2017年12回めのハゼ釣りはダラダラと・・・

2017年12回めのハゼ釣りはやっぱりダラダラ

2017年8月6日。2017年夏シーズン12回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:大井ふ頭中央海浜公園-はぜつき磯天気:雨のち晴れ釣行時間:6時00分(潮位:161cm下げ2分くらい)〜9時30分くらい(潮位:40cm下げ8分くらい) 大潮釣果:マハゼ217匹(6〜11cm)

 

 

竿:「そよ風」2m

 

道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ナイロン0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:ボイルベビーホタテ/アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

ハゼ釣りの最盛期は8月〜9月という認識が一般的ですが、オッサン的には7月いっぱいまでと思っています。

 

何をもって最盛期なのかは人ぞれぞれですが、オッサンの最盛期は時速が基準です。

 

ハゼ釣りで時速って言われてもですが、まぁ一時間に何匹釣れたかという意味です。

 

 

いつから始めたのか定かでないですが、オッサンは”タイムアタック”と称して最初の一時間だけは集中して数釣りを意識しています。

 

このブログをご覧頂いている方はもうご存知と思いますが、オッサンはとても飽きっぽいので集中できるのも一時間が精一杯。

 

タイムアタック後はノンビリと適当にやっています。

 

 

 

もう8月に突入していますが、今年はハゼの成長が少し遅れていると感じていたので、数釣りももう少し楽しめるかもしれない。

 

っという訳で、本日も気合を入れてタイムアタックしてみようと思っていました。

 

「一時間だけは勝負をかけてみよう!」っと。

 

 

何で一時間だけ”は”なのかの理由は後ほど・・・

大幅な下方修正のハゼ釣り

本日はいつもより早めに起き出して出発。とにかく急がねば!

 

空はいつ雨が振りだしてもおかしくない様子。

 

愛車を立ちこぎしていると早くも霧雨が落ちてきている。

 

本降りにならなきゃいいな〜。今日はカッパ代わりの上着は持ってきていない。

 

 

本日の現場「はぜつき磯」が見えてくるが、結構ハゼ釣り人いるな〜

 

天気予報では雨は降らないみたいだけど、この雲は降るよ!マジで!!

雨降りますよ〜

 

本日は指定席をゲットしなければならない。

 

っというのも、指定席付近には雨宿りしながらハゼ釣りできる木陰があるからだ。

 

ここは晴れている日には日陰にもなる。

 

 

正直どこでやっても釣れるんだけど、オッサンがこの場所を”指定席”と決めつけているのは、ハゼ釣りしながら雨宿り&日陰というトホホな付加価値があるからである。

 

 

何とか指定席をゲットし、ブレックファーストをやっつけながら周りの様子を伺う。

 

「今日は結構いいよ!小さいけどね」

 

グッドレスポンスが返ってくる。

相変わらず砂浜方面は常連たちが陣取っている

 

こちら側はほとんどいない・・・

 

とにかく急がねばならない。

 

ダッシュで仕掛けをセットして戦闘態勢に入り、さぁ行くぞ!

 

今日は大潮で、今現在は満潮から引き始めのところ。

これからドンドン引いていくんだろう

 

水に立ち込むと「冷てぇ〜」。今季一番の冷たさである。

 

これはちょっと厳しくなる予感がする。

 

よくあるんだけど、夏だからといっていつも水温が高い訳ではない。

 

今日みたいに水温が下がるとハゼの喰いが悪い時がある。

 

 

とにかく釣らねば!奴が来る!!

