2017年42回めのハゼ釣りはいよいよ釣り納め

2017年もいよいよ最後のハゼ釣り

2017年12月29日。2017年42回めのハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:「秘密の花園」(KJ-0)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:13時30分(潮位:175cm満潮)〜16時00分くらい(潮位:151cm下げ3分) 中潮釣果:マハゼ4匹(16・16.5・17.5・18cm)

 

 

竿:OGK(大阪釣具)「小魚名人」1.5m

 

道糸:フロロ1.5号 ハリス:ナイロン1.0号 ハリ:袖4号 オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

何かと激動だった2017年もいよいよ年末ですね。

 

世の中はいろいろあった年でしたが、オッサンは相変わらずのほほ〜んと過ごしていて、週末はハゼを釣ってるか、銭湯でのんびりしているか、その両方かといった塩梅でした。

 

 

そして、オッサンの2017年のハゼ釣りもいよいよ本日がラスト釣行。

 

全42回のハゼ釣行になるとは思いもよらなかったのですが、もうコレ以上は行けないだろうし、行くべきでもないだろう。

 

 

愛車を漕ぎならがシミジミと今年のハゼ釣りの余韻に浸っていたんだけど、もうここまで通えば釣果はともかく回数だけは納得できた。

 

「もうコレ以上は出来ない!」とやりきった感があり、ある意味清々しい気分になりました。

 

 

当然ながら、来シーズンもハゼ釣りするんだろうけど、来シーズンは回数よりも内容の充実したハゼ釣りを目指していこうと思っています。

 

でも、今のところ”充実したハゼ釣り”っていうのがさっぱりイメージできないけど、そのうち妙案が浮かぶかもしれない。

 

 

 

 

現場に到着すると思った通り誰もいない。

 

「年末のクソ忙しい時にハゼ釣りなんぞしとる場合でもなかろうて」と自分でも思うが、もし今日来るとしても午前中の上げ潮狙いを選ぶはずだ。

 

オッサンは午前中は仕事だったので、本当なら明日か明後日の午前中が上げ潮になるから良かったんだけど、さすがにこの日は自宅の大掃除をやらなければならない。

 

 

年末の大掃除は国民の義務と言っても過言ではない日本。

 

この時とばかり、狂ったようにどこの職場や家も大掃除をしますが、諸外国では年末の大掃除の習慣はないらしい。

 

きれい好きで、節目を大切にする日本人らしい習慣ですが、個人的にはもっと温かい季節にやるべきだと思う。

 

なんでこんな寒い時期に冷たい水を使って大掃除せなアカンねん!と冷たい手をさすりながら毎年思う。

 

 

っという訳で、泣く泣く午後に出撃となったのですが、ちょうど満潮で潮が動かない時間帯だから厳しい穴釣りを覚悟する。

今更ながら新しい竿のインプレッション!

なんで期待できない時間帯に無理してまで釣りに来たのか?

 

 

実は穴師匠からアオイソメをもらっていて、それを冷蔵庫で保存していました。

 

イソメって冷蔵で何日生きるのか分かりませんが、もう何日も経っているからさすがにヤバイな・・・と思っていたのです。

 

いっそのこと土に埋めてしまおうか!とか、この際だから塩イソメを作ってみようか!とも思ったのですが、ありがたく頂いたイソメは本来の目的に使うべきだという結論に至りました。

穴師匠から頂いたありがたいイソメ。そこら辺で買ったイソメなんだろうけど、師匠直伝だと釣れそうな気がするから不思議だ

 

 

 

そしてもう一つの理由が新しい竿を試してみたい!です。

 

今更ですが、ハゼの穴釣り用にニューロッドを購入しました。

 

OGK(大阪釣具)の『小魚名人 1.5m』です。

「小魚名人」というネーミングも思い切ったもんだ

 

この秘密の花園という釣り場は足元の岩の穴を狙うことが多い釣り場です。

 

