2017年10回めのハゼ釣りはタイムアタック1束超え

2017年のハゼ釣りも二桁の大台

2017年7月30日。2017年夏シーズン10回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:大井ふ頭中央海浜公園-はぜつき磯天気:曇りのち雨釣行時間:6時00分(潮位:111cm上げ4分くらい)〜8時00分くらい(潮位:145cm上げ8分くらい) 小潮釣果:マハゼ177匹(6〜12cm)

 

 

竿:「そよ風」2m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ナイロン0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

2017年のハゼ釣りもいよいよ10回目と二桁の大台にのってしまいました。

 

「もうこれ以上はハゼ釣り行けないだろう!」と思った昨年でさえ、8月に入ってからの二桁超えだったのに、大丈夫か?オレ!?

 

 

今年の休日はハゼ釣りなんかしてないで、もっと有意義な休日を過ごそうと誓った2017年の元日。

 

有意義どころかセッセとハゼ釣りに通う夏の現実。

 

 

オッサンは自分が心配になってきたのでした。

 

 

 

まぁ、何ですよ・・・

 

有意義に過ごそうにも、いつものように先立つものがないもんで・・・

 

しょうがないからハゼに慰めてもらってるんですよ。

 

 

そんな哀愁漂うナイスミドルのハゼ釣り。

 

10回めの記念にちょっと頑張ってみるか!と気合いを入れて愛車を飛ばす。

久しぶりの時速一束超え

昨日は結構な雨が降ったし、本日もいつ降り出してもおかしくない天気。

 

ハゼ釣り人はいつもよりは少ないかな〜と思っていたら、やっぱり少なかった。

この天気じゃ釣り人も少ないわな

 

最近頑張っているM氏がいたので釣れ具合を聞いてみるが、イマイチな様子。

 

昨日の雨の影響なのか水が緑色っぽく濁っているし、何となく生臭いニオイもする。

 

周りの釣り人の竿も上がってないなぁ〜

 

今日は少々厳しくなると予想する。

ちょっと厳しい予感の指定席

 

 

先週まではイタヤ貝のお試し期間だったけれど、今日からホタテエサの通常営業になる。

 

少々厳しくてもホタテエサの手返しで巻き返しちゃる!と気合い充分なオッサンなのでした。

やっと最初からホタテが使える

 

気合いは入れてもエサがまだ凍っていたので解凍作業をする。

水に浸けるのが一番早く解凍できる

 

解凍したホタテを拾ったエサ箱に入れるとプ〜ン!とにんにく臭が漂ってくる。

 

先週までイタヤ貝の水分抜きに、にんにく風味の塩をここに入れていたのでまだ残り香があるらしい。

 

すげ〜な!ニンニクパワー。

 

 

腕時計のタイマーを一時間にセット&ゴー。

 

期待を込めての第一投。

 

着底と同時に明確なアタリあり!からの電撃フッキング。

 

ズッシリと重量がかかって上がってきたのは、一投目には珍しく良型のマハゼでした。

一匹目がこれくらいだと期待しちゃうな〜

 

「お〜!今日はいいかもよ〜!」と勝手にテンションが上がるオッサン。

 

その後も一投一匹のペースでポイポイと小気味よく上がってくる。

 

ホタテエサの手返しも抜群だ!

 

 

気持ち良く釣っていると、突然邪魔してくるいつもの奴。

っんだよ!

 

もう7月も終わり頃になるとハゼも成熟してくる。

 

上がってくるハゼの大きさも10cmオーバーが増え、エラが大きく張り出し、腹ビレも黄色くなっている。

成熟したハゼも多くなってきた

 

上がってくるハゼの3割以上は成熟したハゼが混ざってくる。

 

まぁポイントによって違いはあるんだけど、オッサンが今狙っているポイントは良型狙いの場所だから、狙い通りのハゼが上がってきている。

 

 

どうせ釣るなら大きい方がズッシリと重みがあって、横走したりして面白いからね〜

 

 

最初の一時間は、タッチハゼング(目で見ないで手の感触だけでアタリをとる)をしているので結構集中している。

 

【上がってきたハゼを掴んでハリから外し→ビクに入れ→カンターを押し→エサを付け→仕掛けを投入】この一連の作業をほぼ無意識にやってるもんで、今何匹釣れているかなんてイチイチ考えていない。

 

 

今日はかなり良いリズムだな〜と調子に乗っていて、ホタテエサも30分で二つめに突入していた。

 

 

アタリも明確なのが多いので、それに慣れて横着するとすぐに1号の小さなハリを飲み込まれてしまう。

 

「まだまだ青いな・・・」自分を戒めるオッサンなのでした。

 

しっかりとわずかな前アタリに集中しなくちゃだわ!