 

タイムアタック開始。

 

一投目、音沙汰なし。

 

二投目、空振り。

 

三投目でやっと上がったのはリリースするか迷うサイズ。

一応キープということで・・・

 

数釣りの期待を込めて来たんだけどそう甘くなく、どこでも落とせば喰うという感じではない。

 

しっかりとハゼの群れを見つければポンポン上がるんだけど、釣り尽くしたりスレれば釣れなくなる。

 

まぁ、コレが通常営業のハゼ釣りなんだけど、こうなると数狙いは厳しくなるな〜

 

 

密かに時速一束を目標にしていたんだけど、始めてすぐに下方修正の予感である。

 

 

 

そしてやっぱり雨が降ってきた。

 

雨宿りをしながら言うのもなんだけど、ちょっと止みそうもないほどの黒い雲が広がっている。

 

常連はカッパだったりの雨対策をしてるんだけど、そうでない釣り人達は避難を余儀なくされている。

 

 

さらに悪いことに、オッサンが思っていたよりも早く奴が現れた。

 

「おはよう!」とねぶたそうなサツとともに現れたのはオッサン2号である。

 

うげ!かなり早い登場である。

 

「雨なんて予報じゃなかったよね〜」と2号。

 

オッサン的には”こんな早く来る予定じゃなかったよね〜”と思った。

 

 

この瞬間に大幅な下方修正確定である。

 

タイムアタックは30分経たずに終了!

 

”そもそも、この釣れ具合じゃあ期待できないな〜”と思ってたから、良い言い訳ができた。

 

 

そしていつもの実りのないアホな話をしながらのノンビリな釣りになる。

 

んな事やってるもんだから、ダボハゼも上がってくる。

ダボは2号に投げつけてやった

 

今日みたいな日はハゼの集団がいる場所を見つけながらの釣りになる。

 

しかも良型の集団を探すんだけど、砂地が広がっている釣り場ならズル引きとかチョンチョン!と手前に引くだけでいいんだけど、ここははぜつき”磯”である。

 

磯なんだからゴロタ石が大量に沈んでるし、ベースが貝やら小石やらが敷き詰められているので、そんなことやってたらすぐに根掛かりである。

 

なのでオッサンは基本的に入れ替えばかりしています。

 

「そんなことやってたら無駄じゃん!」と思われるかもしれませんが、やはり魚は上から落ちてくるエサに一番反応するし、オッサンは空アワセはやらないので竿を上げる時は、ほぼアタリがあった時のみになります。

 

 

ハゼ自体は大量にいるので、しっかりとアタラせる誘いをかければハゼは喰い付いてきます。

 

誘いといっても磯なので、オモリを動かさないような誘い方をしないと根掛かり頻発です。

 

 

オッサンのミャク釣り仕掛けは、1号ナスオモリ(相当の自作の鉄オモリですが)なので、このオモリを動かさない誘いがやりやすいのです。

 

いくつか誘いのバリエーションがあり、その時々に応じて使い分けたり、組み合わせたりしていています。

 

誘いをかけると一呼吸置いてアタリがあることが大半です。

 

なので、アタリがある前提で誘いをかけて、アタリが来ると思われるタイミングで電撃フッキングという感じです。

 

アタリとアワセがほぼ同時と言ってもいいかもしれません。

 

 

 

2号との濃密な会話にいそしみながら、こんな感じの釣りで一時間が経過。

 

60匹と一束なんてイスカンダルよりも遠いトホホな結果なのでした。

ひゃ〜スカスカだぁ

ダラダラのハゼ釣り

釣り船が通過し始めたので休憩を入れる。

今日もトップスピードか!?

 

おやつはいつもの相方。けっこう宣伝してるんだからお礼に一箱とかくれないかな〜

 

すっかり雨も上がり、おひさまも出てきた。

 

こんな時も指定席の木陰はありがたい。すばらしき指定席である。

 

 

今日は水が冷たかったからか、おひさまが出てきて水温が上がり始めるとハゼの活性も上がってくる。

 

朝イチよりも断然ハゼが元気になる。

 

上がってくるハゼも良型が多くなってきた。

 

 

以前ハゼを差し上げた方からイソメを頂いたので、久しぶりにイソメエサでハゼ釣りをしてみた。

細めのイソメだから喰いも良さそうだ

 

頭は落として丁寧に刺し通し。タラシは5mmくらいかな。

体液が出てきて気持ち悪い・・・

 

たぶん日によって喰いが違うんだろうけれど、今日はイソメも釣れたけれど、ホタテほど喰いは良くない感じ。

 

ただ、ホタテはほぼ毎回エサ付けだけど、イソメは何度も同じエサを使えました。

 

オッサンのエサ付けが上手くなったのかな?