今までは2.1mの竿を使っていたのですが、手前の穴を狙う時はペンシルグリップの持ち方にして対応していました。

この持ち方ね

 

アタリをとったりハリ掛かりさせるには何の不便もないのですが、問題はその後なんです。

 

この時期に釣れるハゼはそこそこ大きく重量があるので柔らかい竿がグ〜ン!としなって、あがってきたハゼはかなり下の方でブラ〜ンってなります。

 

片や、竿の持ち手は竿尻じゃなくて、下手すりゃ竿の真ん中辺りを持っていることもあるから、いくら腕の伸ばしてもハゼをキャッチできない。

 

なので竿の持つ手を持ち替えたりするんだけど、これをやっていると一瞬テンションが緩むことがあって、ハゼがハリから外れてポチャン!と落ちていくことが何度かありました。

 

 

こんなくだらない理由でせっかく釣り上げた貴重な冬ハゼを逃すのも悔しいので、勇気を振り絞って1.5mの竿を購入しました。

 

思えば穴師匠や他の常連穴釣り師達も1.2〜1.5mの竿使ってるもんな〜

 

 

せこいオッサンは持ってるアイテムだけで済ませようと思ってたんだけど、やはり適材適所です。

 

穴師匠曰く「短い竿のほうが楽しめるよ!」と言ってたから、1.5mの竿で大型ハゼを釣り上げた時はどんな感触なのか楽しみです。

新しい竿を試す時はいつもワクワクする

 

竿先が白塗装なのでアタリが見やすいっというのもウリらしい

 

ちなみにいつもと違うものがもうひとつ。

 

今までの穴釣りではハリを流線7号を使っていましたが、今回は袖4号を使います。

 

流線ハリは太いので、どうもハリ掛かりがイマイチか!?と感じ始めたのです。

 

袖バリなら細いからハリ掛かりが良いと思うし、軽いハリだからエサの吸い込みも良さそう。

 

反面気がかりが、細くて弱いから大型ハゼが来た時に折れるかもという心配がある。

 

4号という大きさは、大型に耐えられるぎりぎりサイズだと判断しました。

 

夏ハゼでは袖1号を使っている経験から、出来る限りハリは小さいほうがハゼの掛かりが良いと思っています。

袖4号ハリで大丈夫かな?

何ともしっくりこない終わり方・・・

ちょうど満潮時なんだけど、イマイチ水が濁り気味で穴が見えづらい。

 

竿が1.5mと短いということは、当然道糸も短い訳で、水際ギリギリまで近づくことになる。

乾いている岩に乗らないと危険

 

「マハゼが来たらどんな感触なんだろう!」ワクワクしながらの第一投。

 

 

しかし、シーン・・・

 

 

期待を込めて釣れた実績のある穴から始めてるんだけど、そんなに甘くありませんでした。

 

3つ目の穴でカニがいじくってくる反応がある。

 

上げてみるとカニが二匹くっついてきてガッカリ。

 

カニだけで言えば、いつもの2.1mの竿と何の違いも感じられない。

 

 

早くマハゼ来ないかな〜と実績穴をどんど攻めてゆくと、やっとマハゼの反応あり!

 

あまり喰わせずに早めにアワセると掛かった。

 

 

予想よりも竿が柔らかくしなる!ハゼがデカイのか!?

 

持ち手を垂直に立てて対大型用の体制になるが、上がってきたのは17cmクラス。

 

決して小さくはないんだけど、この程度のサイズであれだけ竿がしなるのか・・・

 

 

この”小魚名人”って竿は、結構胴に乗ってくる柔らかい竿なんだな〜という印象。

 

逆に硬過ぎてハゼを弾いちゃうのは困るから、これはこれでOKとしましょう!