 

 

タイムアタックもあと5分で終わりという頃に、遠くから船の音が聞こえてくる。

 

「タイムアタック中くらいは来ないでくれ〜」と願っていたが、そう上手くもいかないか。

 

一時避難し、砂が巻き上がって荒れる海で再開してみたものの、先程の釣れ具合は全くなくなった。

 

サービスタイムも終了らしい。

 

 

ポツリポツリと拾ってタイムアタックが終了。

 

カウンターを確認すると106匹になっていた。

 

お!久しぶりの1束超え!!

 

 

確か昨年は最初の一時間で一束超えはしてなかったから、二年越しの時速100匹達成となりました。

ハゼも大きくなってるからビクも賑やかだ

 

ず〜っとこのハリ一本でやってたから、ハリスもよれて○毛のように縮れてしまった。

 

結構大きいハゼも増えているという理由もあると思います。

○毛ハリス。100匹以上釣ると0.6号でもこうなる

 

適度とは・・・

久しぶりにきちんと集中してハゼ釣りしたから結構疲れた。

 

しばらく休憩する。

いつもの相棒

 

船が来なかったら、たぶん110匹は超えてたろうな・・・

 

アタリが多い時は、船が来る前と来た後のギャップが大きい。

 

逆に渋い時はそれほど影響なかったり、ハゼに刺激になるのか、エサが浮き上がってくるからなのか、かえってハゼの活性が上がるときもある。

 

なので一概に”船=悪”という訳でもないが、陸っぱり釣り人に良い顔されないのは事実だ。

 

まぁ、彼らも商売なので悪者呼ばわりもひどい話ですが・・・

 

 

 

7時を過ぎてくると釣り人も増えてくる。

 

いつのまにか砂浜方面はハゼ釣り人で隙間がなくなってきている。

 

片やオッサンの指定席は人がいないが何でだ?

 

このブログで”指定席、指定席”と言ってるから気味悪がられて来ないのか?

 

別にこちらで釣りをしていても、オッサンは噛み付いたりしないから大丈夫です。

 

釣り場はみんなのモノです。

 

コッチも釣れますよ〜!根掛かり多いけど・・・

砂浜方面は人だかりだが

 

誰もいない指定席

 

 

今日はハゼが頑張ってくれてるから大移動しなくて済んでるけど、それでも一カ所に居座っていたら数は伸びません。

 

ハゼは大きく移動する魚でもないので、そのポイントで数釣りするとハゼがスレたり、いなくなってしまうので釣れなくなります。

 

 

オッサン的には一カ所で5方向攻めることを基本に、上がってくるハゼがリリースサイズになったらすぐに移動するという感じでやっています。

 

たった5m動くだけで再びハゼが入れ喰いになったりするので、一つのポジションで粘らないことが数を伸ばす基本になります。

 

まぁ、移動先があればの話ですが・・・

リリースサイズになったらすぐに移動する

 

 

結局2時間で177匹とイマイチ伸びませんでした。

 

最初の一時間をガンバリ過ぎて集中力が切れてしまいました。

数は大したことないけど、ハゼが大きくなってるのでビクが重い

 

このサイズがかなり多くなってる

 

 

 

先程から雨が降ってきている。

 

雨天は釣れるので嫌いではないが、今日みたいに釣れる時に降られても困りもので集中力が途切れてくる。

 

 

不思議なもんで、釣りって集中力とやる気がなくなると釣れなくなるもんだ。

 

逆にやる気がありすぎるのも考えもので、意気込みが道糸からエサに伝わるのか魚に警戒されて、全然喰わないこともある。

 

肝心なのは”適度な”やる気なのである。

 

 

しかしこの適度が曲者だ。

 

 

 

誰もが初めは初心者だ。

 

何かのキッカケでハゼ釣りに通い始める。

 

通いつめると行くたびに釣れるハゼの数が増えてゆく、と同時に釣りアイテムも増え、釣り方を学び、みるみる上達してゆく。

 

もっと釣りたい、もっと上手くなりたい!

 

 

分かる気がする、分かる気がするがある時を境に分からなくなってゆくのだ。

 

何が適度なのかということが・・・

 

 

多くの者は適度に辿り着く前に挫折し、適度にたどり着いた者は適度を見失ってゆく。

 

適度を見失った者は、自分にしか分からない”美学”が芽生え始め、ただそこに向かって進むのみになってゆく。

 

 

オッサンの今年のハゼ釣りも適度を見失い始めてるらしい・・・

 

 

 

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