 

エサ付けしたすぐ後の新鮮なイソメよりも、何匹も釣れたフニャフニャのイソメのほうがハリ掛かりが良い!

コレくらいフニャフニャの方がハリ掛かりがいい

 

イソメってけっこう良いな〜。一本単位で売ってくれないかな?マジで!

 

 

時速こそは伸びなかったけれど3時間半で217匹とダラダラとやり続けて数だけは稼いだ。

 

ひとりぼっちの時は時間だったり、エサがいくつ無くなったらトットと帰ろうとなるが、やはり友人がいると話しをしながら続けてしまうものだ。

数だけはいった!

 

 

オッサン2号のアイデア賞仕掛け

 

2号は釣りに関してはかなりの手練れです。

 

いつもはハゼ天秤使ったりしてるんだけど、今日は面白い仕掛けを作ってきた。※写真を撮ってくるのを忘れました。

 

 

基本的な形はオッサンと同じ胴付きなんだけど、ハリスを結ぶところにローリング式のハリス止め。

 

そのハリス止めを固定するのに、上下にウキ止めを使って挟んでいた。

 

 

なるほど!これならハリスを上下に移動できる。

 

ハリスの長さによって、ハリス止めの位置を動かすことができる仕様になっていた。

 

 

エサは底から少し浮いている方がハゼが良く掛かる。

 

オッサンはハリスを作る時は専用の治具を使ってるから一定の長さに作れるけど、そうでない場合はハリスが長くなったり短くなったりするかもしれない。

 

ハリスの長さに合わせてハリス止めの高さを調整すればバッチリだ!

 

 

または、ハリスの長さを喰いによっては変えたい時もあるかもしれない。

 

渋い時は長めとかね・・・

 

長い時はハリス止めの位置を上にずらせばちょうど良い高さにエサを持ってこれるわけですね。

 

 

よく考えてあると初めは感心したけど気になったことを質問してみた。

 

「これで居喰いのモァ〜ン系のアタリはとれるの?」

 

「そんなの分からない」

 

「だよね〜!」

 

 

居喰い系のアタリはシンプルな仕掛けじゃないととれない。

 

余計なものを付ければ付けるほどアタリは鈍くなってくる。

 

 

時速50匹までの仕掛けだね!

 

二人のオッサンは納得した。

平成のわらしべ長者

本日は差し上げたハゼやら、オッサンのつたないハゼ知識と技術をお教えしたお礼にと頂きモノが重なった。

 

たまにこのようにハゼがいろいろなモノに化ける”わらしべ長者現象”があります。

 

日本人ってこういうお礼の精神が素晴らしいと思います。

 

この場をお借りして頂いたお礼のお礼を申し上げるとともに、申し上げたいと思います。

 

「お礼なんていらないですよ〜!」

本日のわらしべ長者

 

 

オッサン的には、ハゼをもらって頂いて逆にありがたいと思っています。

 

ブログを見て声を掛けて頂いた方には、こんな怪しいオッサンに勇気を振り絞って声を掛けて頂いて感謝しています。

 

ほんのわずかな出会いでも、ハゼ釣りをより楽しんでいただけるキッカケになればと願っています。

 

 

疑問質問には出来る限りお答えしますが、オッサンの言ってることが正しいとは限らないので、そこは自己判断でお願いします。

 

尚、オッサンに対するイチャモンは受け付けません!気が弱いので凹みます。

 

 

 

わらしべ長者はトレードのブツがどんどんグレードアップしていったが、オッサンの手持ちはハゼしかないのでグレードアップは期待できないだろう。

 

昔のような夢ある物語のようにはいかない、せちがらい21世紀なのでした。

 

 

 

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