 

 

穴師匠が言っていたように、これくらいの短い竿って大げさにしなるから面白い。

 

夏場の数釣りでイチイチこの調子だと疲れそうだけど、穴釣りならかなり楽しめそうだ。

サイズはそこそこだけど抱卵していてプックリ太っている

 

後ろで見ていたニャンキュッパがハゼが釣れたのを見て水際までやってきた。

残念ながら抱卵しているハゼはリリースするのであげられないよ〜

 

ハゼをバケツに入れると名残惜しいのか、オッサンのスキを狙っているのかバケツから離れない。

 

「手を出すなよ!」と言い聞かせる。

お預けを食らってふてくされ気味のニャンキュッパ

 

 

この後もなかなかアタリが遠い。

 

時折、カニやらダボやらが突っついてくるがマハゼのアタリが少ない。

 

 

その内にあることに気付いた。

 

もう水が冷たいからか1m以上の深い穴でしかマハゼのアタリがない。

 

いつもの50〜60cmくらいの浅い穴ではカニやらダボやらしかこない。

 

ということらしいので、深い穴を探してはイソメの尻尾の勝負エサでマハゼを釣り上げる。

 

 

尻尾の威力は強力で、頭方面だと全然アタらなかったのが、長めの尻尾を投入した途端に喰ってくるのだ。

 

 

ただ、深い穴というのはリスクもあって、穴がまっすぐ下に落ちているわけじゃないから、ハゼが下とか途中で横方向に引っ張っていくと根掛かりしてしまう。

 

ハゼがハリ掛かりしたまま道糸が切れると、ハリにくっついたままのハゼが心配になる。

 

まぁ、大型のハゼはハリを外すのが上手いから自力で外すんだろうけど。

 

 

 

ハゼを掛けた後に、岩に仕掛けが挟まってしまう根掛かりと、ハゼが穴で踏ん張って出てこない根掛かりモドキの判断が難しい。

 

基本的には、根掛かりと思ったら引っ張らないでゼロテンションにして放っておくと、ふとテンションが緩くなったり、ス〜っと落ちてゆく時はハゼが踏ん張っている根掛かりモドキ。

 

いつまで経っても同じところで動かないのが正真正銘の根掛かり。

 

結構粘るハゼもいて、5分以上もジ〜っと踏ん張るやつを相手にすると、もうハゲあがるくらいストレスがたまる。

 

 

今日なんて2回もそのタイプと遭遇して、散々やり取りした挙句に結局は道糸が引っ掛かって切れました。

 

 

 

4匹釣り上げて、もう一匹釣ったら終わりにしようと思っていた時でした。

 

小さなアタリでハリ掛かりさせて、上がってきたのは本日一番の大物。

 

来た〜!っとハゼをつかもうとするんだけど、暴れてしっかりとつかめない。

 

こんな時は嫌な予感が的中する。

 

そしてお察しの通り、ポト・・・っと落ちていってしまった。

 

もうほとんどつかみきっていたのに。

 

 

今年のラストハゼは手の中から落ちていきました・・・

 

何じゃそりゃ〜!!!

 

何とも冴えない終わり方ですが、オッサンらしいなぁと自分で自分を納得させたのでした。

 

 

デカイ奴に限って落ちるんだよね。

 

デカイから落ちるのか、逃したから大きく見えるのか・・・

 

 

本日は2時間30分で4匹の釣果でした。

18cm

 

17.5cmの抱卵ハゼ

 

16.5cm

 

16cmの抱卵ハゼ

 

今年ラストの釣果

 

今日は珍しく2匹も抱卵しているハゼが釣れました。

 

子孫繁栄のために抱卵ハゼが弱らないよう何度もバケツの水を入れ替えました。

 

最後は無事海へお帰りになりました。

 

めでたし!めでたし!

 

 

 

2017年のハゼ釣りもついに終了となりました。

 

オッサンに釣れてくれたハゼ君達ありがとう!!

 

 

そして釣り場で出会った多くの方々にお礼を申し上げます。

 

素晴らしい出会いができて、とても感謝しています。

 

 

来年も素晴らしい釣りになりますように!!

 

 

 

2018年も年始の休み中にハゼ釣り行くから、すぐに始まるんだけどサ!

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