したが喰わなかった。
H氏がホタテのヒモをあげていて、すっかりホタテがお気に入りになったみたいでハゼを食わなくなった。
食わないならもうやらん!
でもニャンキュッパも歳をとってきてなんだか覇気がなくなってきたな〜
こうして会えるのも、もしかして今シーズンが最後かもしれない。
安らかにニャンキュッパ・・・