2017年31回めのハゼ釣りは「センスないかも・・・」

2017年31回めのハゼ釣り(in 森ヶ崎公園裏)

2017年11月12日。2017年31回めのハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:「森ヶ崎公園裏」天気:晴れ釣行時間:8時30分(潮位:104cm上げ4分)〜10時30分くらい(潮位:145cm上げ7分) 小潮釣果:マハゼ4匹(11・13・13.5・15.5cm)

 

 

竿:「清滝」2.1m

 

道糸:PE0.6号+フロロ1.5号 ハリス:ナイロン1.0号 ハリ:流線7号 オモリ:ナス2号 エサ:アオイソメ+ベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

 

暖かい日がチラホラとあった東京もそろそろ冬本番となり、北風が強く吹きつける寒さが肌身にしみるシーズンになってきました。

 

こんな寒い日にもハゼ釣りをするというのは一体どういう了見だろう?と自問自答する。

 

いや自問はするが、納得するような答えなんて出てこないんだけど、あえて言わせてもらえば「他にやろうと思うこともないから・・・」というトホホな理由である。

 

 

 

夏場は早朝になると自動的に目覚めていたが、もうこの季節になると早朝とは言えない時間に目が開いたりする。

 

さらに悪いことに、寒いからいつまでも布団の中でイモムシになっているもんだから、ますます起き上がるのに時間がかかる。

 

 

っという訳で、チンタラやっているうちに”朝マズメ狙い”とは言えないハゼ釣行になってるけど、「ど〜せたいして釣れないだろう」と現場に到着する前からあきらめモードである。

今日はいろいろと作戦を練ったつもりだったけれど・・・

本日の現場は「森ヶ崎公園裏」の穴釣り場。

 

本当はいつもの「秘密の花園」に行こうと思っていたんだけど、自転車に乗っていると結構強風が吹いているので行き先変更しました。

 

この強風では秘密の花園では釣りにならないだろう。

 

 

森ヶ崎の釣り場に到着するが、常連の穴師達が5名ほどいた。

さすが!穴師の朝は早い

 

釣れ具合を聞いてみると「サッパリ!」とかなり厳しいようである。

 

夏ハゼ釣りなら「でもなんとかなるっしょ!」とお気楽に考えるんだけど、穴釣りとなるとそうもいかない。

 

基本的にハゼのいる穴に落とすだけだから、その日の釣り場の状況で決まってしまう事が多く、ダメなときは何をやってもダメである。

 

ましてやハゼの穴釣りなんぞをやっている釣り師が下手な釣りをするわけもない。

 

 

「フッ!だめなんだ・・・」っとオッサンはさっさと荷物をまとめて帰り支度をはじめた。

 

っということもなく、せっかく釣り場に来たんだからっと釣りの準備を始める。

 

 

日本人はこの「せっかく・・・」にことのほか弱い。

 

せっかく来たんだから、ちょっと一杯!

 

せっかく買ったんだから、使わないともったいない!

 

せっかく晴れてるんだから、ハゼ釣りしなくちゃ!

 

っと、結果は「やっぱりだめだった!」が予想できたとしてもせっかくの魔力に負けてしまうのである。

 

 

 

今日は風が強いのでオモリはいつもの自作Feオモリ(1号相当の重さ)ではなく、より重量のあるナスオモリの2号をチョイス。

 

ピンポイントで穴を狙うので仕掛けが風に吹かれないようにということと、風の中でも道糸をピンっと張っていられるようにという理由からです。

 

 

さらに今日はハリを流線の7号にしています。

 

言わずもがな大型ハゼを期待してという理由もありますが、もう一つの理由が流線系のハリは”向こうアワセ型のハリ”だと思っているからです。

 

 

人によって考え方は違うけど、いつも使っている袖バリはアワセを入れるとハリ掛かりするのに対して、流線系のハリはチモトの軸とハリ先が一直線になっていて、道糸に対してまっすぐにハリが刺さるように設計されています。

 

つまりス〜っと道糸を上にあげるとハリ掛かりするように出来ています。

 

この形のハリは、ヒラメ釣りとかゆっくりと喰わせて釣る釣りモノによく使われるハリですね。

 

市販のハゼ釣り用として売られているハリも流線系の形をしています。

 

ゆっくり喰わせてからハゼを釣り上げようという意図なのかもしれませんが、オッサンに言わせてもらうと夏ハゼなんてトットと勝負を決めろ!です。

 

 

夏ハゼなら小さなアタリからの電撃フッキングを入れるし、それが夏ハゼ釣りの醍醐味だったりします。

 

しかし、穴釣りとなるとアタリってすぐにアワセを入れてもスッポ抜けることがほとんどです。

 

ちゃんとエサをくわえてないというか、しっかり口を閉じていないというか、すぐにエサを離してしまうのです。

 

 

なので、ゆっくりと喰わせてガッチリエサをくわえた時を見計らってからのアワセとなります。

 

もしくはアタリはあるけどなかなかくわえてこないという時の対策として、ゆ〜っくりとエサを持ち上げて追っかけてきた時にハリ掛かりさせるということをやったりします。

 

というわけでハゼの穴釣りは喰わせ系の釣りになるので、流線バリをチョイスしました。

 

ただ流線バリは軸が太いので、ハリ掛かりが良くないという心配もなきにしもあらず。

ナスオモリ2号と流線7号バリ

 

今日の餌はイソメとホタテのコラボエサを使ってみようと思います。

 

せっかく流線バリを使うのでチモトまでイソメを刺し通して、ハリ先にホタテを引っ掛けました。

 

ホタテをコマセがわりに、イソメで喰わせようという作戦である。

ハゼ釣りにゃ〜贅沢エサだ

センスがないオッサンのハゼ穴釣り

んでやっと釣り開始です。

 

狙っていた桟橋ポイントには先客がいるので、誰も攻めていないポイントに移動する。

 

なるべく小さい穴とか岩と岩のスリットに狙いを定めると、すぐにアタリあり!

 

嫌な予感でアワセると上がってきたのはやっぱりダボハゼ。

アタリの時点でガッカリ・・・

 

ダボハゼいるところにマハゼあり!という希望を持って同じ穴を攻め続けるが上がってくるのはダボばかり。

 

贅沢なコラボエサを使うのがもったいない。

 

結局、その穴ではダボとカニしか釣れなかったのであきらめて次へ。

 

 

風が強いから海面に波がたって見えづらいけど、目をこらしてなるべく目立たない穴を探す。

 

ふと沖気味のスリットが目につき、そこにエサを落とすとすぐにマハゼ特有のアタリが来る。

 

「しめしめ・・・」

 

一発目は掛からなかったけど、次は少々慎重に喰わせてからゆ〜っくりとエサを上げるとガッチリくわえてきた。

 

上がってきたのは良型のマハゼ。

 

作戦通りのアワセで釣れると楽しくなる。

推定16cm。後でちゃんと測ることにする

 

 

常連がこちらを向いて「釣れたの?」と目で聞いてきたので、うなずいてお返事。

 

とびっきり悔しそうな顔がおかしかった。

 

 

思ったよりも早くマハゼが上がったので期待するが、そう甘くもない。

 

アタリがあってもダボだったりカニだったりで、ちっともマハゼアタックが来ない・・・

 

 

たぶんちょっと潮が低くて、ちょうど良さそうな穴にマハゼが居ないか、岩の下に潜ったままで活動していないか・・・

もうちょっと潮が高いほうが良さそう

 

試しにかなり手前の浅い穴にエサを落とすと、マハゼかダボが分からないアタリで上がってきたのが、穴釣りサイズでない小さいマハゼがくっついてきた。

 

ムムム・・・釣れないよりはマシだが微妙である。

 

 

今は上げ潮だけど今日は小潮だからゆっくりとしか潮が動かないので、潮に期待できそうもない。

 

その後も忘れた頃にマハゼが上がってくる程度で、心が折れて納竿。

 

2時間で4匹・・・

11cm。このサイズだとダボハゼと同じアタリでしかない

 

13.5cm

 

13cm

 

15.5cm。本日の一匹目の奴。16cmに足りなかったか

 

わずか4匹の貧果

 

 

ひゃ〜厳しいな〜!

 

わざわざいつもは買わないイソメまで買ってきたのに・・・

 

ちなみに上州屋さんで”半分”のイソメを買ってみたんだけど、中には18匹入ってました。

 

でも全然減ってないし!

 

 

 

なんか穴釣りで爆釣ってないなぁ〜

 

穴釣りの爆釣がどれくらいか分からないけど、いつもほとんど釣れなくて・・・

 

その原因はオッサンの釣行時間ミスだったりするんだろうけど、それも含めてつくづくセンスないなぁ〜と痛感するオッサンなのでした。

 

 

 

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